暑さ寒さも彼岸までようやく凌ぎやすくなった。彼岸花、どこに咲いているのかな。探さないと見ることができない悲しさよ。彼岸花
暑さ寒さも彼岸までようやく凌ぎやすくなった。彼岸花、どこに咲いているのかな。探さないと見ることができない悲しさよ。彼岸花
今年になって、遠出は関西しか行ってないし、それも「旅」かといえばビミョー。テレビの旅番組や紀行番組を視ると羨ましくなってしまう。(とくにBSプレミアムの『ゆったり温泉ひとり旅』。あんな旅、いつかしてみた~い)正直なところ、現在はとても旅行する余裕はない。経済的にも精神的にも。だけど、やっぱり息抜きしたい!という気持ちも。ということで、安上がりで安心して行ける信州へ。ちょうど観たい展覧会があるということで「山の日」に伴う3連休に行ってきた。→その18月11日(金・祝)、始発の鈍行乗り継ぎで上諏訪へ。→その2サンリツ服部美術館へ寄るのはもうお約束?→鑑賞記片倉館にも寄った。11:32の下りで塩尻へ。→その3釜めし食べて、図書館を見学して、ワインも飲んで。塩尻、意外と楽しい。辰野経由、岡谷でちょっと見学して下諏...2023年8月夏休み?信州旅
7月下旬、(月)(火)に休暇を取って日曜日から週初めにかけて大阪へ出かけた。もちろん、青春18きっぷを利用。最近の“乗り継ぎ待ち”54分の使途は豊橋へ。そのまま乗っていれば大垣まで行けるところを途中下車。まちなか図書館を見学→こちら。豊橋駅の駅ナカでおにぎりを購入。大垣行の快速電車内で早め?の昼食を車内で摂った。14:13に大阪駅に到着し、徒歩で淀屋橋に移動。湯木美術館で『漆を蒔絵』展を鑑賞。→鑑賞記鑑賞後は西へ向かって20分ほど歩く。以前から気になっていたカフェで一休み。→こちら時間を見計らって店を出て、その位置から北上。この日のお宿(ファーストキャビン西梅田)へ。近くのスーパーでお弁当を買ってきて夕食。→こちら夕食を節約した分、翌朝の朝食は奮発。9時過ぎにチェックアウト。この日はランチタイムの中断を挟...2023年7月青春18きっぷで大阪往復
blogに書く気はなかったのだけど、備忘録がてらアーカイブとして残しておくことにする。今年の5月第4週の週末に関西へ行った。昨年11月に大阪を訪れた際、京阪と阪急の全線きっぷを購入した。その期限が2023年5月末だったので、「使わないのはもったいないかな」と。木曜夜の夜行バスで移動。VIPラウンジが満席でドレッサー利用が事前予約が必要になっていて驚いた。(予約していなかったので、共有スペースでメイク)節約のため、共有スペースで持参した簡易食で朝食。Wi-Fi利用で毎朝の作業を済ませてから出発。午前中は自分の私用を済ませてから淀屋橋へ。昼食はいつものベトナム料理。お腹を満たしてから湯木美術館にて『茶席にみる掛物と陶磁器の展開』を鑑賞。→鑑賞記淀屋橋駅から京阪電車で京阪三条へ移動。京都文化博物館で有楽斎展を鑑...2023年5月京阪神への旅?
お彼岸前半の飛び石連休を有給休暇で埋めて4連休にし、青春18きっぷを使って大阪へ。(帰りは寄り道)往路、例によってJR西日本への乗り継ぎが悪くなって発生した待ち時間は大垣で溜め込んだ。約50分をフルに使って大垣城見物。→その1午後は北摂地域で用事があって途中下車。→その2大阪駅で駅弁を買ってお宿へ。(ファーストキャビン西梅田)2日目、お宿近くのロンドンティールームで朝食。一日乗車券(エンジョイエコカード土日祝)を買って、市内へ。先ずは大阪市立中央図書館へ。その後は南港方面へ。昼食は久しぶりにカレー。ちなみに夕食はベトナム料理のお弁当。3日目。→その3朝食はサンマルクカフェで。京都へ。山陰線が外国人観光客でメチャ混み!友人と会って、中京でランチ。午後、名古屋へ移動。夕食は駅弁。(宿泊はナインアワーズ名古屋駅...2023年3月お彼岸に大阪へ
2023年1月 「成人の日」3連休に青春18きっぷで大阪往復
おわら風の盆の生中継、丸3時間楽しめた。取材の対象になったのが東新町、諏訪町、鏡町、上新町。東新町は通りを歩いて、歌詞が書いてあるぼんぼりを見た。諏訪町の演舞は10年前に訪れた時に公民館で見た。昨年、鏡町はおたや階段で上新町で屋外ステージと町流しを見た。つまり、まるで昨年の旅行をトレースするような感じ。放送の後、昨年撮影した動画を見直したら、TVに映っていた人がいたりして。思えば、夏に祇園祭後祭の宵山中継も視た。やっぱり、1年前の旅をトレースする感じでいい復習になったなぁ。旅は旅行している最中も楽しいけど、計画している時も楽しいし、旅の後で画像を見たり資料を読んだりして振り返るのも楽しい。そういった行為をひっくるめた時間全体が「旅」なのだと思う。そして、自分の生活圏以外への旅って、1回行っただけじゃなくて...2023年1月「成人の日」3連休に青春18きっぷで大阪往復
前回からの続き~2泊3日の信州旅、2日目の午後5時すぎ下諏訪に戻った。いったん宿に帰り、一休みしてお土産を置いてから自前のお風呂セットを持って外出。旧中山道に沿って歩く。今回は「旦過の湯」を利用。下諏訪には公衆浴場が5か所?あるそうで料金同じなら毎回違うところに行ってみるのもよいかなと。熱くてよいお湯だった。風呂あがり、ぶらぶらと諏訪大社下社秋宮に向かって歩く。旧中山道と旧甲州街道の合流地点。下諏訪宿の本陣。ライトアップが始まってる~。お参りしていると建物が微妙に光りだした~赤い?途中で色が変わった!御柱は立派だ。陽が完全に暮れるまで居たら、ライトアップももっと鮮明に光ったのだろうけど、そこまで体力なし。宮司さんに団扇をもらって、社殿を後にした。きれいな夕暮れ。坂を下って、お宿の裏口に通じる露地を曲がる。...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その9下諏訪の夕暮れ
もう1年経ってしまった。今年は全国各地のお祭りが4年ぶりに通常開催されている。越中八尾の「おわら風の盆」もそうかなぁ。→こちら(でも、スケジュールは夕方からの開催になっていて、去年と同じっぽい)今年は去年以上に観光客が殺到するのだろうなぁ。と去年の旅を振り返る。2022年9月2日(金)の東海道本線・在来線の始発乗り継ぎで名古屋をめざした。→その1金山から中央本線に乗り換え、千種で下車。川上定奴と福澤桃介ゆかりの二葉館を見学。ステンドグラスがすばらしかった。大曽根まで歩いてからまた中央本線に乗った。→その2多治見で太多線に乗り換え。美濃太田から高山線乗り入れで岐阜駅へ。駅前のホテルにチェックインしてから岐阜市立中央図書館を見学しに行った。めっちゃカッコいい図書館だった。夕飯はデパ地下で調達。→その3翌日、5...2022年9月高山本線に乗って風の盆へ。
前回からの続き~松本に住んでいたのは1970年代の半ばの4年間。その後、1986年に再訪を果たしてから何度か訪れる機会はあった。だけど、訪れる場所はかつての行動範囲ばかりで、その他の場所は食指がのびなかった。今回は「あがたの森公園へ寄ってみたい」と思った。(NHK『鶴瓶の家族に乾杯!』でロケされいるおを視て「そういえば、親に連れられて訪れたことが1回だけあったなぁ」と)旧制・松本高等学校があったことは知っている。(当時、父親が「北杜夫が通っていた」と言ってた。北杜夫も「どくとるマンボウ」シリーズの~というよりは少年ドラマシリーズで視た「ぼくのおじさん」の作者~という認識)でも、現在「松本高校」が存在しないことも知っている。松本の公立高校は松本深志とか松本県ケ丘、松本蟻ケ崎と「松本〇〇」という名称なんだよね...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その8あがたの森にて
今年は関東大震災からの発生からちょうど100年となる。80年の時は特に何か振り返る企画ものを観た記憶はないのだけど、10年前の90年の時は東日本大震災が発生した後(2年後)だったこともあり、新聞の特集記事を読んだり、当時を振り返る写真展も観に行ったっけ。1世紀経つとさすがに当時を語る生き証人はもういないなぁ。汐留シオサイト地下の歩道コンコースで報道写真展「関東大震災100年-写真に刻まれた記憶-」というのが開催中である。→こちら通りがかりついでに見た。被災直後のモノクロ写真も迫力だけど、100年後の現在との定点比較、震災後の暮らしぶりなど生活を一変させてしまう大地震のこわさと供に「それでも生活は続くのだ」というシビアな現実をつきつけられた感じがした。パンデミックもだけど、何があっても、どうにか生き抜く強さ...関東大震災から100年
前回からの続き~11:10発の長野発松本行に乗って移動すること約80分。12:29に松本到着。ちょうどランチタイムになったけど、昼食は「おやき」を食べていたのでパス。すぐ改札を出る。まずコンコースの改札向かい側にあった観光案内所へ。観光マップをGet。半世紀前とはいえ、丸4年間在住していて社会科で市内地理はバッチリ学習したから土地勘はある。地図なくても歩き回る自信はあった。でも、井戸水の場所は把握してないから。(^^;地図を覗き込み、とりあえずルート上にある水が汲めそうな井戸水を目指す。松本城駅前の大名小路の井戸。ここに井戸があったとは!(視界に入っていたかもしれないけれど、興味なかった)日本人&外国人のファミリーが群がって写真撮影は諦めたが、水だけは500mlペットボトルと水筒に汲む。振り返って松本城を...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その7懐かしの松本
前回からの続き~2日目。5時すぎに起床。満床だった女子ドミトリーを早々に抜けだし、1階の共用ルームで時間を過ごしてから6:21発の長野行きの普通電車に乗り込んだ。直通って楽。朝食は自宅から持ってきた簡易食。少しお腹が膨れたたら安心したのか爆睡。ハッと目覚めたら姨捨のスイッチバック!外が暑そう~8:05に長野着。お手洗いを含めて構内をウロチョロ。青春18きっぷのポスターも写真撮影できた!ちょうど2年ぶりの長野駅。美術館は9時開館。所要時間は約30分。ちょっとフラフラと寄り道気味に目指す。前回は2年前に長野駅前に降り立ったけど、すぐに長野電鉄に乗り換えた。その前は1998年2月。長野オリンピックが開幕した日にアイスホッケーの試合観戦をした。それより前は、、、1970年代。小学校の社会科見学と親に連れられて善光...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その6長野市内を散策
前回からの続く~今回の旅、初日の予定は上諏訪→塩尻→下諏訪を経て16:00に宿にチェックインするところまでは旅程を立てておいたがその後は未定。過去2回の下諏訪泊の折に利用した夕食処が今は営業していなくて、夕飯どうしよう~が悩みの種だった。が、予定した旅程の中で片倉館へ寄ったことがキッカケで「どうせなら、青春18きっぷを有効に使おう」ということになり、チェックイン後して早々に下諏訪駅へ引き返した。16:34の下りで上諏訪駅へ。改札出てから陸橋を渡って諏訪湖側へ出て片倉館へ。千人風呂を利用。750円はちょっとお高いけど、これも観光代混み。入浴後、建物内を探索。地域住民の娯楽提供の場のために建てられた内装がそのまま残る。諏訪湖花火大会の準備もばっちり。休憩処。内装と利用客のアンバランスさがいいんだろうなぁ。夕食...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その5片倉館の千人風呂
青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その4 塩尻発、辰野経由で下諏訪へ
前回からの続き~今回の旅、目的は長野県立美術館へ行くこと。コスパ的にはで日帰りで新幹線往復よりも2泊して青春18きっぷ3回分を消費する方が安上がりだったからそうしたまでなんだけど、せっかく下諏訪泊まりするなら、乗ってみたい路線があった。旧中央本線、現・中央東線(塩尻→小野→辰野)に乗りたかった。この路線、70年代に一度だけ乗ったことがある。まだ松本市内で住んでいた頃の話で、母親に連れられて上京する際に乗った。現在でも松本から新宿までの所要時間は特急使用しても3時間近く(2時間48分)かかる。当時は4時間かかった。塩尻から諏訪方面へ向かう際、塩嶺峠を迂回せねばならず小野を経て辰野まで南下してから岡谷へとぐっと方向転換する迂回ルートしかなかったから。峠を抜けるトンネルの掘削工事がめちゃ難しいのだと小学校の社会...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その4塩尻発、辰野経由で下諏訪へ
前回からの続き~11:52に塩尻駅に到着。上諏訪から20分着。近くなったもんだ~と今さらながら思う。ここで下車。改札を出て駅そばで昼食を済まそうとするが~。なんと券売機が現金(しかもコインのみ)。小銭がなかったので、隣の売店で両替しようと入ったら、懐かしいものが目に入った。塩尻駅の駅弁・とり釜めし!駅そばは行列ができるほど混んでいるので、奮発して釜めしを購入して待合室で食べる。約半世紀ぶり?子供の時に食べ以来だ。たぶん、同じ味。ただただ懐かしさでガツガツと平らげた。ちょっと意外というか、驚いたのは釜めし容器。横川の「峠の釜めし」は身も蓋も陶器製。持つとズッシリと重い。素焼きなので、上諏訪駅の売店で購入した際は持ち帰って湿し灰を入れる容器して転用した。だけど、こちらは持ち上げた際に「軽っ」。なんと、プラスチ...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その3塩尻にて
前回からの続き~8月11日(金・祝=山の日)の早朝、5時前に自宅を出発。この春から通勤経路を変更したことで出発する駅も替わってしまった。その結果、これまでとは勝手が違って危うく横浜線の予定電車に乗り間違えそうになるハプニング。(ギリギリで気が付いて慌ててホームを移動して事なきを得た)八王子駅では走った。登山客でとんでもなく混んでいた。これは立ちん坊になるかと危惧したけど、6:30発の松本行の鈍行に乗れて座席もどうにか確保できた。座った途端に安心したのか、満員電車内にも関わらず爆睡。不思議なことに大月(富士山)を過ぎても甲府(南アルプス)を過ぎても登山客は減らなかった。これはどうしたことかと思っていたら、韮山で半分ぐらい下りた。小淵沢(八ヶ岳)でも少し下りた。でも、まだいる。茅野(八ヶ岳)ではさすがに下りる...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その2上諏訪へ
青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その1 長野へ行きますか?
2016年に8月11日が「山の日」となって7年。この間、祝日の恩恵がない職場で働いていたこともあって実感がなかった。けれど、昨年からカレンダー通りに休める環境になり、今年は金曜日ということで3連休となったことで遅まきながらメリットを感じられることに。カレンダー通りの休みというのは旅行するには不便だ。ホテル代は高いわ、混んでるわ。でも、同僚と休みが重ならないようにあれこれ気苦労しながら休みを確保する心配がないのはいい。(要するに先手必勝で休日でも値上げされない宿を確保すればいいノダ!)さて、今回。昨年9月を最後に関西行を除く旅行は封印しようと考えていた。しかし、たまたま長野県立美術館で北斎展がかかることを知り「行きたいなぁ」。最初は新幹線利用で日帰りすることを考えた。都内から長野まで片道8,340円。往復1...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その1長野へ行きますか?
コロナ禍の収束感がある今日この頃。カプセル系のホテルはともかく相部屋に象徴されるゲストハウスのドミトリー宿泊を避け気味だった。(とはいうものの、2年前の夏は「絶対に空いている」ことを前提に須坂のゲストハウスに泊まったけどね)もうそろそろ、ゲストハウスのドミトリーを解禁してもよいかと、泊りがけ旅行を計画。最初は松本市内で宿を取りたかったんだけど、首尾よくいかず、下諏訪のマスヤゲストハウスをチェックしたら空きがあったので2泊予約した。(連休だったこともあり、当日訪れてみたら両日とも満床だった)ここは過去に2度お世話になった。2016年4月と2017年1月。6年ぶり。地図をみていたとはいえ道順だいじょうぶかな~と思っていたら、記憶が「たしか下諏訪駅から真っ直ぐ行って、突き当りの駐車場を通り抜けたら着く」と覚えて...マスヤゲストハウス
残暑厳しい中、図書館に行くため外出。どこからか祭囃子が聞こえてきた。そして、わっしょい、ワッショイと掛け声。ほどなく御神輿を担ぐ人々に遭遇。横を通りすぎ、隣町区域に入るとまた祭囃子、山車に遭遇。その次の町区域でも。近隣の神社で一斉そろって祭礼の日だったようで。夜には10分間の打ち上げ花火も。ベランダからの眺めがとてもよく、他で花火見る機会なんてないから特等席に感謝。思えばコロナ禍では夏祭りも自粛されていたから、2019年以来の光景かなぁ。日常が戻ってくる手ごたえと供に、先のことを考えたり。日々は確実に進む。4年ぶり、夏祭りが復活
長野県へ行ったついでに気になっていた図書館へ寄った。長野県の中央部・松本市の南隣に位置する塩尻市。塩尻駅からほど近い場所にある「えんぱーく」という市の施設にある塩路市立図書館。「中央」はつかないものの、市内には分館が複数あるから実施的な中央図書館。塩尻市は2003年のいわゆる「平成の大合併」はなかったものの、その2年後の2005年に木曽郡楢川村が編成された。個人的には「広くなった感」がある。3年前にに奈良井宿に遊びに行った時にそこは「塩尻市」だと知って、えっ!?と思ったなぁ。広くなったことと関係があるのかどうかはわからないけれど、2006年から基本計画が策定されて、2010年に現在の場所に移転、リニューアルオープンされたとのこと。←たぶん、この本に経緯が詳しく書いてあると思う。正直、塩尻市にこんなカッコい...塩尻市立図書館
『葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―』長野県立美術館※8月27日(日)まで仕事絡みでこの展覧会のことを知り、俄然行きたくなった。小布施の岩松院の天井画・鳳凰図の下絵。壁いっぱいに。それでも、本図よりは小さいのだと思うけど、首が痛くまでなるまで見上げる必要ないし、細部も見えてうれしい。でも、やっぱり本図は一度は見るべきよねぇ。(てか、また観に行きたい)小布施を訪れた2年前の夏が懐かしい。→こちら2階から見下ろせる。祭台も小布施から出張していた。富嶽三十六景(36枚以上あるけど)は何度観ても、印象に残るものと残らないものがあって、覚えきれない。でも、よいのよねぇ。富士山があるだけで、なんとなく懐かしさと歴史は移っても不変の良さが感じられる。ちなみに、晩年~70代くらい~に名古屋行く途中に中山道を通って...葛飾北斎と3つの信濃
『陶芸かたちとの出会い』サンリツ服部美術館9月18日(月・祝)までサイト今年2度目のサンリツ訪問。展覧会が目的~ではなく、単に信州を訪れたついでに立ち寄った、だけ。なので、前日まで何が掛かっているかを把握していなかった。^_^);(まぁ、よほどのことがない限り“ハズレ”なしという信頼あったけど)前夜、音声ガイドのサイトにアクセスして、一足先に展示解説を聴いた。眼をつぶって解説を聴きながら想像し、見どころを予習した。今回は形状からの切り口で陶芸鑑賞を楽しむ趣向。まずは「かたちの名前」から。「盤」「皿」「碗」「鉢」「壺」「瓶」「盃」でそれぞれ特徴のある作品が並ぶ。景徳鎮の黄地青花花果文盤黄色の交趾っぽい感じが明代を象徴する器なだなぁ。古九谷の色絵花鳥文輪花皿は地味な色と文様。雨漏茶碗は小堀遠州が和歌にちなんで...陶芸かたちとの出会い
★サンリツ服部美術館バックナンバーリスト美術館サイト2023年8月『陶芸かたちとの出会い』→こちら2023年3月『向付心躍る懐石のうつわ』→こちら2021年8月『江戸のやきもの』→こちら2020年8月『染付うつわに広がる青の世界』→こちら2020年1月『数寄のデザイン』→こちら2019年12月『やまとうた三十一文字で綴る和の情景』→こちら2019年8月『茶人に愛された数々の名碗』→こちら2018年12月『大名茶人の系譜古田織部・小堀遠州・片桐石州』→こちら2017年1月『やきもの色事典』→こちら2016年8月『服部一郎没後30年特別企画展禅宗と茶の湯の美』(後期)→こちら2016年7月『服部一郎没後30年特別企画展禅宗と茶の湯の美』(前期)→こちら2014年12月『茶入もう一つの美術史』→こちら2013年...サンリツ服部美術館のバックナンバーリスト
思うところあって、今までは「旅しながら寄り道しました~」的な感じで書いていた図書館めぐりをちゃんとカテゴリーを設けて書くことにした。今回紹介するのは豊橋市まちなか図書館。豊橋市の再開発事業で2021年11月に誕生。最近よくある新しいの図書館らしく、ガラス張りの開放的な雰囲気。たぶん、月替わりの特集書棚。書棚をめぐる。NDC(日本十進分類)別に並んでいない。「ここもTSUTAYA委託?」と思ったけど、違ってた。でも、本が探しにくいという感じはあんまりなかった、ような。ちょっと気になった一冊。豊橋駅から徒歩5分くらい?便利な立地。図書館は2階と3階。1階にはレストランも入る。訪れた日は日曜日だったんだけど、1階に大きな広場があってイベント開催予定だったのか、キッチンカーも出ていた。豊橋は乗り継ぎでよく通りがか...豊橋市まちなか図書館
8月13日。盆の入り。道を歩いていて偶然見かけた。故人に黄泉の国から急いで帰ってきてほしいから馬に見立てたキュウリ。お土産を持ってゆっくり戻ってほしいから牛に見立てた茄子。日本の風習だねぇ。盆の入り
関西における拠点がなくなって1年余り。「きっと不便になるだろうなぁ」と思ったけど、そうゆうことはなかった。ちょうどいい定宿から。それはファーストキャビン西梅田。びじ1月、3月に続いて3回目。リピーターになっているせいか、今回はちょっとしたサービスが。ビジネスクラスのファイテンルームにお値段そのままのグレードアップ。とはいうものの、今までの部屋との違いは特に実感できず。立地が西梅田ということで梅田にも福島にも近いんだけど、食事に出るのが面倒で、夕食はいつも弁当。今回は中之島からまっすぐ北上したことで、安いお弁当が売ってるスーパーが至近距離にあることに気づいた。ひとり旅の夕食は食欲が落ちるので、腹八分でちょうどいい感じ。(健康的なメニューだし)早めに食事を済ませ、大浴場にゆっくり浸かってドラム型のコインランド...大阪のファーストキャビン
昨年の淡路島旅行でお洒落なカフェに出会った。TAKAMURACOFFEEROASTERSFACTORYANDCAFE本店(?)は大阪にあると知り、しかも私の行動範囲から少し足を延ばせば行ける場所。湯木美術館を訪れた後、真っ直ぐ西へ西へと歩いて向かった。(途中、長細くて公園の脇を通った。後で確認したら靭公園!懐かしい~)予め印刷しておいたグーグルマップを見ながら歩くこと約20分。お店に着いたけど、あれ?裏手だった。淡路島と違って、本物の倉庫リノベな建物。店内はけっこ混雑。陽が差す窓辺の席をどうにかキープ。珈琲アイスが溶けちゃう!暑かったので、美味しくいただけた。1階のお店は珈琲豆よりもワインの品揃えがスペースを占めていた。また訪れたいなぁ。ちょいちょい寄れるといいなぁ。大阪のカフェ
令和5年度夏季展『漆と蒔絵茶道具の伝統とオリジナルデザイン』湯木美術館※8月6日(日)まで年間パスはもう買っていないけど、訪れやすい場所にあるので大阪に行った時はついつい寄っちゃう。今回は漆器がテーマということで照明暗めの展示室が更に暗かった。なので、蒔絵の細かい文様が見えづらかった。てか、ほとんど見えなかった。残念。最初の1個にだけ虫眼鏡越しに拡大されて文様を観察できたけどねぇ。ケース3・4でやっと蒟醤(きんま)莨入や唐物独楽菓子盆、存星菊形菓子盆の特徴が見えてホッとした。唐物籠手の莨入、古すぎるのと暗すぎて編みが細かすぎて籠という特徴が全くわからなかった。ケース5の片輪車の文様特集が面白かった。佐野長寛作の片輪車蒔絵菜盛椀、すてき。隣には10代中村宗哲(9代宗哲の妻)の写しも。単なるコピーではなく文様...漆と蒔絵
関東地方は梅雨明けしてから梅雨が降ってないような気がする。梅雨の最中もあんまし降っていなかったような。7月に猛暑を記録した日数が記録更新したとか。朝9時から既に暑い。買い物で10分歩いただけで、もう無理っ。これ以上、外にいたら危険だと実感。今日はおとなしくしていよう。猛暑
夏真っ盛り。7月としては過去に例を見ない厳しい暑さなのだとか。でも、お弁当を持参している。この春、長年使っていた椀型弁当箱からずっと憧れていた(?)スリム型2段式弁当箱に替えた。替えることで味噌汁を諦めることになり、保冷剤っも置くスペースなくなっちゃったんだけど、でも現在のお弁当箱に満足している。日曜日の午後に弁当用の総菜を3~4種類作り置きしておき、平日は朝に詰めるだけ~自然解凍できる市販の弁当具材も一品入れる。保冷はそこで対応。あと防腐シートをのせる。手作りの総菜も酢漬けにしたり、マスタードを混ぜたり工夫もしている。で、なんとか傷まず食中毒にならずに乗り切れるかしら~なんか、楽しいだよね。献立を考えるのも、料理するのも、詰めるのも、弁当を広げて食べるのも。こういうフツーの生活をしているのが心地よく感じ...お弁当が楽しみ
7月三連休の暑さは尋常ではない。本当に外出はキケンだ!と思いながら、午前中は京都の祇園祭の先祭のクライマックスである山鉾巡行の生中継を視ていた。京都も暑かろうに、お祭り関係者の皆さんすごい。そして、人出も昨年よりももっとすごかっただろうなぁ。思えば、昨年のうちに後祭を見物しに行って良かった~としみじみ思う。先祭は3連休にばっちりハマったけれど、後祭は土日にハマった。でも、金曜日に休暇を取って3連休に。→その1宵々山を明るいうちから見物した。久しぶりに復活したという鷹山。楽美術館も行ったねぇ。夕方、京都在住の友人と落ち合って、ツウならではの見物もできた。→その2大船鉾の(会所の?)お茶席。なんといっても日が暮れてからだねぇ。鷹山にも上れた。→その3初日から堪能した。この夜は京都駅南側のホテルに泊まった。2日...2022年7月祇園祭(後祭)現物の旅
『細川家の茶道具―千利休と細川三斎―』永青文庫※7月17日(月・祝)まで7月の三連休は暑かった。2日目、3日目と外出も危ぶまれる猛暑という天気予報だったので、平日の疲れが残る中を曇天の初日=7/15(土)=午前中にお出かけした。細川家の茶道具ねぇ。たぶん、観たことあるものばっかりだよねぇ。サイトのPDF目録を閲覧しても、なんとなーく見覚えがあるんだよねぇ。ふぅん、前後期で入れ替わったものも結構あるのかぁ。会期開始の5/20(土)からこんな調子。「そのうち、時間に余裕があれば(行こうかな)」と思っているうちにはや会期切れ目前。観た事あるものばっかりでもいい。とにかく3連休、1か所ぐらいはどっか行っときたい。そんな気持ち。永青文庫は文京区。遠いんだよなぁ。でも、皇居(てか旧江戸城)の西側の縁を回っていけば新橋...細川家の茶道具―千利休と細川三斎―
天気予報がよく当たる。「秋田に大雨が降りますよ~」の予報はピタリと当たって、秋田駅の辺りも含めてすごいことになっている。秋田市の中心部かぁ。4年前の春(2019年4月)に訪れたなぁ。佐竹氏の城下町で歴史があり、戦に巻き込まれたこともなく、太平洋戦争末期の空襲被害もなかったのにもかかわらず、古い町並みが一切なかったのが違和感だったなぁ。八郎潟方面から電車で下って入ったこともあり、ただ平地が広がっている印象で唯一の起伏である千秋公園(秋田城跡)に登ったら、男鹿半島と日本海が見えたなぁ。秋田市中心部に昔ながらの町並みが残っていないのは繰り返し大火に見舞われたせいだとか。そんな印象に残りにくい街だったので、浸水被害の映像も観ても「光景に覚えがない」ということがショックだったりした。そして、関東平野は雨とは無縁でた...暑いっ
もう1年以上、経ったちゃねぇ。渦潮を見ることができてよかったよねぇ。とか、一緒に行った友人とlineで懐かしがっている。2泊3日の楽しい旅行だった。初日は別々に現地入り。私は前夜からの高速バスで大阪へ。→その1これからはもう行かないであろうロンドンティールームのモーニング。芦屋で茶道具展を鑑賞してから神戸入り。滴翠美術館のお道具はどれも品がよい。素敵な香合がいっぱい。→こちら旅行といっても、そこはやっぱ神戸なので浮世の義理は果たし、それから街中に戻って友人と待ち合わせ。観音屋のチーズケーキ。高校生の頃から視界には入ってたけど、初めて食べた。友人を案内して神戸観光へ~って、なんでこの写真?てか、やはり阪神大震災のことは知っていてほしかったし。そんな感じで兵庫県の旅・初日は過ごした。2日目。→その2三ノ宮駅雨...2022年6月神戸&淡路島への旅
6月も下旬。最後の数日間限定販売の虎屋の水無月で一服。水無月
久しぶりに茶道ネタ。最近は月1回、お稽古に通うようにしている。物価高の影響で炭や和菓子、茶筅などの消耗品も値上がりし、1回の参加費が2,500円から3,000円になったけどそれでも有難い場所。6月はお稽古用の練り切り「青梅」もお土産用に1個いただけたし。(^_^)(稽古場では写真撮影できないから、記録の上でもお菓子もらえるのはウレシイ)5月に棚付の初炭手前と濃茶と薄茶の平点前をさせていただき、今月は台天目と運びによる薄茶平手前をさせていただいた。それと炭手前の炭を組むのも。本来、炭を組むのは手前を稽古をする人なんだけど、諸事情で遅れていらっしゃるとのことで時間短縮のため、準備をするよう仰せつかった。前の月も自分が手前をする前に組んだのだけど、「他人様の手前の準備をする」という緊張のせいか、なんか違和感。「...風炉の初炭手前
『銘をたのしむ』滴翠美術館※6月11日(土)まで1年ぶりの訪問。滴翠へは何度も訪問しているが、確かにお道具の銘も意匠も個性的なものが多い。特に印象に残ったのは黒釉金彩肩衝長茶入。銘「しらね」野々村仁清(仁清窯)すごーいノッポさん。正面の釉薬の△が富士山に見える。まさに「富士の高嶺にふれる白雪」って感じ。ほかは2週間経った今では記憶が薄くなって、書く言葉が見つからない。だけど、美術館の展示目録がカラーの写真つき(代表的な幾つか)でとても見やすいものになったので目録を眺めながらなんとなーく思い出せるのがいい。滴翠美術館のバックナンバーリストはこちら(茶道具の)銘をたのしむ
★四百年遠忌記念特別展『大名茶人織田有楽斎』京都文化博物館※6月25日(日)まで2年前、特別展『承久の乱』と途中で終了しちゃった京都文化博物館!今回こそはと3月に大阪を訪れた際に前売り券を購入しておいた。織田有楽斎の存在を知ったのは中学生の時に読んだ司馬遼太郎の小説『城塞』だったろうか。その時は淀君の叔父(か伯父)としてアドバイザー的な存在ながらも、我儘な姪の説得に匙を投げて大阪城を出た老人~という風に描かれていたように思う。織田信長の歳の離れた末弟で兄と違って気が優しく、戦国武将に向かないような性質という印象が残っている。東京の有楽町は、この人が後に徳川家康に仕えてもらった屋敷があった場所に由来~ということもこの時に知った、ような。故に、有楽(「織田有楽斎」よりも「織田有楽」として覚えたような気がする)...大名茶人織田有楽斎
★令和5年春季展『茶席にみる掛物と陶磁器の展開』湯木美術館※6月25日(日)までケースごとに掛物がかかって、その前に茶道具の取り合わせが並ぶ展開。ケース1は墨蹟「座禅秘訣」(愚中周及筆)の前に唐物青磁管耳花入(龍泉窯)、禾目天目と根来天目台室町時代の堅い、というか格式の高い濃茶席だな~ケース2も墨蹟「什モ(←漢字が出せない)」(江月宗玩筆)に宗旦作の瓢花入。堺の豪商・天王寺屋宗及の息子。大徳寺の孤篷庵(こほうあん)、龍光院。黒田長政との関係も。そこに同時代を生きた宗旦の花入。くびれの下にある大きな穴。面白い。そこに古備前壺形花入(江戸時代の初め頃?)遠州から近衛家に伝わったとか。ケース3は掛物なし。古瀬戸十王口水指(室町時代)私が大好きな色絵扇流文茶碗(仁清窯)、同じく仁清窯の色絵丸文茶器。扇流文の茶碗は...茶席の掛物と陶磁器
『大阪市立東洋陶磁美術館安宅コレクション名品展』泉屋博古館東京※5月.21日(日)まで最近、美術館に足を運んで茶道具や陶磁器を鑑賞するということが億劫に感じている私。今回の展覧会もやっていることは何となーく頭の片隅にあったけど、「安宅コレクションは何度か拝見してるしなぁ」と食指は動いていなかった。が、テレ東の『ぶらぶら美術・博物館』の見逃し配信を視てるとつい行きたくなっちゃった。週末に行くのはしんどいし~と週半ばに午後半休を入れて、午後からぶらぶら~と出かけた。手元にある東京都区分地図は1995年に購入したもので、かなり古くなって、ビルとか施設などが大きく変貌しているけれど、「地図」として機能はまだ有効なので、まだよく開いている。この美術館のある場所は「住友会館」と記載されている。私がこの場所を初めて訪れ...THEATAKACOLLECTION101
前回からの続き~旅も終盤。最終日の朝を迎えた。誰も人がいない朝のラウンジで荷物まとめ~7時半頃にチェックアウト。駅とは反対方向へ歩き出す。グーグルマップをたよりに10分少々歩いていくと、「那古野」の住所表示!織田信長の若き日の居城をイメージしちゃうなぁ。レトロな露地を抜けていくと目的地が見えてきた。まだ開店前。一番乗りで並ぶ。四間道(しけみち)の一角にある喫茶ニューポピー。3年前にも訪れた店。→こちら開店を待っていたら、他のお客さんも来て後に並び始め、そして待ち合わせの友人もやってきた。8時に開店。もちろん、オーダーはモーニングセット。テーブル。なんと珈琲豆!古民家ではないけど、内装がとにかく素敵。名古屋モーニング!食後はなんとなく名古屋散策。お彼岸だったけど、桜も咲き始めていたっけ。こういうレトロビルも...彼岸ひとり旅その4~名古屋モーニング!
前回からの続き~この前、『チコちゃんに叱られる』で「なぜ人間は旅に出るのか?」という質問に対して「人はそういう生き物だから」という答えだった。人間が持つ好奇心も理由の一つだったっけ。日常に対して変化を求める本能が人間にはあるのかもしれない。最近、なんとなく「あそこへ行ってみたい」と思うこともあっても、計画を立てるところまで気持ちがいかないのは日常生活にちょいちょい変化があって、その変化に対応して日常のルーティンに落とし込むことに面白みを感じているのとこの先に起きる変化を見て備えることの方が今旅に出るよりも必要なことだと感じているから?とはいうものの、その為に旅が必要な場面もある。なんてことを考えながら、彼岸の旅をこなしていた。3日目。そんなに急ぐ必要もなく、そこそこの時間に起床して準備をしてチェックアウト...彼岸ひとり旅その3~後半は移動しながら
前回からの続き~今朝の朝日新聞朝刊を見ていたら『気ままに一人旅、広がる楽しみ個人化傾向「行き着くスタイル」』という記事が掲載されていた。→こちら記事が書かれていたのはリライフ面といって、主にシニア向けの内容なんだけどね。最近はちょいちょい生活の参考になるネタも増えてきたなぁ。あ、私もそれなりの歳だからね。人気が高まっているんだぁ。まぁ、そうだわなぁ。わかるわかる。一人旅に踏み出したいと思っている人にこのblogももしかしたら読んでもらえたかもしれないね。と思いつつ。さて、前回は東海道線の普通乗り継ぎで時間を貯めて、それで大垣城見物したところまで書いた。正午過ぎの米原行きに乗って、米原から新快速に乗り換えて。途中、所用があって下りた。再び電車に乗って大阪駅で下りたのは18時近くだったかなぁ。構内の駅弁売り場...お彼岸ひとり旅その2~気ままに?
約2ヵ月前の話で失礼。3月のお彼岸の頃、青春18きっぷを利用して関西へ行った。こんなに時間差をつけて書くことになったのは観光目的の旅行ではなかったから。昨年春のJR西日本ダイヤ改正でそれまでの乗り継ぎができなくなって以来、往路の移動が私の課題だった。考えた末にとったのが「大垣で約50分捻出作戦」。品川を4:35に出る東海道線始発乗り継ぎで熱海、沼津、浜松を経て11:18に大垣駅に到着。駅ビルの飲食店を横目に駅前から続くメインストリート?をスタスタ。商店街の角で右を見て、また進んで右を見ていたら、突然にお城への入り口が現れた。駅から5~6分だったかなぁ。しだれ桜の向こうに再現された天守閣。200円払って拝観。関ケ原の戦い以降の歴史もめっちゃ詳しく紹介されていたけど、そこはサラッと流す。眺めはそこそこよかった...お彼岸の旅?その1~往路の時間待ちは大垣へ
GWも最終日。半月前の天気予報を覆し、連休中はずっと好天に恵まれていたけれど今日だけは荒天。午前中、小康状態になったスキに野菜の買い出しを済ませた。3日、4日、5日と異なる和菓子屋さんで買った柏餅。値段も238円、200円、180円とそれぞれ。同じ味噌餡。値段がお安くなるにつれて、手作り感があって美味しい。一番訪れるのが大変で、でも一番リーズナブルなお店の見るからに手作り~な柏餅が一番美味しかった。来年はここでこし餡も一緒に買ってみよー。お弁当の総菜準備もしたし、後は明日からの勤務に備えるのみ。世間一般も休んでいたし、郵便も止まっていたからなぁ。どどーっとやることがありそうだなぁ。あと、きっとFAXも届いているだろうなぁ。それ以上に新型コロナが5類になって、世の中の動きがどうなるのかなぁ~と気になる。マス...GWもおしまい
立夏。立春から約3ヵ月。この間、何をしていたかしら?黙々と、淡々と日常生活を送っていた。連休に入ってから毎晩早寝をしているので、夜中に目が覚めたり早起きをしたり。昼間は日傘をさして基本徒歩で外出。日傘をさすようになって気づくのは「風が強い」。通勤時は「ビル風かなぁ」とも思うけど、休みに入ってから吹かれる風は明らかに違う。日傘の柄をしっかり握りしめていないとどこかへ飛ばされてしまいそうな強風。今朝などは部屋にいながら外の風の音が聞こえるほどの強さ。でも、明日は雨らしいから洗濯物は今日干しておきたい。そして、図書館も今日行ってしまいたい。ということで、なんとなーく連休もそれなりに充実している。今年は専ら読書三昧。そして、外出する度に和菓子屋さんに寄って味噌餡の柏餅を買って食べ比べ。(去年もやった)柏餅といえば...立夏
今年のゴールデンウィークもはや後半戦。とは言ってもカレンダー通りの生活をしている身にとっては、一般的に言われている「前半」はなく5月3日(水)から7日(日)にかけての5連休がGWを実感できる期間。新型コロナによる行動制限がないことで4年ぶりに気兼ねなしに何処へでも旅行できるんだけど、値段は高いし、混雑するしで鼻から遠出の予定は入れてない。かねてからの懸案事項である断捨離に取り組まねばっ。ということで、ようやく炉灰を処分した。「処分」といっても廃棄したのではなく、必要としている知人に譲り渡した。半年ばかり前に会う機会があった際に話をもちかけ、炉の灰を上げる時期になったことで「GWに送っても差し支えないか」と打診。(炉の季節が終わるというタイミングもあったけど、荷造りや集荷してもらうための算段というこちらの事...ごおるでんうぃ~く
今日は「昭和の日」。以前は「みどりの日」だっけ?昭和生まれの私にとっては「(昭和)天皇誕生日」という印象の方が強い。というころで今年もGWに突入。早いもんだ。今年も3分の1が過ぎてしまった。あれあれ。1ヵ月前の日帰り旅行のことを書くのを忘れてしまった。ということで、遅ればせながら~。春の青春18きっぷが1枚余ったので(←3回分使った話はまだ書いてない)日帰りでどこか行くことにした。今年は徳川家康が大河ドラマで取り上げられているため、何かと静岡が話題だ。が、ベタすぎて訪れる気になれず。あまのじゃくで東北本線(てゆーか、東京上野ラインから宇都宮線に入る電車)に乗った。小山で下りて両毛線に乗る。もう10年以上前に栃木市の「蔵の街」を訪れたことがある。(2008年1月→こちら)このblogでは2010年10月に栗...足利学校跡
今日から生活が少し変わる。先ずは通勤経路を変更。目的地は同じでもこんなアクセスがあったんだ~そして、お弁当箱をリニューアル。長年気になっていたスリム長型にしてみた。これからは行動パターンに合わせてお椀丸型と併用するつもり。生活を変えていく事で次へのステップに繋げていきたい。変化
わざわざアーカイブするほどじゃないんだけど、ホントに自分の備忘録のために。旅会計も書き出してないし。(もはや他人様から閲覧されることを目的としたblogではなくなっている)★2022年3月18日(金)~21日(火)予定は全くなかったんだけど、とある事情で急遽実行。帰ることが決まった翌日にポンペイ展を観に上野へ行った帰りに神田に寄って青春18きっぷが11,500円で買えたのはラッキーだった。初日はただ実家を目指すだけ。JR西日本のダイヤ改正で乗り継ぎの始発時間が約20分遅くなってしまった。(>_<)お金もないからさぁ。移動食も手作りのお握り。実家に3泊。4日めは帰るだけ~。途中までは順調だったんだけど、金谷で電車が止まっちゃった。(T_T)1時間運転見合わせののち、1駅進んだ島田駅で右往左往。どうにか静岡ま...2022年3月・4月・5月の旅
昨日は一日中、雨が降ったり止んだり。風も強く吹いていて、久しぶりに外出を諦めて自宅に籠ったままだった。だから、朝起きて「今日も雨かなぁ」とカーテンを開けたら青空が見えたので嬉しくて。つい、一枚撮影。家にある今年のカレンダーはどれも二十四節気が記載されていない。そのせいで季節のうつろいに鈍感になってしまう。ふと気つけば春分から清明になっていた!日の出も5時台前半へ。時が流れるのは早いこと!さて、今日は何をしようかな。雨上がり!
今年の桜もだいぶ散ったなぁ。近所の和菓子屋さんで桜餅を買って、おやつに一服。道明寺粉の桜餅。満足だけど、小振り。以前に九品仏で買った桜餅も小さかった。関東の「道明寺」と呼ばれる方の桜餅はこのサイズが定番なのかなぁ。昔、神戸で食べたのは柏餅くらい大きかった。関西で桜餅が食べたい。桜餅
桜が満開になったというのに、この週末は花散らしの雨が降る。桜といえばソメイヨシノだけど、最近はよく似たジンダイアケボノに植え替えられているケースが多い。私が住む街にある桜スポットもそう。ソメイヨシノはだいぶ傷んできていて、一つおきくらいにジンダイアケボノになっている。幹に名札がついているから、そうとわかる。花の形や色合いが違うのもわかる。だけど、名札がなかったら見分けがつかないかも。でも、ソメイヨシノの薄いピンクの方が好き。雨が降り、風が強く吹く中をソメイヨシノを探して川べりの並木を歩いた。花散らしの雨
東京ではソメイヨシノが開花した。上京してから何度目の春となるのか。もう30年近くなる。ずっと続くような、終わりなど考えたこともなかった日々にもいつかは終わりが必ず来る。昨秋、それを自覚してから日々の流れが愛おしく感じるようになった。それもあって、このところ毎朝の弁当詰めが楽しい。3品だった総菜が最近は4品。日曜日や週半ばにストックを用意しておく。それが苦にならないほど、弁当準備が大切な日々の営みとなっている。そうやって作ったお弁当だから、昼休みに開けるのも楽しみ。食べて、しみじみ味わう。まぁ、終点までは少しあるけど、そうやって日々の流れを自覚しよう。弁当ライフ
『没後190年木米』★サントリー美術館※3月26日(日)まで先月訪れていたのに、タイミングを逃していた。青木木米といえば、煎茶道具の陶工で京焼の中でもかっちりした真面目な作風~という印象だった。その印象に違わず、煎茶の茶碗、風炉は見事。抹茶の茶碗も焼いていたようで点数は多くないけど、いい感じ。「仁清のコピーみたいのも焼いていたのね」と思っていたら、後から仁清そのものの茶碗が展示されていたのだと気づいた。(戻って見直そうかと思ったけど、面倒くさいのでやめた)後半は「文人」としての姿。他の文人たちとの交流、絵画作品など、意外な一面に触れた。(窯の事故で耳が聴覚を失ったことを初めて知った)肖像画をみて、「あれ?以前に出光美術館で観たっけ」13年前(2010年)のこと。→こちら江戸時代後期の文化文政文化感じること...木米
3月に入って1週間ちょっとが過ぎた。令和4年度もあと3週間余り。気づけば、週刊朝日は毎年恒例の高校別の大学合格者数の特集が掲載されるようになり、新聞のデジタル地方版を閲覧すれば毎日どこかの県で高校の入試問題が載っている。今日は年度末の有休消化で特に用事もないのに、休みを取った。自宅でだらだらするのも勿体ないと平日でないと入れられないアポをとって、街中へ。そうすると袴姿の若い女性が連れだって闊歩しているのに遭遇。思わず「春なのねぇ」。袴姿にしみじみするのは、この3年ばかり新型コロナの影響で卒業式そのものが自粛される傾向にあったからかも。もちろん、昨年でも実施する大学はあったようで地下か鉄でチラホラと袴姿を見かけることはあった。だけど、複数名で歩く姿は見かけなかったなぁ。そもそも、平日の昼間に繁華街を歩くとか...年次休暇
1年以上も前の旅話を振り返る。思えば、昨年(2022年)は一人旅の回数は少なく、二人旅を3回続けて行った。これも生活パターンが変わった効果かなー。(世間並みの休日サイクルになった)しばらく二人旅もお預けだし、そのうちまた不規則な勤務パターンになる予定(!?)なのでせいぜい今のうちに懐かしんでおこう。さて、2022年1月の「成人の日」に伴う3連休を利用した高野山を訪れる旅に出た。有給休暇も消化しておきたかったので、金曜日は休みを取った。でも、午前中は自宅をのんびりして昼食を摂ってから出発。→その1青春18きっぷを利用して名古屋へ向かった。夕刻すぎに名古屋市内のクワハウスに到着。キャンペーン中につき、5時間コース。夕食も摂ってのんびり。その後、仕事を終えてやってきた友人と落ち合い、日付が変わるぐらいに改めて出...2022年1月高野山&大阪の旅
3月に入って初めての土曜日。青春18きっぷで諏訪湖を訪れた。始発で八王子に向かう。6:35発の中央本線の普通列車(松本行)は登山客でそこそこ混んでいたけど、座れた。9:30に上諏訪駅着。今年も御神渡りはなかったねぇ。と思いつつ、サンリツ服部美術館へ。向付の展覧会を鑑賞。ゆっくり見ていたら、1時間近くかかった。帰りにタケヤ味噌のショップに寄ったけど、豚汁は復活しておらず。残念。あと何回、諏訪を訪れることができるだろうと思うとちょっと違うルートも通りたくなる。片倉館。駅から近い。一本遅らせるか一泊するプランで松本方面へ向かう前に寄ってみるか。そういう旅もあっていいんだけどね。と思いつつ、駅へ戻った。時間がない私はやっぱりホーム足湯。10分ほど浸かる。「あ、そうだ」と上がって、青春18きっぷのポスターを見に行っ...春先の諏訪湖
『向付心躍る懐石のうつわ』サンリツ服部美術館※3月5日(日)までサイト久しぶりの諏訪訪問。約1年半ぶり。3つのテーマ「もてなしの心をうつす」「季節を感じるうつわ」「造形をたのしむ」に沿って様々な向付が並ぶ。「もてなしの心をうつす」では折敷に飯椀と汁椀、そして美濃焼の黄瀬戸胴紐向付が載った展示。やっぱね、湯木美術館でもよく目にする黄瀬戸の向付は憧れだなぁ。(実際の懐石でお目にかかったことはないけど)唐津の割山椒向付も楽美術館(楽焼)でお馴染み。鯛のこぶ締めをこんもり持ったりするとよいかも。でも、焼き物や強肴を一緒に盛ったりするには不向きな方tだね。そこへ行くと、織部扇面向付はお刺身以外にいろいろ盛付られそう。清めにくそう。でも、一つ一つの文様が違っている手作り感がいい。(マス目に点は絞り染の文様。着物を反映...向付の展覧会
お城のTV番組を視ていたら、虎ノ門駅(東京メトロ・銀座線/日比谷線)が出てきた。江戸城の遺構が展示されていた。はて?こんなところあったかな。思えば、ずっと工事していたもんな。ということで、サントリー美術館に行く際に遠回り。奥の方にあった。石垣だぁ。石垣の石も。近くで見ると、ここって「江戸時代の江戸」だった場所なのねぇと改めて思う。江戸城がここまであったのねぇ。地上に出てビックリ。ここって、虎ノ門ホールがあったところじゃん!かつて、淡交会の研究会が虎ノ門ホールで開催されていて、年に4回来ていた。ここが取り壊しになって、中野サンプラザで研究会が開かれるようになったのだけど、そこも今年7月に老朽化?で閉館。現代も変化していく。虎ノ門駅
やっと気持ちの余裕ができた、というか旅の振り返りをしたくなった。旅アーカイブは2021年11月の京都で止まっているので、続きはその年の年末年始から。1年余りしか経ってないのに、すごく昔のことのように感じるなぁ。(去年が激変の1年だったから)さて、この時の年末年始休暇は6日間。12月28日(火)、始発ではなく朝食を摂ってから8時過ぎに出発した。→その1普通列車を乗り継いで名古屋に着いたのが14時すぎ。昼食はホームで立ち食いきしめん。駅前の高層ビルへ。スカイプロムナードからの名古屋の街を見下ろした。それからお宿へ。→その2ナインアワーズ名古屋駅はお宿もいいけど、1階の珈琲専門店が大繁盛。本音はそちらで美味しい珈琲を味わいたかったけれど、混みすぎ。テイクアウトして10階のラウンジで夕方までのんびり過ごした。夜は...2021→2022への年越しの旅
前回からの続き~年明けの旅?出張?も3日めの朝。青春18きっぷの最終日でもある。連休明けの平日。5時前にチェックアウト。外は当然のことながら真っ暗。梅田の地下街も閉まっていた。西梅田のVIPラウンジがある側の道を歩けばいいものを暗さゆえにJRの高架を潜ってしまった。どこ?ここ、と思いつつ、でも大阪駅は見えているから目的地めざして歩く。グランフロント側から駅構内へ。不思議な光景。5:00発の京都行で出発。大阪始発は初めて。(大阪泊も2度目もの)5:14でも間に合うんだけど、乗れちゃったから。5:46京都着、6:03発の米原行きに乗り換えた。余裕を持って乗り換えができた。チェックアウト後に買ったパンで朝食。7:11米原着、7:27米原発→9:43豊橋着、9:49豊橋発→10:23浜松着。金谷の手前あたりから富...青春18で出張?~その5復路は大阪始発
前回からの続き~1月の大阪行の話が中断したまんまだった。あまり書くこともないし、面白い内容でもないので、さっさと済まそう。1月9日(月・祝)の話。かつての大阪市営地下鉄~現在の大阪メトロ~の1日乗車券(エンジョイエコカード)は800円だが、土日祝日は更にお得で600円。これから当面の大阪市内探検でこれを利用しない手はない。ということで、この日はメトロであっちにこっちに縦横無尽に移動した。どこに行ったかは詳細に書けないけれど、支障のない程度にピンポイントで。中央線の端っこの長田駅まで行って、大阪府立中央図書館へ行った。(朝食は長田駅前てか、長田駅の真上で摂った)。最寄り駅は一つ先の荒本駅だけど、長田から先は近鉄線に乗り入れて近鉄の運賃が嵩む。地図で確認したところ、長田駅から歩いても12~13分程度なので、そ...青春18で出張?~その4大阪メトロの一日乗車券
今日は二十四節気の「雨水」だ。節気の意味「温かさに雪が雨にかわり、氷がとけ始める頃」昨日はポカポカ陽気の晴天で買い物がてらの散歩しながら「春が来たなぁ」と思った。夜中に毛布が暑いなと感じて目が覚め、気温を見ると17℃。まだ毛布を外すほどじゃないと思って、しばらく肩から外しておいて眠たくなった頃合いで再び肩までずり上げた。朝方も布団が出ると少し暖かい。やはり17℃。暖房をつけるかつけないかの気温のラインは18℃らしいけど、私はもう少し低くても大丈夫かも。ちなみに今の室温は18℃。重ね着で全然大丈夫。外は言うと、朝から風の音がうるさく「これは寒そうだ」とマフラーまで出たら寒くはない。南風?とにかく生温かい風がビュービューと強く吹き付け、身体ごと飛ばされそうだった。もしかして、これが「春一番」かなぁ。梅にはなか...雨水
一昨日、東京では大雪警報が発令して神戸の身内や友人から心配するlineが届いたものの、私の生活圏は朝にチラついた程度で専ら雨だった。昨日はよい天気。ぽこぽこ歩いていたら、もう菜の花が咲いてた!そういえば10日ほど前だったかな。歩いていたら、一瞬だけ白梅が目に入った。(写真撮り忘れたけど)そうだよね。もう早春だもんね。例年、建国記念日のころは休みを入れて関西に行っていたけど、昨年のドタキャンに続いて、今年も帰らない。なんか不思議な気分。菜の花
作家の永井路子さんが亡くなったと夜のニュースで流れた。大河ドラマ『草燃える』の原案になった『北条政子』と『炎環』を読んで以来、わりと好きな作家さんだった。お市の方を主役にした作品やお江の方を描いた作品も読んだなぁ。個人的には現代小説に古代史を絡ませた読売新聞社から出た『茜さす』が好きだったなぁ。鑑真とその弟子で碧眼の若い僧侶と奈良時代の政争渦巻く社会とテーマにした『氷輪』もよかったなぁ。話の筋は忘れちゃったけど『山霧毛利元就の妻』も読んだっけ。評論も面白かった。『歴史をさわがせた女たち』で学校の歴史の授業だけでは知りえなかった歴史の中の女性たちの存在も知った。ただ、エッセイで学徒出陣のセレモニーを神宮外苑で見守ったというエピソードが印象に残っていたので、「果たしてご存命なのかしら?」とも思っていたわけで。...訃報)永井路子さん
前回からの続き~大阪出張?の中日。1月9日(月・祝)の話。朝はわりかし早起き。支度をして、フリースペースで朝のルーティン。いつもはパソコンでやるけど、旅先なのでスマホでこなす。7時頃に鍵をフロントに預けて出発。ファーストキャビン西梅田。よくぞ生き残ってくれた。出てすぐ。デジャブ?いやいや、この時間帯にここにいたことが何回もあるから。VIPライナーの大阪到着場所。ちょうど関東からの便が到着していた。なんとなーく夜行バスを降りた時と同じルートを歩く。でも、VIPラウンジには寄れないけれどね。(^^;朝食はロンドンティールームへ行きたいところだったけど、とうとう開店時刻が7時から8時に繰り下がってしまった~悲しい。(事前にチェックしていたとはいえ)で、西梅田駅へ行って大阪メトロの一日乗車券(土日祝日なので600...青春18で出張?~その3大阪キタの朝食処が悩ましい
昨日は茶道の稽古だった。すごく久しぶりに逆勝手。3日前に姉弟子さんから「次は逆勝手の初炭手前をやっていただきます」とメールが来た。頭真っ白。さすがに「不味い」と教本を探す。が、淡交社発行の教本は持っていない。30年以上前に買った主婦の友社の『裏千家茶の湯』で参照するも道具の配置図とすごく端折られた手順の身。それでもないよりはマシ。読んでみるもピンと来ない。仕方ないの道具配置のページだけスマホで写真撮っておく。で、いざ稽古。炭を組むところから「あっれ~?」。炉の炭手前自体がご無沙汰しているとはいえ、こんなに忘れていたっけ。ん?なんか記憶と違う。本勝手と逆勝手は炭の組み方も違うので、よけい混乱。足さばきに気をつけつつ、手前を始める。炭斗の位置だけでも予習しておいてよかった。湿し灰を置く位置は覚えていたけれど、...逆勝手のお点前
前回からの続き~今年の1月8日(日)のこと。彦根で途中下車してから新快速に乗って大阪へ。新大阪で下りて、おおさか東線に乗り換え。もともとは貨物線。(片町線の支線だった城東貨物線を改良した云々~)だから、30年前の地図にも一応「線路」はある。6年前に先に開業していた路線(久宝寺→放出)は乗った。→こちら4年前(2019年)に開業した放出ー新大阪間は乗りそびれていた。青春18きっぷを買う度に「今までに乗ったことのない路線に挑戦する」という目標を立てている。いつも目標達成というわけにはいかないけれど、今回は2回分しか乗れないけれど、どうにかクリアしたかった。「なんで今さら?」と思わなくもない路線だったけど、意外に利用客が多く、しかもダイヤも10分おきと稼働率の高い路線のように感じた。車窓から見える風景も新鮮。途...青春18で出張?~その2おおさか東大阪線
今朝のニュースでビックリ。京都市バスの1日乗車券が廃止される事になったそうな。でも、まぁ影響はあまりないかな。700円に値上がりした時点で買う気は失せた。500円時代はかなり重宝した。600円になってからビミョー。オトク感が弱くなり、コロナ禍で茶道への興味が薄れ、かつ間の移動は徒歩が多くなっちゃったから。結果、2020年あたりから回数券との併用を始め、昨年は回数券をここぞという場面に使用することにシフトした。回数券も金券ショップ安くまとめ買い。今年は京都行くかなぁ。宿泊費や交通費が値上がりしたからなぁ。てか、それが本来の価格だとわかっているけど、安かった時を経験した身にとっては負担感あり。ましてや、安く利用していた時より実入りは減っているし。支援策も流動的で恩恵はあまり受けられそうにないし。旅もビミョーに...京都市バス
迷ったけど、備忘録として書き残しておくことにする。1月8日(日)~1月10日(火)に青春18きっぷを利用して大阪へ行った。旅行じゃなくて、半分は出張?のような位置づけ。「?」が来るのは「仕事」じゃなくて「私事(しごと)」だから。本来の意味は仕事上における業務として遠方に行かなきゃならないことなのだろうけど、自分の生活を営む中における「業務」として遠方に行かなきゃならないこともある。という、たぶん自分にしか通じないルールなんだけど。(^^;あくまで個人的な表現として。さて、実はこの冬は青春18きっぷを買わなかった。代わりに東海道新幹線の回数券が廃止なったことに愕然としていた友人に青春18きっぷをおすすめ。5回中3回使った後の残り2回分を5,000円で譲ってもらい、有効期間ギリギリで利用した。往路に臨んで少し...青春18で出張?~その1東海道線乗り継ぎ
2023年1月も終盤。「1月は長い」というけれど、今年の1月も長かった。たしか、去年の1月も長かったような気がする。今月は前半に関西往復をしたけれど、この話を書くかどうかを迷っている。それにしても直近1週間の冷え込みが厳しい。10年に一度というけれど、10年前のことなんて、、、覚えていた。確かに厳しい冷え込みだった。だけど、冷え込み以上に仕事が厳しくて。10年前の1月は深夜勤を10回したんじゃなかったかな。積雪もあったような。でも、「寒いなぁ」と思うほどの心の余裕さえなかった。仕事漬けだと思いたくなくて、プライベートは美術館行まくってたような?10年経って、しみじみ「寒い。冷え込みが厳しい」と思うのは心の余裕?10年経てば生き方も考え方も変わる。変わって当然。何が悪い。寒中今年の1月も長かった
以前から行きたいナと思いつつ、なかなか機会がなかったのが東大阪市の司馬遼太郎記念館。司馬さんがまだ現役で活躍していらっしゃった頃から東大阪市在住だということは知っていた。だから、奈良へ行くとき、阪奈道路や近鉄で大阪市中心部から東へ真っ直ぐ進行する際には「どの辺りかなぁ」と思っていた。司馬さんが亡くなったのは阪神大震災の翌年の2月。上京して間もない頃で新聞紙面で訃報を知ったかと。たしか急だったし、てか記憶が定かじゃないんだけど、たしか週刊朝日の『街道をゆく』も続いていたんじゃなかったかなぁ。皮肉なことに亡くなったことによって、ご自宅の隣接地に記念館が建てられて、「司馬さんってあの辺りに住んでいたのねぇ」。が、近鉄線の普通しか停まらない駅だったし、その時は関東暮らしで東大阪どころか奈良にもご無沙汰していて。そ...司馬遼太郎記念館
日曜日。ふと、無性に抹茶を点てて飲みたくなった。お菓子あったっけ。そうそう。少し?(といっても半年ばかり)前に買った和三盆糖が未開封のまま冷蔵庫にあったワ。と出してきて、シャカシャカと。自宅で喫する抹茶のは今年初めて。稽古は先週、伺ってその日の朝に配達された出来立ての花びら餅をいただいた。楊枝で切れちゃうくらいに牛蒡が柔らかく、とにかく美味しかった。最後に初釜に参加してからもう3年。今年も地味なスタートだけど、仕方ない。この1年間、お稽古は月1ペース。それが精いっぱい。blogの更新もとびとびだけどね。私自身は毎日それなりに忙しくしている。時間の使い方が変わってしまったので、blog更新をはめ込むことができないのさ。それと公開にはそぐわない事に今興味がいっちゃってたりするので。旅行もね。するにはしているけ...久々に自服
早春展『春の茶道具取合せ』湯木美術館※3月21日(火・祝)まで前期は2月12日(日)まで後期は2月15日(水)から実は前回の秋季展も開幕早々に訪問したのが、感想記を書きそびれてしまった。今回も開幕2日目に訪問。祝日の午後イチにも関わらず、館内は既に数名の見学者が思い思いのペースで鑑賞を楽しんでいた。少々ビックリ。あ、そっか。以前は平日に訪れることが多かったから“貸し切り”状態だったかナ。などと思いつつ、ケース1へ。途端に「春だなぁ」。心はすっかり弥生の気分。桃の節句が来たような錯覚に陥った。そこにあった茶飯釜をみただけなのに。なぜか、それだけで今はまだ寒中だということがスッと抜けてしまうのだから不思議。高山寺の明恵さんの「釜の文」。井戸茶碗「長崎」(←銘は医師の苗字に由来)ケース2は呉須有馬筆香合(小さい...早春展「春の茶道具取合せ」
年末年始は8連休。でも、民族大移動には参加せず。そして、だぶん2年ぶりに箱根駅伝を沿道観戦。中継1号車。通り過ぎる後ろ側を振り返って見上げた。チラッと渡辺康幸を見た。スマホは動画撮影。合間にカメラボタンを押す。すぐトップ争いが。駒澤大の田沢廉選手の姿は一瞬だったけど、ちゃんと写っていて後から感動。青学はその後かぁ。順天堂大の三浦龍司選手ははっきりわかった。沿道観戦もね。ちょっと疲れる。とくに今年の2区はすごい接戦で。純粋に駅伝を楽しむなら自宅でテレビ観戦するのがいいかも、と今さらながら思う。復路は観戦そのものに時間がかかるので、今までも2回しか観に行ってない。来年は往復ともにテレビ観戦かなぁ。箱根駅伝
この年末年始は約30年ぶり?の8連休。しかも、12年ぶりに民族大移動からも解放。自宅でのんびりし、ときどき街へおでかけ。(帰省途中の友人に寄り道してもらって、以前から行きたかったカフェにも行った)思えば、長い勤め人ライフの殆どは年末ギリギリまで働き、正月も3日から働くというパターン。一度だけ、システムのテストに立ち合いで正月2日に手作りお節3段重箱を下げて出勤もしたっけ。まぁ、民族大移動しなかったのは仕事が立て込んでいた年ぐらい。ん?1回か2回は年末年始6連休を自宅でボーっと過ごしたこともあったっけ。ここ10年は非常にタイトなスケジュールで両親に不満をぶつけられながらの帰省で「なんでこんなに怒られてまで往復しなきゃならないの?」と理不尽に感じながらの年末年始だった。で、やっと自立を果たした年末年始。久しぶ...年越し
東京都美術館からの帰り道、高輪台の辺りを通りがかった。もう3年も休館されている畠山記念館へ寄ってみた。唖然。なにやらすごい大がかりな工事だ。かろうじて茶室は残っているみたい。裏に回ると大がかりぶりがはっきりわかる。根津美術館も以前の面影がほとんど感じられないほどにリニューアルし、藤田美術館もそうだった。どちらも庭園はそのままとはいえ、建物が建て替わっているかねぇ。畠山記念館もそうなるのかなぁ。リニューアル、間に合うかなぁ。おまけ。畠山記念館
『星野道夫悠久の時を旅する』東京都写真美術館サイト※1月22日(日)まで年始は1/2から久しぶりに星野道夫さんの写真展を訪れた。80年代から90年代前半の、感受性や好奇心が旺盛で世界へ向ける目が開かれる年頃を彼の撮ったアザラシの赤ちゃんやシロクマの親子たちの写真を眺めて過ごした。こんな世界があるんだ。極寒の自然って、なんて豊かで雄大なんだろう。だから、上京して間もない夏の終わりに新聞記事で突然の、不慮の事故で命を落としたことを知った時はショックだったなぁ。なんで、クマに襲われなきゃならないの?クマのバカっ!それからしばらくして開催された写真展で買った図録は今も時々眺めている。だから、懐かしい思いで足を運んだ。最初に入り口で10分に及ぶスライド映像を視聴。大画面で改めて美しい風景で、アラスカで暮らす人々の息...星野道夫悠久の時を旅する
『京都・智積院の名宝』サントリー美術館※1月22日(日)まで先週末に訪れた。名残の紅葉?とでもいうのだろうか。ミッドタウン東京前の木々は目に染みるような紅葉が美しかった。智積院は東山七条にある「総本山」と名の付く大きな寺院~という印象。なんせ、三十三間堂の隣、というか京博のはす向かいにあるので、近くには結構行く。長谷川等伯とその息子・久蔵の襖絵を鑑賞しに何度か訪問した。若い頃は会館で精進料理を食べたなぁ。(上司のおごりで)という印象しかない。宗派なんて気にしたことさえなかった。そっか。真言宗なんだ。だから曼荼羅あるんだ。だから空海なんだ~。と、今更ながら「へぇ~」と思った。真言宗、空海。年のはじめに訪れた高野山を訪れてじっくり見たこともあり、密教関係の展示も少し理解できた。でも、やはり智積院といったら等伯...東京で等伯・久蔵親子の作品を鑑賞
今日、12月22日は冬至。朝から冷たい雨が降って、強い風も吹いて大荒れ。ただでさえ日が短いのに、雲が厚くて空を覆って暗い一日だった。ちょうど1年前、「今日は冬至だけど、一陽来復の日でもある。自分にとっても一陽来復でありたい」と人前で口にした。1年経って、それはどうなったか。確かに一陽来復だった。V字回復はいかないけど、緩やかな回復途上?かな。冬至
この週末は冬本番の気候。昨日は午前中から曇り空。夜遅くなって雨が降り出した。今日の午前中、お散歩がてら高台へ登って西を展望したら、丹沢山系が雪景色。鹿児島をはじめ九州にも積雪があったと報道があった。例年のこの時期にもよくある状況だけど、でも関東平野だけは“別世界”。カラッと晴れていたりするんで、生で雪を目にする機会ってなかったような。でも、今年はしっかり目にした。12月に雪?って思ったけど、でも二十四節気の上では今「大雪」。なるほどなぁ。もうすぐ冬至。しみじみ。冬本番!そういえば今は「大雪」だった
特別展『京に生きる文化茶の湯』京都国立博物館※12月4日(日)まで3年前だったら考えられないところだけど、事前に開催を把握していたにも関わらず食指が動かなった。9月に大阪へ行った際に金券屋で阪急の回数券を購入した際に招待券が出ていて、つい購入。「だったら、正倉院展とセットで行っとこかな」と漸く重い腰が上がった次第。訪れたのは11月12日(土)の朝9時。事前予約ではなかったし、到着したのは開館10分前だったんだけど、行列の長さも思ったほどではなく、チケットも持っていたし、コインロッカーにも寄らなかったので、ほぼ一番乗りで会場に入った。まぁ、ほとんどが「既に一度は見たことあるもの」だったこともあり、この15年間にせっせと鑑賞記をブログに綴ったこともあり、その記憶を思い出しながら「懐かしいなぁ」という気持ちで鑑...『茶の湯』展
開館記念展静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ『響きあう名宝―曜変・琳派の輝き―』★静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)サイト※12月18日(日)まで今年もそろそろ終盤に入って来た。で、急に焦りだした次第。(-_-;移転前の二子玉川(世田谷区岡本)を訪ねたのは旧美術館の最終日だった。あれから1年半。楽しみにしていたんだけど、今一つ丸の内に足を運ぶ意欲が湧かない。だって、展示目録をざっと見たら、既に観た記憶があるものばかり~(当然だが)それを場所が変わったからといって、観に行くのもねぇ。(入場料も値上がりしたし、時間指定だし)と思いつつ、BS日テレの『ぶらぶら美術館』を視て「やっぱ、行っとこ」と予約して、文化の日に行ってきた。(俵屋宗達の源氏物語屏風~旅立ち展でも観たんだけど~も改めて観たくなったので)...響きあう名宝―曜変・琳派の輝き―
令和元年の2019年以来、3年ぶりに訪れた。新型コロナ感染拡大の影響で事前予約の日時指定入場制ということで、開館1時間前に着いたら列はな~い。もちろん、9時~のチケットは持っている。いつもは朝の冷え込みに耐えながらの行列待ちだけど、今年は暖かい。少し遅れて並び始めた女性も同世代っぽくて、自然と世間話に花が咲く。(同じように遠方からわざわざやって来られたとのこと)2年前も来場されたとのこと。状況を反映してか、香木や薬の展示が多かったそうで。(行く気はなかったものの、展示リストだけは閲覧して「地味なラインナップだなぁ」と思った記憶があるけど、そういうことだったのか。いつも違うのと、聖武天皇の時代にも天然痘など疫病は流行していたこともあり、正倉院のコレクションは充実していたようで見応えがあったそうな。そんなお話...第74回正倉院展
たぶん、2019年(令和元年)以来、3年ぶりに正倉院展を訪れた。完全予約制になって、事前にネットでチケット購入。何気に値段が倍!2000円だよ。トーハクをはじめ、美術館博物館はどこもかしこも事前予約制、時間指定制、そして事前決済が主流になりつつある。便利になった、その影でコストは客側にらふりかかってる。3年ぶりの正倉院展
仕事で終えて、ちょっこっと上の階へ。ちょうど月が欠け始めたところ。しばらく眺めた後に下に降りて帰途に着いた。外へ出たら、同じく通勤帰りの人たちがほぼ一斉に立ち止まり空を見上げていた。つられて眺めたたら、地上からでも赤黒い?月が欠けていくのがはっきり見えた。葉っぱが黄色くなっている木の向こうで初冬の空の祭典。そこから駅までの道のりはあちこちで天体観測する人々が。立ち止まって、東の空を見上げている。でもね、月がだいぶ欠けても地上の灯りの方が眩しくて。都心はちっとも暗い夜にはならなかったの。それでも432年ぶり、織田信長が生きていた安土桃山時代以来の惑星食もあった皆既月食。(そっちの方は肉眼で見えないのでテレビで視た)なんか、いい帰り道だった。そういえば、昨年も京都で月食の夜空を見上げたっけ。赤黒い月?が欠けた
鉄道開業150周年のイベントなどがいっぱい開催された今年の10月。結局、旅には出なかったけれど、テレビを視たり鉄道関連の身近な施設へ寄り道したりと私なりの過ごし方をした。旧新橋停車場を再現された鉄道歴史展示室。ワケあって、最近よく前を通るようになった。(てか、今更ながら最初の開業区間をよく利用するようになった)あれ?以前はレストランだったような?だから中に入れなかった。いつの間に見学施設になったのだろう?と思いつつ、無料の企画展をやっていたので平日の昼間に訪れた。開業当初の写真や錦絵とか、多くの期待と話題の中で鉄道が走りだしたことがよくわかる。旧停車場前の昭和通りの不自然なカーブはここが川か運河だったからなのねぇ。へぇ~。自分は積み重なった歴史の上で暮らしているんだと思うと、なんか嬉しい。思えば、上京した...旧新橋停車場
特別展『運慶鎌倉幕府と三浦一族』神奈川県立金沢文庫サイト※11月27日(日)まで夏に訪れた横須賀美術館での運慶展との共同開催。展覧会名は同じでも巡回展ではないと聞いていたし、金沢文庫は史料収集が主体なので、史料の切り口からとも耳にしていたので、そのつもりで観に行った。でも、仏像も多かった。横須賀でみた十二神将像も来ていたし、運慶作の不動明王立像と毘沙門天立像(ともに浄楽寺蔵)も。お不動さんはポスターやチラシにもなってからね。展覧会の名称ながら実際の運慶作と判明している作品って、実は少ないそうで。その貴重な中から、今回は3点も展示されているとのこと。その中の不動明王立像だからねぇ。「これ、横須賀でも観てるはずだけど。。。」なんか違和感。ぐるっとい一周して、また戻って確かめ見をして。展示解説を聴きに行って、終...運慶展
一昨日、朝のニュースで流れた東京都による実証実験の紹介に「おっ。」。その名も「らくらく舟旅通勤」第2弾(2022.10.17~11.4)詳細はこちら折しも、本日はま3ヵ月に一度の両国での所要があった。で、興味本位で日の出桟橋へ。予約してなかったけど、チケット買えた!水上バス、実は一度乗ってみたかったのよねぇ。と思ったら、屋形舟だった~。なるほど。コロナによる影響で落ち込みが激しい屋形舟に新たな模索なわけね。屋形船も随分前に宴会で乗船したことはある。もちろん、夕方からの乗船で夜景がきれいだったなぁ。あの頃は長机に座布団だったけど、今はテーブルなのねぇ。8時に出航。あまり認知されていないのか、乗客は私とスーツを着た男性2人連れ(←いかにも公務員。たぶん視察?)。久しぶりに間近で眺めるレインボーブリッジ。窓を開...川の上から
鉄道開業150周年なんだけど、今月は旅に出ない。でも、テレビで放送された鉄道150周年を記念した特集番組は結構視ていた。意外とわりかし行きやすいところに穴場的な(?)観光スポットがあることがわかって、週末にお散歩ついでによってみた。お、あるある。旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)。JR桜木町駅のちょっと先(関内側)にある。イベントも開催中で小さな子供をつれたファミリー層でめちゃ混んでいたので、写真撮影して早々に退散。鉄道開業当時に新橋-横濱間を実際に走行していた110形蒸気機関車。意外と小さい。客車もついてる。日頃、何気なく行き来している場所も歴史が積み重なった上にある空間なのねぇ。SL機関車
今日、10月14日は「鉄道の日」。しかも、150周年のメモリアルイヤー。しかし、今月は旅に出ない。世間の盛り上がりをよそに、どうも気分じゃないから。今朝も道を歩いていたら、ホテルのロビーにキャリーバックを持った若者たちがたむろしているのが見えたり、別のホテルからはやはり大きなキャリーバックを転がした年配の方々がタクシーに乗り込もうしているのに出くわしたり。「あぁ。入国規制撤廃やら観光喚起策の旅行支援の影響がさっそく出ているなぁ」と思うんだけど、なんか政府の施策に乗っかるのって、癪なような気がして。(GoToトラベルは結構利用したけどねぇ)混雑するのがわかっていて、旅に出る意欲がわかないしね。ということで、鉄道の日にのっかる旅行はしない。でも、駅弁は買った。先月のお彼岸の頃の旅行?帰省?も話も美術館滞在記も...鉄道の日!
特別展『大勾玉展』大田区立郷土博物館※10月16日(日)まで若い頃から装飾品を身に着けることが苦手だった。どういうわけか、アクセサリーにほとんど興味がない。茶道を嗜むようになって、「装飾品はNG」のお約束というかマナーということもあり、さらに身に着けることがなくなった。が、例外が一つ。それが勾玉だ。随分前に地方の某博物館のショップで300円で買った勾玉ペンダントと某神社で買った小さな勾玉(お守り袋と別々に売っていて、それぞれ買って袋に入れて完成という趣向)も孔に皮紐を通してネックレスとして身に着けることがたまーにある。なんとなく、だけど勾玉は好きみたい。なので、今回の展覧会もたまたま新聞記事を読んで、行ってみた。大きいの、小さいの、形も、素材も、そして出土した地域も異なる様々な勾玉が1,500点!時代の変...大勾玉展
10月に入ったに、まだ暑い。金木犀がよい香り。美術館での茶道具感想をまとめる時間がないなぁ。どこで捻出しようかと考えていたら、突然に「ミサイル‼️」テレビの画面が変わった!とうとうこんな時代になったか。キンモクセイ
『美をつくし大阪市立美術館コレクション』※サントリー美術館11月13日(日)までサントリー美術館のメンバーズカードを持っているので、「モトはとらねばっ」と展示が変わるたびに2回訪れている。前回の「歌枕」は感想をブログに書き損ねたが、2回観に行って両方とも同行者(前後期それぞれ別の友人)つきだった。(館内では合流したり別れたりとそれぞれのペースだけど、ザクっと和歌の世界を楽しんだ。ただ、感想をまとめるほどの集中力はでない。その後、一緒にご飯を食べお茶しながらお喋りしちゃうと、もう忘れちゃう。ま、茶道具メインの展覧会ならともかく、茶道具以外の展覧会はわりと努めて気楽に鑑賞するように心がけている。そうしないと疲れてしまうから。今回はひとりで訪れた。そして、今回の出し物が何かも把握せずに行った。会場に着いてポスタ...なにこれ?いや、「なにコレ」美をつくし
今年も萩の花が咲く時期がやってきた。ヒガンバナもそうだけど、萩の花を見たら「秋だなぁ」と思う。萩の花って、見る分にはいいけど、写真は撮りづらい。萩の花
秋のお彼岸は今日まで。今回は久しぶりにお墓参りができた。彼岸花(ヒガンバナ)も群生を見ることはなかったけど、あちこちでポチポチ見かけて、「お彼岸だなぁ」と思った。今日から再出発。がんばろ。お彼岸
前回からの続き~「おわら風の盆」見物、おたや階段下の広場で鏡町の演舞を見終わって、ぼちぼち引き上げへ。越中八尾駅方面へ向かって歩き出した。もうちょっと散策したいな、いや、でもでも。と、誘惑を断ち切るように、身に着けたままにしていた簡易レインコードを脱いだ。聞名寺前で今町の町流しと遭遇。ちょうど通り過ぎたところだった。いやいや。追いかけちゃいけないっ!と思いつつ、左折するのももったいなくて。聞名寺の境内へ。今町の演舞をしばし見物してから出店の中を通り抜けて下新町へ。と、ここでも町流しに遭遇。鮮やかな色の浴衣がステキ。脇を追い越して、先へ進んだ。十三石橋。数年前に架け替えられたんだって。21:15くらいにJR越中八尾駅に到着。青春18きっぷがあるから帰り(てゆかーか、富山駅行のきっぷも買わずに済み、そのまま改...高山本線に乗って~その10富山にゴール!
前回からの続き~越中八尾にて「おわら風の盆(3日目)」を見物。上新町の町流しを見ることができて、さて他も見ようかなと。なんとなくだけど『月影ベイベ』の印象をたよりにして、おたや階段へ行ってみた。人込みに混ざって階段を下りていると、ちょうど前の公演が終わったところだったらしい。人込みはそれまで階段に座って演舞を見物していた人たちだった。階段を下りたところで、世話役の人に「自分はたった今、ここを通りがかったんだけど、次の回を見るにはどうしたらいいの?」と尋ねる。「それなら、先に進んで左に曲がって、すぐまた左に曲がって坂を登ってから左に曲がって、ここへ戻っておいで」と言われた。次は20:30からで舞台踊りをやるとも。言われた通り、ぐるっと回って戻る。階段のそこそこ前の段をキープ。座って次の回を待った。敷物はなか...高山本線に乗って~その10おわら風の盆、おたや階段にて
前回からの続き~おわら風の盆のメイン(?)町流しを今回こそ見物したくて上新町エリアへ。通りに立っていたら、露払い的な世話役の方々が「もうすぐ町流しが通ります。道をあけてください」と言いながら歩いていく。「どちらの報告から来るのですか?」と尋ねたら、「ほらあそこから」。指さす方向を見た。カメラの思い切りズームしてみた。おぉ!確かに。ここに立っていたら、いずれ目の前を通る~。と思っていたら、一度は止んでいた雨が再びポツリ、ポツリ。え?と思う間もなく、踊りは解散され~踊りをやめた人々が速足で向かってくる。さぁ!雨を避けるんだぁ。目の前で希望が砕け散った気分。今回も町流しを見ることはできないのかぁ。会所で雨を避ける踊り子さん。『月影ベイベ』を地でいく若者たち?「雨が止めば、また再開します」という言葉に希望をつない...高山本線に乗って~その9おわら風の盆、やっと町流しを見物
「ブログリーダー」を活用して、Akatsukiさんをフォローしませんか?
暑さ寒さも彼岸までようやく凌ぎやすくなった。彼岸花、どこに咲いているのかな。探さないと見ることができない悲しさよ。彼岸花
今年になって、遠出は関西しか行ってないし、それも「旅」かといえばビミョー。テレビの旅番組や紀行番組を視ると羨ましくなってしまう。(とくにBSプレミアムの『ゆったり温泉ひとり旅』。あんな旅、いつかしてみた~い)正直なところ、現在はとても旅行する余裕はない。経済的にも精神的にも。だけど、やっぱり息抜きしたい!という気持ちも。ということで、安上がりで安心して行ける信州へ。ちょうど観たい展覧会があるということで「山の日」に伴う3連休に行ってきた。→その18月11日(金・祝)、始発の鈍行乗り継ぎで上諏訪へ。→その2サンリツ服部美術館へ寄るのはもうお約束?→鑑賞記片倉館にも寄った。11:32の下りで塩尻へ。→その3釜めし食べて、図書館を見学して、ワインも飲んで。塩尻、意外と楽しい。辰野経由、岡谷でちょっと見学して下諏...2023年8月夏休み?信州旅
7月下旬、(月)(火)に休暇を取って日曜日から週初めにかけて大阪へ出かけた。もちろん、青春18きっぷを利用。最近の“乗り継ぎ待ち”54分の使途は豊橋へ。そのまま乗っていれば大垣まで行けるところを途中下車。まちなか図書館を見学→こちら。豊橋駅の駅ナカでおにぎりを購入。大垣行の快速電車内で早め?の昼食を車内で摂った。14:13に大阪駅に到着し、徒歩で淀屋橋に移動。湯木美術館で『漆を蒔絵』展を鑑賞。→鑑賞記鑑賞後は西へ向かって20分ほど歩く。以前から気になっていたカフェで一休み。→こちら時間を見計らって店を出て、その位置から北上。この日のお宿(ファーストキャビン西梅田)へ。近くのスーパーでお弁当を買ってきて夕食。→こちら夕食を節約した分、翌朝の朝食は奮発。9時過ぎにチェックアウト。この日はランチタイムの中断を挟...2023年7月青春18きっぷで大阪往復
blogに書く気はなかったのだけど、備忘録がてらアーカイブとして残しておくことにする。今年の5月第4週の週末に関西へ行った。昨年11月に大阪を訪れた際、京阪と阪急の全線きっぷを購入した。その期限が2023年5月末だったので、「使わないのはもったいないかな」と。木曜夜の夜行バスで移動。VIPラウンジが満席でドレッサー利用が事前予約が必要になっていて驚いた。(予約していなかったので、共有スペースでメイク)節約のため、共有スペースで持参した簡易食で朝食。Wi-Fi利用で毎朝の作業を済ませてから出発。午前中は自分の私用を済ませてから淀屋橋へ。昼食はいつものベトナム料理。お腹を満たしてから湯木美術館にて『茶席にみる掛物と陶磁器の展開』を鑑賞。→鑑賞記淀屋橋駅から京阪電車で京阪三条へ移動。京都文化博物館で有楽斎展を鑑...2023年5月京阪神への旅?
お彼岸前半の飛び石連休を有給休暇で埋めて4連休にし、青春18きっぷを使って大阪へ。(帰りは寄り道)往路、例によってJR西日本への乗り継ぎが悪くなって発生した待ち時間は大垣で溜め込んだ。約50分をフルに使って大垣城見物。→その1午後は北摂地域で用事があって途中下車。→その2大阪駅で駅弁を買ってお宿へ。(ファーストキャビン西梅田)2日目、お宿近くのロンドンティールームで朝食。一日乗車券(エンジョイエコカード土日祝)を買って、市内へ。先ずは大阪市立中央図書館へ。その後は南港方面へ。昼食は久しぶりにカレー。ちなみに夕食はベトナム料理のお弁当。3日目。→その3朝食はサンマルクカフェで。京都へ。山陰線が外国人観光客でメチャ混み!友人と会って、中京でランチ。午後、名古屋へ移動。夕食は駅弁。(宿泊はナインアワーズ名古屋駅...2023年3月お彼岸に大阪へ
おわら風の盆の生中継、丸3時間楽しめた。取材の対象になったのが東新町、諏訪町、鏡町、上新町。東新町は通りを歩いて、歌詞が書いてあるぼんぼりを見た。諏訪町の演舞は10年前に訪れた時に公民館で見た。昨年、鏡町はおたや階段で上新町で屋外ステージと町流しを見た。つまり、まるで昨年の旅行をトレースするような感じ。放送の後、昨年撮影した動画を見直したら、TVに映っていた人がいたりして。思えば、夏に祇園祭後祭の宵山中継も視た。やっぱり、1年前の旅をトレースする感じでいい復習になったなぁ。旅は旅行している最中も楽しいけど、計画している時も楽しいし、旅の後で画像を見たり資料を読んだりして振り返るのも楽しい。そういった行為をひっくるめた時間全体が「旅」なのだと思う。そして、自分の生活圏以外への旅って、1回行っただけじゃなくて...2023年1月「成人の日」3連休に青春18きっぷで大阪往復
前回からの続き~2泊3日の信州旅、2日目の午後5時すぎ下諏訪に戻った。いったん宿に帰り、一休みしてお土産を置いてから自前のお風呂セットを持って外出。旧中山道に沿って歩く。今回は「旦過の湯」を利用。下諏訪には公衆浴場が5か所?あるそうで料金同じなら毎回違うところに行ってみるのもよいかなと。熱くてよいお湯だった。風呂あがり、ぶらぶらと諏訪大社下社秋宮に向かって歩く。旧中山道と旧甲州街道の合流地点。下諏訪宿の本陣。ライトアップが始まってる~。お参りしていると建物が微妙に光りだした~赤い?途中で色が変わった!御柱は立派だ。陽が完全に暮れるまで居たら、ライトアップももっと鮮明に光ったのだろうけど、そこまで体力なし。宮司さんに団扇をもらって、社殿を後にした。きれいな夕暮れ。坂を下って、お宿の裏口に通じる露地を曲がる。...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その9下諏訪の夕暮れ
もう1年経ってしまった。今年は全国各地のお祭りが4年ぶりに通常開催されている。越中八尾の「おわら風の盆」もそうかなぁ。→こちら(でも、スケジュールは夕方からの開催になっていて、去年と同じっぽい)今年は去年以上に観光客が殺到するのだろうなぁ。と去年の旅を振り返る。2022年9月2日(金)の東海道本線・在来線の始発乗り継ぎで名古屋をめざした。→その1金山から中央本線に乗り換え、千種で下車。川上定奴と福澤桃介ゆかりの二葉館を見学。ステンドグラスがすばらしかった。大曽根まで歩いてからまた中央本線に乗った。→その2多治見で太多線に乗り換え。美濃太田から高山線乗り入れで岐阜駅へ。駅前のホテルにチェックインしてから岐阜市立中央図書館を見学しに行った。めっちゃカッコいい図書館だった。夕飯はデパ地下で調達。→その3翌日、5...2022年9月高山本線に乗って風の盆へ。
前回からの続き~松本に住んでいたのは1970年代の半ばの4年間。その後、1986年に再訪を果たしてから何度か訪れる機会はあった。だけど、訪れる場所はかつての行動範囲ばかりで、その他の場所は食指がのびなかった。今回は「あがたの森公園へ寄ってみたい」と思った。(NHK『鶴瓶の家族に乾杯!』でロケされいるおを視て「そういえば、親に連れられて訪れたことが1回だけあったなぁ」と)旧制・松本高等学校があったことは知っている。(当時、父親が「北杜夫が通っていた」と言ってた。北杜夫も「どくとるマンボウ」シリーズの~というよりは少年ドラマシリーズで視た「ぼくのおじさん」の作者~という認識)でも、現在「松本高校」が存在しないことも知っている。松本の公立高校は松本深志とか松本県ケ丘、松本蟻ケ崎と「松本〇〇」という名称なんだよね...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その8あがたの森にて
今年は関東大震災からの発生からちょうど100年となる。80年の時は特に何か振り返る企画ものを観た記憶はないのだけど、10年前の90年の時は東日本大震災が発生した後(2年後)だったこともあり、新聞の特集記事を読んだり、当時を振り返る写真展も観に行ったっけ。1世紀経つとさすがに当時を語る生き証人はもういないなぁ。汐留シオサイト地下の歩道コンコースで報道写真展「関東大震災100年-写真に刻まれた記憶-」というのが開催中である。→こちら通りがかりついでに見た。被災直後のモノクロ写真も迫力だけど、100年後の現在との定点比較、震災後の暮らしぶりなど生活を一変させてしまう大地震のこわさと供に「それでも生活は続くのだ」というシビアな現実をつきつけられた感じがした。パンデミックもだけど、何があっても、どうにか生き抜く強さ...関東大震災から100年
前回からの続き~11:10発の長野発松本行に乗って移動すること約80分。12:29に松本到着。ちょうどランチタイムになったけど、昼食は「おやき」を食べていたのでパス。すぐ改札を出る。まずコンコースの改札向かい側にあった観光案内所へ。観光マップをGet。半世紀前とはいえ、丸4年間在住していて社会科で市内地理はバッチリ学習したから土地勘はある。地図なくても歩き回る自信はあった。でも、井戸水の場所は把握してないから。(^^;地図を覗き込み、とりあえずルート上にある水が汲めそうな井戸水を目指す。松本城駅前の大名小路の井戸。ここに井戸があったとは!(視界に入っていたかもしれないけれど、興味なかった)日本人&外国人のファミリーが群がって写真撮影は諦めたが、水だけは500mlペットボトルと水筒に汲む。振り返って松本城を...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その7懐かしの松本
前回からの続き~2日目。5時すぎに起床。満床だった女子ドミトリーを早々に抜けだし、1階の共用ルームで時間を過ごしてから6:21発の長野行きの普通電車に乗り込んだ。直通って楽。朝食は自宅から持ってきた簡易食。少しお腹が膨れたたら安心したのか爆睡。ハッと目覚めたら姨捨のスイッチバック!外が暑そう~8:05に長野着。お手洗いを含めて構内をウロチョロ。青春18きっぷのポスターも写真撮影できた!ちょうど2年ぶりの長野駅。美術館は9時開館。所要時間は約30分。ちょっとフラフラと寄り道気味に目指す。前回は2年前に長野駅前に降り立ったけど、すぐに長野電鉄に乗り換えた。その前は1998年2月。長野オリンピックが開幕した日にアイスホッケーの試合観戦をした。それより前は、、、1970年代。小学校の社会科見学と親に連れられて善光...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その6長野市内を散策
前回からの続く~今回の旅、初日の予定は上諏訪→塩尻→下諏訪を経て16:00に宿にチェックインするところまでは旅程を立てておいたがその後は未定。過去2回の下諏訪泊の折に利用した夕食処が今は営業していなくて、夕飯どうしよう~が悩みの種だった。が、予定した旅程の中で片倉館へ寄ったことがキッカケで「どうせなら、青春18きっぷを有効に使おう」ということになり、チェックイン後して早々に下諏訪駅へ引き返した。16:34の下りで上諏訪駅へ。改札出てから陸橋を渡って諏訪湖側へ出て片倉館へ。千人風呂を利用。750円はちょっとお高いけど、これも観光代混み。入浴後、建物内を探索。地域住民の娯楽提供の場のために建てられた内装がそのまま残る。諏訪湖花火大会の準備もばっちり。休憩処。内装と利用客のアンバランスさがいいんだろうなぁ。夕食...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その5片倉館の千人風呂
前回からの続き~今回の旅、目的は長野県立美術館へ行くこと。コスパ的にはで日帰りで新幹線往復よりも2泊して青春18きっぷ3回分を消費する方が安上がりだったからそうしたまでなんだけど、せっかく下諏訪泊まりするなら、乗ってみたい路線があった。旧中央本線、現・中央東線(塩尻→小野→辰野)に乗りたかった。この路線、70年代に一度だけ乗ったことがある。まだ松本市内で住んでいた頃の話で、母親に連れられて上京する際に乗った。現在でも松本から新宿までの所要時間は特急使用しても3時間近く(2時間48分)かかる。当時は4時間かかった。塩尻から諏訪方面へ向かう際、塩嶺峠を迂回せねばならず小野を経て辰野まで南下してから岡谷へとぐっと方向転換する迂回ルートしかなかったから。峠を抜けるトンネルの掘削工事がめちゃ難しいのだと小学校の社会...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その4塩尻発、辰野経由で下諏訪へ
前回からの続き~11:52に塩尻駅に到着。上諏訪から20分着。近くなったもんだ~と今さらながら思う。ここで下車。改札を出て駅そばで昼食を済まそうとするが~。なんと券売機が現金(しかもコインのみ)。小銭がなかったので、隣の売店で両替しようと入ったら、懐かしいものが目に入った。塩尻駅の駅弁・とり釜めし!駅そばは行列ができるほど混んでいるので、奮発して釜めしを購入して待合室で食べる。約半世紀ぶり?子供の時に食べ以来だ。たぶん、同じ味。ただただ懐かしさでガツガツと平らげた。ちょっと意外というか、驚いたのは釜めし容器。横川の「峠の釜めし」は身も蓋も陶器製。持つとズッシリと重い。素焼きなので、上諏訪駅の売店で購入した際は持ち帰って湿し灰を入れる容器して転用した。だけど、こちらは持ち上げた際に「軽っ」。なんと、プラスチ...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その3塩尻にて
前回からの続き~8月11日(金・祝=山の日)の早朝、5時前に自宅を出発。この春から通勤経路を変更したことで出発する駅も替わってしまった。その結果、これまでとは勝手が違って危うく横浜線の予定電車に乗り間違えそうになるハプニング。(ギリギリで気が付いて慌ててホームを移動して事なきを得た)八王子駅では走った。登山客でとんでもなく混んでいた。これは立ちん坊になるかと危惧したけど、6:30発の松本行の鈍行に乗れて座席もどうにか確保できた。座った途端に安心したのか、満員電車内にも関わらず爆睡。不思議なことに大月(富士山)を過ぎても甲府(南アルプス)を過ぎても登山客は減らなかった。これはどうしたことかと思っていたら、韮山で半分ぐらい下りた。小淵沢(八ヶ岳)でも少し下りた。でも、まだいる。茅野(八ヶ岳)ではさすがに下りる...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その2上諏訪へ
2016年に8月11日が「山の日」となって7年。この間、祝日の恩恵がない職場で働いていたこともあって実感がなかった。けれど、昨年からカレンダー通りに休める環境になり、今年は金曜日ということで3連休となったことで遅まきながらメリットを感じられることに。カレンダー通りの休みというのは旅行するには不便だ。ホテル代は高いわ、混んでるわ。でも、同僚と休みが重ならないようにあれこれ気苦労しながら休みを確保する心配がないのはいい。(要するに先手必勝で休日でも値上げされない宿を確保すればいいノダ!)さて、今回。昨年9月を最後に関西行を除く旅行は封印しようと考えていた。しかし、たまたま長野県立美術館で北斎展がかかることを知り「行きたいなぁ」。最初は新幹線利用で日帰りすることを考えた。都内から長野まで片道8,340円。往復1...青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その1長野へ行きますか?
コロナ禍の収束感がある今日この頃。カプセル系のホテルはともかく相部屋に象徴されるゲストハウスのドミトリー宿泊を避け気味だった。(とはいうものの、2年前の夏は「絶対に空いている」ことを前提に須坂のゲストハウスに泊まったけどね)もうそろそろ、ゲストハウスのドミトリーを解禁してもよいかと、泊りがけ旅行を計画。最初は松本市内で宿を取りたかったんだけど、首尾よくいかず、下諏訪のマスヤゲストハウスをチェックしたら空きがあったので2泊予約した。(連休だったこともあり、当日訪れてみたら両日とも満床だった)ここは過去に2度お世話になった。2016年4月と2017年1月。6年ぶり。地図をみていたとはいえ道順だいじょうぶかな~と思っていたら、記憶が「たしか下諏訪駅から真っ直ぐ行って、突き当りの駐車場を通り抜けたら着く」と覚えて...マスヤゲストハウス
残暑厳しい中、図書館に行くため外出。どこからか祭囃子が聞こえてきた。そして、わっしょい、ワッショイと掛け声。ほどなく御神輿を担ぐ人々に遭遇。横を通りすぎ、隣町区域に入るとまた祭囃子、山車に遭遇。その次の町区域でも。近隣の神社で一斉そろって祭礼の日だったようで。夜には10分間の打ち上げ花火も。ベランダからの眺めがとてもよく、他で花火見る機会なんてないから特等席に感謝。思えばコロナ禍では夏祭りも自粛されていたから、2019年以来の光景かなぁ。日常が戻ってくる手ごたえと供に、先のことを考えたり。日々は確実に進む。4年ぶり、夏祭りが復活
長野県へ行ったついでに気になっていた図書館へ寄った。長野県の中央部・松本市の南隣に位置する塩尻市。塩尻駅からほど近い場所にある「えんぱーく」という市の施設にある塩路市立図書館。「中央」はつかないものの、市内には分館が複数あるから実施的な中央図書館。塩尻市は2003年のいわゆる「平成の大合併」はなかったものの、その2年後の2005年に木曽郡楢川村が編成された。個人的には「広くなった感」がある。3年前にに奈良井宿に遊びに行った時にそこは「塩尻市」だと知って、えっ!?と思ったなぁ。広くなったことと関係があるのかどうかはわからないけれど、2006年から基本計画が策定されて、2010年に現在の場所に移転、リニューアルオープンされたとのこと。←たぶん、この本に経緯が詳しく書いてあると思う。正直、塩尻市にこんなカッコい...塩尻市立図書館
今年も萩の花が咲く時期がやってきた。ヒガンバナもそうだけど、萩の花を見たら「秋だなぁ」と思う。萩の花って、見る分にはいいけど、写真は撮りづらい。萩の花
秋のお彼岸は今日まで。今回は久しぶりにお墓参りができた。彼岸花(ヒガンバナ)も群生を見ることはなかったけど、あちこちでポチポチ見かけて、「お彼岸だなぁ」と思った。今日から再出発。がんばろ。お彼岸
前回からの続き~「おわら風の盆」見物、おたや階段下の広場で鏡町の演舞を見終わって、ぼちぼち引き上げへ。越中八尾駅方面へ向かって歩き出した。もうちょっと散策したいな、いや、でもでも。と、誘惑を断ち切るように、身に着けたままにしていた簡易レインコードを脱いだ。聞名寺前で今町の町流しと遭遇。ちょうど通り過ぎたところだった。いやいや。追いかけちゃいけないっ!と思いつつ、左折するのももったいなくて。聞名寺の境内へ。今町の演舞をしばし見物してから出店の中を通り抜けて下新町へ。と、ここでも町流しに遭遇。鮮やかな色の浴衣がステキ。脇を追い越して、先へ進んだ。十三石橋。数年前に架け替えられたんだって。21:15くらいにJR越中八尾駅に到着。青春18きっぷがあるから帰り(てゆかーか、富山駅行のきっぷも買わずに済み、そのまま改...高山本線に乗って~その10富山にゴール!
前回からの続き~越中八尾にて「おわら風の盆(3日目)」を見物。上新町の町流しを見ることができて、さて他も見ようかなと。なんとなくだけど『月影ベイベ』の印象をたよりにして、おたや階段へ行ってみた。人込みに混ざって階段を下りていると、ちょうど前の公演が終わったところだったらしい。人込みはそれまで階段に座って演舞を見物していた人たちだった。階段を下りたところで、世話役の人に「自分はたった今、ここを通りがかったんだけど、次の回を見るにはどうしたらいいの?」と尋ねる。「それなら、先に進んで左に曲がって、すぐまた左に曲がって坂を登ってから左に曲がって、ここへ戻っておいで」と言われた。次は20:30からで舞台踊りをやるとも。言われた通り、ぐるっと回って戻る。階段のそこそこ前の段をキープ。座って次の回を待った。敷物はなか...高山本線に乗って~その10おわら風の盆、おたや階段にて
前回からの続き~おわら風の盆のメイン(?)町流しを今回こそ見物したくて上新町エリアへ。通りに立っていたら、露払い的な世話役の方々が「もうすぐ町流しが通ります。道をあけてください」と言いながら歩いていく。「どちらの報告から来るのですか?」と尋ねたら、「ほらあそこから」。指さす方向を見た。カメラの思い切りズームしてみた。おぉ!確かに。ここに立っていたら、いずれ目の前を通る~。と思っていたら、一度は止んでいた雨が再びポツリ、ポツリ。え?と思う間もなく、踊りは解散され~踊りをやめた人々が速足で向かってくる。さぁ!雨を避けるんだぁ。目の前で希望が砕け散った気分。今回も町流しを見ることはできないのかぁ。会所で雨を避ける踊り子さん。『月影ベイベ』を地でいく若者たち?「雨が止めば、また再開します」という言葉に希望をつない...高山本線に乗って~その9おわら風の盆、やっと町流しを見物
前回からの続き~曳山展示館の屋外ステージが終わる頃にちょうど日が暮れた。なんとなく、諏訪町へ。やはり日が暮れると風情があっていい。ぼんぼりにも火が灯っていた。9年前と同じく公民館前へ行って、向かい側のベンチに座って様子を見ていたものの~非情な貼り紙が。諏訪町の町流しは中止!とな。ガーン。途方に暮れたものの、ならば上新町へ行くかぁと歩き出した。しばらく歩くと角の一般住宅から地方の生演奏が聞こえてきた。脇を衣装を身に着けた男性がすり抜けてそのお宅の玄関先へ。踊りが終わるまで待機中。これは「お花を打つ」ではないかなぁ。要するに、ご祝儀を渡して踊りを披露してもらうこと。なんと、玄関を開けて一般観光客にも少し見させてくださるという寛大さ。狭い空間なのに、距離を取りながら踊っているのがすごい。踊りが終わって出てきた踊...高山本線に乗って~その8おわら風の盆・諏訪町にて
前回からの続き~9月3日(土)の午後6時、おわら風の盆、屋外ステージが始まった。動画も撮りつつ、でもちゃんと自分の目でも見なくちゃと思いつつ~この時は曳山展示館のおひざ元、上新町の方々による踊り。男踊りから女踊りへ。やはり女踊りは華やか。そして混合踊り~と思いきや、そうではなかった。最後は輪踊りへ。20分くらいのステージだったけど、堪能した。事前に踊り方マニュアル映像をしっかり視ていたので振りの意味とか順番もわかったし。動画の方はYouTubeでいろいろ公開されたから、個人で撮らなくてもよかったかもね。そして、司会の人から「雨が止んでいたら、上新町は町流しをやります!」との告知が。やったー。次回に続く~高山本線に乗って~その7おわら風の盆屋外ステージ
前回からの続き~2022年9月3日(土)の午後2時すぎ。富山県富山市の八尾にて、雨の中を私はとても困っていた。とても素敵な町並みだけど。このまま5時間も立ちつづけてはいられない~どう時間を潰そうかと思いつつ、9年も訪れた「おわら資料館」へ足を向けた。何か情報がほしかった。資料館に着くと表に何やら「中止」の看板が。やっぱり?この雨じゃ、町流しもイベントも中止なのかなぁ。せっかく来たのに。がっかりしつつ、資料館の受付で尋ねてみると「屋外ステージはやってます」。14:30からチケットが発売されるはずだと。ちょうど2時。資料館のチケットを買うのはやめて、再び曳山展示館へ向かった。←このことね。会館前では既に購入待ちの列も出来ていたことから並ぶ。雨脚はさらに激しさを増し、「この分じゃ今回も町流しは中止だろうなぁ」と...高山本線に乗って~その6時間潰し!
前回からの続き~越中八尾にて。禅寺坂を登りきって振り返ったら、富山の街が遠くに見えた。いよいよ台地上の旧市街に入る。今年のポスター。編み笠が~。とりあえずメインストリートを歩いて、曳山展示館(観光会館)をめざした。スマホ決済を使って500円を支払い中へ。5月の曳山祭りも大きな催しとのこと。でも、今は気分じゃない。どうしよう。ここで何時間も時間は潰せない。天気予報アプリから10分後に雨が降り出すとプッシュ通知。慌てて会館を出て、来た道を急ぎ足で戻り、行きがけにチェックしていた上新町の喫茶店に飛び込む。間一髪、入店直後にざー--っと雨が降り出した。ギリギリセーフ。(いつ雨が降ってもいいようにリュックはビニール風呂敷で包んでいたけど濡れずに済んだのはよかった)食欲いまいちでケーキセットをオーダー。昭和な喫茶店。...高山本線に乗って~その5八尾の諏訪町にて聖地巡礼?
前回からの続き~高山本線に乗って、岐阜県から富山県へ県境を越えて移動。台風による大雨の影響を心配して飛騨古川の途中下車を諦め、当初の予定より4時間近く早く目的地に到着。越中八尾駅。ちょうど丸9年ぶりの再訪だ。→こちら「おわら風の盆」の真っ最中だというのに、正午前の駅前は閑散としていて驚いた。無理もない。3年ぶりの開催とはいえ、新型コロナの影響で縮小開催。1日目、2日目は17:00~23:00だったのに、3日目は19:00~23:00。始まる時間が更に2時間遅いのは3日目だから?それとも土曜日で混雑を牽制した措置か?なにわともわれ、開催までの7時間半をどう過ごそうか。てか、どう時間を潰せばよいのか。やはり、飛騨古川駅で途中下車した方がよかったかしら?などと困惑しながら、人気のない道を歩き出した。時間はた~っ...高山本線に乗って~その4聖地巡礼!?
前回からの続き~青春18きっぷを使って関東から岐阜市内へやってきた。この夜は岐阜駅前のホテルイルクレドに宿泊。地方都市の古いタイプのビジネスホテル。宿に対するこだわりはなく、旅行サイトから値段と利便重視で選んだ。大浴場はなし。でも、ま、そこはこだわない。最近は「あればラッキー」くらいかな。夕食はデパ地下で調達。(図書館からの帰りに寄った高島屋で)デパ地下でお惣菜を買うこと自体、私にはレアな行為。太刀魚の柚子胡椒和えだったかなー。変わり種のおいなりさんも美味しかった。翌朝は4時台に起床。5時すぎにチェックアウト。駅前って、まじ気が楽。5:36発の在来線始発の高山行きに乗車。朝食はゼリー。途中、下呂で雨で遅延した反対側の特急が来るのを待たされる。昔、職場の保養施設があって家族で泊まったなぁ。下呂があるなら上呂...高山本線に乗って~その3高山本線に乗る。
前回からの続き~名古屋の二葉館からJR大曽根駅まで徒歩で移動。幸い、猛暑!ということはなく、わりとさくさく歩けた。もっと東へ寄ったら徳川美術館の辺りも通るんだけど、寄り道している時間もないし~ということで直線距離に忠実なルート。途中、適当な店があればランチを~と思ったんだけど、甘かった。結局、大曽根駅の高架下にある商業施設内で菓子パンを買った。おまけでついた珈琲もしっかりもらう。中央本線のホームで急いで食べた。食べきる直前に多治見行の快速が。慌てて珈琲を飲み切り、ドーナツを口に放り込んで乗り込んだ。少し早めに多治見駅に到着。陶板の壁画はさすが。ここはもう岐阜県なのねぇ。太多線に乗り換える。多治見と美濃太田を結ぶローカル線。時間に余裕がないと乗れないからねぇ。もちろん初乗車。車両は元特急のおさがり?沿線は大...高山本線に乗って~その2岐阜へ
昨夜は早い時間帯に眠くなって、寝る前にベランダから満月を見上げた。一寝入りして夜中に目が覚めた。再びベランダに出て見上げたら、正面にきれいなお月様。すごく明るい夜だった。今朝の朝食は月見団子。昨日の朝日新聞の週末beに抹茶の点て方が紹介されていた。コロナ禍になって、お茶会は避けたい気持ちが強いのだけど、世間では自宅で過ごす時間が増えた30~40代では自宅で抹茶を点てる女性が増えたそうな。記事を読んでみて、反省。つい面倒くさくて、茶碗を温めずにいきなりお湯を注いでた。だから今朝はあらかじめ湯を沸かして茶碗を温めから。それだけではも薄茶の泡が細かくなる。無精はしないでおこう。中秋の名月
今宵は中秋節。自宅近くの和菓子屋さんに幟旗が立った。「本日限定の月見団子」。買ったら秋の和菓子。賞味期限は本日中に。私が知っている月見団子とはずいぶんと違うけどね。月の出を待ちながら味わう夜。今宵は中秋節
2022年の夏休み第3弾。青春18きっぷを使って、高山本線を乗り継ぐ旅に出た。岐阜で一泊。それから富山から夜行バスで帰ってくる強行軍。荷造りは「コンパクトさ」と意識した。(どうしてか旅の荷物が嵩張ってしまう習性をなんとかしたい!)いつもの東海道在来線の始発乗り継ぎで名古屋へ。金山で中央本線に乗り換え、千種駅で下車。地図を頼りに北西方向へてくてく。大丈夫かな?合ってるかな?と心配しながら歩いていたら、下にガイド発見。この道って、正解。目的地が見えた。二葉館。明治時代、川上定奴と福沢桃介が暮らした邸宅。別の場所から移築。しかも洋館の部分は推定復元ではあるけど、一見の価値あり。外から見てもステンドグラスがステキ~。ちゃんと見たらもっと素敵。迎賓館の目的もあったので、ソファもおしゃれ。とにかくステンドグラス。いい...高山本線に乗って~その1名古屋へ
行動制限がないということで、今年は3年ぶりに開催される伝統行事が多い。富山の越中八尾で9月1日から3日、いや4日明け方まで行われる「おわら風の盆」も3年ぶり。縮小開催だったけどね。9年ぶりに見物。雨にも見舞われながら、どうにか町流しなど見物できた。おわら風の盆
今日から9月。9月1日は「桔梗の日」なのだそうな。確かに、秋桔梗がきれいに咲いている。Septemberは1年の中で最も好きな月。とは云うものの、台風の季節でもある。今年も台風11号が沖縄あたりにいる。お願いだから、こっちに来ないで。今日から9月、桔梗の日。
★特別展『日本美術をひも解く』東京藝術大学美術館サイト※9月25日(日)まで久しぶりに狩野永徳の唐獅子図屏風が観たくて。一昨年(2020年10月)、トーハク『桃山展』では見逃したんだよねぇ。→代わりに洛中洛外図屏風と檜図屏風を鑑賞だから前回は5年前、初めて九博を訪れた時だった。ほかには2011年にもサントリー美術館で観ていた。→こちら個人的には初めて観た2009年10月のトーハクが印象深いけどね。→こちらあの時は押し合いへし合いの大混雑で遠目で「ほー。教科書と同じだぁ。意外と大きい」と思いながら鑑賞したっけ。今回は空いていて、ガラス越しとはいえ至近距離で鑑賞できた。やはり、永徳の筆遣いの力強さが伝わってくる。この屏風の前にいたのは織田信長かなぁ。なんて想像できた。ちなみに前期展示の目玉。8月28日(日)ま...唐獅子図屏風
今年の夏休みは小分けにした三部構成。ちなみに、私にとっての“夏休み期間”の定義とは、青春18きっぷが使える7月20日~9月10日の間に取った3連休以上を指す。第1弾は7月第4週の週末3日(金曜に有給休暇を取得)。第2弾はお盆前の週明けに有休を取った3連休。第3弾はまだ内緒。で、今回は第2弾の3連休。初日は土曜日で久しぶりに茶道の稽古に行った。今年の茶道ライフは4月からのスタート。1月から3月までの3か月間は完全に茶道とは離れていた。新型コロナの第6波の影響でお稽古もお休みだったし、何かと忙しくて気分ものらなかったから茶道具の展覧会へも行かなかった。その代わり(?)4月以降は月1回、8月まで毎月出席したし、茶道具展へも足を運ぶようになった。細く長く、付き合っていければよいかなとという心持ちになるまでに回復し...夏休み第2弾~検査のために
前回からの続き~祇園祭後祭の旅バナ、ちんたらしているうちに現実社会では五山の送り火も終わってしまった~さて、深夜近くまで宵山見物して宿に戻った。泊まったのはザミレニアルズ京都。宿泊は3度目。「三大祭りや五山送りの見物は絶対にココが便利」と思っていたけどマジそうだった。コロナ禍で中止されていた朝食が7月から復活した。美味しかった~腹ごしらえもしっかりして、万全整えてチェックアウトしたのが9時前。(個人的には「ちょっと出遅れてるナ」と思ったけど、朝食が8時~だったので致し方なし)山鉾巡行の見物ポイントと決めた御池河原町の北東の角は既に2列の見物客が待機。(8時前に到着したら最前列をキープできたんだけど)いやいや、贅沢は言うまい。頑張って、時間を待つ。10時すぎ、9:30に烏丸御池を出発した先頭が見えてきた。お...祇園祭後祭りを見物する旅~その6山鉾巡行