青春は金魚鉢 僕たちの生きていた場所 水の中に差し込んだ 黄色く滲んだ微かな光に 幸せを感じていた 君が膨らませた頬に指を押し当てた 僕を見つめた君の瞳が微笑む 滑ってばかりの冗談で僕を笑わせる 君が急に僕の手を取り走り出す いつまでも自由に いつまでも気儘で そんな淡い夢のような世界を 時間は決して見逃してくれない いつしか覚めなければならない 「人生」という言葉では計れない 青春は金魚鉢 いつしか孤独で いつしか喪失な 僕たちが再び出会うことはもう無いだろうと あの日の桜に失くした「ときめき」も「期待」も 偽りのない「諦め」に従順だった少なくともあの時 そう思い込もうとしていた 今 君は涙…
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