いや、面白かった。阿刀田高は「知ってますか」シリーズをいくつも出していて、僕は昔「旧約聖書を知ってますか」ってのを読んで、冒頭の「あいや〜よ」の掛け声で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの名前を記憶した 笑)だけど、今回のはそれ以上に面白かった!漱石は20代終わり頃だと思うんだけど、古本屋で岩波の新書版全集を手に入れて、数ヶ月、いや、ひょっとしたら半年以上だったかも? 漱石三昧だったことがあります...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
平和国家宣言をしたはずの日本が死の商人になる。前にも書いたけど、僕の世代なら死の商人は絶対悪だった。石ノ森章太郎のサイボーグ009の悪役ブラックゴーストは死の商人たちの組織だった。戦闘機を輸出できるように閣議決定された。国会での議論はなし。日本国憲法の前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」とある。「日本国民は、恒久の平和を念願」とある。「全世界の国民が(中...
マテオなんてイタリア人か?と思うとヨルゲンソン、絶対北欧系だなという名前のアメリカ人なのでマテオ・ジョルゲンソンが逃げて優勝でした。パリ〜ニースで勝ってて、強いアメリカ人たちの一人であり、強いヴィスマの一人でもあります。しかしヴィスマはヴァウト・ファン・アールトが骨折してしまいました。フランドルもルーベも欠場ですねぇ。去年のLBLのポガチャルの骨折リタイアぐらい残念です。他にも今シーズン出場したワン...
ついついYouTubeの Live を見てしまいました。またまたMVDPかと思ったら、マッツ・ペダースンでした。元世界チャンプと現世界チャンプの戦いとなりましたが、こちらとしても、ちょっとMVDPが逃げてると、そのまま決まっちゃうんじゃないかという思い込みがありますね 笑) 残り三十数キロのケンメルベルフでアタックしたのもペダースンだったし、最後の方なんか、明らかにペダースンのほうが積極的に前で引いてたし、最後のスプ...
昔は E3 ハレルベケと言ったレースです。小フランドルなんて言われていたプチクラシック。昨夜YouTubeの実況放送なしの live を見てましたが、しかし、この所のレースは長距離ソロアタック逃げ切りが多いという印象です。マテウ・ファン・デル・プールが40キロ以上のソロアタックを決めて逃げ切り優勝でした。ゴールまで44キロ弱のロンデでも出てくるパテルベルフの丘で、集団が一列棒状になった時にヴァウト・ファン・アールトが...
スペインではポガチャルがまたまた圧勝。1930年ごろにイタリアのアルフレド・ビンダが強過ぎて、レースがつまらなくなってしまうので、今年のジロはこれで辞退してくれと大金を渡したという逸話を思い出しました 笑)で、イタリアではマルコ・ブレンナー、昨日は山も登れると期待したんですが、あっさり終わりました 笑)Jスポのポガチャルが強すぎなので、これをYouTubeの live で見てたんですが、最後の登り、最後の最後にウリ...
スペインではポガチャルがやっぱり圧倒的な強さを見せつけています。今のマイヨってワンピースだし襟はないしアンダーも着ないみたいだし、ペラペラに見えるけど、ずぶ濡れ状態の中でも寒くないんですかね? ポガチャルが特殊なのか?さて、イタリアでは、5つのステージのコッピとバルタリ週間というレースをやってます。1984年から始まったレースですが、歴代優勝者を見ると、最初の頃はアルジェンティンやフィニョン、サロンニ...
山本太郎を外国人参政権に賛成している中国シンパだといって偽写真まで入れてネット上に流している人がいる。帰化した人が多い野党のレッテルは先日も見た通りだ。共産党が政権取ったら日本は北朝鮮のような国になる、と言っている人たちもいる。どこで読んだのだったか、もう10年以上前のことだけど、産経新聞の勧誘員が来たので、おたくのような右翼新聞は嫌いだと言ったら、あなたのような人がいると日本は北朝鮮のような国にな...
ミラノ〜サンレモの大逃げについては、1946年のコッピの話を書きましたが、ポッジオもチプレッサもコッピの時代にはコースに入ってなかったはずなので、チプレッサで逃げた選手がいないのかを調べ始めてしまいました。小さなことが気になる僕の悪い癖 by 杉下右京 笑)で、調べてみました。ミラノ〜サンレモは真ん中にトゥルキノ峠(トンネル)があるだけで、そのあとはひたすら海岸線を走るレースで、第一次大戦前は今よりも冬...
やっぱりチプレッサアタックはできませんでした。個人的には期待してたんだけどね。チプレッサでUAEがペースをあげたけど、デル・トロが頂上1キロ手前で力尽きたところでペースが落ちてしまいました。デル・トロがやめたところでポガチャルがソロアタックするんじゃないかと思ったんだけど、まあ、そんなに甘くなかったですね。rsn ではチプレッサに入る前のUAEのポジショニングが失敗だったと言ってますね。ここでコヴィとデル・...
ポガチャルがチプレッサで逃げるのではないかという rsn の予想。まあ、去年も同じような噂はありましたが、今年はストラーデ・ビアンケで80キロ一人で逃げちゃいましたからね。ゴール前22キロにあるチプレッサで逃げる可能性は十分あるということでしょう。特にポガチャルの1番のライバルがマテウ・ファン・デル・プールで、去年のレースを思えば、最後のポッジオの丘では千切れそうにないし、ゴールでスプリントになったらポガ...
これは原作を読んだ時にここで書きました。相模原のやまゆり園事件についても、何度も取り上げています。見なければいけない映画だろうと思っていたんだけど、なかなか勇気が出なくて 苦笑)原作とは随分違います。原作は語り手が重度重複障害のきーちゃんでしたが、映画では原作にない中年夫婦(子供を亡くしている)と若い女性介護職員、それにさとくんの4人が中心で、きーちゃんは宮沢りえ扮する妻(介護職員)のあり得た姿と...
ミラノ〜トリノは第一回が1876年(リルケが生まれた翌年)に開催された最古のワンデーレースです。もっとも第二回は15年以上後だし、その後も飛び飛びで隙間だらけなんですけどね。というわけで、今回は105回目でした。しかしUAEが上りでペースを作っていたところでEFのベッティオールがアタックし、そのあとはほぼボーラだけが追走の力を使ってました。まあ、人数的にも一番多かったから、追う義務はあったんだろうけど、もう少し...
ニュー・ジャーマン・シネマと言われて、ファスビンダーとヴェンダースとヘルツォークが、一時期よく上映されていて、拙ブログにも何度か書いたように、一時期ヘルツォークの追っかけでした 笑) 他にもシュレンドルフなんかもいたけど、こちらはとんがり具合が前の3人比べるとまろやかで、ちょっとタイプが違いました。ヘルツォークはタルコフスキーの次ぐらいに気にしていて、当時の情報誌「ぴあ」で上映されると見に行ったも...
「ミツバチのささやき」と「エル・スール」の監督ビクトール・エリセが撮った40年ぶりの長編劇映画というので観たかったんだけど、やっと見ることができました。正直にいうと、期待していたほどではなかったかなぁ。まあ、前の二つが凄すぎる映画だから、そこから期待するとちょっとね。特に前の二つを見てないと退屈ではないかなぁ、長いし。前の二つが幼い少女の目から見た世界だったり父親だったりしたのに対して、今回は冒頭か...
第6ステージスタート前のケムナ(FBの
まあ、ヴィンゲゴールが頭ひとつもふたつも抜けてます。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入ったのでよかったとしますかね。ダニ・マルはストラーデ・ビアンケの落車の後遺症なのか、アルガルヴェの勢いはないようですね。ケムナは落車したようですが、たいしたことにはならなかったようです。ケムナの話。「調子はいいよ。落車したけど大きな怪我はない。もちろんあちこち傷だらけだけどね。でもそれ以外は不幸中の幸ってとこ...
いやはや、ティレノにニース、忙しいことです 笑) 私の世代だとパリ〜ニースの代名詞はショーン・ケリーでしたし、ティレノ〜アドリアティコの代名詞は、もう少し時代遡りますが、ロジェ・ド・フラーミンクでしょうか。というわけで、ティレノのほうのボーラはヒンドレイ、ケムナ、ダニ・マルと11〜16位の25秒前後の遅れで、良い位置につけていますが、問題は昨日のチームTTのパリ〜ニースですねぇ。半分ぐらいのところですでに...
この映画については、大島渚が亡くなった頃に一度書いたことがありました。で、FBで教えてもらったんだけど、なんと!! YouTube にアップされていました。版権の問題以上に、内容からして、おそらくそのうち消されるでしょう。この映画、1983年に今はなき巣鴨の300人劇場でやった大島渚の全貌というシリーズで見ました。まだ20代。当時死刑制度についてどんなことを考えていたかは覚えてないけど、この映画は死刑制度のおかしさを、...
写真はゲシュケの FaceBook から借りてきました。rsn にゲシュケのゴール後の話が出てました。最後のシーズンになる今シーズン、1月からオーストラリアでダウン・アンダーをはじめ、すでにレースで2000キロ以上走っているそうです。ただ、オーストラリアで体調を崩して、ストラーデ・ビアンケはやっとふたたび思い切りペダルを漕げたと言ってますね。その他ポガチャルのことや、今回の新しいコースについて、今後の計画についてな...
緑の色濃い丘陵地帯、ポプラだか糸杉だかの間を縫って未舗装路が雨でドロドロで、なかなか見てても怖かったですね。特に登りきって下りへ向かう映像はTVではあまり見たことがない風景でした(上のyoutubeだと2分5秒ぐらいからのところ)。しかしポガチャルが出ているから、何をやらかしても驚きません。それでも80キロでアタックだからねぇ。何があっても驚かん、と思ってたけど、逃げ出してから、10キロごとに1分の差をつけていく...
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いや、面白かった。阿刀田高は「知ってますか」シリーズをいくつも出していて、僕は昔「旧約聖書を知ってますか」ってのを読んで、冒頭の「あいや〜よ」の掛け声で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの名前を記憶した 笑)だけど、今回のはそれ以上に面白かった!漱石は20代終わり頃だと思うんだけど、古本屋で岩波の新書版全集を手に入れて、数ヶ月、いや、ひょっとしたら半年以上だったかも? 漱石三昧だったことがあります...
ケムナが私と同じ肋骨骨折で 笑)ジロ不出場になり、計画が変わって総合狙いはダニー・マルティネス一人になりました。山岳アシストは衝撃のリポヴィツとジョバンニ・アレオッティが勤め、スプリントはダニー・ファン・ポッペルで、ステージ狙いはシャハマン、コッホとライアン・ミューレン、ガンパーが平地やスプリントのお膳立ての役割という感じでしょう。スプリンターはサム・ウェルスフォードかな、と思っていたんですが、外...
ヴラソフはパリ〜ニースで5位、カタロニアで4位、そしてロマンディで2位となりましたが、まあ、このぐらいはやるでしょう。ただ、これでしばらく休養期間に入るようです。びっくりしたのはフロリアン・リポヴィツですね。第4ステージのラストは、ヴラソフがすぐ後ろにいたので、カラパスがアタックした時にも、自分から追わずに、総合ライバルのカルロス・ロドリゲスに追わせてついていったとのことです。最後の300メートルでのア...
うーん、拙ブログではフロリアン・リポヴィツの名前が出たのは3回。ほぼ山岳のアシストだと思っていたんですがね。23歳の若手です。カラパス相手に、最後の300メートルの追い上げは、結果を知っていながらも、なかなかすごかったです。成績を調べると、20歳以前の成績が見つからないので調べてみたら、8歳からバイアスロンを始めたとあります。鉄砲かついでスキーで走るやつですね。もともとバイアスロンでジュニアのドイツチャン...
戦争している国家が「反戦」を主張した教員を解雇や逮捕で脅すのは理解できる。むろんそうなるのが理解できると言うだけで、僕がそれをよしとするわけではない。だけどこの記事でなにより衝撃を受けたのは次の部分。復職した際(。。。)生徒らに囲まれた。「後ろから叩かれ『家族を殺すぞ』などと罵声を浴びせられた」。危険を避けるため、授業はリモートにせざるをえなかった。終戦直後のイタリアの映画に「ドイツ零年」という陰...
骨折して10日目。ロキソニンの親玉みたいな鎮痛剤はやめてトラマールという奴だけになりました。気胸も順調によくなっているということで、針さして空気を肺に入れるというのが怖かったんだけど、それもどうやらなくてすみそうです。不思議なことに、当初想像していたほど痛みがないんですよね。初日はものすごく痛くて、肋骨骨折したことがある知り合いから、痛みは2週間ぐらい続くよ、と言われていたんですが。いや、たとえば椅...
安静にしてください。散歩のような負担のない運動はしてください。と言われたので、この4日ほど毎日3〜4キロ、1時間弱歩いています。きちんとした格好で 笑)自転車に乗る習慣はあっても、散歩の習慣はなかったけど、まあ、動けるのは楽しいですわ。ただ、やっぱり気胸(両肺だそうです)の影響で、ちょっと早歩きすると息が上がる。困ったものです。気胸の治療って、昔、遠藤周作の小説で読んだんだけど、脇腹から針刺して肺に空...
いやぁ、骨折は痛み止めが効いてる限り、大した問題はないんですが、肺に穴があいちゃったんで、気胸というやつになっちゃって、ちょっと早歩きしただけで息が上がってしまいます。それだけに、ラストは見てるだけで息苦しくてたまらん!! 見てるだけなのに、こっちが金魚みたいにパクパクしちゃいましたわ 笑)今年は去年のポガちゃんみたいなのがいないので、その意味で誰が勝つかと思ったら、途中クラウ・アナースンがソロで...
イタリア人作家ディノ・ブッツァーティの小説的ドキュメンタリーを、いつものように未知谷さんに本にしていただきました。1949年のジロ・ディ・イタリアはファウスト・コッピが無茶苦茶強くて、ライバルのジノ・バルタリがムチャ強くて、ほかの選手たちだって強かったのでした。そして戦火の跡がまだ生々しいイタリア各地の人々の熱狂ぶりもすごいです。著者のブッツァーティは代表作「タタール人の砂漠」や短編集がいくつか文庫本...
このレースは19年にとんでもないやつをMVDPが見せたのでhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3452.html、昨日もYouTubeのライブでいつマティウがアタックするかだけ気にしてたんですがね。それと拙ブログではシャハマンも気にしておきたいところでした。結果は過去3回で2位と3位になっていたピドコックが今度こそ1位。残り30キロぐらいで4人が逃げ出して、結局その4人でスプリントでした。あと50メートル先がゴールだっ...
小学校2年の時に自転車に乗れるようになって、それから60年、とうとう派手に転んで、やってしまいました、人生初骨折。それも肋骨6箇所。さらに左肺が折れた肋骨で穴空いて気胸も。ヴィンゲゴールやファン・アールトと同じだあ、鎖骨と肩甲骨は折れてないけど。まあ、これ聞くととんでもない大怪我みたいだけど、入院もさせてくれず、肩をバンドでおさえて、右手を三角巾で釣ってロキソニンの親玉みたいなのを飲んで静かにしてな...
まあ、あの3人でヨーイドンやればポリットに勝ち目はないですわなぁ。残り2キロぐらいからアタックを繰り返してみたら、もしかしてスプリンター同士がお見合いする可能性もあったと思うんだけどねぇ。まあ、言うのは簡単ですが 笑)しかし、UAEに移ってのシーズン、フランドルクラシックではオムループ・ヘト・ニウスブラットで2位、ロンデで3位、そしてルーベで4位ですから、これまでにないほどの好調さです。特にパリ〜ルーべで...
ゴール直後の、やや興奮気味のデーゲンコルプのインタビューです。今回は直前の試走で落車して膝をしたたか打ち付けたそうで、出走も危ぶまれたんですが、最終的に11位。何しろ2015年の優勝者で、このレースの広報大使になり、コロナ禍ではジュニアのレースのためのクラウドファウンディングをしたりして、石畳セクターの一つに名前つけられてますからね。「なぜかはわからないけど、このレースは僕のために作られたような気がする...
このメンバーでやったら、何度でもMVDPの優勝になりそうですねぇ。可能性があるとしたら、ポガチャルが出てきたらどうかな、というところですかね。あと、マツ・ペダーセンがMVDPについていけるようなことがあれば、ヘント〜ヴェフェルヘムではスプリントで勝っているから可能性はあるだろうけど、あの石畳の走りっぷりを見てると、ついていけないだろうなぁ。むしろファン・アールトの方が可能性が高いかもしれないけど、スプリン...
ケムナの怪我の具体的な状況が発表されました。肋骨(複数)骨折と肺挫傷だそうです。最近見た単語だわ、と思ったらヴィンゲゴールと全く同じですかね。ヴィンゲゴールの場合はこれにさらに鎖骨骨折もあったわけですが。ということでケムナのほうは順調に回復しているようですが、ジロは間に合わないかなぁ。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじな...
ファムのパリ〜ルーべ、追走を気にしながらの駆け引きがなかなかワクワクしましたが、結果的にはベロドロームに6人で戻ってきて、最後のスプリントですべて決まってしまいました。今夜の男子はどうなりますか? 去年7位のデーゲンコルプは試走で落車して膝を強打、出走するかどうか微妙という、拙ブログとしては残念なニュースも出てますが。。。さて、南のスペインでは、シャハマンに期待したんですけど、チームとしてもシャハマ...
19歳と最年少でパリ〜ルーべに出ることになっているようです。すでに2年前にはジュニアのパリ〜ルーベで5位になってますが、まあ、エリートレースでの目標は逃げに乗ることのようです。ヘルツォークの話。「逃げに乗れたら最高だけどね。そうすれば石畳セクターに入る時のポジション争いのストレスから解放される。まあ、機材トラブルや落車しないで走れればいい。そうなれば何ができるか、楽しみだ。僕はルーべに合っていると思っ...
一気にワクワク感が萎んでしまった感のあるバスク一周ですが、拙ブログは違います 笑)実に久しぶりですが、シャハマンが帰ってきた、という感じです。ゴール前数百メートルで、一人逃げるカルロス・ロドリゲスを追いかけてスピードアップ。結局後ろに疲れてロマン・グレゴワールとオルルイス・アウラールに差されてしまったけど、強さは見せました。ボーナスタイムで総合2位、1位のスケルモーセに二秒差。今日で最終日。最後は登...
昨夜、ユーチューブのライブストリームで見たときはわからなかったんですが、今朝になったら、それぞれの選手の怪我の状況がわかってきました。ヴィンゲゴールは鎖骨と肋骨の骨折、エフェネプールは鎖骨と肩甲骨の骨折、初日のTTでログリッチについで2位に入ったジェイ・バインは頸椎と胸椎の骨折、ステフ・クラスは折れた肋骨が肺に刺さって気胸を起こしていると、まあ、大事故ですね。特にヴィンゲゴールは首のコルセットをされ...
バスク一周で、ログリッチ、ヴィンゲゴール、エフェネプールがそろって落車リタイアです。高速の下りの右カーブで、左側(コーナーの外側)を走っていた選手たちが数人転んで、ログリッチはコンクリートの側溝に落ち、ヴィンゲゴールは側溝に落ちはしなかったんですが、担架で運ばれる怪我を負ったようです。エフェネプールは前から3番目あたりを走っていて、スローで見ると、後ろの選手が滑った時に、コースアウト、側溝を飛び越...
軍備を増強したって意味がないことは、ずっと書いてきた。戦争にならなくても中国からの輸入がストップされれば、日本では餓死者がでるし、戦争になれば日本海側の原発は通常兵器で攻撃されても核兵器以上の放射能汚染で日本は住めなくなる。そもそも山本太郎が街宣でよく言っているように、国連憲章の敵国条項で、日本が軍備増強なんかしたら相手(どこ?)に攻撃する口実を与える。田中優子が言うように、国家による守ってやるぞ...
八人が発表になりました。プロフィールを見ると、スプリンターが勝てそうなステージもいくつかあるんですがね。ボーラは完全に総合狙いの布陣です。このところ得意の複数総合エース体制ですね。ヴラソフとケムナで、去年のジェイ・ヒンドレイについでマリア・ローザを狙うと言う作戦でしょう。コンラートやボブ・ユンゲルスなんて、ステージ狙えそうだし、結構魅力的な布陣になったと思うけどどうですかねぇ。よければ、下の各ボタ...
午前中の吉祥寺の映画館は、2割と言うところでしょうか。年齢層は、自分も含めて老人ばかりでした 笑)しかし、一昨日の選挙で、日本の6割以上の人は日本が統一教会に乗っ取られようが、防衛費増強によって生活がキツくなろうが、原発事故で住めなくなろうが構わない、少なくとも今は構わないと思っているってことがわかっちゃいましたからね。政治のやってきたことをまるで天変地異の避けようがないことのように見ている人が多数...
面白かったです。漱石は拙ブログのモットーにしているのでもお分かりの通り、大好きな作家ですが、この本を読んで、漱石がますます好きになりました。昔、古本屋で新書サイズの全35巻の漱石全集を2万円で手に入れて、数ヶ月間漱石ばかり読んだことがありました。さすがに小説までで、文学論以降の評論などは手をつけられませんでしたが。。。そんな中で、「満韓ところどころ」を読んだ時、漱石が帝国主義的な植民地政策を肯定して...
いやぁ、ポガチャル落車骨折しなかったらどうだったでしょうねぇ。悔しいなぁ、見たかったなぁ 笑) 今日すぐに手術ということで、ツールまでには直ってるんでしょうけど。。。しかしエフェネプール1発目のアタックなんか、こりゃあ行くな、ってのがわかってて、ほら、行った! って感じで、かろうじてピドコックが追いついたけど、前に出て一緒に逃げるという雰囲気ではないな、と思ったら、やっぱり第2発目で、あっさりピドコ...
今夜のLBL、ポガチャル対エフェネプールで盛り上がってます。そして、もしポガチャルが勝つと、フランドルとLBLを同年度で両方勝った2番目の選手になります。そもそもこのレースを両方出るという有力選手があまりいなかったですからね。現役ではMVDPが2020年にフランドルで勝ってLBLで6位になってるけど、コロナでスケジュールがずれましたからね。他は両方上位の印象に残るのはジルベールぐらいで、カンチェラーラもサガンもLBLに...
このステージレース、ボーラとしてはなんともビミョーな結果に終わりました。第1ステージではヴラソフとケムナがトップテン、第2ステージはケムナがギリギリトップテン、第3ステージではケムナとヴラソフがワンツー、第4ステージはコンラートが4位、最終ステージはファッブロとリポヴィツが逃げに乗って3位と4位。まあステージ勝利もあったし、まんべんなくトップテンに入れたし、総合ではケムナが6位になったし、LBLのために最終...
2、3日前にNHKの夜遅くの時論公論という番組でドイツの脱原発について扱っていた。ここでも書いたように、ドイツは原発から完全に撤退した。しかし、このNHKの番組では、ウクライナ危機による電気料金高騰によって、原発停止に反対するパーセンテージが60%を超えたと言いながら、そのほかにも石炭火力回帰傾向を強調していた。ほかにもフランスをはじめ東欧諸国やフィンランドが原発回帰に向かっていることを強調していた。そこに...
まあ、世界中のファンがポガチャルの優勝だろ!と思っていたと思うけど、その通りになりました。さすがにこのコースでは長距離の逃げより、最後の心臓破りの登りで勝負を仕掛けるのが得策と思ったか、次のLBLのことを考えたか、派手な独走はなかったけど、やっぱり残り200メートルでアタックしたらみるみるさが開きましたから、もうどうにも止まらない、でした。 LBL はエフェネプールとの一騎打ちになるんでしょうか。よければ、...
すでにフレッシュ・ワロンヌが佳境に入っていますが、ツアー・オブ・ジ・アルプスのクイーンステージでケムナが今シーズン初優勝です。2位もブラソフで、ボーラとしては大成功でした。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)にほんブログ村...
うーむ、このレース、以前はジロ・デル・トレンティーノと言ってたやつですね。YouTube にはもっと綺麗な画像のダイジェストもあるけど、画像が少々悪くても、ラスト3キロ強ノーカットのこれが面白いです。バーレーンのジャック・ヘイグが残り10キロぐらいから単独で逃げて、それを後ろで10人ぐらいの集団が追うという展開で残り3キロ。ボーラからはウラソフとケムナが集団に残っていますが、イネオスが引いてます。残り1キロを切...
手がつけられませんねぇ。残り28キロ独走とかやられちゃうと、もうどうしようもないよねぇ。なにしろロンデであのMVDPをちぎって15キロ独走だから、このメンツ(2位のヒーリーはブラバントの矢でも2位になってはいるけど)では、ある意味楽勝でしたかね。ロンデとアムスに両方勝ったのは2017年のジルベール以来です。かなりタイプの違うレースなんだけど、どっちも独走勝利。他の選手はどうしようもないよね。レース後にアタックし...
ボーラのマキシミリアン・シャハマンの名前を聞かなくなってずいぶん経ちます。20年21年と運もあったもののパリ〜ニースに連覇した後、ドイツチャンピオンになってからほぼ2年近く。去年はちょくちょくトップ10に名前は載るものの、コロナに2度感染して、疲労の蓄積のために7月末にシーズン終了でした。今年になっても、ダウン・アンダーで始まったシーズンはパリ〜ニースは途中リタイア、その後もふたつのレースに出場も、どちら...
図書館で、なんとなく題名に惹かれて借りてきてしまいました 笑)ただ、舞台は今の香港ではなく、第二次大戦前後の香港です。前半は、日本人とイギリス人と中国人の友人同士が、日本がアメリカに宣戦布告する直前、直後、戦後1年ほど経って、会って酒を飲みながら食事をし、その時々の状況に応じて、思わせぶりな会話を重ねます。舞台劇のようで、変な緊迫感があります。前半は日本人の視点から描かれていますが、後半はイギリス...
聞き取り能力ゼロなので、YouTube の字幕機能で読んでみましたが 笑) ツッコミ大歓迎 笑)*ジョン、カルフール・ド・ラルブルで何があったの?思い出すのも辛いね。右側にいたんだ。先頭のフィリプセンが右に寄ってきた。僕はすでに右側の路肩を走ってた。そしたらマティウが割り込んできて、押されて、スペースがなくなって、路肩の観客の中に突っ込んでクラッシュした。僕が言えるのはこれだけだね。うまく走っていただけに...
一番レースを動かしていたし、MVDPの勝利はもう全く文句なしです。ファン・アールトも不運だったけど、アルペツィンが二人いたこともあるとはいえ、MVDPがレースを展開させていたからね。ただ、残念だったなぁ、デーゲンコルプ。このメンツで優勝は無理だとは思っていたけど、あそこで落車かぁ。デーゲの落車ってあまりみた記憶がありませんが、あれなかったらどうなったかなぁ。ポディウムあったかなぁ。でもこのところ上位に入る...
いやぁ、パリ〜ルーベ・ファムも凄まじいレースでした。しかし落車が多すぎだよねぇ。女性がこけると、男がこけるよりも、やっぱりちょっとこちらも痛みます 笑)というわけで、バスクではヴィンゲゴールが突出していました。なんか今年はこういうパターン多いです。昨日も名前をあげた四人が飛び抜けている感じです。そして最後の山で決めるのではなく、かなり早い段階で逃げて、独走ゴールっていうのが結構多い。しかし、この4...
東京八王子の滝山病院のとんでもない話だった。もう暗澹たる思い。人間ってこういうものなんだな、と改めて思った。人は誰でも歳をとるし、うつ病や認知症になる可能性だっていくらでもある。病気や事故で寝たきりになる可能性だってある。だからこそ、政府はそういう人たちのことをしっかりと考える必要がある。なのに、行政の方も、まさに棄民政策とでもいうような酷さだった。今の日本はそういう「弱い」立場の人たちに手を差し...
ボーラの今シーズン3勝目ですね。イギータはこういう少人数のスプリントでよく勝っている印象があります。なにしろ前の二つでヴィンゲゴールが強さを見せたので、パリ〜ニースでポガチャルだけじゃなくゴーデュにも遅れをとった状態から上げてきているんでしょう。ところでこの2月からのプロシリーズのステージレースの結果を見るとバレンシア一周 ルイ・コスタアンダルシア一周 ポガチャルアルガルベ一周 ...