オカトラノウの花に訪れていたのはヒメシジミ(Plebejus argus)である。本種の幼虫の食草は、アザミ類、ヨモギなので県内に広く分布する。しかし成虫は、県北部の草原でしか見られない。個人的には、毎年多くの個体を見かけるが、環境省指定準絶滅危惧種にもなっている蝶で
ショウジョウトンボ/ Crocothemis servilia
ショウジョウトンボ(Crocothemis servilia)の雄は、初夏から真っ赤な姿を見せてくれる。池の周りには雄が縄張りを張り、その近くの田んぼになぜか雌が地面に佇んでいた。雌達は成熟するまで田んぼで休んでるのかな・・・?
庭の鉢に新鮮な木葉を抱えたハキリ蜂が佇んでいたので、写真をパチリ!どうもスミスハキリバチ(Megachile humilis)のようだ。観察すると庭のジューンベリーの葉を切り取って巣へと運んでいる。体長と同じくらいの葉を噛み切る速度は、5~8秒前後とかなり高速で行われていた
少し大きめのカミキリムシが飛んでるのかなと思い帽子で捕らえるとヒゲコメツキ(Pectocera fortunei)の雌であった。雄は、くし状の立派な触角を持つが雌は普通(表現正しいかな?)の触覚である。カミキリムシには劣るがそれなりの顎を持ち小さな昆虫などを捕食するようだ
今年も庭のウマノスズクサでジャコウアゲハ(Byasa alcinous)の幼虫達を確認できた。この冬庭には越冬蛹も無かったが、どこからともなく成虫が現れ産卵したのだ。成虫は、帰省本能では無く、食草に対して臭いまたは他に何か引き付けるものがあるのだろうか?とにかく無事に
翅の痛みからして今年の寒い冬を越したルリタテハ(Kaniska canace)だろうか・・・?翅の表裏とも痛みが見られるが、元気よく飛躍する姿を見せてくれた。近くに食草のサルトリイバラ、クヌギ、ナラガシワの樹液も出てるのでゆっくり老後を楽しんで欲しいと勝手に想像した。
アオマダラタマムシ/ Nipponobuprestis amabilis
岡山県南東部でアオマダラタマムシ(Nipponobuprestis amabilis)を見つけた。シタベニハゴロモの幼虫を探していると頭上を小さなタマムシが飛んできたので、もしや・・・体色、体長からしてこの種ではと思いネットを振り回して捕獲したのだ。実は、以前から一度生体を見てみ
ヒオドシチョウ/ Nymphalis xanthomelas
自宅近くのエノキでゴマダラチョウの蛹を探しているとヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas)の蛹が見つかった。ゴマダラチョウの蛹は、羽化前白くなるが、ヒオドシチョウの蛹は、写真のように枯葉のような色なので今の季節よく目立つ。この蝶は年1回初夏のみ発生し夏眠後
庭のトウカエデの木でナミテントウ(Harmonia axyridis)の幼虫を多数観察した。外見は、刺々しい容姿に見えるが蛾の幼虫のような針ではない。(刺激するとアルカロイドを排出するが)幼虫も成虫も植物に付くアブラムシを食べるのだが、写真でもわかるように捕食するアブラム
昨年の晩秋に産み付けられたオオカマキリ(Tenodera aridifolia)卵鞘から幼虫が孵化し活動を始めた。幼虫は、前幼虫と言われる形で誕生し、生まれてすぐに脱皮を行い、カマキリの形状へと変化する。(脱皮殻の写真有り)10mm前後の幼虫時より肉食であり、共食いをすることも
ヒモワタカイガラムシ/ Takahashia japonica
庭のモミジバフウに怪しい白いリングが2個見つかった。調べるとヒモワタカイガラムシ(Takahashia japonica)の卵嚢である。白い部分が卵嚢でほっておくとさらに成長し、全長60mmくらいまでになるようだ。また茶色部分が成虫で見た目は貝のようだが触覚や脚もあり、外からは
近縁種のサトキマダラヒカゲに比べヤマキマダラヒカゲ (Neope niphonica) は森林地帯を主な分布域とするそうだ。2種は写真を撮り比較するこはできるが、飛んでる姿での同定は難しいと思います。成虫の生息環境、幼虫期の食草も同じなので、個人的意見ですが2種間交雑は発生す
キイロトラカミキリ/ Grammographus notabilis
ミドリカミキリと同時にキイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)も数匹が薪棚を忙しく歩いていた。今年我家の薪棚から羽化した新成虫と思われる。このカミキリムシの体をよく観察すると全体に細かな微毛でおおわれている。この微毛きっと彼らの生活に欠かせないものな
今年もミドリカミキリ(Chloridolum viride)の活動が始まったようだ。多分我家の薪棚から羽化した個体と思わるが、今朝は一匹のみだった。これから日を追うごとに観察する個体が増えてくるだろう。体長10~20mm前後の昆虫だが美しい色を放つカミキリムシである。
我家のオーレリアン・フィールドで撮影したヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)です。雑木林では一般的な蝶ですが、この種を知らない人は、蛾と思い込んでるのが残念だ。成虫は、春から晩秋まで観察できるが、都市部では見かけないと思いますがいかがですか・・・?
ゴマダラオトシブミ/ Paroplapoderus pardalis
我家のオーレリアン・フィールドには、クヌギの木を2本植栽している。そこでゴマダラオトシブミ(Paroplapoderus pardalis)を観察した。2匹ほど目に入ったので、体色の黒化個体がいないか探してみたが、見当たらなかった。この種も他のオトシブミ同様に葉っぱを丸めて作った
庭のモミジバフウの木で今年もクサギカメムシ(Halyomorpha halys)の成虫を見つけた。マツ、イチイ、スギ、サクラ、キリなどで、幼虫が繁殖すると記載されている図鑑があるが、我家ではモミジバフウの木である。2018年から毎年幼虫、成虫とも観察している。臭いのきついカメ
ミモザの切り枝で忙しく活動するホタルカミキリ(Dere thoracica)を観察した。体長8~10mmほどの小型のカミキリムシだが前翅は黒藍色で金属的な光沢がある。写真は15:00頃撮影したのだが、18:00頃には1匹も切り枝からいなくなっていた。どうもマメ科の衰弱木や枯れ木に集まる
アケビコノハ(Eudocima tyrannus)の幼虫は、体前部に大きな眼状紋がある。刺激を受けるとその部分を持ち上げ、頭を内側に折り曲げる。これは眼状紋が目立つ姿勢にすることで威嚇していると考えられている。幼虫は、名前のようにアケビを食草とするが、成虫になると桃、ブド
自宅庭でコスズメ(Theretra japonica)の成虫を見つけた。夕方から夜に活動する種なので、昼間は翅も振動させないでじっと佇んでいる。よく観察すると体は多くの毛で覆われている。
この冬の記録的な最低気温を乗越え羽化したナミアゲハ(Papilio xuthus)が活発に活動している。春型の成虫は、夏型に比べ体長は小さいがその分飛び方が俊敏に見える。他のアゲハチョウ族に比べ広くミカン科の植物を食草とする。
カメノコテントウ/ Aiolocaria hexaspilota
カメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)の成虫を柳で見つけると必ずヤナギハムシの生息も観察できる。ヤナギハムシの幼虫は、彼らの餌だからだ。実は幼虫も成虫も同じ餌のようだ。(個人的に幼虫は違うと思っていた。)また成虫は、ナナホシテントウと同じように身の危険
アシナガオトシブミ/ Phialodes rufipennis
クヌギの木を見上げると虫の仕業と思われる葉を巻いた光景が目に入った。木の近くにアシナガオトシブミ(Phialodes rufipennis)を観察したので犯人は多分そうだろう・・・?
クロボシツツハムシ/ Cryptocephalus luridipennis
雑木林のクヌギ、クリ、ハンノキなどの葉上や下草で見られるクロボシツツハムシ(Cryptocephalus luridipennis)この赤黒模様は、なんとテントウムシに擬態しているんですね!テントウムシは天敵から身を守るために黄色く苦い汁を出すので鳥たちもテントウムシはまずくて食べ
ヨツボシトンボ/ Libellula quadrimaculata asahinai
毎年ヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata asahinai)を観察しながらベッコウトンボを思い描いている。同様の生息環境と思われるが後者は既に岡山県内絶滅のようである・・・?この種、翅の黒褐色斑が拡大してベッコウトンボのように見える「プラエヌビラ型」と呼ばれる
シロモンノメイガ/ Bocchoris inspersalis
シロモンノメイガ(Bocchoris inspersalis)が自宅庭に飛来していた。この蛾昼間草むらを飛び、花にもやって来る。活動が昼行性かと思いきや夜、灯りにも飛来する。珍しい種ではないがこの季節目にする昆虫である。
この季節開けた山道を歩くとニワハンミョウ(Cicindela japana)が道案内してくれる。幼虫は地面に縦穴を掘って住み、そばを通りかかる小さな昆虫などを捕食するようだ。実は、まだ一度も幼虫の姿はお目にかかったことが無いので今年は是非探してみたい。
「ブログリーダー」を活用して、深山オヤジさんをフォローしませんか?
オカトラノウの花に訪れていたのはヒメシジミ(Plebejus argus)である。本種の幼虫の食草は、アザミ類、ヨモギなので県内に広く分布する。しかし成虫は、県北部の草原でしか見られない。個人的には、毎年多くの個体を見かけるが、環境省指定準絶滅危惧種にもなっている蝶で
我家の庭で、ニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)の羽化を確認した。庭に置いた廃棄する板に抜け殻がついていたので、今期初確認と思ったが、よく観察すると板の裏側で成虫がまだ翅を乾かしていた。成虫の姿は9:00頃には、いなくなった。
夕方庭をひらひらと飛んでいたのは、アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)の雌と思われる。本種とアジアイトトンボとの雌の同定は、非常に困難極まりない。写真個体は、第2節背面で同定した。
写真個体は、前翅側面の黒斑が多いのでヒガシキリギリス(Gampsocleis mikado)と同定した。しかしこの個体、前翅が腹端よりかなり長い。また後肢腿節も長く思える。実に悩ましい個体である。
2週間前まではハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra)の未成熟個体を見かけたが、梅雨明けと同時に成熟したようだ。本種は、羽化水域からあまり遠くまでは移動しない。したがって写真個体は、我家の畑の小さな水溜りから誕生したと思われる。秋には、もう少し水溜りを広
今年も県北部へウスイロヒョウモンモドキ(Melitaea protomedia)を観察に出向いた。毎年休日に出向いていたが、今年から時間が許され気ままに出向いたが、なんと静岡県から来ている方がいた。雨上がりなので、地面で吸水している個体も観察できた。
畑に植栽したアメリカフウの葉上で4頭のチュウゴクアミガサハゴロモ(Ricania shantungensis)を確認した。昨年、岡山県中部で確認したが、身近に生息しているとは・・・本種は広食性なので、農作物への影響が懸念されている。
山沿いの溜池で、ウチワヤンマ(Sinictinogomphus clavatus)の雄を撮影した。7月下旬になると自宅周辺の溜池では、近縁のタイワンウチワヤンマが優勢である。もしかすると両種は発生時期をずらす事で、うまく混生しているのだろうか・・・?
イシガケチョウ(Cyrestis thyodamas)の幼虫と蛹をイヌビワにて観察した。食草の成長から考えると幼虫も蛹も多分今期1化目と思われる。成虫は目に付きにくい蝶だが、幼虫と蛹は、その容姿が人間の目を楽しませてくれる種である。
庭のタカサゴユリの葉が食害されてるので、調べてみるとユリクビナガハムシ(Lilioceris merdigera)の仕業である。本種は、幼虫、成虫ともユリの葉を食害する。特徴的なのは幼虫で、自分のウンチを身にまとい捕食者から隠れている。1枚目写真が、ウンチをまとう幼虫、2~3枚目
今年初のライトトラップを自宅でおこなったところ、予想通りマイマイガ (Lymantria dispar)が多数飛来した。本種は10年周期で大量発生するそうだが、その仕組みはよくわかっていない。またカシワマイマイも同様に飛来数が多かった。
初めてマスダクロホシタマムシ(Lamprodila vivata)を観察した。それも我家の庭である。本種は、スギ・ヒノキ・ネズ等の伐採木や衰弱木に産卵するそうだ。我家の薪棚には、今期ネズを置いてるので、そこへ訪れたのかも・・・?また成虫はハゼノキ、ヌルデの葉を後食する。従
1本のネムノキでアオスジカミキリ(Xystrocera globosa)を複数頭観察した。本種は、体長15~35mmの大きさで、雄の触覚は体長より長い。ネムノキ、アカシアなどの衰弱木、新鮮な伐採木に集まると図鑑などで記載されている。しかし、最近の研究では、木の枯れた部分に産卵→穿孔
ダイミョウセセリ(Daimio tethys)が、ノアザミで吸蜜していた。本種は、後翅に白帯がある関西型、対して関東型は、後翅に白帯がなくなる。白帯は遺伝的要素なので、また詳細に分類されるかも・・・?写真個体で気になったのはこんな小さな蝶にもダニが付いていることである
ノアザミの花に来ていたのは、コマルハナバチ(Bombus ardens)の雄と思われる。本種の雄は、離巣したあとは、ひと月程度しか生きられない。その間に新女王蜂と交尾する必要があるが、その方法がいくつかある。オスが特殊な匂いを林の中に残し、そこを順々に廻りながら、誘引
成虫越冬する種の蝶達も新成虫を見かけるようになった。雑木林で目に付くのが、ムラサキシジミ(Narathura japonica)とテングチョウ(Libythea celtis)だ。蝶によって越冬の形態が、卵、幼虫、蛹、成虫とそれぞれ異なるのは、きっと種の継続に対しての戦略的な理由だろうか
木陰の草の上で休んでいたのは、コサナエ(Trigomphus melampus)の雌と思われる。写真での同定は、難しいところもあるが、類似のタベサナエに比べ体型がずんぐりしていたのと産卵弁の形状で、本種と同定した。
あらたな薪棚訪問者は、ヒゲコメツキ(Pectocera fortunei)の雌である。丈夫な顎は、朽木への産卵に必要のようだ。ところで本種の生態について気になる記事をwebで見かけた。愛媛県伯方島と対馬では、本種は雌のみしか生息していないそうだ。甲虫で単為生殖とは・・・? 理
コムラサキ(Apatura metis)の雄が、雨で湿った地面を吸水していた。本種の生態や幼生期の形態は近縁のオオムラサキやゴマダラチョウに似ているが、食樹はヤナギ類になる。写真を撮影していると気になるのか吸水をやめ飛び立ち、数分待ったが、この場所には戻ってこなかった
家に薪棚があると、数種のカミキリムシ、コメツキムシなどが、産卵に訪れ楽しませてくれる。写真個体は前胸光沢がないので、ニセノコギリカミキリではと疑ったが、雌で触角が12節あったので、ノコギリカミキリ(Prionus insularis)と同定した。薪に昆虫達が産卵するとフラス
庭のフェンネルにブチヒゲカメムシ(Dolycoris baccarum)が、訪れていた。本種の食草を調べるとダイズ、イネ、ゴマ、トマト、ニンジン、ネギ、ゴボウなどの野菜のようです。フェンネルはセリ科ウイキョウ属の植物だけれど・・・かなり食草の広い種なのでしょうか・・・?
庭に生息しているヤマトシジミ(Zizeeria maha)を接写し、さらにトリミングしてみました。本種は年5-6化するのかな?いつも庭のカタバミの近くをひらひら飛んでいる。
イチジクの細枝を後食していたのはクワカミキリ(Apriona japonica Thomson)のメスと思われます。産卵してるのではなく樹皮を食べてるように見えました。本種は、クワやイチジクなどの害虫として扱われている。
庭のエゴノキに目を凝らすとムネアカトゲコマユバチ(Odontobracon bicolor)が飛来していました。体色が赤いので目についたが、老眼の進行により体長10mm前後の昆虫は見つけにくくなっている。丸い頭部と後肢の腿太が特徴的でした。
写真の個体は、マメクワガタ(Figulus punctatus Waterhouse)と同定しました。近縁のチビクワガタ(Figulus binodulusWaterhouse)に比べ本種は前胸背板がやや長く、点刻が多い。また前胸背板前縁にある突起は本種の方が大きくなるそうだ。如何でしょうか・・・?
畑の梅の木にウメエダシャク(Cystidia couaggaria)が産卵のため訪れていた。本種は、トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似るが、翅がより丸みを帯び外縁沿いに黒紋が並ぶこと、さらに少し体長が小さいことで区別できるそうです。この季節昼間に活発に活動してい
畑に植えたフェンネル(ウイキョウ)にアカスジカメムシ (Graphosoma rubrolineatum)が、やっと訪れました。例年ならば5月末には数頭確認できるが、今年は1週間前に1頭のみの飛来を確認しました。交尾済みの雌ならこの後期待できますが・・・雄なら雌が飛来して来るまで産卵
岡山県北部でアカスジキンカメムシ (Poecilocoris Lewisii) の終齢幼虫を持ち帰り羽化まで飼育してみました。終齢幼虫から脱皮すると黄色い成虫が現れ1日かけその美しい姿に変わっていきます。その変化の神秘さに驚かされた。
岡山県北部でセアカツノカメムシ(Acanthosoma denticaudum)を捕獲した。この季節の成虫は、昨年羽化し、越冬した個体と思われる。容姿は大変魅力的だが、危険を察して発する分泌液はカメムシらしい臭いです。
今年も我家の薪棚にはミドリカミキリ(Chloridolum viride)が多数訪れている。既に産卵ピークは過ぎているが他のカミキリに紛れ姿を見掛ける。もちろんその薪棚で生まれた個体も多数いると思われる。ローズマリーの茎で休んでいたので撮影してみました。
我家の灯火に飛来してたのは、ビロードカミキリ(Acalolepta fraudatrix fraudatrix)と思われます。ビロウドカミキリ属(Acalolepta)は17種も国内に生息するそうです。よって同定も難しいそうです。
畑の草地にひっそり隠れていたのは、ウラゴマダラシジミ(Artopoetes pryeri)です。翅をせめて半開きにして欲しかったが気持ちは届かなった。しかたないので、逆光で翅の透けた写真を撮影してみました。
我家の畑に2本のクヌギを植栽しています。その1本の樹液にヒラタクワガタ(Dorcus titanus)が訪れていた。越冬個体なのか、かなり泥で汚れた姿だった。いよいよ樹液に集まる甲虫たちの季節が訪れたようです。
自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。