一同、「メリークリスマ～～ス。」

「彼女、新婦さん。誕生日が1月15日。」

睦美の声、「えぇ。本当です。弾かせて頂きます。」

丁度、映像が終了した時だった。テーブルの耀司のスマホに着信。

「一切、口外しません。神に誓って。」

「何だか、眞鍋さんって、物凄い素直～～。」

こちらは、未だにママさんたちと歓談中の睦美。

「眞鍋さん。MC、お疲れ様でした。上々でした。良かったですよ。」

ラストソングはback numberのクリスマスソング。

「毎日、パパと一緒に…練習～～。」

芙美花、「だから、私の勝手な想像なんだけど～～。」

「眞鍋のお姉ちゃん、絵、上手～～～。」

瞬間、汐梨、「ほ～～ら、見ろ。図星～～。」

汐梨。「マヨネーズひとつ、買うだけに、何やってんだか。」

宮前、「はは。思わず、こんなところで長話。」

宮前、「お蔭様で、45になっても、未だに、ひとり。」

その女性を見た瞬間に耀司、「祐里子っ!!!」

「へぇ～～～。子供たちによるクリスマス合唱団。」

「睦美さんの事、大切にしてよね。」

この兼高悠月、音楽教師。吹奏楽顧問。

「うんうんうん。気軽に来てくれて大歓迎～～。」

「先生に相談した。」

「おばちゃんにさ。睦美さんの事。後押ししてもらおうよ。」

「おばちゃんがいるんです。おとうさんの妹。」

「…で…???…相談事って…???」清水。

3人揃って、「イケオジ～～～。」

「おとうさんが～～。ある人と付き合う事になりました。」

「この、でくの坊、全く女性をデートに誘った事のない人間だから。」

「睦美さん、かなりバセットから気に入られたみたい。」

「好きな人、出来ちゃった～～～、とか…???」

「事務局の、ある種の裏話になってま～～～す。」