春霞か黄砂かくっきりしない残雪の山の遠景新芽吹く近景に遅咲きの桜泥色の田に幼い稲が並ぶ頸城大野の春景色2011年皐月頸城大野頸城大野田植えの候
狂電関人撮影の新旧写真を徒然なるままにアップ。中心は鉄道のある風景と車両の話。
小学校4年ぐらいから始めた鉄道写真趣味で約40年。途中結婚子育てで数年休んだもののデジタル一眼レフ購入後所謂バリ鐡に復活し今日に至る。現役SL世代最終組だが写真は少しだけでその後、電機を丁寧に撮り続けてきたためハンドルネームは、ENTHUSIAST OF ELECTRICLOCOの意で「狂電関人」に。
河岸段丘の凸凹をいくつも越えて結ばれる線路秋雨が落ちる中C11が客車を牽いて丘を越えてやって来た2012年霜月飯山線OLYMPUSE-5丘を越えて
朝からの雨も上がり雲間からドラマチックな斜光線が長瀞を照らす中満載の鉱石列車が山を下って来る渓の日暮れを知らせるかのように光る車体が印象的だった2014年霜月秩父鉄道NikonDf暮れる長瀞にて
めっきり短くなった秋この色のヨンマルが一番似合うのはやっぱり朱く染まる時季じゃないか2014年霜月烏山線小塙NikonDfヨンマルの季節朱い秋
すっかり色づいた銀杏の木の下おめかしした子どもたちが親に手をひかれてお宮詣で今日は七五三2014年霜月都電荒川線宮の前NikonDf晴れの日の宮の前
高崎線でヘッドマークも誇らしげに12系の先頭に立つEF65501は国鉄時代を彷彿とさせる電関人が本格的に鉄道写真を始めた70年代には東海道、山陽本線で寝台特急の現役仕業を熟していた高崎区に来てからはイベント列車を牽いたりと細々と頑張っていたがつい先だってラストランを終え現役に終止符を打ったありがとうEF65501よそして永遠に・・・2014年神無月高崎線NikonDfEF65501よ永遠に
夕暮れ時の苅田で広がる雲間から差す薄日の中ヨンマルが近づく大きな藁ぼっちの間に置いて牧歌的に2014年長月八戸線NikonDf藁ぼっちとヨンマル
低い秋の陽はもう坂のまちを照らさない時刻八幡坂の樹々は少し色づきややひんやりした空気とともに季節の変わり目を感じる向こう岸に係留される摩周丸と同じ色した電車が偶然にやって来た2014年長月函館市電NikonDf秋めく坂のまち
秋雨前線の雲残る下たわわに実る稲穂をこれはニンゲンサマの食べ物と啄みに来る鳥たちを見張るシュールな案山子たちの出番実り色の253系を置いて2014年文月東北本線蓮田NikonDf(トリミング)案山子の季節
傾きかけた春の陽を浴び吊掛け音高らかにチョコ電が往く小麦の里を抜けて2010年卯月上毛電鉄OLYMPUSE-30上州のチョコ電
復活して幾星霜今日も秩父に響く咆哮2010年卯月秩父鉄道OLYMPUSE-5走れC58
師走夕闇迫り家々の灯に人恋しさを覚えるころ空に残煙と列車の尾灯嗚呼心に沁みるなぁ2009年師走上越線渋川OLYMPUSE-5汽車旅慕情
現在も運行される寝台特急列車その旅の序章静かに始発駅に入線膨らむ旅への期待感2014年皐月東京駅NikonDf夜行旅の誘い
新緑萌える渓をひと跨ぎ2014年皐月箱根登山鉄道NikonDf碧き渓
黎明時間の僅かな光の中で可憐に咲く枝垂桜の向こうを静かにブルー一色の貨物が上って行く2014年卯月東北本線蓮田NikonDf枝垂桜越しの
蒼く晴れわたる空の下やや寒が緩んだ大気は梅の花を綻ばせる2014年弥生東北本線蓮田NikonDf梅咲くころ
県境近くのフォッサマグナ最深部キンと冷える渓は錦秋を迎える2008年霜月大糸線小滝OLYMPUSE-30フォッサマグナの秋
良く晴れた冬の朝白銀のアルプスに抱かれステンの電車が朝陽に輝きながら雪煙を上げる2009年如月大糸線信濃森上OLYMPUSE-300アルプス銀嶺と雪煙と
今までには国鉄時代の懐かしい塗色にする所謂リバイバルカラーがある中で電関人がこれは嵌ってると思ったのが185系に施された157形のリバイバルカラー両形式は運転台の位置など共通する構造も多いのが功を奏したのかうまい具合に似合っていた2012年神無月リバイバル湘南日光東北本線蓮田OLYMPUSE-5秀逸なリバイバルカラー
いつまでも暑い今年彼岸花とも言われる曼殊沙華今年はいつ咲くか或る秋の名勝オカポンには曼殊沙華が綺麗に咲き揃いマンモスロクロク100がムドのブルサンを従えて往く可憐と力強さの対比が面白かった2012年神無月高崎線岡部~本庄OLYMPUSE-5オカポンの曼殊沙華
山から下りてきた秋は谷の樹々を秋色に染め一日一日深まっていく2009年神無月大糸線南小谷OLYMPUSE-30秋深まる小谷村
のんびりと函館市電を散策した日夕方坂の街にやって来た点在する古い洋館をモチーフに撮影新しい連接車と古い洋館のコントラストそれは新旧混在だがふと考えると洋館の新築時はこの町に現れたモダンな息吹でそう考えると連接の新車も平成の世に現れたモダンな息吹時代は違えどモダン×モダンのツーショット2014年長月函館市電末広町NikonDf新旧混在の函館市電散策
未だ信越線で下り側に蒸機が付いてた頃秋の陽光をたっぷり浴びて泳ぐかの如く勾配区間を目指すシロクイチ速度感を出すためにアウトフレームで2011年長月信越線安中OLYMPUSE-5(上下をトリミング)泳ぐシロクイチ
24系25型投入後のはやぶさステンレスの帯は車体色に溶け込んでモノクロ写真では分かりづらい鹿児島本線内では機関車の運用は一部を除き共通運用でどの形式が来るかは撮ってのお楽しみだった既に試作機1、2号機は無く翌年から廃止が始まる年3号機から22号機まで活躍したころ古参ED72はしばしばはやぶさの先頭に立った陽が長い九州でも斜光線はぎりぎり罐を照らして14号機が次の停車駅の博多を目指す1977年神無月?鹿児島本線水城NikonF2photomicSBwithTX寝台特急はやぶさ牽引機の思い出
上京間もない頃大学の友人に東海道の名所竹倉に連れて行ってもらった残念ながら曇天でついにこの日名峰富士を望むことはなかった東機のPFは確か全機スノプロが無く関ケ原越えをするにもかかわらずフル装備じゃないのがちょっと残念だった1981年皐月?東海道本線函南2レさくらNikonF2photomicSBwithTX富士無しのさくら
確か2度目の磐西訪問山都駅から歩いて一ノ戸川橋梁下の集落に出たそこの一番川寄だったと記憶する一軒の古民家この冬積もった雪はすっかり屋根から落ち辺りの樹々も春を待つ冬芽が膨らみつつ列車が橋を渡るのが時計代わりになっているような古民家の屋根上にDD51が牽く列車が通過していくグーグルアースやストリートビューで辺りの家並みを探したが流石に40年以上前のこと更地になっているようだった水害に遭ったのか別の理由でこの地を去ったのか知る由もない1982年如月?磐越西線山都NikonF2photomicSBwithTX屋根の上のDD51
重連蒸機列車の返しが渋川駅を発車していく良く晴れた秋の夕陽を罐いっぱいに受けて水上から渋川まで山線を下ってきたC58のキャブには残りの平坦線にやや安堵の顔持ちがうかがえ終点までラストスパート2011年長月上越線渋川駅OLYMPUSE-5夕陽を受けて
秋にC61とC58の重連を追った返しを狙う場所に後閑の圃場を選んだたわわに実った稲穂は雨風のせいか不規則に倒れ金の穂波が荒れるかのように現れたC型のタンデムは思ったより速度が無く上手く流せなかったが思い出の一枚になった2011年長月上越線後閑OLYMPUSE-30穂波に蒸機タンデム
言わずと知れたEF81のロイヤルエンジン赤い時代もローズピンクへ戻されてもこの罐が来るときは曇るか雨か相性が悪い2009年長月東北本線黒田原OLYMPUSE-30赤い8181
一頃頻繁に訪れたEF641000番代重連が往来する中央西線そのうちの秋の陣深まりゆく木曽谷の秋澄んだ空気に重連のモーター音がずっしりと響く2010年神無月中央西線OLYMPUSE-30木曽谷に響く重連のモーター音
この時期に台風が来るとつい気になってしまう新米への影響店頭にコメが無い騒ぎの真只中でこれからのシーズン撮影に出て沿線の田圃の収穫風景を見ると何とも落ち着く其処へ日本の風景に熟慮された旧国鉄色の組み合わせはやはり不朽だネットなどを通じて溢れかえる情報に惑わされるより表に出て近づく季節の気配を探しに出かけてみては如何か2008年神無月しなの鉄道千曲OLYMPUSE-300湘南色とお米色
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春霞か黄砂かくっきりしない残雪の山の遠景新芽吹く近景に遅咲きの桜泥色の田に幼い稲が並ぶ頸城大野の春景色2011年皐月頸城大野頸城大野田植えの候
旧長野電鉄屋代線の松代駅が取り壊されることに現役時代は最後まで有人駅として約1世紀に亘り時代を見てきた寂しい限りである2011年卯月松代駅1世紀の証人
梅雨のはしりだったか列車の屋根を打つ雨が白く飛沫になるほど勾配でのノッチやブレーキ操作は殊の外慎重を要するだろう2012年水無月蕨雨に打たれる貨物列車
紫陽花の花の色が濃くなる頃蒸し暑い雨の季節がやってくる鬱陶しい梅雨の到来2012年水無月大塚紫陽花の季節へ
とうとう終焉になった安中貨物その専用ホキが新製された直後の試運転だったか人気の機関車にエスコートされて2010年水無月武蔵野線ミニ安中貨物
もうすぐ紫陽花の季節飛鳥山の紫陽花を前景にして北王子専用線列車を狙った思い出2010年水無月王子紫陽花の思い出北王子専用線
草木が黄緑から緑色に深まる頃さらに成長を促すべく雨の季節がやってくる河原いっぱいに広がる緑の向こうを泳ぐようにロクロクの貨物が貨物色を最初から纏う100番代には雨がよく似合う2007年水無月武蔵野線雨の季節へ
現在ひたちなか海浜鉄道として運行されるかつての茨城交通最晩年塗装こそオリジナルの派手なものだが此処にはかつて羽幌や留萌といった北の炭鉱町からやって来た車両が在籍したそのうちの一両はさらに遠く九州のかつての炭鉱町を走る平成筑豊鉄道へ何の因果だろう2006年皐月茨城交通中根茨城交通残照
伯備線から山陰本線に出て日野川を渡って米子中海沿岸を抜け松江宍道湖沿岸を走って斐伊川を渡って終着出雲市へ滑り込むこの山陰本線区間はできれば天気に恵まれたいところだ2014年皐月山陰本線宍道駅山陰本線をラストスパート
伯備線はかつてはD51三重連でも知られた陰陽連絡の幹線ちょうど大学入学と同じころに電化され振子特急も往来する列車密度途中で何本もの列車と交換しながら雨の中国山地を越えた2014年皐月伯備線雨の中国山地越え
早朝の岡山で瀬戸と出雲は分割かつて鳥栖で客車分割は見慣れたものの581・583時代にお目に掛かれなかったからこの分割は一興2014年皐月岡山駅瀬戸分割
夜行列車最大の楽しみは夜越しで変化する車窓サンライズで未明を迎える時間はちょうど九州からの関西ブルトレと同じく須磨海岸の前後懐かしの車窓を暫し鑑賞する2014年皐月須磨夜行列車未明の車窓
10年ほど前サンライズに揺られて出雲へその時の写真を数点連載で何処へも出かけないGW中にアップする先ずは出発の東京駅で285のサイドサイン2014年皐月東京駅夜行旅の思い出
GW目前ちょうどGW最中の只見線おそらく臨スジかと思われる三連キハ47が2両に40が1両すべて首都圏色でこの線には珍しいようやく新芽が出そろう大白川界隈2008年皐月只見線新緑芽吹く大白川を行く
根府川鉄橋で狙いたかったシルエット写真何十年も経ってから隣の石橋で叶えることができたシルエットだけにかえって歯抜けのコンテナが良いアクセント2014年皐月東海道本線光る海に浮かぶシルエット
初夏の谷川岳まだ多くの残雪があるドアップでブルーサンダーを画面に置いて白と青のコントラストが山と残雪青空と雲機関車の色とみんな一緒2011年水無月上越線夏の谷川岳とブルーサンダー
北関東はようやく新緑が盛りを迎えC12が眩い緑を駆ける2010年皐月真岡鉄道新緑を駆ける
令和のコメ騒動中ではあるがこの国の代表的風景と言えば田植えだろういよいよ最後を迎えるE26系も展望車窓に流れるこの風景は最後2013年皐月蓮田最後の季節のカシオペア
新緑まぶしい季節に水田は日本の初夏だそよ風に泳ぐ鯉のぼりにちょうど烏山色のヨンマルが現れた2016年卯月烏山線水田に泳ぐ鯉のぼりと烏山線色
すっかりと久大本線に定着した観光特急ゆふいんの森キハ65改造の71と新製の72の2編成だが生憎71が検査入場のため185が代走この日一往復の貴重な72を此処で捉えることに玖珠町の地形は数百万年前の火山活動による溶岩大量流出で起きた地盤沈降でカルデラを形成しその後外輪山部分の固い岩盤が他の柔らかい地盤部分の流失でできたメーサ地形となりギアナ高地同様日本でも大変珍しい景観を生み出している画面一番奥がそのメーサである2024年如月久大本線恵良NikonD5ゆふ森とメーサ
上田交通(上田電鉄)と言えば丸窓に尽きる今もステンの車体を旧カラーのツートンにしてさも丸い窓が戸袋にあるようにされている車両も存在するが現在別所温泉駅脇に鎮座する元祖丸窓車両大正浪漫を強く感じさせる同車のチャームポイント2代目になる丸窓ドリーム号そして最後は81年撮影で現役5250が力強くトレーラー牽き別所温泉駅に向けて最後の勾配を上る雄姿写真上)2024年弥生NikonD5写真中)2010年文月OLYMPUSE-30写真下)1981年五月?NikonF2丸窓ドリーミン
そう揶揄したくなるほどまんまの東急車が往来する上田電鉄かつては上田平にいくつもの路線を持っていた上田交通鉄橋が洪水によって流されて長い間不通代行バスだったそれでも不死鳥如く蘇るこの別所線はロケーションに豊む特に斜光線の朝夕はステン車が風景に映える2024年弥生上田電鉄塩田町NikonD5東急上田線?!
帰福によってアップできなかった日があるので本日は続行運転にて先日の北関東遊覧の中からわ鐵を一枚この日GW明けで週末にもかかわらずDE10によるトロッコ列車はウヤ単行のわっしーが新緑のなかをそよ風に吹かれながら偶然見つけたポイントでシューティング2024年五月わ鐵水沼NikonD5※Fish-eyeによる歪をPS修正済み新緑浴のわっしー
彼是ここ原田駅に立つのは20年以上の空白がある電関人が高校時代写真部に所属してこの駅構内をアングル修業の場としていたその駅で懐かしのED761000番代が牽く貨物を撮った20系のブレーキにも対応した由緒正しい特急機でもある2024年五月鹿児島本線原田駅構内NikonDf赤罐を原田で撮る
夜の帳が下りる一瞬前レトロ駅に浪漫が充満するこの温泉駅に訪れる一瞬のときめき小さな温泉場に訪れる至福の時間2024年弥生上田電鉄別所温泉駅NikonD5別所温泉浪漫
この日のおおとりは当初武州中川あたりの橋梁をとしかし先行する親友鉄の知り合いに追走して終点間近の白久まで登ってきた秩父盆地入口では八重桜の散り際だったのが葉桜の染井吉野が散り際という季節格差山間の里に終点を前にした少し安堵の息のプレーリーを電化線とは思えない現役時代さながらの彼の機に似合う風景に出会えた2024年卯月秩父鉄道白久NikonD5※撮影時には私有地に無断で立ち入らず列車運行を妨げたり先行撮影者への気配りは最低限のマナーです!秩父路晩春04山間を往く
久々に上越線内での撮影それは一本の親友鉄からのメールで始まった新潟駅120周年記念号の送り込みがあると亡き妻と何度も通った関越自動車道を下ってこれまた通り慣れた駒寄のスマート出口を出懐かしい撮影ポイントにカメラを構える心臓ドキドキのハプニングもなんのそのやって来た列車の後追いショットをそれはあたかもかつてこの線区を往来した急行列車の再来だった嗚呼これで機関車に電暖標識灯の耳があったらなぁ2024年五月上越線八木原NikonD5急行列車復活?!
小窓のスハフ32は窓二つにボックスシートがあてがわれシートピッチが広いその小窓に各々の顔が並ぶ機関車の煙を嗅ぐもの景色を楽しむもの乗り心地を味わうもの長閑な汽車旅のムードが漂う2024年卯月秩父鉄道波久礼NikonD5各々の窓
其処にいらしたおんじが語る集落はかつて千曲川対岸の高社山麓にあったしかし大水によって押し流されて此処へ新しい集落ができたほんの30戸余り(だと聞いた)は寺院に寄り添うように斜面の高い位置に今はあるまるで祖先の霊を弔うようにその大半が同じ姓を名乗りなんとその姓は電関人のそれと同じ不意に思い出す遠い祖先が上杉所縁でその上杉は現新潟と長野北部を治めていてそういう観点から同姓の亜流(もしくは本流)がこの辺りに存在しても不思議ではない因果が電関人をこの地へ呼んだのであろうか2024年弥生飯山線蓮NikonD5蓮へ🉂
夜間瀬川からぐるりと高社山を回り込んで飯山線に転戦する以前から飯山線の駅で一番気になっていた駅それが蓮(はちす)字のごとく寺に隣接した駅果たしてこの駅は...2024年弥生飯山線蓮NikonD5蓮へ
今日は朝早くから北関東方面に出撃親友鉄から誘いがあって上越線八木原を皮切りに北関東をぐるりと東に弧を描くように期せずして遊覧の旅となったカットは最終ではないものの電関人にとって本日の有終の美はこれ五月晴れのそよ風の中心地よいロッド音を残して2024年五月真岡鐡道真岡~寺内NikonD5有終の美
言わずと知れたEF641000のこと記憶では新製配置は水上で老朽機のEF16を置き換えるため80年のことかとヤマは違えど中央西線で伯備線でその一族は頑張る電関人も当年取って63いよいよ来年は彼の機に形式上の数字と自身の年が並ぶ六十も半ばに差し掛かる自身もこのヤマ男の如く足腰を粘らせて大地に立てる猶予は幾何だ?人生最後のチャレンジングな今年にしたいとこのヤマ男にカメラを向けながら誓った2024年弥生篠ノ井線安茂里NikonD5ロクヨンセンへの誓い
今朝訃報が飛び込む最愛のひとのご母堂逝去と考えたくはないけど丙龍は荒れる年だと犇々と親族愛を考えさせらる昨今お題の写真との因果も考えさせられる観光特急がひっきりなしに往来する久大本線はいまだ現役の本線だ合掌2024年如月久大本線引治NikonD5+Fisheye椿散る赤い鉄橋に赤いゆふ
長野の師匠と別れ犀川畔の後向かったのは長野電鉄で湯田中方面を目指す夜間瀬川辺りまで上がると雪もそれなりに増えて天気の方も雪晴れとなると安直かもしれないが夜間瀬川鉄橋を覗くことに朝断続的に雪を舞わせた雲は去って快晴域に入る美しく輝く銀盤や高社山と気持ちよく泳ぐ千切れ雲構図は決まりFISHEYEを手に取る其処へヤマからゆけむりが下り込む編成を曲げたくないのでレンズのセンター域を線路面に合わせ真ん中ぶった切りを避ける構図にするため若干後処理でトリミングした2024年弥生長野電鉄夜間瀬川橋梁NikonD5+Fisheyeゆけむり白銀を往く
将来Uターンを考える電関人郷里福岡に帰るたびに思うことは街がどんどん変革していること国の人口が少子化によって減る一方でFUKUOKACITY&TOWNは確実に膨張している日本一便利といわれる福岡国際空港は二本目の滑走路を造成し始めだでさえ朝夕のラッシュ帯の離発着に目を見張るボリュームはさらに増えること必至さて、その福岡空港から東に丘一つ越えるといくつかのニュータウンともいうべきエリアが広がる粕屋、志免、須恵、宇美といった町々があるシニア層には炭鉱街として栄えた懐かしい響きかもしれないがこれらの場所には福岡中心部から少し離れ交通の便がやや不便と言えば不便なエリアで安価な土地代に魅せられたニューファミリー層を中心に人気上昇中エリアであるそこを通る鉄道路線は今や香椎山線のみ博多方面に出るのにはもっと便利だった勝...福岡近郊東南地区に思う
名古屋からやって来たしなのが終着近くなって犀川を渡る犀川の畔に立って四阿山草津白根方面を遠望す犀川はこの下流で本流の千曲川に合流しやがて信濃川に名を変えて日本海にそそぐトラスの間にサロ383を置いてヨーロッパナイズされたノーズフォルムサイドビューがなんとも美しい2024年弥生篠ノ井線犀川橋梁NikonD5犀川を渡る
3月の長野行きのメインはこの北長野貨物の取材安茂里での朝練ののちヤード脇の小径から一連の入替作業を追う3月とはいえ県北の長野の朝はキーンと冷えその中にあって張り詰める緊張感が心地いい2024年弥生北長野貨物駅NikonD5小雪の北長野
電関人が最初に逢ったつばめは481系ボンネットあれから幾星霜博多駅に舞う現在(いま)のつばめカレッジの仕草に痺れた2024年卯月博多駅SONY1-Ⅴつばめ舞う
千早界隈は高層タイプも含めていまや集合住宅密集エリアで鉄道写真も撮りづらいが父親の眠る寺院がありなにかと訪れる機会が多くそこに走る鉄道は鹿児島本線に福岡ターミナルに向かう貨物専用線と西鉄貝塚線もあって鉄道密度は濃い墓参の帰りの駄賃で西鉄千早駅から暫し撮影そこへのそのそとEH500がエスコートで高速貨物があと少し貝塚線上りが早ければと思うのは残念ながら電関人だけ2023年霜月西鉄貝塚線千早NikonDf逃した千載一遇