薄つすらと戸倉の夜明け山法師 月曜は尾瀬を歩いて、火曜は至仏山へ登ってきました。 山野草訪ねて尾瀬の夏旺ん鳥声に導かれゆく登山道清流の音を跨ぎて登山道叢に今…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
冬紅葉波の形の水陽炎 井之頭公園を散歩してきました。今日は抜群の天気ですね。 胸中に棲めるふるさと冬の雷くつきりと富士望む日の蜜柑かなマニキュアや冬服上下黒…
曇天でこそぞの桜紅葉かな 今日は、外を歩いていると汗ばむようでした。 雲割れて冬日一筋三筋かな楽器負ひステップでくる冬日向もののけのごとく垂れて枯木かな駅前…
入口の掃除小僧や白椿 殿が谷戸の紅葉も良くなってきましたが、これからです。 延暦を記す大石碑石蕗の花本堂が支ふる空や冬紅葉花八手匍ひゆくものの黒かりぬ青空を…
むかし道歩いてきました。(写真は羽黒三田神社横のコウヤボウキ)
渓流の誰も採らざる蜜柑かな 今日は、奥多摩のむかし道を歩いてきました。 一本の紅葉を捉へたる日の斑廃屋の前の紅葉の殊更に青々と湖で途切れる紅葉山青空の押し寄…
今の時期歩きたくなるのが奥多摩むかし道である。この道は旧青梅街道で氷川から小河内に達する道である。小河内の先は小菅から大菩薩峠を越える甲府裏街道である。小河…
寒雷や尾根で分かれる町境 今日は、マンションの総会があり、午前中潰れました。冬鴎路地に稲荷を祀る街壁当ての音の途切れて帰り花湧水が庭の渓流ふくと汁残存湖日々…
一雨に桜紅葉の錆びつきぬ 午前中に雨が上がったので、少し散歩してきました。 冬の雨あがり雲間に多摩の山山茶花の畑の屏風なりしかとたちまちに冬ざれとなる空地か…
過ぎし日はみな夢の中日向ぼこ 今日は、寒くて外へは一歩も出ておりません。 句作する通勤電車咳ひとつレマン湖てふつと口にでて息白し遠峰まで見える冬の日通せんぼ…
晴天や北風雲を寄せ付けず 北風が吹きましたが、一日中良い天気でした。 青空に紅葉の葉音しきりなり風吹けばひかりとなれる紅葉かな走り去る落葉に果のなきごとく大…
藁細工見様見真似も板につき 今日は曇天、散歩する気もなく家に居ります。 富士山を望む社や冬雲雀旧街道向きし社殿や返り花冬の蚊の吾が耳元で囁きぬ庭園で頂く白湯…
知らぬ内肩に力や冬初め 昭和記念公園を散歩してきましたが、日本庭園は今が盛りです。銀杏並木は、もう少しです。 蔦紅葉のぼる立体駐車場子供らが落葉で描くハート…
桜紅葉煉瓦造りの並ぶ街 里の紅葉も随分と進んできました。もうすぐですね。 北風や線路は車輌通す道銅像の馬の嘶き冬紅葉バスを待ち並ぶ人々木の葉雨水木紅葉スナッ…
寄り添へる二人の影や浜千鳥 今日は、雨のち曇りです。随分と霞がかかっております。 城山に古井戸の跡木の葉雨まづ一献女将が注げるおでん酒北風に丸見えとなるおで…
古書店の路地も書棚や神渡し 今日は、神保町に吟行でした。カレー屋とラーメン屋が多い街ですね。 着ぶくれて出物をあさる古本街古書店の歩道まで本冬ぬくし綿虫や書…
それぞれの行方へ向きぬ吊舟草 今日は、高尾山から城山へ行ってきました。 廃屋の角にもありぬ実南天日の差さぬところ明るく秋海棠ロープウェー軌道を冬日零れくる渓…
おとといに調子を崩して、昨日は何ともなく御岳渓谷を散策したが、今日も自制するつもりだったが、天気があまりにも良くて、城山の竜胆を見に行きたくなって、朝食の後…
二階建て車輌の殊に紅葉濃し 御岳の玉川屋で蕎麦を頂き、御岳渓谷を沢井駅まで散歩してきました。 街路樹の桜紅葉のつぶらなる紅葉分け石走りゆく流れかな黒梁や玻璃…
冬の雨止みて山並み立ちにけり 午前中歩きましたが、汗ばむほどでした。 皮剥がすやうに青空冬日和冬の雲とけて富士山見ゆるまで冬鳥の鋭き声や雨上がり冬鳥の空ゆく…
杣道に錆びゆく鎖霜の花 今日も寒いですね。バタバタしてたら遅くなりました。 本音聞く前の建前囲炉裏酒忘れたることも忘れて懐手人の名でひろがる話題寒卵涙ぐむ話…
落葉掃くリスルホールといふところ 良い天気ですが、寒いです。 白雲のもこもこもこと冬に入る公園は街の近道冬菫枯芙蓉なほ天界を照らしをり枯芙蓉静寂を丸く包みを…
逆光の一葉一葉の照紅葉 天気は良い天気ですが、北風が吹いて、流石は立冬です。 冬に入る風に転がるもの多し冬青空麒麟の首にある模様白石を敷き詰めてゐる冬薔薇門…
冬に入るステップ踏みて小学生 午前中は昭和記念公園、午後は眼科で、瞳孔が開いて見え難いこと。 それぞれの時間座席に蔦紅葉北風や人のぬくみのなくてなほ一日と言…
初冬の空をひろげて長屋門 古里駅から大塚山と御岳山へ行ってきました。 冬の雲押し寄せてくる長屋門杉木立背にして菊の鉢置ける南天や丹三郎の名主門木漏れ日へ誘は…
友と近場の山へ行こうとの話になって。それでは古里駅から大塚山へ登って御岳山へという話になった。古里駅を 八時三十六分に下車して準備をして出発をする。駅の前に…
端島への船揺れ止まぬ野分風 長崎の三日目は、軍艦島へ船の旅でした。雨なので上陸が出来ませんでした。 秋雨に荒ぶる海や軍艦島秋黴雨救命胴衣説明中秋の潮分けて端…
エスカレーター分ける秋空平和の碑 長崎吟行二日目の句です。 秋草の階段長き平和公園秋草を分けて市電の旅続く薄紅葉平和公園碑の多し水を突く秋の噴水怒るかに碑に…
雲仙の稜線長し鰯雲 昨日まで、三日間天塚俳句会の長崎吟行してきました。初日は、長崎市内赤寺の辺りでした。 秋深き海光延べて大村湾牛の背のごとき雲仙豊の秋オラ…
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薄つすらと戸倉の夜明け山法師 月曜は尾瀬を歩いて、火曜は至仏山へ登ってきました。 山野草訪ねて尾瀬の夏旺ん鳥声に導かれゆく登山道清流の音を跨ぎて登山道叢に今…
尾瀬ヶ原毎年、尾瀬は訪ねたくなるようなところで、今年も日光黄菅が満開となる前に訪ねたいと思い。 昨年一緒に行った友を誘ったら日程が、30日1日と合ったので計画…
黒百合や越のしらやまゆく白衣 明日明後日、尾瀬に行ってきます。帰りましたらまた、よろしくお願いします。 黒百合や海山の神おはします黒百合や佐々成政が越えし山…
稜線を見せる連山梅雨明ける 梅雨が明けたような天気ですね。 じやれ歩く大人二人の夏帽子夏日傘ドレス姿の乙女達子供らもリュックを背負ひ夏の苑白南風や湖畔のデッ…
尾根峠駆け抜けし武士さるをがせ 関西が梅雨明けとは驚きです。 山道に血洗池やさるをがせ開拓の歴史を知るやさるをがせさるをがせ尾根に登れば見ゆ高嶺ため池を女神…
霊峰に行場幾つか岩煙草 雨も早々に止み、蒸し暑くなりました。 滝行の素肌を包む白衣かな尾根道が元の街道駒つなぎ駒つなぎ旧街道に馬頭尊駒つなぎ東海道中膝栗毛駒…
ひと群の草原をゆく虎尾草 今日は、不安定な天気でした。 虎尾草尾を水平に風の中虎尾草草原低く走る雲しなやかな獣の背中虎尾草集落の名のみ残りぬ鴨足草山巓に御師…
木苺をひと摘みして峰の道 今日は、天気が今一なので、じっとしております。 木苺や雲を走らすほどの風木苺や巖に鎖と鉄梯子木苺や稜線空に途絶えをり木苺や林道へゆ…
木天蓼の今日は高尾山を歩いてきました。 高尾山を歩いてきました。 木天蓼の葉裏葉表見せる風山霧の消ゆ木天蓼の葉を残し青春のときめきよ木天蓼の花通ひ路を灯す定…
高尾山高尾山の情報を調べていたら、キバナノショウキランが咲いているというので、行って見ることにした。友人に声を掛けたら同行するとのことで、高尾山口駅で九時に…
空きあればすぐに座りぬ冷房車 今日は、昭和記念公園で合歓の花を見ました。 夏帽子お揃ひなりぬ老夫婦街路樹が抱く橡の実峰遥か叢に狐のやうに百合開く色褪せず立ち…
マンションの広きベランダ夏燕 散歩していると水物を完全に一本は飲みますね。 微かなる風にも戦ぐ未央柳紫陽花を肩に掃除小僧かな 南天の花や藤堂石材店恐竜の動き…
炎昼の街角に居る人力車 今日は、昼から会合があり、夜に帰ってきて、やっつけ仕事ですみませんが、掲載します。 人垣の浴衣姿に風生まれ寄り添える人影ふたつ暑がり…
稜線を一筆とせる夏霞 今日は、築地に検査結果を年に一度のことですが、聞きに行って、何事もなかったのですが、半日は潰れました。 夏旺ん鎖のやうなネックレス杖の…
夏雲を峰に湧かせてモノレール 高幡不動の紫陽花を見てきましたが、暑いせいでしょうか。例年に比べて、山紫陽花の出来が今一です。 見知りたる稜線のみな夏霞富士の…
夏空と四囲の木立や湖の面 流石に、昭和記念公園も人が少なかったです。 枝々の葉を戦がせて夏鶯草原の遠くをひとり夏帽子日の斑揺れ緑蔭風の来るところ静謐は水面に…
栗の花巨象の群の居るやうな 今日は、コアジサイを見に大塚山に登ってきました。 奥多摩の山肌埋めて栗の花奥多摩の車窓を埋めてゐる青葉青葉はも獣のごとく動きをり…
山のコアジサイを見たいと思って計画した、むかしの話だが、 林床一体が見事なようにコアジサイで覆われて、風が吹けば全体が靡いて、おとぎの国に居るかのような、と…
梅雨の日の落ち来る雲の行方かな 午前中に雨が上がりましたが、晴れ間が出てきました。明日より猛暑でしょうか。 様々な塔立つ街や梅雨曇り岩苔の青き息吹や梅雨湿り…
地平線手前に寄せて梅雨曇 今日は、午後から雨になりました。 人に似る高架鉄塔梅雨曇ががんぼや無意識に脚組んでをり曇天の雲の高さや夏つばめ空映しなほ青々と植田…
空無窮湖畔に並べ蓮の花 昭和記念公園の蓮の花を見てきました。 蓮の花ここを浄土と開きけり蓮の花この世の色と思はれぬくつきりと仏心の蓮の花蓮散りぬ地上にとけて…
大岩に梵音無窮小葉擬宝珠 暑い一日です。たっぷりと汗かきました。 小葉擬宝珠時の流れに揺れてをり額紫陽花彫りを深むる茶筅塚歩道へと散り重なりぬ凌霄花青葡萄住…
草いきれ背丈の違ひをる双子 午前中に散歩してゐたら、降ってきました。今は雨が上がっているようです。 薔薇咲かせピアノ会社のショールーム斎場の並びをる街山法師…
森を過ぐあずさの車輌竹煮草 今日は、景信山へ行ってきました。昼過ぎに小降りですが雨となりました。 林道へ熟れたる梅の転がり来マタタビの葉が吾を呼ぶ山の道新し…
山梨の山へ行きたかったのだが、天気予報は午後から雨となっているので断念して、木下沢の一部の改修工事が終わったようなので、木下沢からの大好きな林道を歩くことに…
梅雨空に多摩の横山広がれる 時折晴間も見えて、暖かい日です。 足運びスローモーション田植ゑせり三人の向きを同じく田植ゑせり国道を挟みてをりし植田かな酒米の幟…
筆塚が受ける木漏れ日花擬宝珠 水を補給しながら歩かないと、熱中症になるレベルですね。 方丈の小径に咲ける白紫陽花本館の横に別館凌霄花方丈の小径緑蔭なりにけり…
木陰あるところ伝ひて梅雨晴間 午前中散歩しましたが、流石は汗だくとなります。 叢の空を灯して百合の花百合の花ピーターパンのをりし森そばかすもチャームポイント…
肩に背にのしかかりくる梅雨の雲 朝は、こういう感じでしたが、すぐ暑くなって、歩いてたら汗だくになりました。 梅雨雲の大気圧縮してゐたり前掛をきりりと締めて夏…
夏空に埋もれてゐる高層ビル 今日は、夏日ですね。梅雨晴れ間も本格的です。 夏日傘ふつくら畳む女かな夏雲で鎧てをれる高嶺かな見上げれば抽象画家の夏の雲線描の奔…
山稜の二重に三重に梅雨晴間 昨日は、久しぶりに高尾山から城山を歩いてきました。流石の人出でした。 くつきりと富士を盟主に梅雨晴間日の斑はも背負ひてをりぬ青楓…
昨日は、梅雨入りしてすぐの晴れ間となり、 ぶらりと高尾山を歩いて来た。 高尾駅で美味しいおにぎりを確保して、高尾山口駅八時二十五分着で、用意も何もないのです…
大原の川を渡れば紫蘇畑 今日は、昨日の天気予報以上に雨が降って、とうとう梅雨入りしましたね。 紫蘇しげる胎内仏といふ祈り紫蘇をもむ肌に潤ひありにけり畑に出て…
大空の使者のやうにも夏つばめ 久しぶりで、チャリンコで国分寺まで行ってきました。 百合咲かせ琴三線の教授方沿道の緑地帯より竹煮草濃紫陽花庭に雑草なかりけり小…
額の花木肌苔なしをる大樹 今日は、天気が良すぎますね。梅雨入り前の晴天でしょうか。 僅かなる風の行方や花擬宝珠梔子の花や沿革記す石碑道野辺へ伸びるだけ伸び青…
菊挿すや裏山に立つ先祖墓 今日は、ひたすら雨です。燕が活発に動き回っております。こう言う日に餌の虫が沢山翔んでいるのでしょうか。 菊挿すや集団下校通る道山の…
夏旺ドア開けて乗る青梅線 明日雨の予報のせいか、じめじめした暑さです。 開け閉めは手動なりしよ冷房車寝違へしところ痛むや半ズボン冷房車ひと席おきに座る客夏雲…
終点の駅舎住まひの夏つばめ 昨日は、金毘羅山から南沢あじさい園、深沢家土蔵を訪ねて武蔵五日市まで歩きました。 登山者を吸ひ込みバスの沈みゆく道々の胡瓜の花が…
武蔵五日市の南沢あじさい園を久しぶりに訪ねようと、 友を誘って南沢あじさい園に金毘羅山と深沢家土蔵を加味した三点セットで巡ることにした。 友とは武蔵五日市の…
炎天へ出てまた地下へゆく電車 久しぶりで、府中郷土の森を歩いてきました。 炎天のレンズのごとき空ひとつ炎天下眉毛なき人歩みゆく炎天の街にこんもり杜のあり炎天…