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  • ハラグロオオテントウ/ Callicaria superba

    ハラグロオオテントウ(Callicaria superba)は、クワキジラミを捕食するため、おもにクワで見られるが、今回はヤナギにて観察しました。カメノコテントウを探していると葉に見慣れない虫が・・・・・えっ!と思ったけど・・・間違いないその姿は本種でした。せっかくなので、

  • クリストフコトラカミキリ/ Plagionotus christophi

    玉切りした薪を片付けていると見慣れないトラカミキリが忙しく薪の上を歩いていたのでスマフォで撮影しておいた。同定するとクリストフコトラカミキリ(Plagionotus christophi)でした。背中に二つ、目のような特徴的な模様があるので、本種だとすぐに同定できた。

  • カメノコテントウ/ Aiolocaria hexaspilota

    越冬から目覚めたカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)達は、次の世代のため産卵を始めています。幼虫達の餌をになるヤナギハムシの生息するヤナギの小枝、葉に産卵を行います。本種の鞘翅は光沢があり、黒い模様は個体差があるようです。

  • キバネツノトンボ/ Libelloides ramburi

    今年もキバネツノトンボ(Libelloides ramburi)が飛翔始めています。本種の特徴は(写真のように)前翅が透明で、後翅は黒色と黄色のまだら模様そして触覚が長い。岡山県では準絶滅危惧扱いになっているが、発生場所ではほぼ毎年それなりの数確認できるので、生息環境が整え

  • タベサナエ/ Trigomphus citimus tabei

    自宅近くの水深の浅い溜池で羽化していたのはタベサナエ(Trigomphus citimus tabei)と思われます。本種は、春最も早く羽化するコサナエ属のトンボであり、今回観察した時も5頭が同時に羽化していました。羽化個体と一緒に撮影したヤゴの腹部先端の形状で同定しました。※

  • ツマキチョウ/ Anthocharis scolymus

    今年も自宅周辺でツマキチョウ(Anthocharis scolymus)の姿が確認できました。本種の体長が小さいこともあるが、優雅で穏やかな感じを与える蝶です。あと半月もすれば幼虫も現れるので、今年はその姿も観察してみたいと思います。

  • ツチイナゴ/ Patanga japonica

    成虫越冬したツチイナゴ(Patanga japonica)は、繁殖期に入ったようです。本種の越冬は代謝活動を落として生理的に冬眠するのではなく、日当たりが良く暖かい環境に潜んで冬を越してるようです。よって暖かい日には活動し、僅かながら摂餌もするようです。よく頑張ったなぁ

  • コメツキムシSP/ Elateridae

    薪割を行ってるといろんな種の昆虫と遭遇します。今回は、アラカシからコメツキムシ(Elateridae)と思われる幼虫が現れた。本種の幼虫が肉食なのは知ってはいたが・・・かなり攻撃的な幼虫ですね~。顎で手袋に咬みつき、尻部の棘で攻撃してきました。体色からして終齢幼虫

  • ツマグロキチョウ/ Eurema laeta

    すこし小型のキタキチョウが、自宅周辺を飛んでるなと観察していました。翅を休めた時よく見るととツマグロキチョウ(Eurema laeta)でした。自宅周辺には食草のカワラケツメイは無いと思いますが・・・?岡山でも留意扱いの蝶なので、少し嬉しく感じました。

  • コツバメ/ Callophrys ferrea

    自宅の裏山を歩いてるとコツバメ(Callophrys ferrea)が日光浴の場所を探して飛んでいました。本種は、早春にのみ発生する蝶で自宅近くで観察したのは初めてです。静止時には、日光を求め体を横倒しにして止まることが多く写真の撮りにくい早春の蝶です。

  • シロスジカミキリ/ Batocera lineolata

    今年の薪割は、シロスジカミキリ(Batocera lineolata)の当たり年のようです。本日5頭の成虫と1頭の死骸が薪割中に現れました。ところで本種の名前の由来は、前胸の2つの縦長の斑点が死ぬと白色になることから命名されたと図鑑などに記載されています。しかし、個人的には何

  • カシノナガキクイムシ/ Platypus quercivorus?

    自宅の周りの雑木林でカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)が穿入してると思われる木を見つけました。写真はどちらもアベマキで樹液が染み出ているように見えるが、3月上旬・・・?そんなに出る季節ではないと思われます。成虫が活発に穿入始める初夏まで注意深く観

  • クロフジツボ/ Tetraclita japonica

    少し海浜生物にふれる機会があったので、クロフジツボ(Tetraclita japonica)を紹介します。直径2~4cmほどでフジツボとしては大型の殻を持つ種になります。フジツボ類は固着生活を送り、動き回ることは出来ないが、甲殻類の仲間であることを知り驚きました。生物世界には不

  • オオムラサキ/ Sasakia charonda

    この冬は、オオムラサキ(Sasakia charonda)とゴマダラチョウの幼虫に出会う機会が多いと感じています。小さな体で寒い冬を越し、新緑と共に木に登り活動を再開するのですが、あの小さな体のどこにそんな体力があるのか不思議です。オオムラサキは、北海道夕張郡栗山町の種

  • イソシギ/ Actitis hypoleucos

    昨日河原を覗くと草地を一羽のイソシギ(Actitis hypoleucos)が歩いていた。※写真は2020年に撮影した個体です。本種の生体を調べると冬季は単独で生活するようだ。観察時は地面を歩きながら尾羽を頻繁に上下に動かしていた。

  • ウサギ/ Leporinae

    大変遅くなりました。新年明けましておめでとうございます。ブログのネタ切れにより更新がおろそかになっております。今年の干支はウサギ(Leporinae)!よって広島県竹原市大久野島のウサギ達を掲載します。周囲約4kmの大久野島は、かつて毒ガス工場があったことから「地図

  • オナガガモ/ Anas acuta

    今年も吉井川河口に多くのオナガガモ(Anas acuta)が飛来していた。数えたわけではないが、昨年より多く飛来していると思われる。写真を撮りたくて近づくと一定の距離をとる。きっと人とカモの長い付き合いの結果なのだと思った。

  • チョウゲンボウ/ Falco tinnunculus

    自宅前の農耕地に現れたのはチョウゲンボウ(Falco tinnunculus)だった。目視で観察した時は、背中が灰色に映ったのでコチョウゲンボウかと思ったが、撮影した写真を見直すとチョウゲンボウであった。本種も空中でホバリングしながら停止するようなので、一度その行動を観察

  • ニホンミツバチ/ Apis cerana japonica

    庭のヒイラギナンテンがいつもより早く花を咲かせた。その花にニホンミツバチ(Apis cerana japonica)とアブのような種が訪れていた。蜜の乏しい季節に咲く植物は、寒い冬を越す昆虫達には貴重な食糧と思います。春までがんばって!

  • アオモンイトトンボ/ Ischnura senegalensis

    写真の赤い個体はアオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)のメスと同定します。しかし写真のオス個体は・・・?クロイトトンボかな・・・?もっと多くの個体を観察しないと同定は困難極まるのです。

  • トノサマバッタ/ Locusta migratoria

    昆虫達の活動も少なくなってきましたが、今年を振り返るとトノサマバッタ(Locusta migratoria)を多数観察したように感じます。偶然なのかそれとも個体数が多かったのか、何も根拠ありませんが個人的な感想です。ところで、本種のオスは後脚と翅を擦り合わせて発音する。こ

  • セスジツユムシ/ Ducetia japonica

    写真個体は、セスジツユムシ(Ducetia japonica)のメスと思われる。胸部を観察するとヒメクダマキモドキに比べ明らかに狭い。よって本種に訂正します。大変申し訳ありません。

  • ハラビロカマキリ/ Hierodula patellifera

    褐色のカマキリといえばコカマキリなのですが、写真の個体はハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)である。晩秋になり多くの葉が枯れてくると周りの環境にあわせて褐色化するのかな・・・?オオカマキリやチョウセンカマキリにもこういう色のものがいるのか気になった。も

  • リスアカネ/ Sympetrum risi risi

    山際の溜池で縄張りを張る写真のトンボは、リスアカネ(Sympetrum risi risi )の雄と思われる。胸の写真が撮りたくて近づくと逃げて行くので、同定が間違っていた時は一報ください。写真個体は翅端の褐色部,ノシメ斑がはっきりしないのが気になった。

  • オオハナアブ/ Phytomia zonata

    丸い腹部と黄色の帯が目立つのは、オオハナアブ(Phytomia zonata)だ。幼虫は水中(水田)で育つため自宅周りでは普通種である。11月になり花に訪れる昆虫も少なくなってきたので、より目立ようになった。本種も他のアブ同様立派な複眼を持っている。

  • アオイトトンボ/ Emerald Damselfly

    小さな溜池ので観察したのは、アオイトトンボ(Emerald Damselfly)でしょうか・・・?外観でオオアオイトトンボとの区別は非常に難しいようですが、体長で本種と同定してみました。しかし、11月になっても小さな体で元気に溜池の周りを飛び回っていたが、雌の姿も無くどこか

  • オオトビサシガメ/ Isyndus obscurus

    建物の壁を登っていたのはオオトビサシガメ(Isyndus obscurus) のようだ。本種は、まれに越冬のために人家に侵入し、間違って人間を刺す。その場合かなりの激痛を伴うため迷惑な害虫とされるようだ。日本で最も大きいサシガメ科の昆虫である。

  • ニホンアカガエル/ Rana japonica

    ふと草むらの足元をみるとニホンアカガエル(Rana japonica)が飛び跳ねていた。越冬場所を探しているのか、それとも餌をさがしていたのかわからないが、人間の私には目もくれないで草むらに消えて行った。

  • ヒラアシキバチ/ Tremex longicollis

    エノキでうごめくのはヒラアシキバチ(Tremex longicollis)のメスだ。本種は、朽ちた場所に産卵管を差し込み産卵するとそのままの姿で死ぬようだ。写真個体は、お尻をくねらせながらまだ生きていたが、その下の枝には、3匹の死骸が確認された。また単為生殖でメスしか知られて

  • ジョウビタキ/ Phoenicurus auroreus

    冬が近づき我家に姿を見せてくれたジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)は、オスであった。本種は、非繁殖期はオスメスともに単独生活を行い縄張りを作るようだ。また山際の電信柱でノスリの姿も観察できた。彼らが現れると冬がそこまで来てるのだろう・・・

  • サトクダマキモドキ/ Holochlora japonica

    早朝庭に出ると家内の車のリアワイパーに何か付いてる・・・?近づいて観察するとそれは、サトクダマキモドキ(Holochlora japonica)のメスである。何を求めてこのような体制になったか不思議だが、触ると地面に元気よく飛んで移動した。近くで観察すると左の後脚が取れてい

  • コカマキリ/ Statilia maculata

    岡山県南部も最低気温は13℃前後までに下り、昆虫たちの活性も低くなってきた。そんな中コカマキリ(Statilia maculata)も見かけるのはメスだけになり少々寂し限りだ。今更だが、本種の特徴は鎌足の内側に見える白黒の班である。緑色個体、褐色個体ともこの部分の色で同定で

  • クロヒカゲ/ Lethe diana

    写真のクロヒカゲ(Lethe diana)は、人間の汗からミネラルを補給しているようだ。2枚目の写真のニホンミツバチは、甘い蜜を集めるイメージの昆虫であるが、今回はクロヒカゲ同様ミネラルを補給しているようだ。しかし、3枚目の写真は意図的にオオスズメバチに人間が餌のキイ

  • コガタスズメバチ/ Vespa analis Fabricius

    9月終わりにノブドウの花が咲いてるなと思い観察しているとにコガタスズメバチ(Vespa analis Fabricius)が蜜を求めて飛来してきた。つづいてキイロスズメバチも現れた。よくよく観察すると多種の蜂たちが飛来していた。少々無防備に近づき過ぎていたが、蜜を求める彼女達は

  • ハラビロカマキリ/ Hierodula patellifera

    咲き始めたプルメリアにハラビロカマキリ (Hierodula patellifera)が訪れていた。南国の花と秋の昆虫との取り合わせ・・・貴重な情景かな・・・?ところで岡山でも近縁種のムネアカハラビロカマキリ(Hierodula sp.)の分布拡大が確認されている。同じフィールドで両種が競

  • ホシホウジャク/ Macroglossum pyrrhosticta

    ブッドレアの花に多数のホシホウジャク(Macroglossum pyrrhosticta)が群れていた。本種は、スズメガの仲間ですが、蝶のように昼間に花を吸蜜する。飛んでる翅音は、素早く羽ばたくため一瞬ハチと思うが、低い音なので区別できる。また飛ばないで止まってる時は、地味で目立

  • メスグロヒョウモン/ Damora sagana

    自宅周辺を散策しているとメスグロヒョウモン( Damora sagana)の雄がニラの花に訪れていた。本種は1年1化で初夏に羽化後、暑い夏に休眠を行うそうだ。自宅周辺での観察は初めてである。

  • アオサギ/ Ardea cinerea

    二階の部屋から田んぼを望むとアオサギ(Ardea cinerea)が、甲羅干しをしていた。多分二階部屋から写真を撮ってる私に気が付いてると思うが、お構いなく甲羅干しを続けていた。近くには幼鳥の姿も見えるが、親子ではないよなぁ・・・?

  • ハネナガイナゴ/ Oxya japonica japonica

    9月下旬草地で多く見かけるのは、ハネナガイナゴ(Oxya japonica japonica)、コバネイナゴだろう。本種は、翅の先端が腹端、および後肢腿節端を大きく超える。また生殖器でコバネイナゴと区別できる。

  • シンジュサン/ Samia cynthia pryeri

    写真のシンジュサン(Samia cynthia pryeri)の幼虫はイヌザンショウを食樹としていた。個人的に本種を柑橘系の木で観察するのは初めてある。もちろん食するようだが、アゲハチョウ族の木まで奪うとは・・・写真の木からは、この幼虫1匹しか確認できなかった。

  • ミヤマカミキリ/ Massicus raddei

    夏が過ぎ寂しくなったカシワの樹液にミヤマカミキリ(Massicus raddei)が現れた。夜行性と思っていたが昼間に堂々と樹液を食している。多分雌と思われるが、取り込み中なので写真だけ撮らせてもらった。

  • カトリヤンマ/ Gynacantha japonica

    庭の灯りを点灯しているとカトリヤンマ(Gynacantha japonica)が訪れたので、捕獲し撮影させてもらった。毎年羽化間もない個体が、庭で翅を乾かす姿を観察するが、今年は出会わなかった。しかし、灯火に飛来してきたので今年も健在のようだ。(夕方それらしい飛ぶ姿は何度も

  • チャイロスズメバチ/ Vespa dybowskii

    10年ぶりにチャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)の生態を観察した。本種は、キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、その女王を殺し巣を乗っ取ることで知られている。その乗っ取りの成功率は非常に低いようだ。よって生態をみるのも稀である。

  • クルマバッタ/ Gastrimargus marmoratus

    岡山県南東部の海岸に近い小高い展望台で、クルマバッタ(Gastrimargus marmoratus)を多数観察した。林と荒れ地の隣接する場所に本種とイボバッタが、一緒に飛び跳ねていたのだが、飛翔能力が高くないのか少しの距離飛んでは、休むを繰り返していた。

  • アシダカグモ/ Heteropoda venatoria

    暑い日中自宅に戻るとサイズは計測できなかったが、我家の玄関で体長100mm前後のアシダカグモ(Heteropoda venatoria )が迎えてくれた。年に何度か見かけるが今回の大きさには、少々驚いた。本種は夜行性のはずだが、残暑の暑さに驚いて姿を現したのかも知れない。その容姿

  • ツクツクボウシ/ Meimuna opalifera

    台風11号が過ぎ去り岡山県南部のセミの鳴き声は、ツクツクボウシ(Meimuna opalifera)だけになった。飛ぶ力も弱ってきたのか低い位置で、手で捕まえることができそうなところで鳴いている。折角なのでマクロレンズで近づき顔を接写させてもらった。

  • カブトムシ/ Trypoxilus dichotomus

    8月も終わりに近づき自宅近くでは、セミの鳴き声もツクツクボウシだけになった。昨年はヒグラシの鳴き声が聞こえた記録があるが・・・またこの夏は、カブトムシ(Trypoxilus dichotomus)、クワガタムシに出会う機会も少ないように感じた。個人的に機会がないのか発生数が少な

  • カドマルエンマコガネ/ Onthophagus lenzii

    ライトトラップに飛来したのはカドマルエンマコガネ(Onthophagus lenzii)のようだ。捕獲しておき翌朝撮影した個体です。近年老眼の進行により10mm前後の昆虫は、観察が苦手になってきた。夜暗くなるとさらに苦手である。本種も何とか体の形を観察できるギリギリのサイズで

  • オオカマキリ/ Tenodera aridifolia

    セミの険しい鳴き声の先には、オオカマキリ (Tenodera aridifolia)に捕らえられたアブラゼミがいた。この季節、弱肉強食の仕方ない光景である。鳴き叫ぶアブラゼミに対して胸元から食し始めているオオカマキリに我々人間も成す術は無い。

  • イボバッタ/ Trilophidia japonica

    イボバッタ(Trilophidia japonica)は、地味な存在だが、草地より荒れ地などで普通に観察できるバッタです。改めてじっくり体を観察すると体毛も確認できる。どこでもいるバッタだが、環境になじんだ種だと思われる。

  • ヤマクダマキモドキ/ Holochlora longifissa

    夏季休暇にオーレリアン・フィールドの昆虫を記録している。バッタ目が多く目に付く季節だが、そんな中でヤマクダマキモドキ(Holochlora longifissa)は、初記録だ。2頭見つけたので、探せばさらに生息しているのだろう・・・?まだまだ観察不足を感じた夏休みであった。

  • オオルリボシヤンマ/ Aeshna crenata

    岡山県北部では、オオルリボシヤンマ(Aeshna crenata)が活発に活動していた。飛翔写真を撮影しようと試みたが、とにかく忙しく縄張りを飛び交うためすべてピンボケだ。ならば捕獲しかないと考えモデルになってもらった。

  • ツマグロバッタ/ Stethophyma magister

    写真個体は、ツマグロバッタ(Stethophyma magister)と思われが既に死でいる。多分エントモファガと呼ばれる菌(昆虫病原性糸状菌の一種)に感染して死んだと思われるがこの菌、バッタが死ぬ直前、周囲より高く風通しの良い所へ行くように操っているというのだ。それは胞子を

  • シタベニハゴロモ/ Lycorma delicatula

    岡山南部のシタベニハゴロモ(Lycorma delicatula)ですが、生息域は少し広がり生息数はかなりの個体数と思われる。外来種のため歓迎されない昆虫ですが、愛らしい姿である。来年には岡山県内生息マップを掲載してみようかと考えている。

  • ショウジョウトンボ/ Crocothemis servilia

    ショウジョウトンボ(Crocothemis servilia)のオスが、池の周りで縄張りをはっていた。本種は比較的、物に静止する頻度が高い。おかげで写真の被写体として適しているトンボだ。今回もカメラレンズの最短まで近寄り腹部を持ち上げた姿を撮影させてくれた。

  • トノサマバッタ/ Locusta migratoria

    8月になりトノサマバッタ(Locusta migratoria)の成虫も見かけるようになった。本種のオスは後脚と翅を擦り合わせて音をだすが、メスへの求愛にも用いるのだろうか?ナキイナゴのように鳴く姿に遭遇したことは無いが、音をだすにはきっと意味があるのだろう。また稀に大量発

  • オオムラサキ/ Sasakia charonda

    今年始めてオオムラサキ(Sasakia charonda)の雌生体を樹液にて観察した。カナブン、ヒメスズメバチが樹液を占領していたので、少し離れた場所で吸蜜していた。しかし飛び回る翅音は、他の蝶とはあきらかに異なる。むしろ小型の鳥が飛んでるような翅音を感じる。

  • ヤマトタマムシ/ Chrysochroa fulgidissima

    あくまで個人的所見ですが私の住む地域では、ヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)の生息数は増えているように感じる。7月末には自宅近くのアキニレで、10頭近く飛んでいた姿も確認できた。また毎年我家の薪棚に産卵のため数頭が飛来する。腐朽菌の入った落葉の材があ

  • キアゲハ/ Papilio machaon

    今年は、キアゲハ(Papilio machaon)の幼虫を多くの場所で見かける。県北部の草原から植栽されたフェンネルとセリ科を食草とすため生息範囲も幅広い。本種の雄成虫には独特の香りがあるそうだが、個人的にはまだ嗅いだことないので、今年は是非体験してみたい。

  • ヒメウラナミジャノメ/ Ypthima argus

    自宅庭にはヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)が、いつも数匹飛んでいる。地味な蝶なので、蛾と間違えらる場合もあるが、良く観察すると金環の付いた目立つ蛇の目紋が翅に確認できる。本種の目立たない容姿には、生き残る戦略があるのだろうか・・・?

  • ニイニイゼミ/ Platypleura kaempferi

    子供の頃、夏になるとニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)を素手で捕獲していた。特に柿木が格好の採取場所であった。次にアブラゼミが普通種でクマゼミは、まれな存在であった。もう一度本種を見返すといろいろな容姿(体の形)が有ることに気づいた。スマートな個体、頭

  • ダイミョウセセリ/ Daimio tethys

    7月になりダイミョウセセリ(Daimio tethys)を連日、目にする機会があった。写真1枚目は、岡山県北部、2枚目は県中部だが、どちらも後翅の白色帯が同じような柄であった。本種は、後翅表面の白帯に変異が多く、関西型は班があり、関東型は班が無い場合があるようだ。岡山で

  • ハラビロトンボ/ Lyriothemis pachygastra

    ハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra)の雄は成熟前が一番綺麗な体色になる。顔面の蒼く光る部分とその体色とのコントラストが絶妙である。普通種のトンボなので、是非探して観察してみて下さい。

  • ヒメシジミ/ Plebejus argus

    昨日、岡山北部でヒメシジミ(Plebejus argus)をたくさん観察した。本種は、雄に比べ雌が小さく地味な柄をしている。食草は、キク科のアザミ類、ヨモギ類、マメ科のクサフジ、シロツメクサ、ナンテンハギ、タデ科のイタドリまで多種にわたるため個体数が多いのも理解できる

  • クマゼミ/ Cryptotympana facialis

    今年は、我家に庭で羽化するセミの記録を取っている。7/7までにクマゼミ(Cryptotympana facialis)5匹、アブラゼミも4匹だ。昨夜は、シマトネリコで羽化するクマゼミの雌個体を観察してみた。20:30頃には羽化も終わっていたが、早朝まで抜殻近くの枝で休んでいた。暑苦しい

  • ニホンアナグマ/ Meles anakuma

    写真のニホンアナグマ(Meles anakuma)は、気持ちよく道路に寝転がってるのではなくロードキルの個体です。少し安らかな表情が顔に見られますが、外傷からして即死の個体ではないように推測する。今年本種のロードキル個体を見るは、3度目である。人間社会とうまく共存でき

  • フサヒゲルリカミキリ/ Agapanthia japonica

    今年もフサヒゲルリカミキリ(Agapanthia japonica)の生態調査に参加させて頂いた。多くは書きませんが、岡山県北部のユウスゲに生息する貴重なカミキリムシです。

  • ムモンホソアシナガバチ/ Parapolybia crocea

    湿生植物の葉の陰にムモンホソアシナガバチ(Parapolybia crocea)が営巣を行っていた。既に働きバチが羽化し、女王と一緒に巣を大きくし始めてるようだ。小型のアシナガバチだが、スズメバチ科に属するので侮っていけないハチである。

  • オオフタモンウバタマコメツキ/ Cryptalaus larvatus

    家の庭でライトトラップをするとオオフタモンウバタマコメツキ(Cryptalaus larvatus)が飛来してきた。図鑑をみると生息は照葉樹林帯で分布は局所的だと記載されていたが、3頭も飛来すると有難味がない!また3頭それぞれ柄が少し異なっていた。昨年の記事:生き物散歩道 :

  • モノサシトンボ/ Copera annulata

    足の白いトンボが飛んでるので、「えっ!」グンバイトンボと思ったが注意深く観察するとモノサシトンボ(Copera annulata)であった。また葦の茂る池で、なんだこのトンボと思いこちらも落ち着いて観察するとヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata)であった。本種は、プ

  • ホシベニカミキリ/ Eupromus ruber

    一心不乱にタブノキの幹を穿孔してるのは、ホシベニカミキリ(Eupromus ruber)だ。幼虫は、タブノキやクスノキなどの生木で育つため場合によっては害虫扱いされる。個人的には綺麗な色のカミキリムシは好みなので、木が枯れても気にしないが・・・?

  • ツマジロカメムシ/ Menida violacea

    今年は、カメムシ目に縁があるようで、いつのまにかツマジロカメムシ(Menida violacea)を撮影していた。食草がコナラ、クヌギなどの樹木、またインゲン、ダイズなどのマメ科に付く種です。探せばそれなりに見つかると思うが、目に付くのは意識してるからかな・・・?

  • アオクチブトカメムシ/ Dinorhynchus dybowskyi

    何気に撮影したカメムシを同定してみるとアオクチブトカメムシ(Dinorhynchus dybowskyi)だった。体は、金緑色に輝き、胸部の角が鋭く、太い口吻が特徴的だ。もう少し落ち着いて観察しないと突然の出会いを逃してしまう。反省だ!同日白いアザミを初めて観察した。

  • ビロウドサシガメ/ Ectrychotes andreae

    道をゆっくる歩く昆虫を見かけたので観察するとビロウドサシガメ(Ectrychotes andreae)だった。後肢の符節が欠けてるので動きが緩慢なのかと思ったが、お腹がぷっくらしていた。産卵前の雌かも・・・?他にもオオヒラタシデムシの幼虫が道を横切っていたが、こちらは対照的

  • キイトトンボ/ Ceriagrion melanurum

    直径が3~4m前後の小さな人工池にキイトトンボ(Ceriagrion melanurum)が産卵していた。RDB扱いの都道府県が有るようだが、岡山県南部では普通種のトンボである。本種の全長は、30mm~40mm前後だが産卵管が発達しているので、水面下の植物にも卵を産み付けることができるよ

  • ヒラズゲンセイ/ Synhoria maxillosa

    今年もヒラズゲンセイ(Synhoria maxillosa)の生息場所を訪れると・・・いました。観察すると雄がキムネクマバチの巣の前でメスが来るのを待ち構えてるようだ。ところが雌は雄の待ち構える巣からは離れた場所をゆっくりと歩いている。また地面には交尾を終えた雄だろうか?

  • アカスジカメムシ/ Graphosoma rubrolineatum

    赤と黒のはっきりとした縦縞模様のアカスジカメムシ(Graphosoma rubrolineatum)が、ハナウドのような植物に群れていた。本種の食草は、幼虫、成虫ともセリ科の植物で普通種のようだが、個人的には生体を観察したのは初めてである。また腹部は、赤と黒の縦縞ではなくドット

  • ヨツキボシカミキリ/ Epiglenea comes

    ヨツキボシカミキリ(Epiglenea comes)が車のドアにつかまっていた。車の塗装表面に垂直につかまるには符節に何か特徴があるのだろうか?人間の考えでは難しく感じるが彼らには、たやすい芸当のようだ。本種は、枯れたヌルデの木でよく見られる。また家に戻るとワモンサビカ

  • オジロアシナガゾウムシ/ Ornatalcides trifidus

    カラムシの葉の上でオジロアシナガゾウムシ(Ornatalcides trifidus)を観察した。本種の食草はクズだがカラムシも食草かな・・・?体の白く見える部分は毛によるもので、体自体は黒いそうだ。ところで学名だが「Ornatalcides trifidus」「Mesalcidodes trifidus」「Sternuch

  • ラミーカミキリ/ Paraglenea fortunei

    カラムシにラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)の食痕が有ったので観察すると・・・はい。いました!かなり広範囲に食痕がみられたが成虫は2匹しか確認できなかった。珍しい種ではないが、ついつい探してしまう昆虫です。

  • アケビコノハ/ Eudocima tyrannus

    我家の庭にミツバアケビを植栽している。そこに今年現れたのは、アケビコノハ(Eudocima tyrannus)であるが・・・残念ながら写真の幼虫は見えなくなった。多分鳥にでも食されたと思われる。口おしく時々アケビを観察していると妙な葉っぱが有ることに気づいた。五重塔ように

  • ミズイロオナガシジミ/ Antigius attilia

    この季節の雑木林では、ミズイロオナガシジミ(Antigius attilia)、アカシジミ、ウラナミアカシジミを観察できる。本種も日中は不活発で、写真のように葉陰で休んでいるが、黄昏時になると活動始める。良く観察するとそれなりの数生息している。またテングチョウ(Libythea

  • ナミテントウ/ Harmonia axyridis

    ナミテントウ(Harmonia axyridis)の柄はバリエーションが多いが、今回初めて斑紋型(黒地赤斑紋)を観察した。カメノコテントウを小さくしたような容姿で、最もナミテントウには見えないパターンのようだ。近くを探してみたがこの個体のみだった。

  • ウスバシロチョウ/ Parnassius citrinarius

    5月末岡山県北部で、ウスバシロチョウ(Parnassius citrinarius)が乱舞していた。本種は岡山県南部中部では観察できないので、毎年この季節県北部まで、観察のために車を走らせている。南国生活を後にして4年が経過したが、季節と生き物の活動がリンクしている日本は毎年楽

  • アカシジミ/ Japonica lutea

    夕方帰宅するとアカシジミ(Japonica lutea)が我家の壁に訪れていた。気が付けば今日から6月だ。黄昏時に活動する本種が発生する季節になっていた。

  • エゾシモフリスズメ/ Meganoton analis

    岡山県森林公園にて2匹のエゾシモフリスズメ(Meganoton analis)が切り株に隠れていた。本種について調べるとホオノキ、コブシなどの葉を食べる山地性のスズメガのようだ。また近縁種のシモフリスズメとは翅に入る条線(シモフリスズメは細い)で区別できるそうだ。

  • クロツバメシジミ/ Tongeia fischeri fischeri

    ツメレンゲに産卵してるのは、クロツバメシジミ(Tongeia fischeri fischeri)です。ヤマトシジミに比べ細く短い尾状突起などで、区別できるが、もし同じ場所を飛んでいたら区別できないと思う。本種は食草がまばらに見られるため翅の模様などに地理的変異が見られるようだ。

  • クロコガネ/ Holotrichia kiotoensis

    イタドリの葉にとまるクロコガネ(Holotrichia kiotoensis)を観察していると今にも飛び立ちそうな姿に見えたので、慌ててカメラを向け連写してみた。野山で普通に観察できる種であるが、コクロコガネと外観が類似しているため同定には少々迷う。幼虫は草木の根を食べるので

  • ヨツボシトンボ/ Libellula quadrimaculata asahinai

    毎年この季節ヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata asahinai)を観察するが、いつも雄個体である。あくまで個人的だが雌個体及び交尾、産卵写真を撮影した記録がありません。※そんなに少ない種ではないが・・・たまたまそうなのだろう・・・?また本種毎年探すのは、同

  • アサマイチモンジ/ Limenitis glorifica

    山際の溜池でトンボ観察しているとアサマイチモンジ(Limenitis glorifica)が、産卵に訪れた。産卵していたのは、多分スイカズラと思われる植物だ。人間を恐れりことなく淡々と産卵を行い林へ消えて行った。

  • ヒゲナガカワトビケラ/ Stenopsyche marmorata

    今年初めての自宅ライトトラップでは、ヒゲナガカワトビケラ(Stenopsyche marmorata)、フタツメカワゲラ、オナシカワゲラなどが飛来してきた。トビケラ、カワゲラはトンボ同様に幼虫期は水生生活である。また成虫になるとエサを摂取しないで短命な種が多く、一生のほとんど

  • ヒバカリ/ Amphiesma vibakari

    今年初のライトトラップを行ったら珍客が現れた!暗い中目を凝らすとヒバカリ(Amphiesma vibakari)が我家の庭をゆっくりと移動して行った。本種の繁殖期が5-6月なので、雌を探してる雄だったかもしれない。自然の残る環境に家を構えてくれた祖父に感謝しよう!

  • ツマグロヒョウモン/ Argyreus hyperbius

    遠目に大柄な蝶だなと思い近づいて観察すると交尾中のツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)であった。交尾のまま飛ぶときは、雌が上になり羽ばたきながら移動していた。しかし今では、本種は普通種になっているが、私が子供の頃はお目にかかったことのない蝶であったと

  • モンキチョウ/ Colias erate

    汗ばむ陽気の本日、モンキチョウ(Colias erate)の求愛を数分間観察した。色合いの違う2頭のチョウですが、多分白い個体が雄と思われ、2頭で仲良く飛びながら林の中に消えていった。雌に選ばれ交尾をする機会を得るために、オスも必死になっているようだった。

  • コジャノメ/ Mycalesis francisca

    コジャノメ(Mycalesis francisca)は、薄暗い林をゆらゆら飛ぶことから蛾と間違えられることもある蝶です。近縁のヒメジャノメとは、後翅裏の目玉の数(コジャノメ7個とヒメジャノメ6個)で区別できます。※この同定方法は、あくまで個人的なやり方です。

  • スジグロシロチョウ/ Pieris melete

    スジグロシロチョウ(Pieris melete)は、知名度が低いためモンシロチョウと同じ種として扱われている場面がある。翅に黒い筋があるので、モンシロチョウと区別できるが、飛んでいるとこの種をご存じない方々には、モンシロチョウと見間違うだろう・・・?また比較的薄暗い場

  • ニホンカワトンボ/ Mnais costalis

    快晴に誘われた山間の川を訪れるとニホンカワトンボ(Mnais costalis)が飛んでいた。前翅と後翅の柔らかい動きでひらひら飛ぶ姿が特徴的なトンボである。※写真は飛んでる姿ではありません。

  • ハラグロオオテントウ/ Callicaria superba

    桑の木が茂る川沿いにハラグロオオテントウ(Callicaria superba)を探しに出向いた。本種は、大柄なので(体長10mm以上)すぐ見つかると思ったらあらら・・・でも飛んでる個体を見つけて追いかけてやっと撮影できた。思惑通りにならないのが自然であると思い知らされた!

  • アオスジアゲハ/ Graphium sarpedon

    植物学の権威、牧野富太郎博士の生誕160年を記念した特別企画展を見に高知県立牧野植物園に出向いた。園内ではアリマウマノスズクサが既に開花していて南国土佐は、岡山南部比べ温暖なのだと感じた。またトベラの花には多数のアオスジアゲハ(Graphium sarpedon)が吸蜜に訪

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