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  • 自作詩・相対的

     大きい人、小さい人   世界は相対的で   一人では成立しない存在。   そこから愛が生まれ   やっぱり、世界は平和なんだと   でも、戦争は続いていく。…

  • 自作詩・言葉の無秩序(けっして終わりのない詩)

     (けっして終わりのない詩) 秩序のない言葉たちの集積地 それは意味のない世界の――   愛していることのさながらに 闇は跋扈する。 「さあ、歩きだそう」 言…

  • 自作詩・私は自殺せねばならない

     私に親はいない 私は私として生まれてきた。    私はいずれ自殺せねばならない。 診断が下っていた。 生まれた時に、それは下った。    あのバカも、あのバ…

  • 自作詩・言葉の無秩序(終わりのない詩)

      (終わりのない詩) 秩序のない言葉たちの集積地 それは意味のない世界の――    愛していることのさながらに 闇は跋扈する。  「さあ、歩きだそう」 言葉…

  • 自作詩・眠るにはあまりに幸せな夜

     眠るにはあまりに幸せな夜。   私は枕に頭を横たえる。   「この時間が永遠に続きますように」   と、   祈りながら、   でも、それが叶わないことを知…

  • つぶやき

     もし、明日  誰もいない  世界が待っていても  私は、怯えない   

  • 俳句・初春

     春初め   まだよく鳴けぬ   ホーホキャキョキョキョ   

  • 自作詩・とても静かな一日

    それは、とても静かな一日――    原発が致命的な事故を起こし、人類の滅亡が決まった日。    でも、滅びるにはまだ時間がある。そんな一日。    それは…

  • 俳句・初春

    寒空に   初鳴き響く   ホーホケキョ

  • 俳句・春到来

     ホーホケキョ    初鳴き聞こゆ    春の風     

  • 自作詩・死の前で

     怯えている。   死の怯えの前に 何もできない自分がいる。   ただ、呆然と立ち尽くすだけの 自分がいる。      

  • 自作詩・あなたの愛

     もし、本当にあなたが   わたしを愛していると言うのなら   わたしというその愛を   あなたのために使ってください。        

  • 短詩・美しさ

     美しさはいつだって    寂しさの中にある。    「君もそう思わないかい?」     

  • 自作詩・もっと

    たくさんたくさん苦しんで それでも月数万円しかもらえなくて だから、もっと、もっと苦しんで やっと生活をして もっと、もっと、もっと苦しんで 欲しいものを買っ…

  • 自作詩・生き残ってしまった者

     死にたくて、死にたくて、  でも、死ねなくて、  なんて惨めなんだろうと  一人、狭い部屋の片隅で淀んでいく     そんな絶望を生き残ってしまった者は  …

  • 自作短詩・競争社会

      眠ればいい      私は自由なのだから      眠ればいい           

  • 自作詩・ちょっとした一日

     ある晴れた日の午後    彼女は自宅のマンションのベランダから    飛び降りた。      その日、近くの公園では    生命たちが、春の生きる喜びに歌い…

  • 自作詩・カラフル

     あの美しい青にも放射能は降り注いだ。   あの美しい緑にも放射能は降り注いだ。   あの美しい赤にも、あの美しい黄色にも   あの美しい黒にも、あの美しい白…

  • 自作詩・自衛

     わたしは今日、七時間寝たので無事です。     誰にも会わなかったので、心も守りました。     会社に行くと自尊心が死にます。     学校には通わされて…

  • 自作詩・死体

     早朝、猫が死んでいた。   その丸い茶トラの毛に覆われた体から透明な体液が、アスファルトの道路の僅かな傾斜に沿って流れ出ている。   血は出ていない。   …

  • 自作詩・おんぼろな私の心

     ちょっとおんぼろな私の心    故障ばかりして、止まってばかりだけど    まだまだ走るよなんて、だましだまし走っていたら    本当に傷ついてばかりで、パ…

  • 自作詩・昼下がり

     例えば、あなたのすべてを知っていたとして     それでもやっぱり好きだとして     それってやっぱりいいことなんだよねって     確認する私のその仕草…

  • 自作詩・許し

     もし、わたしが私を許してくれるなら     私は渾身の力を込めて     この大地に踏ん張り     ありとあらゆる生命の幸せを願うだろう      

  • 自作詩・夜の沈黙

     あとどれだけの屈辱を過ごしたら幸せになれるのだろう         夜の沈黙・・         風は冷たく心地いい         遠く台風は温帯低気圧に…

  • 自作詩・ふざけんな

    不幸過ぎて、もう今生の幸せは諦めて悟りの境地を目指し始めている。どうよ。この現実。最低過ぎて、反吐も出ねぇ。あれだけの原発事故を起こした電力会社は政府の補助金…

  • 自作詩・色々

     例えば、世界が真っ白かったとして    でも、私はみんなと同じように白くはなれなくて    でも、だからといって、きれいな色で輝くこともできないし    い…

  • 自作詩・嫌いな私

     私は私が嫌い   だって醜いんだもの   自己肯定感が許せない。   そんなの私じゃない。   否定こそが私だわ。   卑屈に生きてこそ私。   醜いってこ…

  • 自作詩・そんな日の夜に

     誰も気にしちゃいないさ  僕は死にたいだけなんだ  寂しいからね。  どうでもいいことさ  人間みんな死ぬ  いつかはね  明日は雨  明後日も雨  明々後…

  • 自作詩・彼女の愛

     僕たちは愛し合っていた。   僕の愛は確かで   彼女の愛も確かだった。   でも・・   でも、彼女の愛が不安だった・・。      愛されるはずのない僕…

  • 短詩・お昼は柿の種

     お昼は柿の種。    案外幸せ    不安はない    ざまあみろ、資本主義    

  • 自作詩・許されざる痛み

     私は痛みの中にいる   誰も許してくれない痛み   私も許さない   自分を許さない      私は人を傷つけた    深く傷つけた      だから、私は…

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ハンドル名
田中一服さん
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私的詩的世界
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