長良川鉄道 深戸 2025年4月駅に朝が来た。ホームは東西に延びて、背後の山から昇る朝日が次第に光の帯を伸ばしてくる。花の盛りの大樹が目覚る。 いのち短し、恋せよ乙女。 だから輝く。 この桜はいつからここに立っているのか。1928年に鉄道省越美南線の暫定終着駅として開駅とあるから、その時に記念植樹されたと考えるのが自然だろう。ようやくここまでやって来た汽車、おらが駅のモニュメントとして。小さかった苗木...
昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。
1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。
ゆりかもめ 2017年夕陽眩しい大都会の回廊をゆく。これが鉄道かはともかくとして、このポジションはちょっと羨ましい。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
鹿島鉄道 桃浦 1981年落日の霞ケ浦湖畔をゆくのはキハ401形。 国鉄払い下げのキハ04を総括制御化、2両一組で運用は良いが、ありきたりな正面2枚窓に改造してしまうのはその無粋さを嘆いたものだ。いやそれもまた今となっては牧歌的な嘆きではあるが。限りなく透明感のある関東平野の晩秋である。 窓辺の乗客も夕陽のグラデーションに惹かれているのだろうか。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights ...
いすみ鉄道 小谷松 2015年何処にでもありそうな里に、鉄道があったなら。そこにまた物語が生まれるというものだ。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
富山地方鉄道 岩峅寺 2015年冷たい雨は降り続く。立山連峰を望む駅にまもなく厳しい冬がやって来る。名残りに色付く蔦が軒先を飾っていた。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
花輪線 兄畑 2019年米代川が湯瀬の渓谷に差し掛かろうとするところ。ディーゼルの響きも遠ざかれば、風にそよぐ尾花が微かに音を立てるばかりである。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
南部縦貫鉄道 坪川 1984年昔の写真を撮っている時は見るもの皆珍しく、目の前にあるものをただ夢中に撮るのみ、写るものの歴史的な背景などおよそ考えが及ばなかったものだ。小学生の列車通学は過疎に伴う学校統合の産物と簡単に片づけ、間違いではないにせよそれ以上掘り下げることもなかった。雑誌に連載を持つようになり、ファクトチェックの必要もあって沿線の村史など初めて紐解けば、そうだったのかと写真がまた...
日高本線 厚賀 2013年これより北はオホーツクとも呼ばれるから、太平洋の北の果てだろうか。荒れ狂った低気圧が去って、穏やかな夜明けの海が帰ってきた。沖のエメラルドグリーンはやはり太平洋のそれである。もう二度と帰っては来ない、線路を見下ろす朝。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
津軽鉄道 金木 1982年「おいわきやま」の麓はぴんと空気も済んだ秋晴れ。キハ20と22をハイブリッドしたような老兵が単行でやって来た。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
飯山線 蓮 2020年彩満ちた駅に、いつもの通学列車。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
蒲原鉄道 高松 1982年つるべ落としの秋の夕暮れ。最後の光を拾う。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
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長良川鉄道 深戸 2025年4月駅に朝が来た。ホームは東西に延びて、背後の山から昇る朝日が次第に光の帯を伸ばしてくる。花の盛りの大樹が目覚る。 いのち短し、恋せよ乙女。 だから輝く。 この桜はいつからここに立っているのか。1928年に鉄道省越美南線の暫定終着駅として開駅とあるから、その時に記念植樹されたと考えるのが自然だろう。ようやくここまでやって来た汽車、おらが駅のモニュメントとして。小さかった苗木...
長良川鉄道 深戸 2025年4月「キミの鉄道の写真はドキュメンタリーなんだな。 瞬間を生きてる鉄道が写っている。 他ではあまり見ないキミの個性。」と有難い評も頂ければ、我が意が伝わったかと嬉しいところがある。深戸駅の上り方にある駅桜は、その大きさといい、枝振りといい、一本立ちとしては今まで各地で見て来たなかでも確実に五指に入る。郡上八幡以北がほぼ壊滅に近いなかで、そこからさして離れていないこの駅...
長良川鉄道 美並苅安 2025年4月東京辺りでは例年3月末には満開になり、葉桜の入学式に始業式は普通だが、もともと遅いのか、今年は遅れ気味なのか、花の盛りが始まりを告げる。今日最初の乗客が早朝のホームに立つ。多分、本日始業式。 美並苅安Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
長良川鉄道 赤池 2025年4月初夏を思わせる日差しが水面を蒼く染める。日本三大清流にも数えられる長良川。今年は積雪も多かったろう、水源白山の雪解け水は冷たく透き通る。眼前でカヌーが転覆して、濡れた髪から飛沫が散る。逆巻く急流を眼下にして。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
長良川鉄道 大矢 2025年4月咲いてないわと言っても、総延長70km以上、第三セクターでも指折りの長さのこの鉄道、しかも南北に長いとなれば、どこかに花の盛りはあるものだ。本当のピークは一日だけしかないとはよく言われるが、爽やかな青空の下、本日はピークと認定したい。此処に作らなくてもという自転車置き場は無粋と言えば無粋だが、駅まで自家用車送迎が普通の昨今、ガチャガチャ自転車を引き出すのも、いにしえ...
長良川鉄道 自然園前 2025年4月単独行としては実に15ヶ月振りに鉄道を撮る。長良川鉄道は2年前の初夏に名古屋のドラゴンズ観戦がてら顔を出したことがあるが、土地勘も無くいい加減に流した感がある。しかし国鉄時代から歴史を重ねた駅々にある大樹は確かめれば見事な桜の木であり、花の時期になったらさぞやと、沿線要所のフラグ立てはちゃんとやっていた。立てたフラグは回収に行かなければならない。しかし今年の桜...
昨春の大怪我から間もなく一年。セルフ快気祝いに海外でもブチかまそうかと思ったけれど、東南アジアの辺境など、現地の兄ちゃんの原付バイクのケツにぶら下がる覚悟と筋力が必要で、さすがにまだ自重。いやそれでも4月5月はあんまり東京にいません。 日本の何処かを旅しています。 探さないで下さい。大量のストック画像をヤワな車載ノートパソコンに詰め込むのも厳しいし、更新は不定期?生存確認用に現地発信があるかもしれま...
わたらせ渓谷鐡道 大間々 2017年「製版技術者が先入観でピンク色に振ったりする。桜は白いだろ!」と憤る風景写真家がいたが、樹種の問題は別にしても、白だと言われればその方が自然なような気はする。しかし白ならばそれだけ環境光の影響を受け易いということだ。 朝方なら蒼く、夕方なら紅色に。七変化の変わり身もまた、人を惑わせる妖花なのかもしれない。北関東に傾いた春の陽が、最後の光を注いでいる。Copyrig...
筑波鉄道 常陸小田 1982年草枕 旅の憂へを慰もることもありやと 筑波嶺に (万葉集)春爛漫の世の中に合わせて、先日入稿したフォト&エッセイ「旅のたまゆら 1981-1988」も、43年前の春物語。しかし万葉歌人と大分違うのは、そこに近づく程に旅の憂いが深まったことだ。うららかな筑波の麓は、撮りようがなくて四苦八苦がネガの並びに表われていて気の毒な程で、半ば投げやりに居座った小駅の、平凡過ぎる一日。いや、...
ミャンマー マンダレー近郊 2019年ミャンマー中部でM7.7の大地震発生と。中部と言えばこのマンダレー周辺だ。クーデター以降、実質内戦状態の同国ながら、日々を生き抜かなければならない民は逞しく、普段通りの日々を守っていると信じたかったが。同じ地震国ながら、日本とは社会のインフラもセーフティネットも全てが違うのだ。熱中症寸前の風太郎に椅子を出して木陰の休憩を進めてくれたおばさん。 お茶と食事を差し...
小湊鉄道 月崎 2016年アクアライン経由で我が家から小湊鉄道中心部まで車で1時間丁度というお手軽さ故、どうもご近所で撮ってる感があって、遠いところにやって来たという感覚に乏しい。しかし車の免許を持たない地元生活者の目線に立てば、そこには日に数本の鉄道に頼った移動手段しかない。「故郷」という独立した生活のコミュニティはそこに確かに在って、帰る場所でもあれば、出発の場所でもあるはずだ。駅は故郷...
大井川鐡道 家山 2018年欧米の学校で一般的な「秋始まり」に対して、日本の「春始まり」はいずこから根付いたのか、その訳に興味がある。桜花に始動のエネルギーを感じてその時期を特別なものとしたのか、それとも後追いのモニュメントとして、象徴的な植物に人集う場所、学校を、駅を飾らせたのか。新たな始まりは忙しなくもある。軽やかな急ぎ足が改札口に響く。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights re...
因美線 美作滝尾 2022年日の出前。朝露を崩して三脚を据える。 香る春草。一夜にして開花は更に進んだか。通過列車が静寂を破って。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
宗谷本線 雄信内 1987年3月14日付で北海道内において5つの駅が消えた。今更に驚かない出来事になってしまったが、雄信内、抜海と多少なりとも縁のあった駅となれば。雄信内駅については拙著「旅のたまゆら 1981-1988」のなかでも一文をしたためている。38年前の待合室に置かれた「駅ノート」の、故郷を後にした二十歳の地元女性の書き込みについて。「今度帰って来る時まで」と記された駅は無くなってしまった。 宗...
烏山線 小塙 2017年朝靄を切り裂く、レールの響き。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
2025年3月出来ることは写真位だから老いた母の故郷へ。伊豆西海岸、半農半漁の村に早や彼岸桜。母の古いアルバムから。70年以上前の写真に免じて個人情報は勘弁してもらおう。屈託なく笑う少女たちは、今88歳。そして背景の山の形を見て欲しい。校庭の隅で少女の母に出会ったかと。心揺れるのは、人の生涯を越えて残らんとする写真の勝利だろう。春である。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reserved...
わたらせ渓谷鐡道 上神梅 2017年座布団に 早や春来たり 鄙の駅Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
只見線 入広瀬 2019年遅い春が、山の頂まで這い登ってゆく。copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
飯山線 津南 1991年雪深い里にも春の日差し。長靴から革靴に履き替えた駅員の、所作も心なしか軽やかだ。雪崩の危険もあるこの季節、運行は順調だろうか。copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
ミャンマー マダヤ線 オーボー 2019年突然のクーデターから4年。戦力的には圧倒的な国軍に対し、民主派勢力が優勢を取りつつあるとの意外な報も、いよいよ泥沼化が進んできた証ともいえよう。国内難民450万人の推測は国民全体の1割に迫る。貧しくも穏やかに続いた日々。線路の向こうに見えたものは。copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
津軽鉄道 金木 1982年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示・写真集未収録)スカーフは当時の津軽女性の伝統的正装だった。高い秋晴れも、風が冷たさを増してきた晩秋の日。4日間で500人位のご来展者をお迎え出来ているのは嬉しい限り。広島、大阪、GWの新幹線で次々ご来京は、JRから感謝状を貰いたい位だ。 いや有難いことです。前半戦のヤマ場と思われた「作品解説トーク」も無事終了。放言に引...
無事に初日を迎えました。平日にも関わらず100名余りのご来展者をお迎えできたのは上々の滑り出しでありましょう。この趣味界の大御所の皆様も早速のご来展は光栄の至りです。まあ一人二人は現れる「気難し系街の写真家」も、「面白いな、しっかりやれ。」とのお褒めは一番嬉しいかも。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最...
山陰本線 1983年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示・写真集未収録) 「こったら何もねえとこ。」に、何もなくはない今日があるのだろう。4年前の「ミャンマー」の時はスポットライトに加えて蛍光灯の主照明も点灯、全体に明るく見せたけれど、今回、主照明を全て消してスポットライトだけで浮かび上がらせるよう試した。光と翳は、ともすればシャドゥ部分が見づらいかもしれないけれど、その場でよしと...
前の展示の終了・撤去が済む15時半過ぎをもって設営開始。設営のフレームマンさん、事前情報を受けてか、これは異例の3人体制になりましたね。しかし一旦ペースを掴めばそのスピードには舌を巻く。正味2時間半で仕上げた。 毎度風太郎の写真展ではお手間をお掛けしますね。写真はプリントからパネル制作まで全て自前だからこそ、気前のいいスポンサーがおらずともこの規模の展示ができるのだが、自前ではどうにもならんという1枚...
山陰本線 温泉津 1983年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示・写真集未収録)例によって撮影・乗車記録なし。 細かいシチュエーションは忘れた。 多分夜明け前から乗っていた旧客各駅停車。 窓ガラスに雨粒が写っているから、それは物憂げな山陰の雨雲の下を走ってきたのだろう。いつの間にか顔を出した朝日の眩しさに、ボックスシートのうたた寝から目覚めたのかもしれない。温泉津だから撮ったのではな...
五能線 岩館 1982年 (1285mm×870mmで展示予定 写真集未収録)この写真を見て映画「砂の器」に出てくるシーンを思い出すという人がいる。ハンセン病で村を追われた父子が各地を彷徨する10分間のクライマックスシーンは、映画史に残る名場面とも言われるからよく覚えている。 渚を歩く父子のシルエット。 切ないシーンではあるけれど、この国の四季の風土の厳しさ、美しさを凝縮した10分間とも思う。かつて鉄道土木...
設営作業まで残り6日。 展示写真は全て完成。 あとは細かなキャプション類の制作を残すのみで工程進捗率は98%というところ。出来上がったパネルを眺めていると、自画自賛ながらモノクロプリントってきれいだなと改めて思う。何故か今、撮り鉄の世界はカラーにあらずは・・・というよりカラー以外ってあるの?という状況だ。巷に溢れる撮り鉄写真展だが、オンリーモノクロームのアンチテーゼをしっかり見せられれば。ともすれば気...
蒲原鉄道 七谷 1982年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示予定)信越本線加茂から続く平野部が尽きて、山間のサミットにかかる直前に交換駅・七谷はあった。ここで24時間一人きりで、閉塞作業をはじめ駅を守る駅長さんは二交代制だから二人いた。一人はちょっと取っつきづらく、怖い感じがして敬遠していた。当時挨拶もお愛想もおぼつかない子供だったから、それは優しく𠮟ってくれていたのかと今は思...
小湊鉄道 上総大久保 2019年春を愛でる1日が、終わろうとしている。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)オールモノクロ75点展示 (予定)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都庁方面に徒歩5分4月27日(土) 14:00より 会場にて作品解説トーク開催しま...
先日、広田泉さんの追悼展を見がてらOMギャラリーの下見で細部確認。スタッフには4年前の「ミャンマー」から旧知のメンバーもいて、これが結構な「鉄」なのでご期待も併せ話も弾む。本題は新OM-1による「8000万画素ハイレゾデジタイズ」の技術的検証だったのだけれど、それは開発技術者にしか分かりません、という未知の領域もあるようだ。ただフルサイズとの比較においてこれだけは言えると、やおら展示品のレンズを外すのは、「...
深名線 1981年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示予定・写真集未収録)初めての北海道。 風景のスケールに、写真などどう撮っていいかも分からなかった。車窓を流れる景色に、ただ脈絡もなくシャッターを切るばかりだったあの頃。撮れない焦りと同時に、自由な旅をこじ開ける高揚もまた、コマの間に写っているような気がする。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(...
只見線 会津柳津 2018年思わぬ遅れ方の花の便り。ただでさえ遅めの、奥会津の桜はしっかり力を蓄えて来るべき日を待っているのだろうか。花の雲の中を。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)オールモノクロ75点展示 (予定)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都...
津軽鉄道 1984年 (写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 展示予定・写真集未収録)この冬から客車は35系に変わった。しかし機関車にスチーム供給機能が無いのは変わらないから、ダルマストーブは移設され紅い炎を揺らすのだった。長靴と地方紙「東奥日報」はその土地の日常の証し。今観光客しか乗らないストーブ列車は、そんな日々を運んでいた。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5...
因美線 美作滝尾 2022年春の黄昏は、ゆらりゆらりと幕を下ろしてゆく。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)オールモノクロ75点展示 (予定)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都庁方面に徒歩5分4月27日(土) 14:00より 会場にて作品解説トーク開催...
「自家製」A2プリント続々出力中。「たまゆら」の写真展は8年前に新宿ニコンサロンで一度やっている。結果的に2000人からの来展者はお迎えできたわけだし、 「伝説の写真展」とかいまだに讃えてくれる人もいるのだから結果として失敗ではなかったとは思う。 しかし今更こんなことを言うのはご来展者に申し訳ない限りだが。あれは、「プリントが悪かった」 。最大の原因はレタッチの腕の未熟さで、デジタルプリントのごく...
いすみ鉄道 西畑 2019年桜はまだかいな。気まぐれ過ぎる春に世間は半ばパニックですな。今頃はこれで当たり前だったのですが。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)オールモノクロ76点展示 (予定)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都庁方面に徒歩5分4月27...
プリントはほぼ8割方完成した。 しかし大仕事、スチレンボード貼り作業が残っている。専門業者の加工が素晴らしい事は分かっているが、途方もない金額になることは必至、ここはコストと仕上がりをバランスさせるべく、汗を絞るしかないのだが・・・。パネル貼りはもうミャンマー写真展で慣れているとはいえ全く気の抜けない作業で、それをなんとか突破したとしても「切り出し加工」がまた難関。切り口のケバを最小限に抑えるには...
わたらせ渓谷鐡道 上神梅 2017年農の季節が動き出す。 傍らの桜が合図であったかのように。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都庁方面に徒歩5分4月27日(土) 14:00より 会場にて作品解説トーク開催します。(予約...
高千穂線 1988年 写真展「旅のたまゆら 1981-1988」 展示予定梅雨明け十日。 南九州の強烈な夏の日射しが窓辺に降り注ぐ。写真展 「旅のたまゆら 1981-1988」 2024年4月25日(木)~5月13日(月) ※ 4月30日(火)~5月8日(木) 休館10:00~18:00 (最終日15:00まで)OM SYSTEM GALLERY (旧オリンパスギャラリー東京)新宿西口より都庁方面に徒歩5分4月27日(土) 14:00より 作品解...
ミャンマー マダヤ線 2019年これぞ大量輸送機関。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...