カワセミ(Alcedo atthis)は、日本はもとより中国大陸、ヨーロッパ、東南アジアに広く分布する鳥です。本種は、日本の野鳥の中でも際立って美しい色彩ののため写真撮影マニアにターゲットとされます。個人的には、マレーシアでも本種を観察する機会が多々ありました。地域変異
カワセミ(Alcedo atthis)は、日本はもとより中国大陸、ヨーロッパ、東南アジアに広く分布する鳥です。本種は、日本の野鳥の中でも際立って美しい色彩ののため写真撮影マニアにターゲットとされます。個人的には、マレーシアでも本種を観察する機会が多々ありました。地域変異
ジャワハッカ/ Acridotheres javanicus
ジャワハッカ(Acridotheres javanicus)は、東南アジアに広く分布する鳥です。マレーシア、タイ、シンガポールで一番よく目にする鳥類でした。人間の食べ残しを何食わぬ顔で堂々と追いかける厚かましいイメージの強い鳥ですが、人の言葉をまねしたり人懐っこい行動もあるそう
雑木林の動く音の主はシロハラ(Turdus pallidus)でした。イノシシに負けないくらいの音を立てながら地面で餌を探した。こちらが、カメラを構えると一定の距離を取りながら離れていく。見ていないようで人間の気配を感じているのだろう。
時間ができたのでタテジマカミキリを探してカクレミノの林を散策しているとテングチョウ(Libythea celtis)が複数飛んでいた。昼前の日差しの中で少し飛んでは翅を温める行動をどの個体も繰り返していた。春がそこまで来てるのを感じさせてくれる情景でした。
毎冬目を引くカモ類にミコアイサ(Mergellus albellus)がいます。雄は全身が白く顔の黒斑が特徴的です。それに対して雌は頭部が褐色で頬が白い。他のカモ類が集団で行動しているに対して数羽(多くても6羽前後)の小集団で本種は行動しているように思います。この冬も本種を
魚を捕らえたミサゴ(Pandion haliaetus)を追いかけるのは、トビとハシブトカラスです。2羽にひつこく追いかけられるので、ついにミサゴは魚を落とし空高く何処かへ飛んで行った。
鳥についてネットを検索しているとコウライウグイス(Oriolus chinensis)についての記載を見つけた。日本でも迷鳥として渡りの途中に飛来するそうだ。マレーシアでの生活を思い出すと本種は、毎日見ることができた鳥だったので、渡鳥とは思っていませんでした。写真はジョホ
タテハモドキ(Junonia almana)は、インド、マレー半島そして日本まで分布する蝶です。分布の北限である日本では近年鹿児島、宮崎でも観察できるそうです。写真は、2016年にマレーシア・ジョホールバルで撮影した個体です。また本種の生息場所では、アオタテハモドキも一緒
ウラギンシジミ/ Curetis acuta paracuta
ヒサカキの葉に摑まっているのは、越冬中のウラギンシジミ(Curetis acuta paracuta)です。この個体かれこれ3週間以上この場所から移動することなくじっとしている。もしかすると既に亡くなっているかもしれないが、厳しい寒さに耐えながら越冬していたら申し訳ないので、春
山道を歩いてるとルリビタキ(Tarsiger cyanurus)がいきなり目の前に現れました。距離3m前後でしょうか・・・?カメラを構え3枚撮影すると木の陰に消えていきました。珍しい種ではありませんが、いつ見ても綺麗な鳥ですねぇ~・・・
ホソミオツネントンボ/ Indolestes peregrinus
何年ぶりだろうか・・・?越冬しているホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を自らの目で見つけました。本種は越冬個体は写真のように褐色化するが、春を迎え繁殖期になると鮮やかな青色に変わります。
写真のルリノドハチクイ(Merops viridis)は、2016年3月にマレーシア、ジョホール・バルで撮影した個体です。本種の主食は名前のように蜂類ですが、調べるとトンボ類も捕食するようです。主な生息域は、マレーシア、シンガポール、タイ、カンボジア南部になります。寒い冬は
ツマグロスズメバチ/ Vespa affinis Linnaeus
ツマグロスズメバチ(Vespa affinis Linnaeus)は広大な分布圏を持ち、西はインド、スリランカから、東は中国、台湾、日本(八重山諸島)に至るまで生息しているそうです。写真は2016年8月にマレーシア、ジョホール・バルで撮影した個体です。住んでいたコンドミニアムのバルコ
2024年 明けましておめでとうございます。新年自宅近くのホームセンターの花にヒメアカタテハ(Vanessa cardui )が飛来していました。気温は14℃ですが、元気よくビオラの花を吸蜜していました。腐果に訪れるアカタテハと異なり本種は花の蜜に訪れます。また越冬は成虫だけ
自宅裏山のアベマキの枝が白く見えるので、近づいてみるとハイタカ(Accipiter nisus)がとまっていました。20mくらいの木の枝から餌の鳥を探しているようなので、写真を数枚撮りその場を離れておきました。自宅近くで本種を観察するのは初めてでした。
今年も自宅の窓からノスリ(Buteo japonicus)を何度か観察しています。例年冬が近づくと電信柱から獲物を探してる姿が確認できるのですが、ある一定の距離まで近づくと必ず逃げて行くので撮影の難しい鳥です。本日は、夕焼けの時間に撮影してみました。
写真のトノサマバッタ(Locusta migratoria)は、11月末に撮影した個体です。12月に入り岡山県南部も気温が0℃まで下がった日もあったので、成虫個体を見るのは難しいと思います。本種は、温かい南西諸島では、年3化するそうです。
枯葉が動くので目を凝らすとそこには、アカエグリバ (Oraesia excavata)の成虫がいました。この容姿で枯葉に隠れたならば、なかなか見つけるのは至難です。本種の幼虫はアオツヅラフジを食草とするが、成虫にもその毒が残っているのか調べています。
ノイバラの枝で複数のチャミノガ(Eumeta minuscula)の蓑を観察しました。本種は、オオミノガの蓑のように枝にぶら下がるのとは異なり枝に張り付くように付いています。蓑から雌雄はわかりませんが、この容姿で越冬を迎えます。来春まで頑張れよ~
今年も岡山県南部の汽水域にオナガガモ(Anas acuta)が、多数訪れていました。雄は雌に比べて派手な容姿で、タキシード姿を思わせるようなお洒落な尾羽が特徴です。ところでカモの雌雄は何故容姿が異なるのか気になりませんか・・・?
昨日は昼間の気温が20℃近くになったため裏山で飛翔する複数のムラサキシジミ(Narathura japonica)を観察しました。近年山を管理しないためアラカシが旺盛となり本種の個体数も増えているように思います。またアラカシで育つ幼虫は蜜を分泌してアミメアリをおびき寄せ、意
アオマツムシ(Truljalia hibinonis)の姿も今年は見納めのようです。生き残ってる成虫は少しでも暖かい場所を探して日の当たる木の幹、または家の勝手口のドアに移動しています。10月下旬までは、夜うるさいくらい鳴いていましたが、今は昼間に点在して鳴き声が聞こえるだけ
梅の木にクヌギカレハ(Kunugia undans)の雄が訪れていました。調べると梅の木も彼らのホストのようですが、雌が訪れるのを待っているのでしょうか・・・?本種は晩秋に羽化する大型のカレハガですが、雄は小型で、体色が明るいそうです。
今朝は、岡山市でも気温が一桁になったようです。そんな気温の中、庭のオオカマキリ (Tenodera aridifolia)は、既に攻撃する力もないほど弱っていました。前翅は汚れ傷つき痛々しい姿ですが、カメラのレンズを正面から向けると最後の勇姿を見せてくれました。
最近家の周りの山、畑に昼間どうどうとイノシシ(Sus scrofa)の姿が確認されます。人間を見ても大きな音をたてようともあわてて逃げ隠れする様子はなく、むしろゆうゆうと歩くように山に隠れていきます。近くを散歩する高齢者の方々もいるので危険を感じています。怪我人が
庭の芝生をケビコノハ(Eudocima tyrannus)の幼虫が歩いていました。体長を見るに終齢幼虫ではないようだが、今後、終齢幼虫、蛹化、羽化、成虫、越冬には少々遅い時期と思います。若いアケビの葉に移動させると食べ始めましたが・・・う~ん・・・11月なので頑張れよとしか
川沿いの草地を歩いているとウラナミシジミ(Lampides boeticus)が数頭飛んでいました。岡山南部で本種を観察するのは晩秋が多いと感じますが、皆様いかがでしょうか?地域によっては成虫越冬するそうですが、私はまだその姿を観察したことはありません。来年の早春にそれを
ムネアカハラビロカマキリ/ Hierodula venosa Olivier
岡山県でのムネアカハラビロカマキリ(Hierodula venosa Olivier)は、2017年に最初の記録があります。本種は、中国大陸原産と考えられる外来種ですが、先日県中部で観察しました。その時本種の周りで在来のカマキリは一種も確認できませんでした。もしかすると在来種を餌とし
畑の杭に止まっていたのは、ヒメアカネ(Sympetrum parvulum)です。本種の雄は成熟すると顔面が白くなるが、マイコアカネ、マユタテアカネも同様の容姿のため同定に迷ってしまいます。写真を後から観察すると蟻かな?餌として捕え食していました。
ハラビロカマキリ/ Hierodula patellifera
庭を歩いていると何か動いたように感じたので、地面を見るとそこには、威嚇しているハラビロカマキリ (Hierodula patellifera)がいました。たまたま彼女がいた植物に私の足が触れたようだが、威嚇するとは・・・よほど腹の虫の居所が悪かったのかな・・・?その近くに目を凝
タイワントビナナフシ/ Sipyloidea sipylus
10月上旬、今年も庭の植物を散策するとタイワントビナナフシ(Sipyloidea sipylus)を見つけることができました。一昨年はミモザで、昨年はケヤキで、そして今年はローズマリーで見つけました。飛翔能力も日本のナナフシに比べ高く、そして危険を感じると臭いも強烈です。写
今日の昼間は、気温も上がり山際からツクツクボウシの声が聞こえていました。庭では、越冬に備えツチイナゴ(Patanga japonica)が最後の脱皮を終えていた。本種は、クズの葉を好んで食するようだが、我家の庭にはクズが無いので、他の植物を食しているのだろう・・・?
ホシヒメホウジャク/ Neogurelca himachala
庭のミモザを見てると枝にホシヒメホウジャク(Neogurelca himachala)がとまっていました。飛翔しているとホシホウジャクと迷うが、枝などにとまっていると特徴的な容姿をしているので本種と同定できます。腹部裏側の白が班が特徴的でした。
オミナエシの花に訪れていたのは、オオセイボウ(Stilbum cyanurum)です。本種の幼虫は、スズバチ、トックリバチなどの巣に寄生して育ちます。成虫は捕獲すると擬死状態になるのも特徴的なハチです。産卵管はアシナガバ チなどとは少し違った構造をしていて産卵用のやわらか
オナガサナエ/ Melligomphus viridicostus
岡山県中部の一級河川の近くでオナガサナエ(Melligomphus viridicostus)の雌を観察しました。本種の雄は、尾部付属器によって同定を間違えることはまずないと思われるが、雌についても胸側部の黒条の形態で他種との区別できると思います。また比較的に静止した写真の撮りや
ヒメベッコウハゴロモ(Ricania taeniata)は体長6mm前後の大変小さなハゴロモです。吉井川の河川敷の植物にて撮影しました。幼虫、成虫ともに植物の汁を吸うと思われますが、詳しい生態はよくわからない種のようです。
自宅近くで捕獲したシンジュキノカワガ(Eligma narcissus)の蛹が1頭羽化しました。幼虫は毒々しい姿、色をしていますが、毒は無いそうです。また集団で作る蛹は、繭裏面のギザギザで蛹の殻をこすり合わせ金属音ような音を発します。春以降中国から成虫が日本に飛来し、ジュ
ローズマリーの花に訪れていた大型の蝶はクロアゲハ(Papilio protenor)でした。翅の痛みもない個体なので、今年最後の新成虫でしょうか?忙しく吸蜜していました。暑い夏場は、花よりむしろ地面で吸水する姿をよく見かける種と思います。
マルカメムシ/ Megacopta punctatissimum
9月頃クズの葉をくまなく探すとマルカメムシ(Megacopta punctatissimum)を見つけることができます。体長5mm前後で一見カメムシらしくなく、むしろハムシの仲間に思えますが、臭いにおいを発する種です。数10頭の集団でクズの葉の裏で観察できることあるので、皆様もぜひ探
求愛行動しながら飛んでいたのはナミアゲハ(Papilio xuthus)です。時間を測ってみると10分以上経過してもその行動は収まらない。終わりを告げたのは、雄がもう1頭飛来し割り込んで来たからです。しかし、この求愛結ばれないことが、多いそうです。
トノサマガエル/ Pelophylax nigromaculatus
水田に目を向けるとトノサマガエル(Pelophylax nigromaculatus)と目が合いました。カメラのレンズを向けると少し頭の向きを代えたが、逃げようとはしない。しかし、さらに50cmほど本種に近づくと水田の中に消えて行った。どのようなところで危険を察知するのだろうか・・・
ハラビロカマキリ/ Hierodula patellifera
昨年と同じ場所で褐色型のハラビロカマキリ (Hierodula patellifera)を観察しました。ところでカマキリやバッタの体色の変化は、脱皮を境にして色が変化するそうだ。前齢のまわりの色に応じて、脱皮後に色が決定するようなので、写真個体は、(終齢と思われる)最後まで褐色
岡山県南部ではダイミョウセセリ(Daimio tethys)は、年3化しているようです。最近里山で観察する成虫の翅は痛みがないので今年3化目の個体と思われます。イチモンジセセリやチャバネセセリなどで見かける翅を半開きにして止まるのに対し、本種は翅を水平に開いて止まる姿を
クロスジカメノコハムシ/ Cassida lineola Creutzer
岡山県北部で撮影したクロスジカメノコハムシ(Cassida lineola Creutzer)は、岡山県では絶滅危惧Ⅱ類になっています。何気にオトコヨモギの葉の上に見慣れない昆虫がいたので撮影しておいたのですが、やっと同定できたので掲載します。体長約6~9mm前後の小さなカメノコハ
シロヘリツチカメムシ/ Canthophorus niveimarginatus
先日の観察会で初めてシロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)の成虫を観察しました。小学高学年の参加者が、本種を見つけてくれたのですが、体長6~8mmの大変小さなカメムシなので老眼の私では見つけるのが困難な種です。ところで本種の生態をしらべるとカナ
ヤマトタマムシ/ Chrysochroa fulgidissima
美しい外見からヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)は、何処で観察できますか?と尋ねられます。しかし、自宅庭、裏山で観察できる私としては・・・返答に困ることがあります。岡山県南部では、7月上旬から下旬(晴れの日)に山際のアキニレ、エノキ、ケヤキの上部を飛
ミンミンゼミ/ Hyalessa maculaticollis
ミンミンゼミ(Hyalessa maculaticollis)の抜け殻を探していると写真のように抜け殻に卵が産卵されたいました。セミヤドリガのしわざかな?とも思いましたが、違うようです。わざわざ抜け殻に産卵したのか、それともたまたま産卵したのか?少々謎の産卵痕を見つけました。
ハイイロチョッキリ/ Cyllorhynchites ursulus
山道に緑色のコナラの枝先がたくさん落ちているのが目に付き始めました。犯人は、ハイイロチョッキリ(Cyllorhynchites ursulus)ですね!アスファルトの山道の上に落ちると産卵したドングリが車に踏まれ粉々になっています。1頭でどれくらい数の産卵をおこない何%くらいが羽
カブトムシ/ Trypoxylus dichotomus septentrionalis
雑木林の木を見上げるとカブトムシ(Trypoxylus dichotomus septentrionalis)が昼間に樹液酒場を占拠していました。珍しい光景ではないが、先日本種の昼間の活動についてTVで放映されていました。昼間に樹液酒場から彼らを追いやるのは、オオスズメバチのようです。貴重な樹
この夏オオムラサキ(Sasakia charonda)を探して雑木林を散策したが、一度も成虫を観察していません。例年観察できる場所を何度も出向いたりしたが、どうなってるのか・・・?少々気になっています。掲載写真は、過去撮影した個体です。
山間の溜池に繁殖したヒシの上でギンヤンマ(Anax parthenope)のペアが産卵をしていました。何度かオスとメスが連結したまま飛びながら気にいった場所に移動し産卵していました。本種のメスは、単独で産卵するようですが、今回は確認できなかった。
我家の庭のフェンネルで育ったキアゲハ(Papilio machaon)が、羽化及び活動を始めています。本種の夏型は、大きく黒っぽくなるそうだが、写真個体はその典型です。雄成虫には独特の香りがあるそうだが、どんな時臭うのか試してみたいと思っています。しかし羽化直後の個体は
オカトラノウの花に訪れたモンシロチョウ(Pieris rapae)が似合っていたので撮影しました。本種は、ブラックライトを当てると、メスの翅が白く、オスの翅が黒く見えるそうです。本種には紫外線が見えると考えられていて、この色の違いでオスメスの判別をしているようです。
アカテガニ/ Chiromantes haematocheir
アカテガニ(Chiromantes haematocheir)を海浜観察会にて撮影しました。本種は、海岸から離れて生活を行うが、7-8月の大潮(満月か新月)の夜、満潮時間に合わせてメスが一斉に海岸で産卵するそうです。もう一種のベンケイガニ(Orisarma intermedium)は海岸から付かづ離れ
自宅近くの空き家の壁でオニヤンマ(Anotogaster sieboldii)が羽化していました。この場所は、昨年見つけ、その時は3頭の本種羽化跡を確認しています。今年は、何度か見回っていますが、まだ1頭のみです。そこは、普段水の流れが無い用水路で、雨が降った時だけ少し水が溜ま
我家の庭に植栽したフェンネルは、キアゲハ(Papilio machaon)とアカスジカメムシに占拠されています。気が付いた時は、既に手遅れでキアゲハの幼虫は数十頭、アカスジカメムシの幼生も二桁以上が共存していました。もう人間が食することは無いので、この2種の昆虫達のゆり
今年も岡山某所にてホシベニカミキリ(Eupromus ruber)を観察しました。成虫はタブノキの葉や枝を食べる。幼虫もタブノキの生きた枝に穿孔して材を食べる。よって移動しても生まれたタブノキから他のタブノキくらいなのかな・・・?しかし、大変綺麗なカミキリムシです。
写真1枚目2枚目は、オオコフキコガネ(Melolontha frater)と思います。写真3枚目はコフキコガネ(Melolontha japonica)なのかと思いますが、オオコフキコガネとコフキコガネの区別がかなり曖昧と個人的に思っています。学名が異なるので区別されてるのは理解ですが・・・・・
ゴマダラチョウ/ Hestina persimilis japonica
実は、オオムラサキを探していて出会ったのが写真のゴマダラチョウ(Hestina persimilis japonica)です。食草、生態、幼虫の容姿までオオムラサキと似るが、成虫になると小柄で地味な蝶になります。本種の生息は都市部までと広く身近なタテハチョウです。写真個体は、地表で
写真はライトトラップの常連、アオドウガネ(Anomala albopilosa)です。本種は、農作物の葉を食害するため害虫扱いされるが、見方によっては緑色した綺麗な甲虫です。近縁種には、地味なドウガネブイブイがいます。
クロタマムシ/ Buprestis haemorrhoidalis
久しぶりにクロタマムシ(Buprestis haemorrhoidalis)の成虫を観察しました。本種は、アカマツ、クロマツなどのマツ類はじめ針葉樹に産卵します。新築の家の柱から羽化した例が有るなど害虫扱いされる場合がありますが、レアなタマムシと思っています。雄の顔には、オレンジ
ハンミョウ類は世界各地に広く分布し、1,900種以上生息しているようです。写真個体は、Malaysia Johor Desaru海岸で撮影した種です。日本でいえばカワラハンミョウに近い種でしょうか・・・?撮影時の記憶が薄れいますが、かなりの個体が普通に生息してた思います。
写真個体は、クロマルハナバチ(Bombus igunitus)でしょうか?本種の営巣はノネズミなどの穴を利用し、土中に作成するそうです。また働きバチも存在するそうですが・・・我家に訪れている個体達は働きバチなのか少々疑問です。
自宅玄関にエダナナフシ(Phraortes elongatus)が鎮座しています。家内に聞くともう1週間くらい玄関の柱にいるそうです。柱を登ったり下ったりとどこかへ行く様子はないようです。右中あしの基節より先が欠損しているので、これが要因なのかもしれません・・・?
今年は少し観察に行くのが遅くなりましたが、ヒラズゲンセイ(Cissites cephalotes)を例年の場所で観察しました。本種は、脚の関節から分泌する毒(カンタリジン)についての注意喚起が有名だが、実はその生態はすべて解明されていないようです。キムネクマバチに寄生する生
コロギス/ Prosopogryllacris japonica
ねぐらから地面におりてきたコロギス(Prosopogryllacris japonica)は、かなりご立腹のようです。人間なんて怖くないぞ!とでも言ってるのか・・・威嚇する姿がとても勇敢です。本種をよく観察すると触覚の長さは体長の3倍以上ありそうです。しかし、普通昆虫は人間相手では
ウシカメムシ/ Alcimocoris japonensis
ウシカメムシ(Alcimocoris japonensis)は、体長8~9mmの小さな昆虫だが、前胸両側の角状突起と小楯板の基部両側の白い斑紋が特徴的です。また本種の体を拡大してみると一面に黒い細かな点刻が確認できます。アセビ、シキミ、サクラ、ヒノキなどで見られるそうだが、個人的に
モンシロチョウ(Pieris rapae)が、数頭地面に群れていたが、近くを飛んでるキタキチョウは、その地面には見向きもしません。写真のように本種だけが集まっていたので、その場所を観察すると植物の根っこのようなものが確認できましたが・・・不思議な光景でした。
チョウトンボ(Rhyothemis fuliginosa)の活動が目に付くようになってきました。本種は、飛ぶときに時々チョウのように翅をヒラヒラさせるので、この和名が付いたようです。しかし、優雅に飛んでいるようで、捕獲しようと捕虫網を向けると「ひらり」とにげていくトンボです。
自宅周辺ではヤマトシジミ(Zizeeria maha)の新成虫をちらほら見かけます。本種は、日当たりのよい場所にカタバミがあれば街中でも発生します。しかし、成虫の飛翔能力は弱く広範囲に移動しないようです。※写真はスマフォ撮影です。
ハッチョウトンボ(Nannophya pygmaea)は、漢字にすると「八丁蜻蛉」と書くそうです。日本では生息環境が限られるため希少種になっているが、東南アジアの熱帯域からオーストラリア北部まで広く分布する種です。
チガヤにらせん状に卵を産み付けたのは、キバネツノトンボ(Ascalaphus ramburi)です。また植物の種のように見えるは、本種の若令幼虫です。幼虫期は、集団で草の根際や石の下で小昆虫などを捕食して育ようです。
この季節、草原の植物に目をやるとバッタ(Caelifera)の幼生達が目に入ってきます。キリギリスやコオロギに比べてバッタは、「触角が短い。」「雌の産卵管が目立たない。」「雌の方が雄より体が大きい。」このような特徴があるそうです。よって写真の2種は、バッタの幼生と
フサヒゲルリカミキリ/ Agapanthia japonica
今年もフサヒゲルリカミキリ(Agapanthia japonica)の生息調査に参加させて頂きました。気になったのは触覚が切れた個体を数頭観察したことです。
ムネアカクロハナカミキリ/ Leptura dimorpha
岡山県北部の草原で観察したのは、ムネアカクロハナカミキリ(Leptura dimorpha)のようです。本種の体長は12~18ミリほどで前胸背板が赤いのは雌のようです。残念ながら雄には出会えなかったが、こちらは全身黒いそうなので是非観察してみたい種です。
アカスジカメムシ/ Graphosoma rubrolineatum
家内が庭に植えたフェンネル(ウイキョウ)が花を咲かせ、そこにアカスジカメムシ(Graphosoma rubrolineatum)の雌雄が訪れていた。本種の体長は、10-12mmと小型ですが、写真のように大変鮮やかな赤色をしています。前胸背の5条の赤色縦紋と小楯板には3条の赤色紋があります
ハラビロトンボ/ Lyriothemis pachygastra
自宅近くではハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )の羽化がピークのようです。本種の雄は未熟から成熟までの変化が大きく時々「このトンボ何だ?」と思ってしまいます。水の流れ込む休耕田で生息しているのをしばしば見かけるので、生息数は増えているように思います
ワモンサビカミキリ/ Pterolophia annulata
庭のローズマリーを抱え込むように抱いていたのはワモンサビカミキリ(Pterolophia annulata)と思われます。(同定間違っていたらコメントにて連絡下さい。)体長10mm前後の小型のカミキリムシですが、力強く木を抱え込んでいました。ホストが、各種広葉樹の枯れ枝なので、
今年も庭にアカシジミ(Japonica lutea)が飛来してくれました。翅見ると既に尾状突起が確認できないので、色々有ったのだろう!年1回だけ初夏に姿を見せてくれる本種には、個人的に親近感を持っています。来年もその先も毎年会えるのを楽しみにしている蝶です。2022年飛来し
ミドリカミキリ(Chloridolum viride)の成虫は、ガマズミ、ウツギなどの花に集まるそうだが、我家で見るのは薪棚です。本種の体長は12-22mmで体は細長く、体色は緑色から赤銅色まで変異が見られれ金属光沢の美しいカミキリムシです。他のカミキリムシに比べ後脚が長いのも特
今年は自宅近くの雑木林でダイミョウセセリ(Daimio tethys)の姿を良く見かけます。本種は、関ヶ原を境に東西で模様が異なり岡山県では白帯が明瞭な「関西型」が主です。幼虫の食草は、ヤマノイモ科の植物なので、生息に困ることはなさそうだ。
ショウジョウトンボ/ Crocothemis servilia mariannae
自宅近くの溜池ではショウジョウトンボ(Crocothemis servilia mariannae)が最盛期を迎えています。未成熟個体も少し観察できますが、真っ赤な色したオス達は池の縁に強い縄張りを持って忙しく飛んでいる。本種は比較的身近に観察できるトンボです。
そろそろ発生してるだろうと思いカラムシの群生を探してみると目的のラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)がいました。本種は外来種扱いされるけど前翅の黒い部分と緑白色または青白色の綺麗なカミキリムシと思います。雌雄で顔の形態が異なるのも特徴です。(黒い部分が多
今年も我家の庭にミミズク(Ledra auditura)が飛来しました。本種は頭角(?)に特徴あり耳のような突起があります。(これが撮影泣かせです。)また胸部、腹部は白くセミに近い形態をしています。写真個体は、雌と思われます。
タイワンタケクマバチ/ Xylocopa tranquebarorum
家内と隣町の庭園へ出かけると真っ黒いクマバチが飛んでるので数枚写真を撮っておきました。写真を見返すとそれはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)でした。昨年からその名前は知っていたが、身近な場所に生息していたのは知りませんでした。本種は、かなり攻
ウスバシロチョウ/ Parnassius citrinarius
ウスバシロチョウ(Parnassius citrinarius)は、5-6月頃岡山県北部で観察できる普通種です。体毛が多いため蛾と間違えらる事もあるが、アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科に属するチョウです。食草はケシ科のムラサキケマン、エゾエンゴサク、ヤマエンゴサクなどで、蛹時にマ
目前のイチョウの葉に止まった大きなサナエトンボは、胸部側面に黒条が2本確認できたので、ヤマサナエ(Asiagomphus melaenops)と同定しました。キイロサナエとは外見が酷似しており、生息環境も同様のため同定には時間を有する種です。また県北部ではクロサナエと思われる
ナミテントウ(Harmonia axyridis)の斑紋多型は200以上も確認されているそうです。図鑑によれば本種は松につくマツオオアブラムシの捕食に特化していると記載されているが、我家ではトウカエデに付くアブラムシを捕食しているのを確認しています。今年200種の斑紋何%を記録
本日5月17日、仕事から夕刻自宅に戻ると我家の庭で迎えてくれたのは、コクワガタ(Dorcus rectus)の雄でした。ご存知のようにクワガタのなかでは、一番見掛ける機会の多い種です。ところで本種を見掛けると初夏だと感じるのは、私だけでしょうか・・・?
この冬に切った自宅裏山の薪を片付けていると小ぶりの黒いアゲハ蝶が飛んで来た。クロアゲハだろうと思い、持っていたカメラで2、3ショット撮影して見返すとナガサキアゲハ(Papilio memnon)の雄であった。近くにあるミカン科の植物は・・・我家の畑のミカン、キンカンそれ
ヨツボシトンボ/ Libellula quadrimaculata asahinai
自宅近くの浅い溜池には、ヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata asahinai)が最盛期を迎えています。今年も翅の黒褐色斑のプラエヌビラ型とベッコウトンボを探してみたが、見つかりませんでした。本種の和名由来は、翅の結節に小さな褐色の点が四つあることからその名が
アラカシの樹液に訪れていたのは、クロコノマチョウ(Melanitis phedima)です。越冬個体でしょうか、かなり翅が痛んでいます。また写真個体は、脚が4本しか見えないが、取れてしまったわけではなく、タテハチョウ科共通の特徴です。
自宅に植栽しているケヤキが花を咲かせたので、観察していると幹に見慣れない模様を幾つも見つけました。近づいて観察してみるとそれは、ナガワタカイガラムシ(Pulvinaria hazeae)の成虫と卵でした。ネットで調べるとハナミズキなどで、繁殖する種のようです。皆さんもこの
ハラグロオオテントウ/ Callicaria superba
ハラグロオオテントウ(Callicaria superba)は、クワキジラミを捕食するため、おもにクワで見られるが、今回はヤナギにて観察しました。カメノコテントウを探していると葉に見慣れない虫が・・・・・えっ!と思ったけど・・・間違いないその姿は本種でした。せっかくなので、
クリストフコトラカミキリ/ Plagionotus christophi
玉切りした薪を片付けていると見慣れないトラカミキリが忙しく薪の上を歩いていたのでスマフォで撮影しておいた。同定するとクリストフコトラカミキリ(Plagionotus christophi)でした。背中に二つ、目のような特徴的な模様があるので、本種だとすぐに同定できた。
カメノコテントウ/ Aiolocaria hexaspilota
越冬から目覚めたカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)達は、次の世代のため産卵を始めています。幼虫達の餌をになるヤナギハムシの生息するヤナギの小枝、葉に産卵を行います。本種の鞘翅は光沢があり、黒い模様は個体差があるようです。
今年もキバネツノトンボ(Libelloides ramburi)が飛翔始めています。本種の特徴は(写真のように)前翅が透明で、後翅は黒色と黄色のまだら模様そして触覚が長い。岡山県では準絶滅危惧扱いになっているが、発生場所ではほぼ毎年それなりの数確認できるので、生息環境が整え
タベサナエ/ Trigomphus citimus tabei
自宅近くの水深の浅い溜池で羽化していたのはタベサナエ(Trigomphus citimus tabei)と思われます。本種は、春最も早く羽化するコサナエ属のトンボであり、今回観察した時も5頭が同時に羽化していました。羽化個体と一緒に撮影したヤゴの腹部先端の形状で同定しました。※
今年も自宅周辺でツマキチョウ(Anthocharis scolymus)の姿が確認できました。本種の体長が小さいこともあるが、優雅で穏やかな感じを与える蝶です。あと半月もすれば幼虫も現れるので、今年はその姿も観察してみたいと思います。
成虫越冬したツチイナゴ(Patanga japonica)は、繁殖期に入ったようです。本種の越冬は代謝活動を落として生理的に冬眠するのではなく、日当たりが良く暖かい環境に潜んで冬を越してるようです。よって暖かい日には活動し、僅かながら摂餌もするようです。よく頑張ったなぁ
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カワセミ(Alcedo atthis)は、日本はもとより中国大陸、ヨーロッパ、東南アジアに広く分布する鳥です。本種は、日本の野鳥の中でも際立って美しい色彩ののため写真撮影マニアにターゲットとされます。個人的には、マレーシアでも本種を観察する機会が多々ありました。地域変異
ジャワハッカ(Acridotheres javanicus)は、東南アジアに広く分布する鳥です。マレーシア、タイ、シンガポールで一番よく目にする鳥類でした。人間の食べ残しを何食わぬ顔で堂々と追いかける厚かましいイメージの強い鳥ですが、人の言葉をまねしたり人懐っこい行動もあるそう
雑木林の動く音の主はシロハラ(Turdus pallidus)でした。イノシシに負けないくらいの音を立てながら地面で餌を探した。こちらが、カメラを構えると一定の距離を取りながら離れていく。見ていないようで人間の気配を感じているのだろう。
時間ができたのでタテジマカミキリを探してカクレミノの林を散策しているとテングチョウ(Libythea celtis)が複数飛んでいた。昼前の日差しの中で少し飛んでは翅を温める行動をどの個体も繰り返していた。春がそこまで来てるのを感じさせてくれる情景でした。
毎冬目を引くカモ類にミコアイサ(Mergellus albellus)がいます。雄は全身が白く顔の黒斑が特徴的です。それに対して雌は頭部が褐色で頬が白い。他のカモ類が集団で行動しているに対して数羽(多くても6羽前後)の小集団で本種は行動しているように思います。この冬も本種を
魚を捕らえたミサゴ(Pandion haliaetus)を追いかけるのは、トビとハシブトカラスです。2羽にひつこく追いかけられるので、ついにミサゴは魚を落とし空高く何処かへ飛んで行った。
鳥についてネットを検索しているとコウライウグイス(Oriolus chinensis)についての記載を見つけた。日本でも迷鳥として渡りの途中に飛来するそうだ。マレーシアでの生活を思い出すと本種は、毎日見ることができた鳥だったので、渡鳥とは思っていませんでした。写真はジョホ
タテハモドキ(Junonia almana)は、インド、マレー半島そして日本まで分布する蝶です。分布の北限である日本では近年鹿児島、宮崎でも観察できるそうです。写真は、2016年にマレーシア・ジョホールバルで撮影した個体です。また本種の生息場所では、アオタテハモドキも一緒
ヒサカキの葉に摑まっているのは、越冬中のウラギンシジミ(Curetis acuta paracuta)です。この個体かれこれ3週間以上この場所から移動することなくじっとしている。もしかすると既に亡くなっているかもしれないが、厳しい寒さに耐えながら越冬していたら申し訳ないので、春
山道を歩いてるとルリビタキ(Tarsiger cyanurus)がいきなり目の前に現れました。距離3m前後でしょうか・・・?カメラを構え3枚撮影すると木の陰に消えていきました。珍しい種ではありませんが、いつ見ても綺麗な鳥ですねぇ~・・・
何年ぶりだろうか・・・?越冬しているホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を自らの目で見つけました。本種は越冬個体は写真のように褐色化するが、春を迎え繁殖期になると鮮やかな青色に変わります。
写真のルリノドハチクイ(Merops viridis)は、2016年3月にマレーシア、ジョホール・バルで撮影した個体です。本種の主食は名前のように蜂類ですが、調べるとトンボ類も捕食するようです。主な生息域は、マレーシア、シンガポール、タイ、カンボジア南部になります。寒い冬は
ツマグロスズメバチ(Vespa affinis Linnaeus)は広大な分布圏を持ち、西はインド、スリランカから、東は中国、台湾、日本(八重山諸島)に至るまで生息しているそうです。写真は2016年8月にマレーシア、ジョホール・バルで撮影した個体です。住んでいたコンドミニアムのバルコ
2024年 明けましておめでとうございます。新年自宅近くのホームセンターの花にヒメアカタテハ(Vanessa cardui )が飛来していました。気温は14℃ですが、元気よくビオラの花を吸蜜していました。腐果に訪れるアカタテハと異なり本種は花の蜜に訪れます。また越冬は成虫だけ
自宅裏山のアベマキの枝が白く見えるので、近づいてみるとハイタカ(Accipiter nisus)がとまっていました。20mくらいの木の枝から餌の鳥を探しているようなので、写真を数枚撮りその場を離れておきました。自宅近くで本種を観察するのは初めてでした。
今年も自宅の窓からノスリ(Buteo japonicus)を何度か観察しています。例年冬が近づくと電信柱から獲物を探してる姿が確認できるのですが、ある一定の距離まで近づくと必ず逃げて行くので撮影の難しい鳥です。本日は、夕焼けの時間に撮影してみました。
写真のトノサマバッタ(Locusta migratoria)は、11月末に撮影した個体です。12月に入り岡山県南部も気温が0℃まで下がった日もあったので、成虫個体を見るのは難しいと思います。本種は、温かい南西諸島では、年3化するそうです。
枯葉が動くので目を凝らすとそこには、アカエグリバ (Oraesia excavata)の成虫がいました。この容姿で枯葉に隠れたならば、なかなか見つけるのは至難です。本種の幼虫はアオツヅラフジを食草とするが、成虫にもその毒が残っているのか調べています。
ノイバラの枝で複数のチャミノガ(Eumeta minuscula)の蓑を観察しました。本種は、オオミノガの蓑のように枝にぶら下がるのとは異なり枝に張り付くように付いています。蓑から雌雄はわかりませんが、この容姿で越冬を迎えます。来春まで頑張れよ~
今年も岡山県南部の汽水域にオナガガモ(Anas acuta)が、多数訪れていました。雄は雌に比べて派手な容姿で、タキシード姿を思わせるようなお洒落な尾羽が特徴です。ところでカモの雌雄は何故容姿が異なるのか気になりませんか・・・?
すこし小型のキタキチョウが、自宅周辺を飛んでるなと観察していました。翅を休めた時よく見るととツマグロキチョウ(Eurema laeta)でした。自宅周辺には食草のカワラケツメイは無いと思いますが・・・?岡山でも留意扱いの蝶なので、少し嬉しく感じました。
自宅の裏山を歩いてるとコツバメ(Callophrys ferrea)が日光浴の場所を探して飛んでいました。本種は、早春にのみ発生する蝶で自宅近くで観察したのは初めてです。静止時には、日光を求め体を横倒しにして止まることが多く写真の撮りにくい早春の蝶です。
今年の薪割は、シロスジカミキリ(Batocera lineolata)の当たり年のようです。本日5頭の成虫と1頭の死骸が薪割中に現れました。ところで本種の名前の由来は、前胸の2つの縦長の斑点が死ぬと白色になることから命名されたと図鑑などに記載されています。しかし、個人的には何
自宅の周りの雑木林でカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)が穿入してると思われる木を見つけました。写真はどちらもアベマキで樹液が染み出ているように見えるが、3月上旬・・・?そんなに出る季節ではないと思われます。成虫が活発に穿入始める初夏まで注意深く観
少し海浜生物にふれる機会があったので、クロフジツボ(Tetraclita japonica)を紹介します。直径2~4cmほどでフジツボとしては大型の殻を持つ種になります。フジツボ類は固着生活を送り、動き回ることは出来ないが、甲殻類の仲間であることを知り驚きました。生物世界には不
この冬は、オオムラサキ(Sasakia charonda)とゴマダラチョウの幼虫に出会う機会が多いと感じています。小さな体で寒い冬を越し、新緑と共に木に登り活動を再開するのですが、あの小さな体のどこにそんな体力があるのか不思議です。オオムラサキは、北海道夕張郡栗山町の種
昨日河原を覗くと草地を一羽のイソシギ(Actitis hypoleucos)が歩いていた。※写真は2020年に撮影した個体です。本種の生体を調べると冬季は単独で生活するようだ。観察時は地面を歩きながら尾羽を頻繁に上下に動かしていた。
大変遅くなりました。新年明けましておめでとうございます。ブログのネタ切れにより更新がおろそかになっております。今年の干支はウサギ(Leporinae)!よって広島県竹原市大久野島のウサギ達を掲載します。周囲約4kmの大久野島は、かつて毒ガス工場があったことから「地図
今年も吉井川河口に多くのオナガガモ(Anas acuta)が飛来していた。数えたわけではないが、昨年より多く飛来していると思われる。写真を撮りたくて近づくと一定の距離をとる。きっと人とカモの長い付き合いの結果なのだと思った。
自宅前の農耕地に現れたのはチョウゲンボウ(Falco tinnunculus)だった。目視で観察した時は、背中が灰色に映ったのでコチョウゲンボウかと思ったが、撮影した写真を見直すとチョウゲンボウであった。本種も空中でホバリングしながら停止するようなので、一度その行動を観察
庭のヒイラギナンテンがいつもより早く花を咲かせた。その花にニホンミツバチ(Apis cerana japonica)とアブのような種が訪れていた。蜜の乏しい季節に咲く植物は、寒い冬を越す昆虫達には貴重な食糧と思います。春までがんばって!
写真の赤い個体はアオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)のメスと同定します。しかし写真のオス個体は・・・?クロイトトンボかな・・・?もっと多くの個体を観察しないと同定は困難極まるのです。
昆虫達の活動も少なくなってきましたが、今年を振り返るとトノサマバッタ(Locusta migratoria)を多数観察したように感じます。偶然なのかそれとも個体数が多かったのか、何も根拠ありませんが個人的な感想です。ところで、本種のオスは後脚と翅を擦り合わせて発音する。こ
写真個体は、セスジツユムシ(Ducetia japonica)のメスと思われる。胸部を観察するとヒメクダマキモドキに比べ明らかに狭い。よって本種に訂正します。大変申し訳ありません。
褐色のカマキリといえばコカマキリなのですが、写真の個体はハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)である。晩秋になり多くの葉が枯れてくると周りの環境にあわせて褐色化するのかな・・・?オオカマキリやチョウセンカマキリにもこういう色のものがいるのか気になった。も
山際の溜池で縄張りを張る写真のトンボは、リスアカネ(Sympetrum risi risi )の雄と思われる。胸の写真が撮りたくて近づくと逃げて行くので、同定が間違っていた時は一報ください。写真個体は翅端の褐色部,ノシメ斑がはっきりしないのが気になった。
丸い腹部と黄色の帯が目立つのは、オオハナアブ(Phytomia zonata)だ。幼虫は水中(水田)で育つため自宅周りでは普通種である。11月になり花に訪れる昆虫も少なくなってきたので、より目立ようになった。本種も他のアブ同様立派な複眼を持っている。
小さな溜池ので観察したのは、アオイトトンボ(Emerald Damselfly)でしょうか・・・?外観でオオアオイトトンボとの区別は非常に難しいようですが、体長で本種と同定してみました。しかし、11月になっても小さな体で元気に溜池の周りを飛び回っていたが、雌の姿も無くどこか
建物の壁を登っていたのはオオトビサシガメ(Isyndus obscurus) のようだ。本種は、まれに越冬のために人家に侵入し、間違って人間を刺す。その場合かなりの激痛を伴うため迷惑な害虫とされるようだ。日本で最も大きいサシガメ科の昆虫である。
ふと草むらの足元をみるとニホンアカガエル(Rana japonica)が飛び跳ねていた。越冬場所を探しているのか、それとも餌をさがしていたのかわからないが、人間の私には目もくれないで草むらに消えて行った。