武道、ダンス、人生、日常、人間関係、人の能力他について、武道家の視点で綴っている。
日本伝統武道から発掘した日野身体理論。その身体理論がヨーロッパの多くのダンスカンパニーの支持を受け、毎年数回フランスやドイツを中心に指導に行く。同時に武道の要素の指導も行っており、こちらもヨーロッパを中心に広がっている。最近は、武道のみならず、日本のダンサーのレベルアップを目的としたWSを日本全国で展開中。2011年は自主公演も制作。
そうか、大晦日か。今年はどうだったかな?と、思い出したように振り返っても、さほど何も出て来ない。収穫?身体操作、そうだ、身体と意識の関係は間違いなく深化した。自意識が動きに余…
「武禅」や「明鏡塾」の感想やレポートが届く。自分自身の内面に気付いている人の感想を読むと嬉しくなる。逆に、上っ面なこと、方法に囚われている事を書いているのを読むと寂しくなる。…
今週は、2回も熊野から大阪へ車で行っている。軽だと3時間がベストだ。「大阪・明鏡塾」6期は、予想以上の内容になった。それは、再受講の方々の成長が著しいからだ。懇親会でもワークの話…
大阪明鏡塾6期も始まった。「この年末の忙しい時に」だ。新しい人も交じり、熱い時間を過ごせた。もちろん、新しい人達は、初めてのワークに目を白黒させていたが、先輩達の誘導が良くて、…
「ゆっくりと」が稽古する順序だ。これは古い人程守っている。それは、年数が長い分、「ゆっくり」の重要性を身体で知っているからだ。しかし、難しいのは「ゆっくり」を出来ない人がいる…
熊野は冷たい、寒いではなく冷たい!道場も何もかもが冷え切っている。ここ10年は「誰がこんなところに道場を建てたんや」と、冬になると炬燵の中からわめいている。大体が寒さに弱いから…
今週は「大阪・明鏡塾」6期の開始だ。東京とは違って、新しい人が入る。新しい人が入ると再受講の人の刺激になるから双方にとって都合が良い。再受講組が苦労をして探求したことを、さっと…
冬至だ。ここから春の兆しを体感する用意だ。昨日から「東京・明鏡塾」11期が始まった。年末ということコロナということ、それぞれの生活のタイミング等が重なって、過去最少の人数だった…
「日野さんのドラム演奏の動画を使っても良いですか?」「良いですよ、いくらでも」との電話は、来年1月15日に放映されるNHKプレミアム「BSプレミアム」レギュラー番組への道「明鏡止水〜…
今年は残すところ2週間を切ってしまった。後半に入り、新しく発見することが多々ある。そんな時、「これを40年前に気付いていたら」と馬鹿な事を思う。40年前には、現在の私が出来上がって…
ニュースで知った。小学生の頃からお父さんに連れられ、熊野の道場に通って来たレスリングの高田煕(ヒカル)君、2019年には高校生ながら全日本2位になっていた。そして、今日大学生で臨む…
先日、空手部の試合の為に上京していた先生と久しぶりに稽古をした。終了後、ミニ飲み会で、私の常識を覆す考え方の話になった。その事で、ふと思い出した話がある。私の天邪鬼な性格を後…
人類が初めて二足歩行になり、道具を使ったのは石とか木切れだ。それは、食べる為と身を護る為だ。そこを考えると、やはり道具を使うということは大事だと思う。武道の稽古で刀や棒を使う…
土曜日の忘年会は深夜1時になった。道場での忘年会は、気兼ねなくやれるのが良い。今年は、コロナの影響もあり、ごく少人数だった。電車の時間もあり、それを目安に解散だが、最後は3人で…
「人を羨んだ記憶が無い」と妻との会話。小学生時代の遠足のお弁当は、前田のランチクラッカー1本だけだ。それは、祖母が作ってくれないからではない。リュックが重たいのが嫌だったから、…
ワークショップであれ、講演であれ、とにかく、私が何かをやる時、ドラムの公演でも最初に「何か質問!」と呼びかける。阿吽の呼吸を確かめたくて呼びかけるのだが、稀にしかそこに乗って…
ギックリ腰をする事で得た教訓は、「絶対に止まるな」だ。ドラムの時も、そのまま仕事を続けたし、身体を駆使しなければならないような動きを要求される舞台でも穴を空けた事がない。それ…
最終日、飛び入りで受講したみゆきさん。そのみゆきさんの、ワークショップレポートです。知っている人は、多分目に浮かぶと思います。具体的に何を体感しているのか。秀逸のレポートです…
20代に入った直後、いわゆるギックリ腰になった事があった。丁度今頃だったと思う。有名なラテンコーラスバンドに所属していた。この時期クリスマスの催しが多く、そんなイベントの目玉と…
今回のワークショップに、驚くほど感性の鋭い20代の若者が受講していた。何でもパーソナルトレーナーらしい。胸骨操作も出来るし、その後の肘との関係も教えると直ぐにやれるから驚いたの…
昨年チラッと収録の話を書いたが、それがようやく解禁になりました。「BSプレミアム」レギュラー番組への道「明鏡止水〜武のKAMIWAZA〜」�@(2021年1月8日金曜23時15分から23時44分)・�A…
懇親会は早い目に終わった。常連の一人が「二次会は無いのですか?」と言うが、全体がその雰囲気ではないので止め。目に見えないコロナの影響が、密度の薄さに現れているのだろう。言葉は…
年内のワークショップは今日で終わりだ。昨日は、面白い質問があった。「日野さんは、『感じる』ことが、生活や人生で活かせているのですか、また、どう活かせば良いのでしょうか」と、30…
今時風の言葉に「楽しいかった」というような「楽しい」があり、若い人がその言葉を口にするとどうも引っかかる。というのは、「楽しい」を発するような記憶がないからだ。「良かった」と…
「触れる」は、「明鏡塾」でも「武道」でも共通する。そしてそれは深い意味を持つものだから、ダンスや演劇などの「表現」とも共通させる事が出来るものだ。そして「相手の流れに乗る」も…
「武禅一の行」の感想を読んでいると、それこそ、こころと行動、思考と行動が伴っていない事が読めてくる。当人にとっては、それらは一致している、あるいは、少しのずれがあるだけで、「…
「呑み込みが早い」という書き方をしたが、確かにそうなのだが、では「呑み込みが早い」と「遅い」には、どんな違いがあるのか?また、呑み込み以前に、いくらやっても「出来ない」人とは…
師走だ。コロナに1年振り回されて、そんな季節感もピンと来ない。人生は何が起こるか分からないのだが、世界が脆弱だということが露呈した1年だとも言える。10数年前、一番弟子の遺伝子の…
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