オカトラノウの花に訪れていたのはヒメシジミ(Plebejus argus)である。本種の幼虫の食草は、アザミ類、ヨモギなので県内に広く分布する。しかし成虫は、県北部の草原でしか見られない。個人的には、毎年多くの個体を見かけるが、環境省指定準絶滅危惧種にもなっている蝶で
我家のミモザの木は枯死木では無く元気に見えるが、アオスジカミキリ(Xystrocera globosa)が産卵に訪れるから少々弱ってるのだろうか?昨年は、薪棚に並べたミモザの伐採木で、この種を観察したが今年は生木である。う~ん気になります。
林道でロードキルのヘビの死骸にクロアゲハ(Papilio protenor)が吸水?に訪れていた。死骸は、腐敗が進みかなり臭いがしていたが、蝶にとってはご馳走?なのか写真を撮りに近づいても逃げる様子はなかった。死骸の状況からヘビの同定は無理であった。
自宅でのライトトラップは、時間を決めて観察できるので快適であるが、6月下旬は、多くのハネアリ飛来により小型昆虫の観察が困難だ。その中で目に入ったのがヒメカマキリモドキ(Mantispa japonica)である。この種生態を調べるとクモの卵嚢に寄生して幼虫が育つそうだが、
岡山県中部まで車を走らせ目的の昆虫を探していると足元に未成熟のアオイトトンボ(Lestes sponsa)が雑草につかまっていた。一瞬コバネアオイトトンボを思い浮かべたが、写真を観察すると違っていた。
ヒトツメオオシロヒメシャク/ Problepsis superans
自宅ライトトラップにヒトツメオオシロヒメシャク(Problepsis superans)なる蛾が飛来した。ホストがイボタノキのようだが自宅近くに無いので、植栽されてるプリペット(セイヨウイボタノキ)にて発生したのかも・・・?ヒメシャク亜科では日本最大の大きさを誇るようだ。個
ツマジロカメムシ(Menida violacea)のホストは広範囲でコナラ、クヌギ、柿などの樹木からイタドリ、インゲン、ダイズなどのマメ科もOKのようだ。今回は、草原のイタドリで観察した。このカメムシ光の当たり具合で体色が金色に見えることがある。
ヒメビロウドカミキリ/ Acalolepta degenera
岡山県北部にて他の昆虫生態調査中にヒメビロウドカミキリ(Acalolepta degenera)を2匹観察した。このカミキリムシ岡山県レッドデータブックでは、準絶滅危惧種の扱いだが、更に探せばそれなりの生息数が確認できたと思われる。ホストは、オトコヨモギの葉や茎で体長10mmほ
岡山県北部にてヒメシジミ(Plebejus argus)の雌雄を観察した。この種食草はどこでも見られるアザミ類、ヨモギ、オオイタドリであるが、山地性が強いことに加え環境がよくないと生息していないようだ。よって現在は環境省指定準絶滅危惧種となっている蝶である。
オオツノトンボ/ Protidricerus japonicus
今年初のライトトラップを自宅で行ったところオオツノトンボ(Protidricerus japonicus)が飛来した。分類上はウスバカゲロウ科の昆虫で、幼虫は雑木林の落ち葉の下などで小昆虫を捕らえて食べるようだ。自宅近くに生息環境が有ることが嬉しい。
コクワガタ(Dorcus rectus)は、クワガタの中ではもっとも普通に見られ種です。それだけ個体数も多いのだが、初夏に出会うとわくわくするのは子供の頃の記憶なのかもしれない。雑木林では、既にミヤマクワガタの死骸もちらほら見られ、夏はそこまで来ている。
ヒメアカタテハ(Vanessa cardui)の新成虫と思われる個体を撮影した。このチョウ南極大陸を除く全ての大陸に分布していて、現在最も分布が広いチョウのようである。温暖な地域を好む種なので、成虫越冬と図鑑に記載されているが、実は幼虫越冬している地域もあるようだ。
6月に岡山県南部の溜池にてホシハジロ(Aythya ferina)の雌を観察した。実は、2週ほど前からカルガモとは、異なったカモ類が山際の溜池で目に入っていた。写真撮影すると目を疑う冬鳥だったので、少々驚いたが何らかの理由で移動できなかった個体と思われる。次の冬に仲間に
我家の庭でセマダラコガネ(Exomala orientalis)を観察した。何処でも見られる普通種のコガネムシですが、体色、模様は変異があり全身が黒色い個体もいるようだ。触角は体のわりにはやや大きめで、くしのついた触角を広げていることが多い。写真の個体は、図鑑で見かける普
アブラナ科の植物の近くでヒメナガメ(Eurydema dominulus)の幼虫と成虫を観察した。昨年も同じ場所で観察してるのでこの場所を好んでいると思われる。しかし、今年はアブラナ科の植物が既に種を付け枯れかかっている。よって幼虫たちは近くの食草でない植物に群れていた。
山間部の池でモノサシトンボ(Copera annulata)を観察した。写真の個体は体色が、黄色っぽい(むしろブラウン)ので雌と思われる。また名前の(和名)モノサシの由来は、体の節が目盛みたいに見えるため、その名前が付いたそうだ。
家の壁に見慣れない蛾がいるので、調べるとマエジロアツバ(Hypostrotia cinerea)であった。シャクガの仲間なのかと探したが、ヤガ科の仲間であった。この種、鱗翅目では珍しく幼虫時のホストは、カワラダケなどキノコのようだ。
ヒメエンマムシ/ Margarinotus weymarni ?
我家の畑で観察したヒメエンマムシ(Margarinotus weymarni)に似た種です。体長も10mm以下の昆虫なので、同定が難しく間違っていましたらご指摘ください。クワガタの雌のような顎をもつが、動物の死骸や糞に集まり、そこに発生したハエの幼虫を食べるそうです。昆虫の生態は
シマサシガメ/ Sphedanolestes impressicollis
屋内から庭に出したプルメリアの葉上をシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)が歩いていた。サシガメなのでもちろん肉食性で、今の季節チョウ、ガの幼虫など昆虫を捕らえ口吻を突き刺して体液を吸う。普通種ですが我家の庭では、初めて観察する種である。
岡山県南部のキャンプ場でハシブトカラスに威嚇され他へ移動しようかと思っていると渓流沿いでヤマサナエ(Asiagomphus melaenops)を観察した。渓流は、人工的に造成されたものと思われるが、近くに人家、農耕地が無いので、低山地に生息するトンボが期待できる場所であった
庭のアケビの葉に丸い模様が見えたので近づいて観察するとキマダラカメムシ(Erthesina fullo)の初齢幼虫であった。幼虫たちは、生れ出た卵の周りに円を描くように佇んでいる。実は多くのカメムシは、孵化後卵上やその近くに集団をなして留まり、数日を過ごすそうだ。この間
ハラビロトンボ/ Lyriothemis pachygastra
岡山県南部を散策しているとハッチョウトンボが生息しそうな休耕田を見つけた。しかし、観察できたのはハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra)のみであった。未成熟個体から成熟個体まで入り乱れ、しばし楽しく観察させてもらった。
雑木林からキビタキ(Ficedula narcissina)の多種多様なさえずりが毎日聞こえてくる。写真を撮ろう鳴き声を頼りに探すが、明るい場所に現れないので撮影した写真はピンボケを量産している。その中でそれなりと思える写真を掲載します。
溜池に浮いてる枯れ枝に黒い幼虫が集団で集まっていた。う~ん!!!ミズアブの幼虫だろうか・・・?ご存じの方教えてください。
ここ毎朝庭の昆虫を観察している。今朝は、セスジスズメ(Theretra oldenlandiae)が佇んでいた。家内がノブドウを植栽しているので産卵に訪れたのかなと思った。この種の幼虫は、毎年庭でみかけるが、成虫は久しぶりである。
我家の庭でジャコウアゲハ(Byasa alcinous)の蛹化が始まった。本日は、3匹確認。他にも蛹化のために場所探しの幼虫を2匹見つけた。蛹化直後の個体は、艶のある綺麗なオレンジ色の体色を見せてくれる。
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オカトラノウの花に訪れていたのはヒメシジミ(Plebejus argus)である。本種の幼虫の食草は、アザミ類、ヨモギなので県内に広く分布する。しかし成虫は、県北部の草原でしか見られない。個人的には、毎年多くの個体を見かけるが、環境省指定準絶滅危惧種にもなっている蝶で
我家の庭で、ニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)の羽化を確認した。庭に置いた廃棄する板に抜け殻がついていたので、今期初確認と思ったが、よく観察すると板の裏側で成虫がまだ翅を乾かしていた。成虫の姿は9:00頃には、いなくなった。
夕方庭をひらひらと飛んでいたのは、アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)の雌と思われる。本種とアジアイトトンボとの雌の同定は、非常に困難極まりない。写真個体は、第2節背面で同定した。
写真個体は、前翅側面の黒斑が多いのでヒガシキリギリス(Gampsocleis mikado)と同定した。しかしこの個体、前翅が腹端よりかなり長い。また後肢腿節も長く思える。実に悩ましい個体である。
2週間前まではハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra)の未成熟個体を見かけたが、梅雨明けと同時に成熟したようだ。本種は、羽化水域からあまり遠くまでは移動しない。したがって写真個体は、我家の畑の小さな水溜りから誕生したと思われる。秋には、もう少し水溜りを広
今年も県北部へウスイロヒョウモンモドキ(Melitaea protomedia)を観察に出向いた。毎年休日に出向いていたが、今年から時間が許され気ままに出向いたが、なんと静岡県から来ている方がいた。雨上がりなので、地面で吸水している個体も観察できた。
畑に植栽したアメリカフウの葉上で4頭のチュウゴクアミガサハゴロモ(Ricania shantungensis)を確認した。昨年、岡山県中部で確認したが、身近に生息しているとは・・・本種は広食性なので、農作物への影響が懸念されている。
山沿いの溜池で、ウチワヤンマ(Sinictinogomphus clavatus)の雄を撮影した。7月下旬になると自宅周辺の溜池では、近縁のタイワンウチワヤンマが優勢である。もしかすると両種は発生時期をずらす事で、うまく混生しているのだろうか・・・?
イシガケチョウ(Cyrestis thyodamas)の幼虫と蛹をイヌビワにて観察した。食草の成長から考えると幼虫も蛹も多分今期1化目と思われる。成虫は目に付きにくい蝶だが、幼虫と蛹は、その容姿が人間の目を楽しませてくれる種である。
庭のタカサゴユリの葉が食害されてるので、調べてみるとユリクビナガハムシ(Lilioceris merdigera)の仕業である。本種は、幼虫、成虫ともユリの葉を食害する。特徴的なのは幼虫で、自分のウンチを身にまとい捕食者から隠れている。1枚目写真が、ウンチをまとう幼虫、2~3枚目
今年初のライトトラップを自宅でおこなったところ、予想通りマイマイガ (Lymantria dispar)が多数飛来した。本種は10年周期で大量発生するそうだが、その仕組みはよくわかっていない。またカシワマイマイも同様に飛来数が多かった。
初めてマスダクロホシタマムシ(Lamprodila vivata)を観察した。それも我家の庭である。本種は、スギ・ヒノキ・ネズ等の伐採木や衰弱木に産卵するそうだ。我家の薪棚には、今期ネズを置いてるので、そこへ訪れたのかも・・・?また成虫はハゼノキ、ヌルデの葉を後食する。従
1本のネムノキでアオスジカミキリ(Xystrocera globosa)を複数頭観察した。本種は、体長15~35mmの大きさで、雄の触覚は体長より長い。ネムノキ、アカシアなどの衰弱木、新鮮な伐採木に集まると図鑑などで記載されている。しかし、最近の研究では、木の枯れた部分に産卵→穿孔
ダイミョウセセリ(Daimio tethys)が、ノアザミで吸蜜していた。本種は、後翅に白帯がある関西型、対して関東型は、後翅に白帯がなくなる。白帯は遺伝的要素なので、また詳細に分類されるかも・・・?写真個体で気になったのはこんな小さな蝶にもダニが付いていることである
ノアザミの花に来ていたのは、コマルハナバチ(Bombus ardens)の雄と思われる。本種の雄は、離巣したあとは、ひと月程度しか生きられない。その間に新女王蜂と交尾する必要があるが、その方法がいくつかある。オスが特殊な匂いを林の中に残し、そこを順々に廻りながら、誘引
成虫越冬する種の蝶達も新成虫を見かけるようになった。雑木林で目に付くのが、ムラサキシジミ(Narathura japonica)とテングチョウ(Libythea celtis)だ。蝶によって越冬の形態が、卵、幼虫、蛹、成虫とそれぞれ異なるのは、きっと種の継続に対しての戦略的な理由だろうか
木陰の草の上で休んでいたのは、コサナエ(Trigomphus melampus)の雌と思われる。写真での同定は、難しいところもあるが、類似のタベサナエに比べ体型がずんぐりしていたのと産卵弁の形状で、本種と同定した。
あらたな薪棚訪問者は、ヒゲコメツキ(Pectocera fortunei)の雌である。丈夫な顎は、朽木への産卵に必要のようだ。ところで本種の生態について気になる記事をwebで見かけた。愛媛県伯方島と対馬では、本種は雌のみしか生息していないそうだ。甲虫で単為生殖とは・・・? 理
コムラサキ(Apatura metis)の雄が、雨で湿った地面を吸水していた。本種の生態や幼生期の形態は近縁のオオムラサキやゴマダラチョウに似ているが、食樹はヤナギ類になる。写真を撮影していると気になるのか吸水をやめ飛び立ち、数分待ったが、この場所には戻ってこなかった
家に薪棚があると、数種のカミキリムシ、コメツキムシなどが、産卵に訪れ楽しませてくれる。写真個体は前胸光沢がないので、ニセノコギリカミキリではと疑ったが、雌で触角が12節あったので、ノコギリカミキリ(Prionus insularis)と同定した。薪に昆虫達が産卵するとフラス
庭のフェンネルにブチヒゲカメムシ(Dolycoris baccarum)が、訪れていた。本種の食草を調べるとダイズ、イネ、ゴマ、トマト、ニンジン、ネギ、ゴボウなどの野菜のようです。フェンネルはセリ科ウイキョウ属の植物だけれど・・・かなり食草の広い種なのでしょうか・・・?
庭に生息しているヤマトシジミ(Zizeeria maha)を接写し、さらにトリミングしてみました。本種は年5-6化するのかな?いつも庭のカタバミの近くをひらひら飛んでいる。
イチジクの細枝を後食していたのはクワカミキリ(Apriona japonica Thomson)のメスと思われます。産卵してるのではなく樹皮を食べてるように見えました。本種は、クワやイチジクなどの害虫として扱われている。
庭のエゴノキに目を凝らすとムネアカトゲコマユバチ(Odontobracon bicolor)が飛来していました。体色が赤いので目についたが、老眼の進行により体長10mm前後の昆虫は見つけにくくなっている。丸い頭部と後肢の腿太が特徴的でした。
写真の個体は、マメクワガタ(Figulus punctatus Waterhouse)と同定しました。近縁のチビクワガタ(Figulus binodulusWaterhouse)に比べ本種は前胸背板がやや長く、点刻が多い。また前胸背板前縁にある突起は本種の方が大きくなるそうだ。如何でしょうか・・・?
畑の梅の木にウメエダシャク(Cystidia couaggaria)が産卵のため訪れていた。本種は、トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似るが、翅がより丸みを帯び外縁沿いに黒紋が並ぶこと、さらに少し体長が小さいことで区別できるそうです。この季節昼間に活発に活動してい
畑に植えたフェンネル(ウイキョウ)にアカスジカメムシ (Graphosoma rubrolineatum)が、やっと訪れました。例年ならば5月末には数頭確認できるが、今年は1週間前に1頭のみの飛来を確認しました。交尾済みの雌ならこの後期待できますが・・・雄なら雌が飛来して来るまで産卵
岡山県北部でアカスジキンカメムシ (Poecilocoris Lewisii) の終齢幼虫を持ち帰り羽化まで飼育してみました。終齢幼虫から脱皮すると黄色い成虫が現れ1日かけその美しい姿に変わっていきます。その変化の神秘さに驚かされた。
岡山県北部でセアカツノカメムシ(Acanthosoma denticaudum)を捕獲した。この季節の成虫は、昨年羽化し、越冬した個体と思われる。容姿は大変魅力的だが、危険を察して発する分泌液はカメムシらしい臭いです。
今年も我家の薪棚にはミドリカミキリ(Chloridolum viride)が多数訪れている。既に産卵ピークは過ぎているが他のカミキリに紛れ姿を見掛ける。もちろんその薪棚で生まれた個体も多数いると思われる。ローズマリーの茎で休んでいたので撮影してみました。
我家の灯火に飛来してたのは、ビロードカミキリ(Acalolepta fraudatrix fraudatrix)と思われます。ビロウドカミキリ属(Acalolepta)は17種も国内に生息するそうです。よって同定も難しいそうです。
畑の草地にひっそり隠れていたのは、ウラゴマダラシジミ(Artopoetes pryeri)です。翅をせめて半開きにして欲しかったが気持ちは届かなった。しかたないので、逆光で翅の透けた写真を撮影してみました。
我家の畑に2本のクヌギを植栽しています。その1本の樹液にヒラタクワガタ(Dorcus titanus)が訪れていた。越冬個体なのか、かなり泥で汚れた姿だった。いよいよ樹液に集まる甲虫たちの季節が訪れたようです。
自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。