小さい書房午前中は立川で佼成出版社出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。
このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm
詩の推敲と削除で、作品を書くのは休んでいたら詩の書き方を忘れていました。駄詩でも書いていなければいけないのだと改めてわかりました。(少年詩を、真面目な作品で出発するのはいやだなあ)と、まずは遊びから。例のごとく例のように、年頭の挨拶も賀状も休ませて頂きます、「おめでたい加齢ね」とおゆるしください。よい年をまずは遊びから
解放出版社の綱美恵様より、うれしいメールがとどきました。非戦絵本『ひとにむかって』(絵・ひぐちともこ)の英文翻訳を、詩人のアーサー・ビナードさんが引き受けてくださいました、と。ビナードさん、ありがとうございます。英語圏で出る絵本ではなく、日本語版の絵本にビナードさんの英文が併記されます。むろん英語圏でも出ればと願っています。691枚あった詩稿?を「駄作!駄作!」と97枚まで削除できました。はじめは「とても無理だ」と思えましたが、今日は迷うことなく67枚分棄てられました。理由は駄作にあふれる厚い詩集を読まされる身を考えたら、申し訳なくなってきました。こちらも大事なことなのですが、厚い詩集はそれだけお金も掛かります。あと数編削除したら終わりにしましょう。光がほのかに見えてきました。アーサー・ビナードさん
後列左より後藤仁、内田、長野ヒデ子、浜田桂子、木村研さんと会員の方(4名)昨日26日は千葉の市川市で、この本だいすきの会暮れの集会でした。例のごとく三人のアンポンタン(通称3ポンタン・高橋秀雄・最上一平・わたし)で参加してきました。写真は一平さんの後ろ姿です。二平さんといたずらしたのは高橋さんだそうですが、三と加筆された方はどなたでしょう。今年は、石津ちひろさん、林木林さんと詩人の参加が目立ちました。吉本の芸人さんとのコラボ絵本、表紙のデザインも届き校正が終了しました。情報解禁は1月15日(予定)。二人の対談も企画されています。今日は昨日の市川疲れで、はろひろへ~。詩9篇削除して横になっていました。この三年ほどで書きためた900枚ページほどの詩稿を「駄作、駄作!」と削除しています。現在75%を削除、80%...この本だいすきの会
「子どもの本棚」1月号日本子どもの本研究会定価500円特集子供たちとユーモア絵本・ナンセンス絵本を楽しむ「すーっ」とはいってくる長新太のナンセンス/土井章史小さい子供たちが教えてくれたこと/石津由美みんなが大好きな絵本/清水アイン「キャベツくん」をよんで/大橋優依ナンセンス絵本考初心者入門編/米田久美江私のナンセンス絵本論/内田麟太郞雑用をしながら詩集用の詩の推敲と選択をしていました。作業開始から今日まで、75%強を駄作として削除していました。目指せ!80%削除!削除が、やや快感になってきました。詩集の題は「少年銀河」です。(^_^)少年銀河
嬉しいものがありましたので。〈読書〉2024年印象に残る3冊㊤吉岡忍氏吉田太郎『シン・オーガニック』ハン・ガン『別れを告げない』田中大介『電車で怒られた!』児玉ひろ美氏きくちちき作『あらしかみなり』内田麟太郎文・nakaban絵『ひとのなみだ』え=大石可久也『あさいち』#聖教電子版seikyoonline.com/article/5C3012shogitoworld!ボンクラ将棋ファンだけど@shogi_to_world2詩稿の第三回目の推敲・選択をしていました。作業しながら半分ほどは捨てたでしょうか。第一回の作業に比べて捨てるのに思い切りがよくなっているような気がします。第四回の推敲・選択を終えたUSBメモリーをムジナに預けておけば、なにがあっても一安心です。心にも体にもいいにちがいありません。ほいほい...聖教新聞電子版に
詩稿推敲の第一次作業が終わりました。その三分の二を駄作として捨てました。これから第二次作業に入りますが、また、半分ほどは捨てることになるでしょう。自分にあきれると言うこともありますが、どんな作品が駄目だったのかと、いい勉強にもなりました。敗戦間際に菊池川のほとりに疎開していました。三家族総勢十一人の家族を迎えてくれた方はどんな方だったんだろう。今日、親戚へ問い合わせていた手紙の返事が届きました。父の詩友、またはその詩友の友だちだったそうです。詩友か。頷けました。ふゆごもりくまはまるくなってねむるじぶんをだきしめながらゆきはふっているしずかにつもりながらくまはまるくなってねむるゆめをみながらぬくぬくぬく~ん。かあさんにだきしめられながら詩友の絆
山中彩央里ぶん山田和明えイマジネイション・プラス1700円+税パリの空の下セーヌは流れぬ──というのでしょうか懐かしい短編映画を見ているような味わいのある絵本です。カット割りがそうなのかもしれません。描かれている町がそうなのかもしれません。幾層にも重ねこしらえられた下地が、色は地味なのですが、そこからちちらともれる下地の色に宝石がこぼれているような美しさがあります。お話は古くて無用になった街灯が、迷惑がられながらも、必要とする人たちに出会う物語です。それはどこでしょうか。淋しさを知る人には浮かんでくる場所です。303PのOさんより、吉本の芸人さんとのコラボ絵本デザイン・レイアウト版が届きました。週明けには印刷所に渡されるそうです。今日のお昼は、ムジナとお食事会に招かれ、おいしい天麩羅を頂いてきました。両親...絵本「がいとうのひっこし」
岩崎書店19刷になりました。みなさん、ありがとうございます。詩を書いたり、いびきをかいたり、手紙を書いたりしていました。ちんぴらごぼうきんぴらごぼうといえなくてちんぴらごぼうといっていたちんぴらごぼうのあのころはばったもうみをおよいでたちんぴらごぼうのあのころはくじらもやまをあるいてたきんぴらごぼうといえてからばったはただただとぶばかりきんぴらごぼうといえてからくじらはうみにいるばかりちんぴらごぼうのあのころはぼくもそらにうかんでたちんぴらごぼうのあのころはつきやわにともはなしてたちんぴらごぼうなにぬねのちんぴらごぼうぱぴぷぺぽおしゃべりかばさんこんにちは。ちんぴら神社
午後、ムジナと昭島にあるユニクロに行きました。都心では初雪が舞ったようです。南国のわが故郷大牟田にも。つきよたんぽぽとはとがはなをしていたきんぎょのはなしもぽぽぽぽぽそらのはなしもぽぽぽぽぽ(きいていたのはだれかしら)とかげがねごとをいってますぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽつきのおぼろなはるのよいおにもひとさしまいましたおにもひとさしまいましたおぼろうた
朝の公園午前中はポプラ社から届いた絵本『はるがもぞもぞ』(版画南塚直子)の表紙三校への返事や詩の推敲を。午後は立川で某社の編集者と新刊絵本の打ち合わせを。画家の好みがよくて思わず「もっと安全パイの画家がよくないですか」と、こちらが心配するくらいでした。で、がつんと冒険してくださる画家にお願いすることになりました。面白い編集者さんだなあ。がつんと冒険
はやしますみアリス館1500円+税いい絵だなぁと何度も思いながら読んでいきました。絵には上手い絵といい絵があるように思います。上手い絵は「うまいもんだなあ」と感心はするけど、感動はしない絵なのかもしれません。よくもこんな構図で押し通していくものだと、はやしさんの絵本の絵観の信念に拍手させられます。蜜蜂のハチさんや、クマダさんか淡い恋心を抱いているハルコさん(人)の表現も、上手い絵には出来ない自由な精神の遊び(冒険!)を感じます。クレパス(たぶん)でぐいぐい描かれた世界の懐かしさと温かさからは、この絵本が書きたいというはやしさんの熱い思いが伝わってきました。穴に閉じこもっていたクマのクマダさんは、自分のために点てたどんぐりコーヒーの匂いに、喫茶店と思い違いしてきた来客者たちに「ちがいます!」と大きな声で言え...絵本『クマダさんのどんぐりコーヒー』
陽のあたる石木蔭なのにそこだけに陽があたっていました。ただ、それだけのことだったのですが。よしたけしんすけさんが久留島武彦賞を受賞されました。おめでとうございます。少年にも陽があたりますように。ぼくのこたえぼくはいつもぼんやりかんがえているうちゅうじんのことやだんごむしのことやおならエネルギーのことなどするとせんせいがとつぜんいう──9+9は、いくつですか?ぼくはぼんやりかんがえはじめる9+9のすんでいるところを9+9のたべものをぼんやりすんでいるところがみえはじめるちょっとまぶしいかんじせんせいがいらいらしたこえでいう──こたえは、18です。ぼくはこたえをいえないままいえへかえる──9+9は、さばくにすんでいます。ひなたぼっこ
冬を越す彼岸花韓国では、軍が国民に銃を向けるのをやめました。60年安保の時、岸信介首相が自衛隊の治安出動を要請しましたが、赤城宗徳防衛庁長官は「自衛隊が国民の敵になる」と、これを拒みました。この一事でこの方はわたしの記憶に残っています。しょうがっこうしまえなががえだでおしくらまんじゅうをしているひだりはしのしまえながはひだりのかたがすこしさむそうみぎはしのしまえながはみぎのかたがすこしさむそうしまえながのこえがきこえる──きょうのとうばんはひだりはしはしまさん。みぎはしはえなさん。そうなんだおしくらまんじゅうおっせおせ国民に銃は向けられない
膝の電気ビリビリと散髪屋。絵本テキストを推敲し、某社へ。昼寝から起き、礼状を書いていました。ほぼ、こんな日でした。こんな日
甘粛少年儿童出版社訳・柳漾誙絵本『ワニぼう』シリーズ絵・高畠純文溪堂)全四巻の中国簡体字版が届きました。音声でも聞ける電子ペンが付いていました。故郷大牟田市で小学生の作文に与えられる賞に内田麟太郞賞があります。その受賞プレゼント絵本にサインし、宅急便で大牟田市教育委員会へ。最上一平さんの授賞式会場で、初めての出版社より絵本テキストを依頼されました。本日、刊行の連絡を頂きました。タイトルは「かおりちゃん」です。ということで、かおりちゃんの詩を。「か」あかりひかりぴかりよぞらにぴかぴかあちこちちかちかかがやくあかりまぶしいひかりかわいいかおりちゃん。中国簡体字版「ワニぼう」
『鬼ヶ島通信』80+3が届きました。連載は、石井睦美・柏葉幸子・片川優子・兼森理恵・那須田淳・ひこ・田中・みうらかれん・山本悦子さん。野上暁さんの「未明童話の深層」は第十六回に。わたしも詩を掲載していただいております。午前中は詩の推敲と、作品を捨てる作業を。失敗作(散文)は「わかる」ように説明しています。「わかる」はむろん詩の宝である「感じる」を消しています。削る。それが「わかる」から「感じる」詩へのいちばんの作業でしょうか。午後は、ムジナと電車に乗り、昭島のユニクロへ。「鬼ヶ島通信」が届きました
住んでいるマンションは、年々、年金生活者が増えているのに。近隣に類のない高額なマンション積立金を、平常に戻すために昨夜からあちこちにメールを。たまった詩の推敲と破棄の作業をしていました。画像は散歩道の茅です。疎開先でまだ鞘につつまれた穂を食べていました。ほのかに甘みがありおいしいものでしたが、数年前に食べるとこれが……。いまは甘いものにあふれた時代なんですね。チガヤ
2400円+税今年も銀の鈴社より少年詩のアンソロジーが出ました。掲載作品117篇。あらためて少年詩の書き手って多いんだなあと認識させられました。中堅の方の作品も多数掲載されていますが、新人の挑戦作品も掲載されています。詩の推敲をしながら、失敗作をホイホイ捨てていました。惜しくもなんともない作品です。こちらは今日の作品ですが、一年後には……。あや、あや。ふりかえればかなしくてうつむきながらあるいていたらねそべっていたくろいいぬがひょいとたちあがりいった──それは、タマネギです。ぼくはすこしわらったいぬもわらったふりかえるといぬはみおくってくれていた少年詩を書く人たち
大牟田市諏訪公園には、大牟田近代文芸家顕彰会が建ててくださった父内田博の詩碑があります。6日に絵本と児童文学で大牟田を元気にする会のみなさんが、その詩碑まわりを整備し、カタバミとオキザリスを植えてくださいました。息子としては、ただただ感謝するばかりです。ありがとうございました。それはたまねぎです。びんびんをさかさまにしてもドロップスはおちてこなかったけどからっぽがおちてきたそのままてのひらにのせていたらこころがかるくなってきたたいこふえラッパからっぽからはうつくしいおとがうまれてくるあきびんにはセミのぬけがらをしまったみみをあてるとなつのうたがきこえてくるそれは
岩崎書店公園は風が吹く度に枯れ葉が舞っていました。キラキラと朝日に光りながら。ふりしきるおちばをさびしいといったのはだれだろうふりしきるおちばをあびながらぼくはおちばのうたをきいているにぎやかなうたたのしそうなこえわらいながらみえてくるゆきのなかのまるはだかのきぎたちまるはだかでたちつくすきぎたちゆきはふりつづけるいっせいにめぶくもりひかるわかばのこだまはながさきひながかえるおちばをさびしいとうたっていたのはぼくだろうかはるをわすれてはるをおもえずふりしきる
ふりしきるおちばをさびしいといったのはだれだろうふりしきるおちばをあびながらぼくはおちばのうたをきいているにぎやかなうたたのしそうなこえわらいながらみえてくるゆきのなかのまるはだかのきぎたちまるはだかでたちつくすきぎたちゆきはふりつづけるいっせいにめぶくもりひかるわかばのこだまはながさきひながかえるおちばをさびしいとうたっていたのはぼくだろうかはるをわすれてはるをおもわずふりしきる
ポプラ社より絵本『はるがもぞもぞ』(版画・南塚直子)の再校が届きました。二月発売です。昨日、公園で落ち葉を浴びながら感じたことを、パソコンに打ち込んでおきました。(いま、ひとと足りないんだなあ)。今日の公園で結びの二行を得ました。詩を書いた後はマンション管理組合の広報を作り、全戸に配布。おちばおちているのではありませんかえっているのですうまれたところへいのちをもらったところへあたらしいのちをてつだうためにおいしいつちになるためにうれしくてうれしくてうたいながらかえっているのですうれしくてうれしくておどりながらかえっているのですはやくいいつちになりたくてもうつちいろになりながら落ち葉降る公園で
偕成社より『ごめんねともだち』70刷、『ともだちごっこ』13刷が届きました。みなさん、ありがとうございます。膝の電気ビリビリの後は、枯れ葉降る小公園へ。落ち葉はうれしそうに土へ帰っていました。午後から二時間ほど、マンション管理組合の理事会。メンテナンス工事の立ち会いがあり、平日昼間の会議が続いています。昨日難儀していた馬の詩がなんとか仕上がりました。昨夜、読んでいた本にとてもいい言葉がありました。「終生未熟」。岡倉天心が亡き菱田春草を評した言葉です。最大の褒め言葉でしょう。私は春草を近代日本画家のなかで一番好きです。とてもうまはうまくいかなかったなにもかもしかもしかにまえをかけられたかけるしかのあとあしにつちぼこりをふんをかけられた(しかめ!)しかししかをぬけなかったぬけないどころかあなにはまったもうだめ...あんぱん
書くほどのことは何もありませんでした。おまけJA新潟の干し柿を食べました。インフルエンザワクチンを打ちました。駅の階段を4回上りました。馬の詩を書いていましたが、うまくいきませんでした。今日は
岩崎書店ありがとうございます。お陰様で19刷になりました。「さら」で遊んでいたらTさんよりお手紙が。新しいジャンルを描いた絵本テキスト。会議にかけてくださることになりました。「ぜひ、絵本にしたい」というTさんが頑張ってくださることでしょう。さらさらさらさらさらさらひかりがこぼれるさらさらさらこなゆきがふるさらさらさらすながながれるさらさらさらさらやのさらにさらにさらさらさらまっさらなさらがさらさらさらさらさ~て?
岩崎書店あれから22年。山本孝さんの大ヒット作。まだ十二支絵本の先頭集団を走っています。昨日は、心臓の定期検診に。血圧が150になったらお薬を変えましょう。ということでした。今日も膝の調子がいいので小公園を三周してきました。いままでは二周でした。十時間眠る人。将棋の藤井さん、野球の大谷さん。そして水木しげるさん。めっきりはとがからすにはなをしている──すずめがいちわいてね。(すずめがいちわ!)みつをすっていたすずめがはあわててないた──ぴょぴょぴー。あれからからすはめっきりしらががふえた「十二支のおはなし」
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小さい書房午前中は立川で佼成出版社出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
韓国版の絵童話『ねこの手かします④』の校正が届きました。タイトルは「無敵の猫の手怪盗ゼロを捕まえろ」となっています。日本版は文研出版。絵は川端理絵さんです。午前中は絵本『ひとのなみだ』のことで地方紙の取材を。なぜか疲れました。で、たっぷり昼寝し、こんなものを。つまりつまりそのなんともうしますかはなはだもうしあげにくいのですがなにしろことがことですからこちらのたちばというものもありましてなるべくうちわのひとだけでおんびんにすませればもうこれにこしたことはありませんのでおおさわぎになりましてはあのかたもせけんがせまくなりましょうからできますればひそかにともうしますかひとめにつかぬようにおはこびいただければそれはもうわたくしどもといたしましてはただただありがたいことではやいはなしがおつうじが三月もつまりむにゃむ...ご~ん
信長貴富さん作曲の合唱曲集『今日はこのままおうちにいて』(音楽之友社)が5刷になりました。五ヶ月に一度の増刷です。私の詩「ひばりに」も入っています。初出は『日本児童文学』。つづいてアリス館から植田真さんの絵で絵本に。むろん詩集にも。台湾版(中国語繁体字)の絵本『なきすぎてはいけない』(絵・たかすかずみ岩崎書店)の契約が十年延長になりました。よろこんでいます。ささやくひとにはきこえないこえがあるとおいほしからいつもとどいていたのだけれどもそれがふときこえるときがあるひとりぽっちでいるときやだまっているときに──こんにちは。ひとはそのこえがまたききたくなりひとりになるとおくまでこころをとどけたくてひとりになるそれからそっとささやく──こ、ん、に、ち、は。はるかとおくからとどいたこえはこころできいていたからはる...「ひばりに」
内田麟太郎講演会会場・ちひろ美術館・東京9月28日(日)14時~15時30分定員:40名/参加費:1000円(入館料別)オンライン/定員100名/参加費700円申し込み:要事前予約/8月28日(木)より公式サイト・TELにて佼成出版社より絵本『きこえないこえ』(絵・竹上妙)の重版通知を頂きました。クジラとゾウの話です。えがおおとこはどなっただいじゃがにげたすぐさがせどこじゃあっちじゃこっちじゃそっちじゃむこうじゃうえじゃしたじゃみぎじゃひだりじゃおとこはじいさまにもどなっただいじゃはどこじゃ!うしろじゃ。ふりむけばえがおおしまいじゃ秋のお知らせ
編集・日本児童文学者協会発売・小峰書店定価・1100円最上一平さんの「天神の大輔」と小手鞠るいさんのエッセイ「児童文学作家を目指すあなたへ」を面白く読みました。小手鞠さんはこう書いています。「絶対に作家だけで食べていけるようになってやる!(中略)そのガッツが作家にならせてくれたのです」。じんめいきゅうじょかなしくてかなしくてつらくてつらくてバッタはたにそこへみをなげたそうなんだけどはねがかってにひらきぱたぱたぱたとんでいく──しにたいんですけど。──いきたいんですが。バッタはしにたがりバッタのいのちはいきたがりきがつくとむこうぎしにちゃくりく──これってじんめいきゅうじょ?──まあそんなもんでしょ。バッタはたすけられたようなひとだすけしたようなバッタはいびきをかいてねむっているバッタのいびきなのかバッタの...はなくそまんちん
絵本「ぼくはかける」イ・ハジンフレーベル館韓国の絵本作家イ・ハジンさんの日本デビューに参加させて頂きました。この絵本は韓国でもイ・ハジンさんのデビュー作だそうです。それがどれだけ大切なことか。緊張させられた日々でした。下旬、発売です。だれにもだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすしずみゆくゆうひのかがやきにだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすあおいみずうみのそのあおさにおしえられなくてもうつくしさはわかるうまれたままでうつくしさはわかるうつくしいとだからわすれていったうつくしさがあるのはらにたつかぜにふかれながらあかあかとしずむゆうひにわたしがわたしになっていくうまれたときのわたしにわすれていったうつくしさがあるみえなくなっていったうつくしさがあるおさなごがゆうひをみているあかあかと...絵本「ぼくはかける」イ・ハジン
故郷大牟田市の広報課より大蛇山まつりのTシャツを頂きました。しゃれてるでしょ。少年詩を書いたり,葉書を書いたり、メールをしたり、昼寝をしていました。たんこぶたんたんたんたんこぶ三つたんたんたんたんたんこぶ四つたんたんたんたんたんたんこぶあちこちたん単たんたんこぶ一つ大蛇山まつりTシャツ発売
https://www.google.com/url?rct=j&sa=t&url=https://www.shimotsuke.co.jp/list/select/ehon2025&ct=ga&cd=CAEYACoUMTc2MjczNDY0MTI3NTA4MDUwODcyHGZmOTY0MzQyZjhiMmZkNDg6Y28uanA6amE6SlA&usg=AOvVaw2bvPr3X2TfzU2vNJO7T84bもうすぐ、もうすぐ、17日より。栃木で「ぐるんぱのようちえん」「からすのパンやさん」「ともだちや」など絵本原画が見られます。わくわく。某社のSさんより嬉しいメールが。お預かりしている絵本テキスト、企画会議を通りました。まだ、84歳かしら?夏つかれた風が河原でやすんでいる川風にふかれながら少年は足...栃木県さくら市に『ともだちや』の絵本原画が
絵・山本孝暑いんだよ。文句あっか。コノヤロウ、バカヤロー、あの野郎。ガリガリ君を、買ってこい!このすこたん!森タヌキがほほえみかけるイノシシははなにしわをよせるミミズクがわらいながらおりてくるキツネはおっぽをふる岩はおだやかにわらいかける風はみみをくすぐっていくヘビはあしにじゃれていくみんなやさしくわたしにわらいかけるきっと木のせいねガリガリ君
公園には草刈り機が。このヘビイチゴもなくなったことでしょう。絵本テキストを書いていました。冷水を飲み飲み散歩
松本猛さんの日本絵本賞選考評です(部分)その絵本のことばが浮かんでいます。「ぼくにはわからない。なぜいきていなければならないのか。こんなにくるしいのに」。どうなっていくのでしょうか。書きながら考えていくことになります。そらをむろんぞうがそらをとんでいたというのはうそであるきりんがとんでいたというのはほんとうだけどいうまでもないことだがきりんがそらをとんでいたというのもうそにきまっているかばはとんでいたけどすぐにばれることだがかばがそらをとんでいたというのもおおうそであるうそはたしかにとんでいたがうまほどうまくはなかったけれどウソ書きながら考える
二宮由紀子・文井上コトリ・絵BL出版定価1760円(税込)おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなことばのナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれな絵のナンセンス絵本です。扉ね、しってた?このきんぎょのおとうさんはね第一見開きぞうなんだよ。だから、ぞうはきんぎょのことたべないんだ。どんなにおなかがすいていても、ね。すごいでしょ、この書きだし。この先は書きません。おしゃれで奇想天外なお話がかろやかにかろやかに展開します。絵もかろやかなかろやかなナンセンス絵本の傑作です。絵本『ひとのなみだ』がNHKラジオで朗読されます。海外邦人向けの国際放送でも。近くなりましたら改めて。いうまでもなくたかがたかではないか。からすはからからとわらった...絵本『しってた?』
なにもありません。詩は未完。お知らせしたいニュースもなし。メダカも元気です。只今無事
小泉今日子さんの会社、株式会社明後日の読み聞かせイベントで、小泉さんが「あのねあのね」(絵・山﨑おしるこ303BOOKS)を、朗読してくださいました。https://303books.jp/reports/20351/全国学校図書館協議会より依頼された「日本絵本賞30周年パンフレット」の原稿を書いていました。社名が明後日おしゃれだなぁ
講談社1400円+税とうとう日曜日シリーズも最終巻になりました。30巻だそうです。おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。このグレードでこのような作りのお化けシリーズはほかにもあるでしょうが、子供たちに村上しいこさんの名前と田中六大さんの名前は、あたたかさといっしょにこころに残ったことでしょう。この「あたたかさ」が類書とちがうところではないでしょうか。三重の方言のあたたかさ。そしてなによりも脇役はいても、その他大勢がいない物語に流れているぬくもりです。しいこさんは迷惑を掛けるお化けも、わがままを叫ぶおばけも、「ええやん」とつつんでくれます。それは読者にも「ええやん」と聞こえていたことでしょう。終わっても、ええやん。まだ蝉の声は聞こえません。はねるうさぎはねるはねるはねるはねるうさぎはねるはねてはねてく...ええやん
先日、画家の中川一政の本を読んでいたら、この本のことが出てきました。懐かしい本でした。父の本箱にこの本(単行本)がありました。茂吉の『赤光』などと一緒に。単行本にはとても手が届かない値が付いています。岩波文庫もありましたが、これは旺文社文庫です。旺文社版には受験生相手の作者年譜が付いています。これが私は好きでした。とても得したようで。買うに買いましたが残念ながら読めません。文字が小さすぎます。青年老いやすくアーモンドミルク。民話たぬきはくさくはなかったうんこがくさかっただからうんこをするとしらんふりをしたあめがふりゆきがふりはるがくるとうんこをしたところからしろいはながさいたそれはそれはうつくしいはなだったたぬきはうんこがしたくなるとおじぞうさまのまわりにしたはるをおもいながらおじぞうさまはみがわりじぞう...アーモンド効果
故郷・大牟田市立ともだちや絵本美術館で故郷を離れた者には相反する感情があるようです。啄木の、ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな石をもて追わるるごとくふるさとを出でしかなしみ消ゆる時なしにも、私生児として生まれた室生犀星の、ふるさとは遠きにありて思ふものにもそれを感じます。そしてその筆名が故郷の犀川よりであれば。手放しの故郷絶賛よりも、深く感じるものがあるのはこの悲しみがあったればこそでしょう。足音むなしくてさびしくてマーケットにいったけど靴もブローチもほしくなかったなにもほしくはなかったけれどなんとなく空きビンをかってきたテーブルにおくと足音がきこえたこれからいれるものが歩いてくるすがたはみえなかったけれどちいさな足音がきこえてきた遠くからわたしのところへ歩いてくるこれから故郷は
森くま堂・作カワダクニコ・え国土社1300円+税いかなることでありましょうか。くまはパンツをはくことになります。世界でただひとりパンツをはくくまです。ところが、ぎっちょん、すてれこてん。ひもは風に乗り、あちらへふわふわ、そちらへふわふわ。見えなくなりました。さて、話は変わりまして、こちらは鎮守の森のお祭り。浪人者かと思わせる奇態な香具師(やし)が、口上もあざやかに、さすがは舌先三寸が商売。不思議なゴムひもの物語をのべております。いまや、パンツにひもなどないご時世でございますが(ユニクロも無印も)、そこが実に面白い、いまどきのSNS少年少女に朗々と啖呵売の口上を聞かせてしまう。なんとも珍奇にしておかしい講釈師森くま堂。さあさあ、おひまな坊ちゃんも、おいそがしい嬢ちゃんも手に取ってご覧アレ~。たまたまたまたま...パンツのひもでござる
本年度の流行語大賞を狙う「ばさらかよか~」です。お休みしていた絵本がすこし動き出しました。下山ひとはたすけをもとめてさけぶうごけなくなった山のなかで──おーい、おーい。だれでもなくひとへしらないひとへでもみえないひとへでも──おーい、おーい。ひとはさけびかえすしらないひとへひとのこえでほそいこえがふとくなりとおいこえがちかくなりひとはひとへむかってかけていく山に死にに行った男もおもわずこたえるおおきなこえでちからいっぱいのこえで──おーい、おーい。男はひとをせおって下りてくる自分をたすけて下りてくるつなぐつなぐきみとてをつなぐつなぐあなたとてをつなぐつなぐみけとてをつなぐつなぐくろとてをつなぐつなぐかばとてをつなぐつなぐかさおばけとてをつなぐつなぐどらきゅらとてをつなぐつなぐうたうひととてをつなぐつなぐお...つなぐ
部分文芸社の塚田紗都美さんから企画絵本『かおりちゃん』の絵本原画(カラーコピー)が送られてきました。絵は楓真知子さんです。少年の初恋物語。元気と抒情がひとつにとけあい秋にはお目見えです。あいののしありあいなぐりあいとっくみあいふんづけあいつばかけあいにらみあいあいあいあいあいあいあいせかいはあいでいっぱいだあいにくかさはいっぽんだったけどあいあいがさでかえってきたあいにくかさはいっぽんだったけど初恋の絵本
絵・伊藤秀男いつ見ても、伊藤さんの絵はいいなあ。散歩しながら郵便局や銀行に寄ったり、昼寝したり、取材してくださる方と打ち合わせをしたり、こんなのを書いたり。のはらタンポポタンポポタンポポタンタンポポポポタンポポれっしゃがとおりますタタンタタンポポポポタンタン水郷蟹江
「母のひろば」7月15日号童心社小雨の中を左膝の電気ビリビリと散歩に。公園は蝉がよく鳴いていました。ミンミンの抜け殻が落ちていましたが、連日の雨を吸ったのでしょ。しなしなでした。本日のトドは、こんなものを書いていました。魔法はるか入道雲のおくからヤンマはとんでくるあまりにもちいさくあまりにもとおくだれにもみえないけれど少年にはみえているゾウよりもおおきくなりクジラよりもおおきくなりとんでくるものが──こんにちは。バイカモのはなびらにすわり少年はヤンマとはなすドジョウのおならであそぶモエビのことをひげをそってしまったナマズのことを──いいねえ。ヤンマはからだをゆすってわらう少年はみえなかったものがみえているちっちゃないのちがみえているけしの実を食べたあの日からモエビ
児童書専門店メルヘンハウス(名古屋)の三輪さんが絵本『ともだちのなまえ』(絵・彫刻/はしもとみお教育画劇)を紹介してくださいました。昨日の中日新聞です。村上しいこさんよりいただきました。いつの日か横文字の書評を読みたいものです。もちろん翻訳で。沼河童は草ぶえをふくざわめく葦の音にかくれてともだちのいないさびしさをひとりぼっちのさびしさをきくひともいないうたきかせたいひともいないうた河童よりももっとひとりぼっちのうたうたいつかれ河童は遠くをみる葦にふく風はやみ沼はしずかにホテイアオイをさかせている(…………)河童はゆっくりと立ち上がり頭をさげるさびしい歌をきいてくれていたひとたちにさびしい歌をきいてくれていたさびしいこころにホテイアオイ
昨日13日は公明党・羽村市議会議員石居尚郎さんのご紹介で、MIN-ON主催のグループSANTROFIを楽しんできました。同行者はピアニスト・作曲家の矢部優子さん。会場へ着くと漆工芸家の並木恒延さん(日本芸術院賞受賞)もお隣に。喇叭(トランペット・トロンボーン)と太鼓(ドラム)の大好きな私は、ギターなどを加え、さらにアフリカの踊りと雄叫び?(ボーカル)のサウンドに大興奮(行儀良く座りながら(^_^)。帰るとぐったり疲れていました。つまり、今日もトドをしながら、こんなものを。化石はる石の種をうめたなつ白い花がさいたあき青い実がみのった耳にあてるとトンボのいびきがきこえたガーナが来た
水内喜久夫・編集小柏香・装丁/挿絵PHP研究所雨の中を散歩がてらに不動産屋まで。マンションの大規模修繕工事期間中の駐車場確保です。ご近所に確保できました。NHKのラジオ深夜便(再放送)を聴いていました。自分が真面目に話しているのにビックリしました。村上里和さんが上手に聞き出してくださったからでしょう。インタビューは相手を「待つ」というのがよく分かりました。番組の中で紹介してくださった、絵本『ひとのなみだ』、詩集『ぼくたちはなく』がAmazonでいい位置になっていました。感謝。散歩がてらに
小雨の中を散髪へ。あとは手紙を書いたり、こんなものを書いていました。ばかわらいAIがあるからかみもほとけもいらなかったAIがあるからだいとうりょうもそうりだいじんもいらなかったAIがあるからぎかいもコンペもいらなかったAIがあるからてんさいもしゅうさいもいらなかったにんげんはさびしくなってばかわらいをしたわらうたびになみだがこぼれたうれしくてうれしくてばかなじぶんをだきしたばかなにんげんをだきしめたばかはえらいのだ
第62回おおむた「大蛇山」まつり7月27日・28日公園で初蝉を聴きました。ニイニイ蝉だったのでしょうか。Xで絵本『ひとのなみだ』をUPしてくださる書店さんが増えてきて喜んでいます。自分で選書し仕入れられる小さな本屋さんなのが嬉しいです。絵本テキストを推敲していました。それからこんなものを。らてん語なみだはらはらはなびらひらひらあかりちらちらおもいつらつらあっちへらへらそっちふらふらてんからてんぷらそらからぱらぱら大蛇山が来る
nakaban絵本原画展『ひとのなみだ』日時:2024年7月23日(火)〜8月5日(月)12:00〜20:00[水曜定休]場所:フラヌール書店〒141-0031東京都品川区西五反田5-6-31※東急目黒線不動前駅より徒歩3分内田麟太郞へのインタビュー再放送、今週です。12日(金)午前4時台です。7月8日(月)から14日(日)までの放送内容-ラジオ深夜便-NHK絵本が一つ。前に動きました。ナンセンス詩を書いていましたがザ折。その中のウミウシに絞りこんなものを。うみとうみうしうみうしはうみをひっぱっていくうみがほんとうのうみをみたいといったからもっとひろいうみをみたいといったからあれかなんじゅうねんたったのだろうさらにのろくはなつたけどうみうしはまだうみをひっぱっているうみがいった──もう、やめよう。──あき...うみうしの詩
猛暑でモカトロ~ンしています。夏の海蛙の泳ぐ日曜日海に来て海の蒼さに五円玉モカトロ~ン
私の極楽園暑くなる前にムジナと都知事選の投票へ。やはり若い方の暮らしを考え、東京の緑を守ってくれる人に。夜はマンション管理組合の理事会へ。金曜日ヤンマと遊ぶ栗最中天ノ川銀河鉄道梅田から天ノ川電車で渡る日曜日狸里庵私の好きな場所
暑いので公園に人影はなく、椋鳥の群れだけが餌をついばんでいました。ただ、礼状を書いていました。自分はどんな詩を求めているのだろうと考えたら、ジョアン・ミロや元永定正さんの絵のような無条件に楽しい笑いを宿した作品だと思えました。哄笑や、苦い笑いや、さびしい微笑みなど、何かの物語に凭れた笑いではなく。むつかしいなあ。全国高校生大作書道展(独立書人団主催/毎日新聞社など後援)で、鳥取城北高校書道部3年生の矢崎心悠(こはる)さんが、私の「なみ」を88個の「へ」の字で表現され、3位準大賞を受賞されたそうです。お目出度うございます。そして、ありがとうございました。じいさんは杖に凭れて善光寺
というわけで、ひねもすごろごろしていました。昨日送らせて頂いた絵本テキスト、画家さんにも編集者にも「おもしろい」といっていただきました。あとはよき日を待ちましょう。猛暑だって
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面。エッチングは南塚直子さんです。お中元の配達と重なっているのでしょうか。絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)は、まだ献本先に届いていないようです。絵本テキストを仕上げ、Hさんへ送らせて頂きました。高校同期会の写真が届きました。同封の手紙に「一人一人の円熟した表情」とありましたが、来年は完熟までいきそうです。完熟物語
詩集「日めくり暦」藤井則行紫陽社2200円+税九十歳の詩人の詩集です。ともすれば過ぎし日の思い出詩は、詩精神の衰弱である場合が多いのですが、感性はとてもみずみずしく、またその上質なユーモアとひとつになり、時代へのしなやかな異議申し立てになっています。すみずみまで慈愛の宿る詩集です。左膝の電気ビリビリや散歩のあとは、いつものように礼状を。それから昼寝なんぞをいたしまして、依頼されている絵本の新作テキストを書いていました。下書きから離陸し快調になってきたので、9見開き目でストップを。あぶない、あぶない。文研出版の生田さんから嬉しいメールが。ナンセンス絵本「とりはとりでも」の絵は高畠那生さんが引き受けてくださいました。刊行は2026年4月。生きましょう→強欲じじい。(^_^)絵本『おばけにょうぼう』を、またNH...藤井則行さんの詩集
散歩に行く公園は草刈り中でした。丸坊主になりますが、この季節です。すぐに青々と草が伸びきれいな花が咲いてくれます。今日、はこんなことやあんなことをしていました。つきキリンがぽつんサイがぽつんワニがぽつんつきにてらされぽつんひとりぽっちのぽつんぽつんぽつんよぞらでぽつんやさしいひかりのぽつん東京新聞月光のそなた。
NHKTVの日曜美術館で渡辺省亭を紹介していました。(上手い日本画家はごちゃごちゃ書かないんだよなぁ)。その余白に感心しながら観ていました。絵は余白を観る者の想像力に委ねる。詩は余白を読む者の想像力に委ねる。というわけで余白の詩を試みてみました。それから、こんなものも。いきがいあかんにんげんつづかんどぼーんすいめんぷか~んどざえもんぶつだんプリンメロンワインようかんしにんくえんのめんうまかもんざんねん──もどりました。余は白である
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面です。エッチングは南塚直子さん。版元は……。左膝の電気ビリビリに。そのまま散歩の予定でしたが雨が激しくなり中止に。詩集を読みながら礼状を書いたり、頼まれた小学校へサイン本を送ったり、こんなものを書いていました。絵本『ひとのなみだ』はクロネコメール便がなくなったので、献本先へ届くのが遅れているようです。月曜日までには届くのではないでしょうか。雨はビルの谷間にふる雨は四角な形になっていく海の上にふっていた雨は楕円形だったけれど少年の上にふる雨は………………雨のなかをつめたくなった少年をだきフクロウは飛んでいく町からきえた王国へ時間のない土地へ裸足の少年がかけてくるどろんこの河童といっしょに雨は花になってふる雨が降るので雨の詩を書いていた
とくますひろこ展「少年の目」7月15日~7月20日12:00~19:00maya東京都港区北青山2-1026tel03-3402-9849散歩をしたり、詩誌の礼状を書いたり、昼寝をしたり、こんなものを書いていました。宣言エリちゃんにいいました──いちばんすきです。アヤちゃんにもいいました──いちばんすきです。ミキちゃんにもいいました──いちばんすきです。カヨちゃんにもいいました──いちばんすきですふられてもふられてもこれからもだからぼくはぜったいにいちばんすきなひととけっこんできる男です宣言ひとつ
午前中はひたすら手紙を書いていました。昼寝から起き、自主的に(^_^)絵本テキストの改稿を。それからこんなアホなものを書いていました。昨夜からアイスノンの枕をしています。恋文横町
童心社寝坊して午前8時に目が覚めました。それから朝食を頂き、膝の電気ビリビリに。ゴミ置き場の鍵の見積書をPDFに変換、関係者にメール添付で。一服して、こんなものを書いていました。散歩に行く公園で、一週間ほど前に浮かんだものですが、(甘いかなあ)と寝せていました。でも(私詩じゃないから)と今日書いてみました。できればきみのためにうみがみえててほしいできればきせんがうかんでてほしいきみのためにだれもこないひだまりがあってほしいできればそこにはきりかぶがあってほしいたったそれだけのことだけどきみのためにたったそれだけのことだけどきみのためにできればちいさなくももうかんでてほしいかあさんをなくしたばかりのきみのためにひだまり