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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 長良川鉄道にやって来ました。② スプラッシュ

    長良川鉄道 赤池 2023年5月この場所のスプラッシュショットは珍しくも無いが、挨拶代わりに。しかし清流自慢の長良川、これが晴れたトップライトだったなら川底まで透き通ったろうにと、曇天が恨めしい。間もなく鮎釣りも解禁、ここにも釣り竿が立つのだろうか。それにしてはちょっと怖い急流だなと、川なかの石の上にちんと収まりつつ思う。沿線随所に立っていて、気になる謎の看板。さては妙齢の女性が目立つところ...

  • 長良川鉄道にやって来ました。① 初見参

    長良川鉄道 自然園前 2023年5月長良川鉄道にやって来ました。国鉄時代を含めて未見。第三セクターのご多聞に漏れず、車体側面はラッピングのチンドン屋ながら、正面がちに撮ればどうとか四苦八苦しながら、正味1.5日の極短期決戦。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村間もなく彼の国に雨季がやって来る。 ひとたびスコールが来れば市場さえ川のようになる様を見れば、履物としてサンダルが...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 高精細印刷 VS オールドレンズ

    写真集なら当たり前のところもあるが、「高精細印刷」だ。印刷は紙に打ち込んだインクの網点で出来上がっているが、高精細印刷は通常印刷の2倍以上の密度で網点を打ち込んでいる。高精細対応の為、元データは16bit原寸350dpiの解像力を求められており、見開き用なら1枚の写真が300MB以上、ヤワなパソコンなら一発でフリーズする巨大データになる。 実際風太郎の古いパソコンが途中でぶっ飛んで、冷や汗をかいたものだ。最終的に8bi...

  • 暮れる大村湾

    大村線 千綿 2017年沈む太陽とジャストオンタイムな通過は計算通りながら、そこに防波堤。もっと下ればいいのか。 そもそも5月も半ばの棚田に水が入っていないのが計算外。勝手分からぬ九州に、リベンジに行きたいなあ。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村間もなく彼の国に雨季がやって来る。 ひとたびスコールが来れば市場さえ川のようになる様を見れば、履物としてサンダルが常用される...

  • 夏も近づく

    いすみ鉄道 西畑 2019年線路を覆う緑のカーテンを透かして、もう夏の陽が覗くのだった。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村間もなく彼の国に雨季がやって来る。 ひとたびスコールが来れば市場さえ川のようになる様を見れば、履物としてサンダルが常用される理由が分かったものだ。インパール作戦は、雨季に入る前に終わるはずの甘過ぎる見通しが泥沼の悲劇を呼んだ。戦場の在り様は今も変わ...

  • グラデーション

    小湊鉄道 上総川間 2017年水面の映り込みは、理論的に偏光が除去されているので実景より鮮やかと聞くが。風が止まったグラデーションを愛でる、列車待ち。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村間もなく彼の国に雨季がやって来る。 ひとたびスコールが来れば市場さえ川のようになる様を見れば、履物としてサンダルが常用される理由が分かったものだ。インパール作戦は、雨季に入る前に終わるは...

  • 春を謳う

    わたらせ渓谷鐡道 上神梅 2015年花木には疎いけれど、春を謳うはヤマボウシかな。乾いた木枯らしに震えた上州の里にも、たおやかな春。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村間もなく彼の国に雨季がやって来る。 ひとたびスコールが来れば市場さえ川のようになる様を見れば、履物としてサンダルが常用される理由が分かったものだ。インパール作戦は、雨季に入る前に終わるはずの甘過ぎる見通し...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 ダブルトーン

    本書は「ダブルトーン印刷」を採用している。モノクロ写真の印刷というのは、端的にいえば黒インクの一版があればすべてを表現できる理屈なのだが、グレー濃度(ハーフトーン)の連なりについては、網点の密度の違いだけで表現することになり、スカスカというか、どうにも軽いグラデーションになりかねない。ダブルトーン印刷とは、「黒の版」に「グレーの版」を重ねることにより、ハーフトーン部分をグレー版に担当させ、グラデー...

  • 飯山線花暦 その10 夕べ

    飯山線 西大滝 2023年4月「秋は夕ぐれ」とは枕草子だが、それから200年後の新古今和歌集で、「夕べの情趣は秋に限るなど、どうして思うか。 こんなに素晴らしい春の夕べがあるのも知らないで。」という趣旨の和歌が詠まれているそうで、どうみても意識しているように思うから、メディアを使ったツッコミやマウント取りは、いにしえの時代からあったかと面白い。それだけ甲乙つけ難い四季の叙情に、この国は恵まれてき...

  • 飯山線花暦 その9 千曲の畔の春祭り②

    飯山線 上境 2023年4月「いやあ綺麗綺麗、撮らせて下さーい。」と、畑のおばあちゃんに。「今年は春が早過ぎ。びっくりしたあ。」と。雪が早く消えるのは喜ばしい事かと思えば、遅い春を前提に育てている作物は、それが早過ぎるとダメなんだそうだ。出来が悪いと見た大根を掘り出しては捨てに行くのを見れば、自然を相手にすることの難しさを改めて思う。千曲の畔でそれでも繰り返される、生活の日々の傍らをゆく。©...

  • 飯山線花暦 その8 千曲の畔の春祭り①

    飯山線 上境 2023年4月上境~戸狩野沢温泉間はこれまでノーマークだった。いや雪の季節とかに千曲川を挟み、四苦八苦しながら試したことはあるが、数軒の農家が寒々しく河畔に並ぶばかりで、どうもピンと来ないところがあった。ところがフロントガラスに飛び込んできたのは、「今でしょ」と言わんばかりの線路際。冬に耐えたこの地にやって来た、春を愛でる祭りなんだろうな。 上境© 2011 風太郎のPな日々 All ...

  • 飯山線花暦 その7 蓮駅の朝

    飯山線 蓮 2023年4月蓮の駅桜は何度見ても惚れ惚れする。ホーム脇ばかりでなく眼前の田畑にも植えられた、しだれ桜や花桃なども含め、演出臭いほど出来過ぎた景色になっている。信心に薄い風太郎も道中安全祈願も兼ね、永国寺の墓所に手を合わせてから撮っている。無人の小駅の割に乗降が多いのもまた良し。 飛んで火に入ると言ってはなんだが彼らからも丸見えで、墓石にへばり付いた酔狂な親父が居るわと思われてい...

  • 飯山線花暦 その6 逆から見よ

    飯山線 西大滝 2023年4月「森山大道の言葉」を読んでいて膝をポンと打つのは、「商店街を撮るなら必ず往復すること。逆に歩けば光線が変わる。全く新しい風景が見える。」という趣旨。商店街ならぬ線路際でも同じことだ。風太郎は此処と立てたロケハンフラグを回収に行くときも、必ずその場所を一旦通り過ぎて、東西もしくは南北に往復する。西大滝ダム脇の桜並木は、長野県内でも有数の名所に数えられているようで、...

  • 飯山線花暦 その5 虫生集落の春

    野沢温泉村 虫生集落 2023年4月七ケ巻と並んで、千曲川右岸の大きな集落のひとつ、虫生集落。最寄りの上桑名川駅は対岸だから、ここにも千曲川で最後まで残った「虫生の渡し」があった。集落入り口の「地蔵堂」の桜が呼ぶ、春の盛り。 穏やかに眠ったような里にあって、シートを倒した昼寝もまた佳し。 いい気分だ。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ミャンマー北西部ザガインの大地に伸...

  • 飯山線花暦 その4 花の里

    飯山線 蓮 2023年4月雪里にやって来るのは、ひときわたおやかな春。 西大滝( 写真展漫遊録 )今年の土門拳賞「満州国の近代建築遺産」の受賞展を見に行く。かつての「満州国」に20回以上渡り、写した建物は400を数える執念の記録である。いや既に100年近くが経とうとしている現代に、雄大な建物が無数に生き残り、それをいまだ使い続ける中国人の合理性(作者)にまず驚くべきだろう。 その壮麗さは丸の内や銀...

  • 飯山線花暦 その3 サミットの朝

    飯山線 替佐 2023年4月煙の名所としてC56の時代に散々撮られたはずの替佐~蓮間。古い写真を頼りに、何処で撮っているのか見極めようと実風景と見比べても、どうも釈然としないのは、この半世紀に田園地帯でさえ大きく変貌したということだろうか。まあでも、多分此処だろう。 そもそも往時は今立つ道路が無かったのかもしれないが。替佐を出た通勤通学列車が、サミットに向け勾配緩和曲線をくねりながら登ってゆく。...

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