自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
クロスジカメノコハムシ/ Cassida lineola Creutzer
岡山県北部で撮影したクロスジカメノコハムシ(Cassida lineola Creutzer)は、岡山県では絶滅危惧Ⅱ類になっています。何気にオトコヨモギの葉の上に見慣れない昆虫がいたので撮影しておいたのですが、やっと同定できたので掲載します。体長約6~9mm前後の小さなカメノコハ
シロヘリツチカメムシ/ Canthophorus niveimarginatus
先日の観察会で初めてシロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)の成虫を観察しました。小学高学年の参加者が、本種を見つけてくれたのですが、体長6~8mmの大変小さなカメムシなので老眼の私では見つけるのが困難な種です。ところで本種の生態をしらべるとカナ
ヤマトタマムシ/ Chrysochroa fulgidissima
美しい外見からヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)は、何処で観察できますか?と尋ねられます。しかし、自宅庭、裏山で観察できる私としては・・・返答に困ることがあります。岡山県南部では、7月上旬から下旬(晴れの日)に山際のアキニレ、エノキ、ケヤキの上部を飛
ミンミンゼミ/ Hyalessa maculaticollis
ミンミンゼミ(Hyalessa maculaticollis)の抜け殻を探していると写真のように抜け殻に卵が産卵されたいました。セミヤドリガのしわざかな?とも思いましたが、違うようです。わざわざ抜け殻に産卵したのか、それともたまたま産卵したのか?少々謎の産卵痕を見つけました。
ハイイロチョッキリ/ Cyllorhynchites ursulus
山道に緑色のコナラの枝先がたくさん落ちているのが目に付き始めました。犯人は、ハイイロチョッキリ(Cyllorhynchites ursulus)ですね!アスファルトの山道の上に落ちると産卵したドングリが車に踏まれ粉々になっています。1頭でどれくらい数の産卵をおこない何%くらいが羽
カブトムシ/ Trypoxylus dichotomus septentrionalis
雑木林の木を見上げるとカブトムシ(Trypoxylus dichotomus septentrionalis)が昼間に樹液酒場を占拠していました。珍しい光景ではないが、先日本種の昼間の活動についてTVで放映されていました。昼間に樹液酒場から彼らを追いやるのは、オオスズメバチのようです。貴重な樹
この夏オオムラサキ(Sasakia charonda)を探して雑木林を散策したが、一度も成虫を観察していません。例年観察できる場所を何度も出向いたりしたが、どうなってるのか・・・?少々気になっています。掲載写真は、過去撮影した個体です。
山間の溜池に繁殖したヒシの上でギンヤンマ(Anax parthenope)のペアが産卵をしていました。何度かオスとメスが連結したまま飛びながら気にいった場所に移動し産卵していました。本種のメスは、単独で産卵するようですが、今回は確認できなかった。
我家の庭のフェンネルで育ったキアゲハ(Papilio machaon)が、羽化及び活動を始めています。本種の夏型は、大きく黒っぽくなるそうだが、写真個体はその典型です。雄成虫には独特の香りがあるそうだが、どんな時臭うのか試してみたいと思っています。しかし羽化直後の個体は
オカトラノウの花に訪れたモンシロチョウ(Pieris rapae)が似合っていたので撮影しました。本種は、ブラックライトを当てると、メスの翅が白く、オスの翅が黒く見えるそうです。本種には紫外線が見えると考えられていて、この色の違いでオスメスの判別をしているようです。
アカテガニ/ Chiromantes haematocheir
アカテガニ(Chiromantes haematocheir)を海浜観察会にて撮影しました。本種は、海岸から離れて生活を行うが、7-8月の大潮(満月か新月)の夜、満潮時間に合わせてメスが一斉に海岸で産卵するそうです。もう一種のベンケイガニ(Orisarma intermedium)は海岸から付かづ離れ
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自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。
カンサイタンポポの花を忙しく移動していたのは、アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)です。蛹越冬から目覚めた成虫が、既に活動しています。本種の可憐な容姿に魅了されいつも多くの写真を撮ってしまう蝶です。
タチツボスミレの花が動くので、目を凝らすとミヤマセセリ(Erynnis montanus)が吸蜜していました。前翅表面の中央部に幅広い白帯が確認されるので、写真個体はメスと思われます。本種の成虫は年一回早春のみ発生します。
溜池に倒れ掛けた松の上で甲羅干ししている亀はスッポン(Pelodiscus sinensis)でした。それなりの大きさの個体が、春の陽気にのんびりしていたが、人間が近づくと水の中に逃げていった。
水辺で越冬から活動期に入ったホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を見掛けるようになりました。越冬中の地味な色から写真のように鮮やかな青色に体の色が変わっています。水辺は、いつのまにかトンボの季節を迎えたようです。
本日、早朝庭の巣箱にシジュウカラ(Parus minor)が巣材を運び込み始めました。昨年春から設置していた巣箱は誰も使用することなく今まで庭に取り付けられていたが、今朝からは、本種の雌雄が出入りを初めた。今日(4/13)から産卵~巣立ちまで温かく見守っていきます。
日当たり良い地面に現れたのは、コチャバネセセリ(Thoressa varia)です。本種の幼虫は、食草となるササの葉を内側にして巻き、巣をつくりその中で蛹化をするそうです。終齢幼虫で越冬するので、4月頃から新成虫が活動を始め夏ごろには2化目が発生するそうです。写真は、4月
若芽がやっと出てきたヤナギで交尾していたのは、ヤナギハムシ(Chrysomela vigintipunctata)とカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)です。この2種とも成虫越冬で早春から活動を始める。ヤナギハムシの成虫、幼虫はヤナギの新芽を食し、その幼虫をカメノコテントウの
桜の花に集まる大型の蜂を観察するとタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)でした。早春に活動始めてるので、キムネクマバチ同様成虫越冬でしょうか?またこの撮影場所(桜の花)ではキムネクマバチに比べ本種の生息数の方が優勢でした。今後が少し心配です。
苔の上で日光浴するトラフシジミ(Rapala arata)を観察しました。本種は、蛹で越冬するため成虫は春早くから見られ、夏の終わりにかけて年2化するそうです。翅裏は写真のように白~明灰色と暗灰色のしま模様で、尾状突起にオレンジ斑が見られる。翅表は黒地で、雄は中心が青
昨夜勝手口の外でバタバタと翅音がするので早朝覗いて見るとイボタガ(Brahmaea japonica)が飛来していました。春に現れる本種は成虫になると餌もとらず繁殖のためのみに羽化するようです。翅の模様はフクロウに擬態しているといわれていますが、どうでしょうか・・・?触る
自宅から10分程車を走らせた河川敷にカナビキソウの群生地が有ることを教えて頂いたので訪れて見ました。目的は、シロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)です。本種はカナビキソウの種子を集めて子育てする亜社会性カメムシです。今年は、是非その姿を写真に
写真のクサカゲロウ(Chrysopa intima)は、同定できませんでした。頭部、翅、顎ひげで区別できるそうですが、写真では区別できませんでした。実は、成虫越冬についても今回初めて知り、昆虫も奥が深いと改めて思いました。
カワセミ(Alcedo atthis)は、日本はもとより中国大陸、ヨーロッパ、東南アジアに広く分布する鳥です。本種は、日本の野鳥の中でも際立って美しい色彩ののため写真撮影マニアにターゲットとされます。個人的には、マレーシアでも本種を観察する機会が多々ありました。地域変異
ナミテントウ(Harmonia axyridis)の斑紋多型は200以上も確認されているそうです。図鑑によれば本種は松につくマツオオアブラムシの捕食に特化していると記載されているが、我家ではトウカエデに付くアブラムシを捕食しているのを確認しています。今年200種の斑紋何%を記録
本日5月17日、仕事から夕刻自宅に戻ると我家の庭で迎えてくれたのは、コクワガタ(Dorcus rectus)の雄でした。ご存知のようにクワガタのなかでは、一番見掛ける機会の多い種です。ところで本種を見掛けると初夏だと感じるのは、私だけでしょうか・・・?
この冬に切った自宅裏山の薪を片付けていると小ぶりの黒いアゲハ蝶が飛んで来た。クロアゲハだろうと思い、持っていたカメラで2、3ショット撮影して見返すとナガサキアゲハ(Papilio memnon)の雄であった。近くにあるミカン科の植物は・・・我家の畑のミカン、キンカンそれ
自宅近くの浅い溜池には、ヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata asahinai)が最盛期を迎えています。今年も翅の黒褐色斑のプラエヌビラ型とベッコウトンボを探してみたが、見つかりませんでした。本種の和名由来は、翅の結節に小さな褐色の点が四つあることからその名が
アラカシの樹液に訪れていたのは、クロコノマチョウ(Melanitis phedima)です。越冬個体でしょうか、かなり翅が痛んでいます。また写真個体は、脚が4本しか見えないが、取れてしまったわけではなく、タテハチョウ科共通の特徴です。
自宅に植栽しているケヤキが花を咲かせたので、観察していると幹に見慣れない模様を幾つも見つけました。近づいて観察してみるとそれは、ナガワタカイガラムシ(Pulvinaria hazeae)の成虫と卵でした。ネットで調べるとハナミズキなどで、繁殖する種のようです。皆さんもこの
ハラグロオオテントウ(Callicaria superba)は、クワキジラミを捕食するため、おもにクワで見られるが、今回はヤナギにて観察しました。カメノコテントウを探していると葉に見慣れない虫が・・・・・えっ!と思ったけど・・・間違いないその姿は本種でした。せっかくなので、
玉切りした薪を片付けていると見慣れないトラカミキリが忙しく薪の上を歩いていたのでスマフォで撮影しておいた。同定するとクリストフコトラカミキリ(Plagionotus christophi)でした。背中に二つ、目のような特徴的な模様があるので、本種だとすぐに同定できた。
越冬から目覚めたカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)達は、次の世代のため産卵を始めています。幼虫達の餌をになるヤナギハムシの生息するヤナギの小枝、葉に産卵を行います。本種の鞘翅は光沢があり、黒い模様は個体差があるようです。
今年もキバネツノトンボ(Libelloides ramburi)が飛翔始めています。本種の特徴は(写真のように)前翅が透明で、後翅は黒色と黄色のまだら模様そして触覚が長い。岡山県では準絶滅危惧扱いになっているが、発生場所ではほぼ毎年それなりの数確認できるので、生息環境が整え
自宅近くの水深の浅い溜池で羽化していたのはタベサナエ(Trigomphus citimus tabei)と思われます。本種は、春最も早く羽化するコサナエ属のトンボであり、今回観察した時も5頭が同時に羽化していました。羽化個体と一緒に撮影したヤゴの腹部先端の形状で同定しました。※
今年も自宅周辺でツマキチョウ(Anthocharis scolymus)の姿が確認できました。本種の体長が小さいこともあるが、優雅で穏やかな感じを与える蝶です。あと半月もすれば幼虫も現れるので、今年はその姿も観察してみたいと思います。
成虫越冬したツチイナゴ(Patanga japonica)は、繁殖期に入ったようです。本種の越冬は代謝活動を落として生理的に冬眠するのではなく、日当たりが良く暖かい環境に潜んで冬を越してるようです。よって暖かい日には活動し、僅かながら摂餌もするようです。よく頑張ったなぁ
薪割を行ってるといろんな種の昆虫と遭遇します。今回は、アラカシからコメツキムシ(Elateridae)と思われる幼虫が現れた。本種の幼虫が肉食なのは知ってはいたが・・・かなり攻撃的な幼虫ですね~。顎で手袋に咬みつき、尻部の棘で攻撃してきました。体色からして終齢幼虫
すこし小型のキタキチョウが、自宅周辺を飛んでるなと観察していました。翅を休めた時よく見るととツマグロキチョウ(Eurema laeta)でした。自宅周辺には食草のカワラケツメイは無いと思いますが・・・?岡山でも留意扱いの蝶なので、少し嬉しく感じました。
自宅の裏山を歩いてるとコツバメ(Callophrys ferrea)が日光浴の場所を探して飛んでいました。本種は、早春にのみ発生する蝶で自宅近くで観察したのは初めてです。静止時には、日光を求め体を横倒しにして止まることが多く写真の撮りにくい早春の蝶です。
今年の薪割は、シロスジカミキリ(Batocera lineolata)の当たり年のようです。本日5頭の成虫と1頭の死骸が薪割中に現れました。ところで本種の名前の由来は、前胸の2つの縦長の斑点が死ぬと白色になることから命名されたと図鑑などに記載されています。しかし、個人的には何
自宅の周りの雑木林でカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)が穿入してると思われる木を見つけました。写真はどちらもアベマキで樹液が染み出ているように見えるが、3月上旬・・・?そんなに出る季節ではないと思われます。成虫が活発に穿入始める初夏まで注意深く観
少し海浜生物にふれる機会があったので、クロフジツボ(Tetraclita japonica)を紹介します。直径2~4cmほどでフジツボとしては大型の殻を持つ種になります。フジツボ類は固着生活を送り、動き回ることは出来ないが、甲殻類の仲間であることを知り驚きました。生物世界には不
この冬は、オオムラサキ(Sasakia charonda)とゴマダラチョウの幼虫に出会う機会が多いと感じています。小さな体で寒い冬を越し、新緑と共に木に登り活動を再開するのですが、あの小さな体のどこにそんな体力があるのか不思議です。オオムラサキは、北海道夕張郡栗山町の種