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惨憺たるアンコウ http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/

欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。

すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。

ヴァルデマール・シュトルンク
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住所
東久留米市
出身
東京都
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2010/03/08

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  • GP・ル・サマン

    このレースの由来については10年以上前の記事で書いたことがありますので、興味があればクリックしてみてください。YouTubeには残り10キロからのが載っていました。登りになると誰かがアタックするのが面白いです。平地になって残り4キロを切ったあたりで集団が完全に牽制状態。しかし狭い路地みたいな石畳道を、よくまあコースにしますねぇ。普段トラクターしか走ってないだろう、この道、って感じです。ゴールは結果がなかなか出...

  • クールネ・ブリュッセル・クールネは WVA

    昨日のヘト・ニウスブラットと、人は変われど同じチームがワンツーでした。今回は大本命の優勝でしたね。YouTubeのライブでラスト20キロぐらいから見てたんですが、その時点でヴィスマのヴァウト・ファン・アールトとUAE のティム・ヴィレンス、モビスターのスペインチャンピオンマイヨのラスカノの3人が第二グループに3分ぐらい差をつけて逃げてましたからね。こりゃあ、ファン・アールトで決まりだなと思いましたわ。しかも追走...

  • ヘト・ニウスブラット、ああ、ポリット〜

    以前はヘット・フォルクと呼ばれたフランドルの小クラシックレース。昔はこのレースでレースシーズンが始まると言う印象でした。ロンデ・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)とコースと有名な激坂が重なり、気分はすでにフランドルクラシック、というレースです。上のYouTubeはラスト6キロ弱からゴールまで。他にもダイジェストがアップされています。やっぱり今年もヴィスマがチーム力が高いですね。スロヴェニアの...

  • 映画「おみおくりの作法」と新自由主義

    この映画はもう6、7年前に夜中に一人で見てて、画面が暗転した後、顔を覆って泣きました。それについては書いたことがありますのでそちらで。映画「おみおくりの作法」(ちょっとだけネタバレ)で、昨日、友人から中古を手に入れたと連絡があったので、借りてきました。やっぱり最後は泣くしかないよね 笑)この映画はその最後だけ強調されてしまったようだけど、でもそこに至るまでの細部も実に上手くできています。据え置きカメ...

  • コメントをくれたネトウヨさんへ

    コメントをくれた方へ。ここでは名前は出しませんが、最後まで読んでくださることを願って、コメントへのご返事がわりに記事にしておきます。あなたのコメント自体は、申し訳ないが生理的に受け付けないので消しました。あまりに典型的なネトウヨ論法。あなたの危機感はどこを向いているのでしょう?? 自民党と統一教会のつながりはまるでスルーして、「反日帰化の多い野党」とは、呆れております。本当に野党の中に帰化した方が...

  • ナヴァリヌイの「ノスタルジア」

    先日ズビャギンツェフの「ラブレス」に見える反プーチン的暗示を書いたけど、ナヴァリヌイ事件の関連でもう一つ思い出したのがこの映画。ナヴァリヌイは毒殺されそうになってドイツの病院に運ばれ、回復した後に、なぜロシアへ戻ったのだろう? 反体制の指導者は亡命して、外から政権批判を行うのが普通なのに。というわけで、この、タルコフスキーがイタリアで作った映画に、よく似た事情が出てくる。この映画の主人公はサスノフ...

  • 昔の雑誌、1962年ツール(後半)

    前半はこちらピレネーに入って13ステージは上りの個人TTでした。ここで勝ったのはトレドの鷹ことフェデリコ・バーモンテス。1959年のツールの覇者です。この人の残っているビデオをみると、上りのシッティングフォームが買い物自転車に乗ってない?って感じの上半身が突っ立ったフォームで両肘を外側に張って体を左右上下に振って、まあ、はっきりいって格好悪いんですよね。でも、いろいろ変なエピソードがてんこ盛りの選手です。...

  • 映画「ラブレス」(2回目)

    反プーチンの先頭に立っていたアレクセイ・ナヴァリヌイが殺された(と言っていいだろう)。権力者による政敵の殺害。これまでも歴史上何度も出てきたシーンだ。記事を見た瞬間、アメリカ映画のアンタッチャブルでショーン・コネリーが殺された知らせを受けたロバート・デニーロ演じるカポネがニヤッと笑うシーンがプーチンと被った。まあ、日本ではウラジミール、シンゾーと一緒に駆けて、駆けて、駆け抜けよう、とかポエムを言っ...

  • 卓球のニー・シャーリエンのこと

    いやぁ、面白い、ニー・シャーリエンというルクセンブルクの女子卓球選手。むかしゲイ・カレンと言っていたおかっぱあたまの女子選手、覚えてるわぁ。83年に東京で世界選手権があった時に活躍した選手だ。日本はちょっとキュートな神田選手っていったかなぁ、女子のエース。男子だと斎藤清なんてのがエースだった。前から書いてるように、僕は自転車に夢中になる前、24、5歳まで卓球に夢中でした。下手だったけど、ずっと続けてた...

  • 昔の雑誌、1962年ツール(前)

    古いミロワール誌からの紹介シリーズです。勝手にシリーズ化です 笑)1962年のツール・ド・フランス特集の号。表紙は総合優勝のジャック・アンクティルとスプリント賞のルディ・アルティヒ。チームメイトですね。この年のツールはそれまでの国別対抗が廃止になって、チーム対抗になりました。第一ステージはスプリント合戦でアルティヒが勝ちます。この年の目玉はこれまでツールに参戦しなかった皇帝リック・ファン・ローイが初参...

  • サイレント映画「裁かれるジャンヌ」雑感

    納戸から出てきた大昔の本の表紙に使われているのを見ても分かるように、映画史に燦然と輝く歴史的映画です。1928年のモノクロサイレント映画。監督はデンマークの・カール・テオ・ドライヤーです。この監督の映画は「吸血鬼」 と「怒りの日」について書いたことがあります。この映画はたぶん1980年ごろに京橋にあったフィルムセンターで見たんだけど、ボロボロのフィルムの上映でした 笑)今回はスカパーのザ・シネマで数ヶ月前...

  • F. フェルメールス大腿骨骨折

    名前が名前なので、強く印象に残っている選手です。コロナで秋に行われた黙示録的雰囲気の21年パリ〜ルーベでコルブレリとMVDPを相手に2位に入った選手ですね。そういえばコルブレリは不整脈で引退してしまったんでしたねぇ。。。というわけでフローリアン・フェルメールスが今シーズン最初のレース、ブエルタ・ア・ムルシアで大腿骨骨折という大怪我だそうです。下りで落車してガードレールを飛び越えて落下したとのこと。復帰ま...

  • れいわ新選組記者会見、野党共闘について

    市民連合という団体から野党共闘の誘いがあって、れいわも乗るのかという質問に対する山本太郎の回答。ようするに立憲と手を繋ぐのかという質問に対する答え。上のyoutubeの11分過ぎごろからです。「これだけどろぼうがあふれている、四分の一の自民党議員が泥棒だったことがわかったわけです。その泥棒たちと一緒にこれからルールを変えていきますと言って、(立憲は)ある意味で免罪符をあたえてしまう、その泥棒たちを(許して...

  • 今日の東京新聞、希望すら災厄

    パンドラはゼウスが、火を手に入れた人類をこらしめるために送り込んだ人類最初の女性で、神々が開けないことを条件に渡した箱を開けたら、ありとあらゆる人類にとっての災厄が飛び出して、世界中に広まったというギリシャ神話の中のお話です。ウィキペディアで見ると、箱の中から出ていかなかったエルピス(希望)というオチの解釈は通常は希望が逃げていかず、人間の手元に残った、だから酷い災厄だらけの世の中でも人間は絶望し...

  • 映画「蜘蛛巣城」

    昨日の昼間にNHKBSでやってました。いやぁ、画面も音声も聞き取りやすくなっていたけど、それでも三分の一は聞き取れなかったです 笑)この映画も三百人劇場の黒澤明の全貌と並木座で見てますが、2回とも、なにしろセリフが全く聞き取れなかったという記憶があります。特に妖婆のセリフは一言も聞き取れなかったと記憶してます。今回は三分の二は聞き取れました 笑)ただ、雰囲気がすごいんですよね。上記三百人劇場では、主だっ...

  • 昔の雑誌、1955年ツール(後半)

    七人の侍の話が割り込んでしまいました 笑) 前半はこちら昔の雑誌、1955年ツール(前半)へこれは世界遺産のポン・デュ・ガール。ローマ時代の水道橋です。第13ステージ。これは第15ステージでのネッロ・ラウレディの落車転落事故。下りのコーナーで他の選手と接触して自転車ごと宙返りで10メートル下へ転落したとあります。ただ、幸いにも肋骨骨折だけですんだとのこと。写真で見ると自転車は前輪のタイヤが外れているけど、フ...

  • 七人の侍

    いやぁ、見る気はなかったのに、NHKのBSでやってたので、途中30分ぐらい過ぎてからでしたが見てしまいました。見出したらやめられず、もうあちこちで笑いながら泣いてました 笑) 志村喬が格好いいのは当たり前だし、宮口精二もものすごい。だけど今回見て、たとえば宮口が、木村功が女と会っていたことを言わなかったことを、木村になぜ?と問われて、「言ってほしいのか?」と言うシーン。いやもうこのシークエンスは、思わず...

  • 昔の雑誌、1955年ツール(前半)

    いわゆるミロワールという雑誌の前の自転車雑誌「ビュッテ・クルブ、ミロワール・ドゥ・スポール」については、1952年のコッピが優勝するツールについて何度か書いた時にも出てきました。今回はその雑誌の1955年ツール総集編。なんと、表紙がカラーです。ルシアン・ボベとシャルリー・ガォルですね。表紙を開くと優勝したボベの肖像。フィリップ・ティス以来の3勝目ということで、この1955年時点ではツールの記録は3勝だったわけで...

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