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  • ロ短調じゃない方のミサ曲で締めくくる

    大晦日。このあいだ買い求めた音盤集のなかから聴いているのは、バッハのミサ曲ヘ長調 BWV233、イ長調 BWV234、ト短調 BWV235、ト長調 BWV...

  • 2024年のマイベスト(小説、エッセイ、評論、音楽、映画、テレビドラマ)

    社会や政治の趨勢と自分との乖離に落ち込んだり、私的には家人たちの慶事に歓んだり驚いたり、喜怒哀楽に揺れ動くなか、あっという間に過ぎてしまった一年でした。本...

  • つげ義春と音楽

    “J.S.バッハ以前の音楽を愛好し、特に宗教曲、ルネサンス音楽には造詣が深く、現在に至ってもモンテヴェルディ、ドラランド、シャルパンティエ、タヴァーナーな...

  • アーノンクールのベートーヴェン観

    友人がアーノンクール指揮によるベートーヴェンの第9交響曲を聴いていた。どこかで見たようなと思って書棚を探すと、以前買い求めたままになっていたものが出て来た...

  • ドヌーヴは格好いい

    今日は朝からキネマ旬報シアターに出掛ける。『ベルナデット 最強のファーストレディ』(原題:レア・ドムナック監督・脚本、2023年、フランス)。→https...

  • 『ショートケーキを許す』で知力・体力が五歳若返る

    友人から貰ったエッセイ集を読んだ。『ショートケーキを許す』(森岡督行、雷鳥社)。様々な洋菓子店でショートケーキを味わう物語。行ったことがある店、買ったこと...

  • アートと饂飩が競って

    東京都現代美術館で坂本龍一の展覧会「音を視る 時を聴く」を観て来た(聴いてきた)。生前、坂本がこの美術館のために画した構想をもとに、彼の関心事=「音と時間...

  • 映画に描かれた世界・・『ねじ式/夜が摑む』

    この間、つげ義春原作の映画『雨の日の欲情』を観て、そのシュールな情景にグイッと惹き込まれていた。そしてその漫画を取り寄せて読む。『ねじ式/夜が摑む』(ちく...

  • 看板が語る心意気

    昨夕は神保町で忘年会。ブックカフェのオーナーや協力者、所縁のある人たちや近隣の方々での内輪の会だ。僕の友人がこの店の顧問をしていて声を掛けてもらった。カフ...

  • スコット・ロスが弾いたオルガン

    少し前、スコット・ロスが弾くスカルラッティを好んで聴いていた。チェンバロによるものだ。そんな彼がオルガンも弾けることを、つい最近知った。中古音盤店で手に取...

  • つげ義春に傾いてゆく

    つげ義春という男とその作品にどんどん惹き込まれている。雑誌「東京人」の2024年6月号で特集が出されていたことに今頃気づいた。以前は関心が無かったから分か...

  • 『永井荷風の見たアメリカ』で気付く

    『永井荷風の見たアメリカ』(末延芳晴、中央公論社、1997年)を読了。雑誌「マリ・クレール」に連載されたものをベースに加筆推敲されたものだった。永井荷風と...

  • モンテヴェルディを聴く

    つげ義春の経歴をWikipediaで読んでいて驚いた。バロック音楽ファンなのだ。「翌1956年には早くも創作に行き詰まり、岡田晟の手伝いをするようになり、...

  • 『雨の日の欲情』は濃厚で纏綿

    夜に映画『雨の日の欲情』(片山慎三監督、2024年)を観てきた。→https://www.culture-pub.jp/amenonakanoyokujo...

  • 『すぺての、白いものたちの』の空白の重さ

    『すぺての、白いものたちの(原題∶흰)』(ハン・ガン、河出文庫)を何とか読了。空白の多い、考えさせ、惑わせる作品だった。あとがきを読んで、分からなかった謎...

  • 陽と陰を背負った外濠公園

    ときおり散策するところに外濠公園がある。その入り口には石柱があって、そこに「東京市 外濠公園」と刻まれている。昼間に見るとそれは、明るい日差しを浴びて、老...

  • アンテナショップに油断する

    週末に銀座や有楽町、日本橋に出掛けると地方自治体のアンテナショップについつい立ち寄ってしまう。訪れたことがある県なら、懐かしさの余りに手を取ったり、あっあ...

  • 『パリ・テキサス』の次に長く眠った

    今日は朝から銀座に向かう。日々の移ろいのなか心身が疲れていて、観に行った映画の半分以上は催眠術に掛かったかのように寝てしまった(これまで最も長く眠ったのは...

  • 最近の日課

    〈朝〉・体重と血圧を計測する。・パンを食べる(8枚切り2枚、好みはチーズ溶かしてサルサソース)。・ブログをやる(閲覧、コメント、投稿)。・フェイスブックの...

  • 真剣勝負の対談・・・『文学者とは何か』

    安部公房、三島由紀夫、大江健三郎の対談集を読んだ。『文学者とは何か』(中央公論新社)。どの章も面白くて、対談なのに(いや対談だから?)トーマス・マンの小説...

  • モーツァルトの初期協奏曲も

    バレンボイムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集を少しづつ聴き始めている。友人の薦めに基づき初期のものから始めていて、いまは第1〜4番が入っているものと、...

  • 正鵠を告げているのか

    雑誌のウェブ記事にエマニュエル・トッドと成田悠輔の対談の一部が載っていた。このあいだ衝撃を受けた『西洋の敗北』は21カ国語で翻訳されたが「英語版は未定」だ...

  • この先どうなるのか『海に眠るダイヤモンド』

    テレビドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS,日曜夜)が佳境に入っている。軍艦島(端島)で生きる様々な若者たち。それぞれに悩みや過去を抱えていて、しかし表...

  • チュニジアの酒に驚く

    昨日は毎年恒例の高校時代の有志クラス会。気心知れた十数名からなるメンバーだ。今年の場所は恵比寿のエスニックレストラン。ジャマイカの料理は初めてだったけれど...

  • 詩のような旅行記『港町』と瀬戸内

    飯島耕一の『港町』(白水社、1981年)を読了。副題が「魂の皮膚の破れるところ」。かつて訪れた港町のことを思い出して書き綴った旅行記のような詩集のようなエ...

  • バレンボイムによるドイツ・レクイエム

    この音盤も、これはと思って買い求めた一枚だった。バレンボイムが指揮するブラームスのドイツ・レクイエム 作品45。実は僕はこの曲が学生時代からずっと苦手だっ...

  • 『西洋の敗北』・・・ガラガラと自分の概念が崩壊した

    ブログ師匠が読んでいるのを見て惹かれて買い求めたが、深い分析と示唆に富んだ本で、歯ごたえがあった。『西洋の敗北 ~日本と世界に何が起きるのか~』(エマニュ...

  • バレンボイムのモーツァルトを聴いてみたら

    友人からバレンボイムによるモーツァルトの協奏曲全集(1回目の録音)が良いよと教わったとき、実は既視感にとらわれていた。家の部屋の棚を調べてみたら、やはりC...

  • 抑制を利かせるということ

    感情の迸りに任せて丁々発止と演じるシューマンを多く聴きすぎたのかもしれない。そんななか、弾け破れそうになりながら、ギリギリのところで保たれているという演奏...

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