米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
モノクロ中心のスナップです。 フィルムとデジタルの両刀使いで、しばらく撮る予定です。
農村、漁村、都会、街等のスナップ中心で被写体を限定しません。 トライXをD76で現像しています。 以前はアサヒやフォトコン、日本カメラ等の雑誌月例にも出していましたが、ブログを主体に見てもらおうと思ってます。 ブログはつれづれに書いた雑文も載せています。 ヒマな時にでも覗いていただければ幸いです。 どうかヨロシクお願いします。
「探しものはなんですか?」歌懐かしくもシニアとなればそんな余裕なく 幼子に図鑑の魚を「どぜう」とぞ教へ ツボにはまりケタケタ笑ふ
ATMでわれに問ひたる四桁の確認数字 「あら、あれ」で過ぎぬ 人が鬼になりまたその逆もあり 「かごめかごめ」は繰りかへされて
ドド~ンとあげる花火師たちの習ひは点火前の足ストレッチ 独りごと、くすくす笑ひの地下歩道 人ごみのなか秘めごと抱へ
ジリがやみぽつぽつ雨の来たりなばトマト採る手の騒がしき 蜜蜂がかぼちゃの花にもぐり込み花粉まみれとなる陶酔顔
盛夏なりされど自然は浮つかず色づきはじむナナカマドの実 あつという間にビル壊され青空がもどつて空地がポカ~ンとす
イーストと雑念で焼くパンの味は少し塩っ気と陽気が足りぬ 熟すればやがてはじけるホーセンカのごとく人の胸のうちなるも
暑さ過ぎほほづきの色滲みゆく世のうつろひに合わせるごとく 畑にて見つけた石器握りしめフィット感に狩猟の血騒ぎ
現在、自宅療養者が10万人!死を待つだけの状態の人もいる。 「ワクチン接種さえすれば・・・」と言い続けた菅首相。なんと楽天的なリーダーなんだろう。 支持率…
小さき子の臆せず遊ぶ姿見てのどけき国の続くを願ふ オーガニック野菜が良いと求めるも虫食ひ穴はイヤと言ふ主婦
過去語れば愚痴になり 未来うちかたるは虚言なりと妻背中見せて あん畜生の言葉思ひは週末にシュレッダーかけてフレッシュな月曜
園児たち朝のお散歩する向かひには杖つき軍団シニアの歩行 雨あとのたうきびの蔭よりクロアゲハ翅ふるはせて舞ひあがりたり
朝起きてわれだけ先に飯を食ひ詫びて餌やる水槽上で 牛だって人並みにカロリー、タンパクを計算するなり 乳出すために
一斉にたうきびの穂が出揃ひて飛び交ふトンボ自由に止まり リンゴジャム煮詰める時は火を弱めわれを乗つ取る妄想も飛ばし
パンが焼け珈琲淹れてバター塗る 香りと湯気のある朝に生く 雨降りしあとビル陰や並木道に捨てられゐる骨折の傘
波打ちに寄せるコンブを小走りに拾ふ老女ゐてシルエットのごと 朝顔の蔓が主を求めて蒼空の端をゆきたり この世のはずれを
ニワトリの抜き足差し足首振るもツツ~と忍者のごと駆け抜けし 夕焼ける西に向かゐて群れ鴉 光るビル避雷針の横過ぎぬ
我思ふゆゑに中宙に浮いたままずっと着地点見えず デカルトよ 西日照るバスのなかにゐて路のうへを一緒に長き影走りたり
本屋さん (3枚組)
モネの蓮沼と周辺 (3枚組)
モノクロの写真に写る人々の嘘偽りなき戦後復興期 確かなこと危ふき時代戦後から七十六年経てば かくも
街角 (3枚組)
ドン・キホーテの街 (3枚組)
生きるとは出したり仕舞ふ連続でオギャーで生まれ最後はお棺 野良猫が片足あげたまま吾を見る よそものがとふ顔で風を嗅ぎ
札幌二条市場 (3枚組)
ベネチアの風景 (3枚組)
混沌も渦まけばいづれ落ちつくや土砂ふりあとの新しき道 煮込むカレーの辛さ加減はその時の怒りに合はせ今日は真っ赤だ
雨の札幌 (3枚組)
門兵のいる風景 (3枚組)
灼熱の舗道に毛虫這ひ出でてさつそうと覚悟決めるがごとく また来るねと手を振りながら帰る子や孫たち世代くり返しつつ
大通り公園 (3枚組)
ミラノ市街 (3枚組)
花びらを脱いだごとくに向日葵の黒き肌 陽を浴びて輝きぬ ビル街の舗装路に響くヒール音 モールス信号にも聞こえたり
昼下がり (3枚組)
水の都(3枚組)
居る気配消すかのごとく一本の足で川面立つアオサギが今日も 一握の灰になりたる爆心地 ペットボトルの水は冷たく
市場周辺 (3枚組)
ポンペイ (3枚組)
この地球(テラ)で送りたる日日を不思議とせずワケなく景気のことなど アボガドの固さを時間の厚さで測りながら外は雨だれてゐる
茹でじゃが&バター (3枚組) 午前中、昨日掘ったいも後に大根と聖護院かぶの種をまきました。ついでにほうれん草とレタスも・・・。 午後から雨が降るというので…
公園の風景 (3枚組)
乳草と呼ばれるレタスの白い汁がカラダに良いと祖父が教へし 鉄橋をわたる電車の枕木の音は木琴の響きに替へ
天気のうちにイモ収穫 (3枚組) 明日から雨が続くので急きょジャガイモ掘り。天気が良く、土が乾いているので土を落とす手間がかかりませんでした。 夕食はカレー…
明るい街(3枚組)
リモートで参加する法事、墓参り 帰郷のかたち変はるきつかけに 珈琲にひとすぢ湯をつぐ合間にも頭かすめるおきざりの過去
夏の狸小路 (3枚組)
観光地 (3枚組)
クエ、カワハギの厚いくちびる乾く日は水で湿らせリップケアしたき 今朝とれた高菜についてる青虫がまな板うへで尺とり歩行
マラソン会場準備 (3枚組)
路地裏 (2枚組)
選手には大きな拍手を送りたき そして無能な政府にはこ・ぶ・しを ウイルスは人をふるひにかけ居るか 理を解し強きを残す摂理とも
昨日の午後、短時間にまとまった雨が降りました。なんか空気がきれいになったようで、そして野菜たちも喜んでいる様子。 おそらく雑草も・・・。大変だ!
オ~、シャンゼリゼ! (3枚組)
原色の薔薇の園舞ふ揚羽蝶 つがい演じる夏物語 赤黄のトマトいつぱいこの時期はカラダ喜ぶリコピンの夏 (※ 一首めは本日の読売新聞道内版文芸欄一席)
カレー粉作り (3枚組) 午前中はナス、キュウリ、トマト等の収穫。午後は久々の雨降りなので、これも久しぶりのカレー粉調合。 20種類のスパイスや一部ハーブを…
ちょっと涼しい風景を・・・(3枚組)
「国民の安全と命を守る」なんてまるで嘘っぱち!酸素を必要とする「中等症」患者を見捨てる政権はやはり信用できない。 デルタ株の蔓延をどこまで予測していたのか…
この星の災事多くて気が沈み太陽の重さお変はりないか 歩く人まばらとなりて街角にジョン・ウェインを妄想したり
昨日、そして今日・・・(3枚組) 2個目のスイカを採りました、さて中は・・・。粉が切れたので「キタノカオリ」と「きたほなみ」を仕入れました。 ちなみに、この…
パリ市街 (3枚組)
政権は「五輪と感染増は関係ない」と言うけど、お祭り気分や高揚感は防げない。安倍元首相お得意のご飯論法なんかで逃げるなと言いたい。 現問題、課題についてどう…
採れた茄子、ピーマンにトマト 台所収拾つかなく冷蔵に放る 足早に時駆けぬけてキリギリス鳴く草わらに夕べせまれり
今日の収穫 (3枚組) ようやくトマトがジュース出来る量に・・・。リコピン生活の始まりです。 ジャガイモをすそ掘りしたところ、まずまずのサイズ。茎葉の枯れ具…
夏の日 (3枚組)
さみどりが日増しに濃くなる山や丘 空には雲雀がホバリングせり 入り口で差し出す顔は平熱で心のありやう測られずに居り ※ ちなみに一首めは先週、二首めは本日…
暑い日はグリーンカレー (3枚組) カミさんの甥家族が遊びに来るというのでタイカレーのグリーンを作りました。青ナンバンがないのでシシトウで代用。 辛味はナン…
オホーツクの浜 (3枚組)
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米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
千葉に住む次男から、今度は段ボールいっぱいキウイフルーツが送られてきた。収穫を手伝っているそうで、商品にならないのが250キロもあるそう。 送られてきたの…
この世界「5G」で回れども昭和のゆったり感抜けずにあり 脈とればリズム乱れる日のありて加齢で出会ふ未知が増えゆく
世の中を「たかが」と「されど」で振り分けし永らへる命 今生ゆゑに 人らしさは限界超えたと言ひやらむホーキング氏 食はせものの世に
擬態語を動員し喋る赤ん坊の大き丸目「ぐわ、ぐにゅ、ぐぐぐ」 指先をスマホに走らせ乗客の時間止めたまま列車は夕べに
はるか昔の独身時代。おやつが無かったので、ジャガイモを薄切りにしてポテチを食べたものだ。 その後もちょくちょく作っているものの、久しぶりに今日は3時のおや…
病院や温泉そしてコンビニもシニアでにぎはう老人の国 口を開け言はれるままに歯を見せて後期高齢は幼きこころ
戦争や災害、疫病のとれかにあたる不幸あり或いはどれをも 空爆が教へてくれる戦争の二度としてならぬと誓った言葉
蕾つけきらめくごとく花を盛るシャコバサボテンの天衣無縫 ずつと先といつも思ひし晩年が至近距離となる いつの間にやら
父の亡き齢超ゆれども面影は変はらず今も齢上なりき 寒空に耐へてカシワのかさこそと散るは今かと枯葉のおもひ
星の夜を歳の数だけくぐり抜けど今に気がつく生き切らぬこと お湯注ぎふんわり膨れる珈琲をながめて想ふ あの時のずれ
マグロ、海老、ウニにサーモン 目と味蕾で海の絢爛(けんらん)味はふなり 温かき鮭茶漬け孫と食む夕に皮が旨いと分け合ふ笑顔
札幌はクレーン流行りの大手術 街並み整形願ひし美観 ミツウマの長靴愛しもう五年夏の泥まみれ冬にぴかぴか
真一文字に飛行機雲の分ける空 ひかりと音を残してゆけり 陽をうけて変へるきらめき鳩の首 はずみをつけてのつこり歩く
瓶なかの狭き転げてラムネ玉 軽き音たて昭和が回る 夕焼けをレンコンの穴に詰めゐてスープカレー 芋、人参も傍に
宇宙から眺めるやうな円い空簡単に死なぬと蒼空に誓ふ この星の災事多くて沈み込み 太陽のおもさお変はりないか
腕を組み通り眺める老いびとの姿のなきを死亡欄で知る いつかきつとといふ夢など追ひながら残生を指で数へてゐたり
生き残るは吾もウイルスも同じなり 互いに剣を向けあふ戦士 豚足を甘辛にして手でつかみ味はふ 野性をまだ持ちたしと
ヨーグルトは市販のカスピ海を種にして常時大瓶と中瓶2本を交互させてます。そして3世代ほど繰り返してますが、熱湯による器具の殺菌消毒が肝要です。 麹による甘…
靴箱に黒ふち眼鏡置きしまま交わす接吻 赤いハイヒール 窓をうつ雪の闇夜にふたつ身のゆらぎて落ちぬ炎の底ひ
家なかの掃除ロボット玄関に這い出し道草に通り眺めぬ 天井のすみに足長の蜘蛛じつとしてまるでそこは世界の果てなり
嗅ぐこと味はうことの欲求のただそれだけで明日へとつなぐ アボガドの固さを時間の厚さではかりながら雨だれている外
春めいて大工の釘打ち音させて響きつらぬく群青の空 いつせいに同じ向きする車中なかスマホにマスクの顔落としゐぬ