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徒然なか話 https://blog.goo.ne.jp/np4626/

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴りです!

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2009/09/19

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  • ブリヂストン吹奏楽団 with 玉名女子高吹奏楽部

    6月15日、玉名市民会館で「ブリヂストン吹奏楽団久留米玉名チャリティコンサート2024」が行われる。11年前のこのコンサート以来、この楽団の演奏をナマで聴いていない。久しぶりに聴きに行ってみようかと思っている。思えばこの楽団の防府市公会堂でのコンサートの企画運営を担当してから47年の月日が流れた。そしてこの楽団のメインテーマ曲は昔も今も「どこまでも行こう」。ブリヂストンのCMソングとしてお馴染みの曲である。11年前の玉名公演と同様、今回も玉名女子高校吹奏楽部との共演となった。全日本吹奏楽コンクールにおいて金賞常連の二つの楽団の共演は見もの聴きものである。開催日:6月15日(土)会場:玉名市民会館大ホール▼ブリヂストン吹奏楽団久留米▼玉名女子高等学校吹奏楽部ブリヂストン吹奏楽団with玉名女子高吹奏楽部

  • 清正公(セイショコ)さんと木遣

    昨日、加藤神社で行われた「清正公まつり」で「木遣」と「梯子乗り」が奉納された。このまつりで「木遣」を見たのは初めてだったので「オヤ?」と思ったのだが、考えてみれば清正公と「木遣」は縁が深い。なるほどなと思った。慶長15年(1610)、徳川家康による名古屋城の天下普請の際、加藤清正は最も難工事といわれた本丸の石垣工事を担当した。この名古屋城築城時の清正公の働きぶりについては江戸時代に書かれた古文書「続撰清正記」に詳しい。これを「肥後史話」(卯野木卯一良著・昭和56年)では次のように解説されている。この時の清正の工事の活動振りは目ざましいものであった。かつて熊本大築城の経験もあり、慶長11年には江戸城の築城にも参加していたので、今度の工事は知れたものである。自ら進んで天守閣の築造を引き受け、寵臣である飯田覚兵...清正公(セイショコ)さんと木遣

  • 清正公まつり

    今日は加藤神社の「清正公まつり」が行われたので、参拝後、御神幸の宮出しを見てきた。長く途絶えていたこの祭を昭和50年(1975)に復活させ、今年が50回目だという。1975年と言えば、仕事が最も忙しかった頃で、翌年には転勤で熊本を離れたので、実はこの祭のことは知らなかった。それから約20年後熊本に帰ってからこの祭を知った。子供の頃、加藤神社は京町台の新堀にあり、境内は遊び場の一つでもあったが、戦後30年経ってから復活したこの祭には縁がなかったのである。今日は気温が27℃まで上がり、御神幸の参加者、特に子供たちは厳しい道行となっただろう。一昨年まで7月下旬に行われていたこの祭を暑さ対策もあって4月開催に変更した効果もあまり感じられないほどだった。木遣唄と梯子乗り巫女たちも御神幸へ神輿の宮出し(一の宮)神輿の...清正公まつり

  • 叔母の旅立ち

    御殿場の叔母が旅立った。いつ見てもニコニコしている叔母だった。まだ80を過ぎたばかりと思っていたのにあっけない最期だった。叔父(母の弟)は若い頃からずっと御殿場の自衛隊にいたので御殿場で知り合って結婚した。もう60年近くも前になるが、僕は大学生で川崎に住んでいたので、唯一の花婿側親族として結婚式に出席した。初めて叔母を見た時、玉名の叔母(叔父の姉)の若い頃にそっくりだなと思った。叔父にそのことを言ったら、「そうかなぁ」と首をひねっていたが、叔父は無意識に姉上に似た人を選んでいたのかもしれない。僕は学生時代や東京勤務時代に何度も御殿場の叔父の家を訪れた。東京を離れてからは行く機会がなくなった。叔母が健在なうちにもう一度行きたかった。今頃叔母は早世した長女と再会していることだろう。今でも時々、叔父の結婚式で初...叔母の旅立ち

  • 庭の山椒の木

    家内と庭の山椒の木の実を摘んだ。葉の中にうっかり手を突っ込むとトゲが刺さるので用心には用心を重ねて実を摘もうとするのだが、やっぱり時々刺さって痛い。古い山椒の木はトゲがなくなるとも聞くが(人間と同じか)、やはりトゲがあったほうが若々しい感じがする。家内が作る「ちりめん山椒」が楽しみだ。「庭の山椒の木・・・」と聞くと、必ず思い出すのが宮崎県民謡「ひえつき節」の歌詞問題だ。下の動画を公開してしばらく経った頃、冒頭の歌詞「庭の山椒の木」というのは間違いで、「山茱恪(さんしゅゆ)の木」が正しいというご指摘を数件いただいた。これは一種のフェイク情報で、この唄の発祥地・椎葉村の担当課が「さんしゅうと唄うのは地元の方言で山椒が正しい」というメッセージを発信されてから鎮静化したが、一時は舞踊の指導的立場の方まで「山茱恪」...庭の山椒の木

  • 自己表現欲求とパソコン

    長嶺でパソコン教室を開いていた頃、習いに来ていたMさんが久しぶりにやって来た。いつものように西原村産のさつまいもを抱えていた。全国の品評会でも上位にランクされるというさつまいもで、甘くて美味、本当にありがたい。今日の来意は、しばらく離れていたパソコンを再開したい。ついては新しいパソコンを購入したいのでアドバイスをということであった。彼が初めて習いに来たのは2000年頃で、ちょうど国を挙げて「IT革命」などと喧伝している最中だった。彼は当時1級建築士として多忙な頃だったが、CADなど新しい技術には少々乗り遅れ気味だった。パソコンを基礎から学びたいということでExcelやWordなどを教えたと記憶している。それから10数年後、体を悪くして彼は仕事から退いた。そして70歳を過ぎた今、もう一度パソコンで何かやれな...自己表現欲求とパソコン

  • 山形愛羽選手 今シーズンも快調!

    日本グランプリシリーズ2024第2戦「吉岡隆徳記念出雲陸上競技大会」が4月13・14日、島根県出雲市で行われた。今春、熊本中央高校を卒業し、福岡大学に進学した女子短距離のホープ山形愛羽選手が期待通りの走りを見せ、100mのA決勝で3位と活躍した。予選では11秒46の自己新を記録、彼女の念願だった11秒4台に突入した。予選決勝を通じ、兒玉芽生や君嶋愛梨沙らのトップランナーに一歩も引けをとらなかった。これからさらに彼女の特長であるピッチ走法と後半の加速を磨いて行けばパリ五輪のリレーメンバーも夢ではないと思う。今年の山形選手から目が離せない。山形愛羽選手今シーズンも快調!

  • 鏡子夫人の証言

    漱石夫人の夏目鏡子さんが口述し、娘婿の松岡譲さんが筆録した「漱石の思い出」を読んでいると、関係者しか知り得ない漱石作品の「behindthescenes」を見るようでなかなか興味深い。その中の一つ、「草枕」の一節、画工が「那古井の宿」の浴場に入っている時、湯煙の中に「那美さん」が手拭いを下げて湯壺へ降りてくる場面についての鏡子夫人の証言が面白い。小説の登場人物は画工と那美さんの二人だけだが、実際には漱石と同行した山川信次郎の二人が浴槽に入っているところへ裸で入って来た前田の姉さん(那美さんのモデル)がびっくりしてあわてて逃げ出したが、実は別の女中さんも裸になりかけていたというのが真相のようだ。また、漱石と山川信次郎は、名士を迎えるために造られたというこの前田家別邸で一番上等の「三番の部屋」に逗留したが、家...鏡子夫人の証言

  • 雨に濡れたカキツバタ

    そろそろ時季かなと思い、小雨の中、立田山湿性植物苑のカキツバタを見に行った。今年もきれいな本紫(ほんむらさき)の花を咲かせていた。カキツバタは「燕子花」と「杜若」の二つの漢字表記があるが、「燕子花」はカキツバタが、ツバメが翼を広げた形に似ていることが由来だという。たしかに今日、花びらに雨粒を湛えたカキツバタを見ていて「なるほどな」と思った。一方の「杜若」はもともと別の植物でカキツバタに似ていたため混同されたものだという。カキツバタの語源については諸説あるようで、それはまた別の機会のネタにしたい。カキツバタと言えば古今和歌集に収められた在原業平の折句の歌が有名だが、業平は平安前期9世紀の人。その時代には既にカキツバタという呼び名が一般化していたと思われる。から衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびを...雨に濡れたカキツバタ

  • テイカカズラとアメノウズメ

    新坂を歩いて下って行くと、テイカカズラの甘い香りが漂ってくる。季節はもはや初夏。「定家葛(テイカカズラ)」の名は、式子内親王を愛した藤原定家(ふじわらのていか)が、死後も彼女を忘れられず、ついにテイカカズラに生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づく能「定家」から付けられたという。そのテイカカズラの古名が「真拆の葛(マサキノカヅラ)」。2023年度前期の朝ドラ、植物学者の牧野富太郎をモデルにした「らんまん」はまだ記憶に新しいが、牧野博士の自叙伝には次のような一節がある。――かの『古今集』の歌の「深山には霰降るらし外山なるまさきのかづら色づきにけり」にあるマサキノカズラも、今日八丈島等に昔ながらのその方言が残っていたればこそそれがテイカカズラである事が判った。それ迄はこのマサキノカズラをツルマサ...テイカカズラとアメノウズメ

  • ブログ開設から7000日

    ブログ編集画面の左上の隅に「ブログ開設から7001日」と表示されていることに気付いた。昨日が7000日だったわけだ。2005年2月にブログを立ち上げて20年目に入った。この間にはいろんな思い出深いブログネタがあったが、その中から今回は2つを取り上げてみた。▼馬頭琴コンサート開催2007年3月、熊本市国際交流会館ホールで馬頭琴のコンサートを開いた。中国・内モンゴル自治区の緑化事業に取り組んでいるNPO法人どんぐりモンゴリの主催で、同自治区出身の馬頭琴奏者リポーさんを招き、内モンゴルの民俗芸能を熊本市民に紹介し、緑化事業への協力をお願いする目的で企画されたもの。実質的な主催者である同法人熊本支部代表の梅林強さんから依頼を受けた僕が総合プロデュースの役割を務めさせていただいた。会社員時代に何度かブリヂストン吹奏...ブログ開設から7000日

  • 山路を登りながら、こう考えた。~草枕の世界~

    「山路を登りながら、こう考えた。」これは漱石の「草枕」冒頭の有名な一節である。そしてこの山路というのは鎌研坂(かまとぎざか)のことといわれている。熊本市島崎の岳林寺辺りから金峰山に登る最初の険しい山道でもある。先月末日に行われた本妙寺桜灯籠を見に行った時、参道の一角で米屋を営む中学時代の親友の家を訪ねた。と言っても親友は11年前に既に他界している。僕がまだ「草枕」のことなど何も知らなかった中学時代、その親友と毎週のように登った山道だ。今日では自動車道が並行しているが、当時は「けもの道」のような山道が一本あるだけ。お互いに母親が作ってくれた弁当をリュックに詰め、一路金峰山を目指した。二人とも大の映画好き。道中は互いに知っている限りのまめ知識を披露し合うのである。当時は西部劇の全盛期で、話題は見た西部劇のスト...山路を登りながら、こう考えた。~草枕の世界~

  • 慶長十二年 丁未(ひのとひつじ)の條

    今日4月15日は出雲阿国の忌日である「阿国忌」(生没年不詳)とされている。慶長15年(1610)春、加藤清正は八幡の國(出雲阿国)を肥後に招き、鹽屋町三丁目(現中央区新町2丁目)の武者溜りで歌舞伎を興行したことが「續撰清正記」」に書かれている。しかしこれ以外の史料がなく詳細は分からない。何か未知のことでも書かれていないかと思い、「国立国会図書館デジタルコレクション」の中の「江戸年代記(明治42年出版)」を調べてみた。すると「慶長十二年・丁未(ひのとひつじ)」の2月に面白い記述を発見した。そこには次の2項目が並記されていたのである。二月細川幽斎室町家の儀式三巻を上る同月観世金春勧進能興行出雲阿国歌舞伎興行まず最初の項目は肥後細川家の礎である細川幽斎が徳川家康に重用されていたことを示すもの。この時には既に家康...慶長十二年丁未(ひのとひつじ)の條

  • 熊本地震から8年

    今日で熊本地震の前震からちょうど8年。2日後の本震ももちろん凄かったが、前震もほとんど同程度の揺れで生まれて初めて経験する激震だったのでより印象深い。本震時はある程度の覚悟ができていたように思う。前震は夜9時を過ぎていたので翌朝になって初めて被災状況を知ることになったが、わが家から最初に目に入った惨状が下の写真。瀬戸坂を挟んで向かい側に建つF氏宅。西南戦争時の弾痕が残るというこの家は、この辺りでは珍しい「むくり屋根の家」として地元で知られた旧家である。南側が崖になっていて見事な石垣が積み上げてあったのだが、地震によって無残に崩落してしまった。8年経った現在の状況と写真を2枚並べてみた。熊本地震直後のF氏宅(むくり屋根の家)8年経った今日現在のF氏宅自分自身の中でも熊本地震の記憶が風化しつつあることは否めな...熊本地震から8年

  • 金栗記念陸上2024

    今日は「金栗記念選抜陸上中長距離大会2024」を見に行った。いよいよオリンピックイヤーの陸上シーズンが始まった。何と言っても注目は女子中長距離の日本記録保持者である田中希実選手。今日は800mと1500mの2種目に出場した。しかしまだ調整段階のようで2種目とも2位に終わった。これから7月下旬のパリ五輪に照準を合わせ、徐々に仕上げて行くのだろう。いつもながら陸上界のスターが登場するとあって、彼女の出場種目の時間が近づくと、スタート招集所前には多くのメディアが集結し注目度の高さをうかがわせた。今年の彼女の活躍に期待したい。先頭を走る田中希実選手(800m)田中希実選手の出番が近づくと多くのメディアが集結(1500m)金栗記念陸上2024

  • 御衣黄桜と気象予報士

    熊本城三の丸の御衣黄桜が咲き始めたのを確認してから10日経つので、その後の開き具合を見に行った。ほぼ満開となった御衣黄桜を眺めていると僕以外誰もいないその木の下へ若い男性が歩いて近づいて来た。にこやかな表情で「よく見に来られるんですか?」と声をかけられたので、「えゝよく来ますよ」と答えた。御衣黄桜と鬱金(ウコン)桜は紛らわしいですねなどと、しばらく桜談義をしながら、桜の写真を撮っていると、本人の方から「私はKAB(熊本朝日放送)の夕方のニュースで天気予報をやっています」とおっしゃる。そういえば時々見るKABの夕方ニュースで見たことがあるような気がした。「季節情報の取材ですか?」とたずねると、「そうなんです。今日の夕方に使う予定です」帰ってからKABのサイトで確認したら、KAB夕方のニュース情報番組「くまも...御衣黄桜と気象予報士

  • 土手券 ~町芸者の歴史~

    「土手券」と呼ばれた町芸者のことをこれまで何度か記事にしてきたが、きちんと残しておかないと歴史の彼方に消えてしまうように思えたので加筆修正をしてまとめてみた。坪井川・庚申橋付近父が小学六年生の頃、祖母と二人で街を歩いていると向う側からやってきた七十歳前後と思しき老女が急に立ち止まり、「お人違いかもしれませんが阿部さんのお嬢さんではありませんか?」。祖母も一瞬驚いたが、それからなんと1時間にもおよぶ立ち話が続いたという。酒盛りのこと、火事のことなど話題は尽きない様子だったが、その老女は阿部家の酒宴の時によく呼んだ町芸者で「土手券」と呼ばれていたそうである。祖母がまだ娘だった頃、曽祖父が大江村の村長をやっていて、酒宴を開くことも多かったらしく、その時によく呼んだ町芸者が「土手券」と呼ばれて人気があったという。...土手券~町芸者の歴史~

  • 花も花なれ 人も人なれ

    不適切発言で辞任に追い込まれた静岡県の川勝平太知事が、辞める心境を問われて「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」という細川ガラシャの辞世の句を引用したと報道された。川勝知事の言葉選びの感覚には首をかしげたくなる。職業差別とも受け取れる発言はもちろんのこと、自己都合退職で巨額の退職金をもらう人が、ガラシャ辞世の句を引用してもらいたくない。先日、泰勝寺跡(立田自然公園)に立ち寄って細川ガラシャ廟にもお参りしたばかりだが、あらためて細川ガラシャについて。泰勝寺跡の細川ガラシャ廟には次のように説明されている。------------------------------------------------------------------------------------------------...花も花なれ人も人なれ

  • 艶やかな踊り ~藤間紫~

    朝ドラ「ブギウギ」でヒロイン「スズ子」の幼なじみ「タイ子」が母を継いで芸者となり、お座敷で踊りを披露する場面があった。演じた藤間爽子(ふじまさわこ)さんは日本舞踊家としては「三代目藤間紫」として活動している。この場面は放送ではわずか数秒だったように記憶しているが、そのフルバージョンがNHKのYouTubeチャンネルで公開されていたのでさっそく視聴した。放送の時はあまりに短かったので気が付かなかったが、曲目は「秋の色種(あきのいろくさ)」だった。だが、フルバージョンと言っても曲の終結部分の一部「うつし心に花の春月の秋風ほととぎす」というフレーズのみ。できることなら本当のフルバージョンを見てみたかった。この終結部分の直前が、下に添付した「琴の合方」。「合方」というのは唄は唄わず三味線などの楽器だけで演奏するこ...艶やかな踊り~藤間紫~

  • チェリーセージと「スカーボロー・フェア」

    庭のチェリーセージの花が咲きそろってきた。いつものことながら「Parsley,sage,rosemaryandthyme」という「スカーボロー・フェア」のフレーズが頭に浮かぶ。セージと言ってもあの歌は食用のハーブを並べたフレーズで、観賞用のチェリーセージとは別物らしい。この歌は映画「卒業」の中で使われたサイモン&ガーファンクルバージョンが一躍有名になったが、実は17世紀頃からスコットランドあたりで歌われていた民謡がもとになったものらしい。映画「卒業」と言えば、僕が大学を卒業して故郷熊本のカーディーラーに就職し、三菱自動車水島製作所で新人研修を受けていた時、岡山駅近くの映画館で見た。ダスティン・ホフマン演じる主人公ベンジャミンが大学を卒業して故郷に帰ってきたという設定が自分と重なって、主人公に感情移入して見...チェリーセージと「スカーボロー・フェア」

  • 旅の風/卑弥呼の舞

    2010年から撮り始めた舞踊団花童(旧少女舞踊団ザ・わらべ)の写真や動画がとんでもない数になっているので少し整理しようと思い、一つ一つ確認しながらの整理作業を進めている。だが、何せ数が多すぎて作業がなかなかはかどっていない。写真には撮影した年月日・場所および曲名などをテキストデータとして付けておきたいと思っているが、日時・場所はだいたいわかるのだが曲名がどうしても思い出せないのもある。下の写真もその一つで、2013年11月2日に山鹿さくら湯・池の間で行われた公演だということはわかっているのだが、動画は撮っていないし、何という曲名だったのかわからなかった。そこで写っているご本人(当時:花童くるみさん)にお尋ねしてみた。ご本人も記憶が曖昧だが、「卑弥呼の舞」ではないかというご返事をいただいた。そう言われてみる...旅の風/卑弥呼の舞

  • 若草色と萌黄色

    3日前の記事に熊本城三の丸の御衣黄桜が咲き始めたことを書いた。その名の由来は記事に書いたとおりだが、それとは別に僕はこの桜を見ると必ず思い出すのが巫女神楽の「浦安の舞」のこと。この舞は比較的新しく、昭和15年に行われた「紀元二千六百年記念行事」の際に作られた舞曲だそうだ。YouTubeには各地の神社で奉納される「浦安の舞」の映像がアップされている。そして大社クラスの「浦安の舞」はだいたい巫女は淡い緑系の装束を纏っている。調べてみると「浦安の舞」の装束は「衵(あこめ)」と呼ばれる中間着が、清浄の色とされる「若草色」を基調としていて、その上に着る「小忌衣(おみごろも)」は白布で透けて見えるので淡い緑に見えるらしい。カラーコードで調べてみると「若草色」と御衣黄桜の色と言われる「萌黄」は一見区別がつかないほど似て...若草色と萌黄色

  • 石仏と五高

    今日は子飼のガソリンスタンドに給油に行ったが、県立劇場が熊本大学の入学式だそうで大渋滞。普段は通らない抜け道を使った。帰りも子飼橋から浄行寺にかけて渋滞していたので熊大の脇から立田山を越える道を選んだ。途中、小峰墓地に立ち寄った。ラフカディオ・ハーンが愛した石仏(鼻欠け地蔵)は相変わらず五高(現熊大黒髪キャンパス)を見下ろしていたが、今はもう木々が繁り、民家も立ち並んでいて彼の眼には五高は見えていないだろう。ハーンの「石仏」の中に、五高の教育についてふれた一節がある。近代的な五高の学舎を見下ろしながら「最新の科学は教えても、信仰のことなど誰も教えられないだろう」とでも言いたげな石仏のシニカルな微笑を感じ取り、ハーンは、おそらく漢文の秋月悌次郎先生以外は誰も答えられないだろうと思うのである。そんな一節を思い...石仏と五高

  • 金栗記念大会で陸上競技シーズンイン!

    今年も熊本は「金栗記念選抜中長距離大会」で陸上競技の2024シーズンが始まる。今年もこの大会の目玉は女子中長距離のエース田中希実選手。女子1000m、1500m、3000m、5000mの日本記録保持者である。今大会は800mと1500mの2種目にエントリーしているが、はたしてどの程度仕上がっているだろうか。日本陸上界のスターとあっていつも彼女のレース前になるとスタート地点に多くのメディアが集結する。昨年は1500mだけ出場したが、本調子には程遠かった。今年の夏はパリ五輪が控えている。大舞台での活躍を占うレースとなることを期待して観戦したい。昨年大会の1500mレース前、選手紹介で挨拶する田中希実選手金栗記念大会で陸上競技シーズンイン!

  • 御衣黄桜の季節

    明日は「桜流しの雨」が降るらしいので、花見は今日がピークだったかもしれない。熊本城内の桜を見て回った後、三の丸漆畑の御衣黄桜(ぎょいこうざくら)の様子を見に行った。なんと花がもう開き始めているではないか。開花がおくれたソメイヨシノを待っている間に、御衣黄桜はじっと出番を待っていたのだろう。僕はこの御衣黄桜がソメイヨシノ以上に好きだ。あの萌黄色がたまらない。御衣黄桜といえば、夏目漱石の「虞美人草」に登場する「浅葱桜(あさぎざくら)」は御衣黄桜のことだという(諸説あり)。「浅葱桜」はヒロイン藤尾のイメージとして描かれているが、才色兼備だが傲慢で虚栄心が強い藤尾と御衣黄桜のイメージが僕は合わないと思う。それはさておき、もう1週間もすれば御衣黄桜が彩なす萌黄の世界が楽しみである。咲き始めた御衣黄桜御衣黄の名の由来...御衣黄桜の季節

  • 2024年1~3月動画視聴ベスト10

    YouTubeマイチャンネルの2024年1~3月視聴ベスト10は次のとおりでした。昨年暮、「お座敷小唄/芸者ワルツ」のリマスター版をアップしましたところ、12年前にアップした初期版も再び注目していただき、初期版、リマスター版とで視聴回数のトップを競うという今までにない様相を呈しています。サムネイル画像をクリックしていただきますと動画を視聴いただけます。1.こわらべ~お座敷小唄/芸者ワルツ~(16,939回)2.お座敷小唄/芸者ワルツ(リマスター版)(12,685回)3.伊勢音頭(歌詞付)(9,531回)4.おてもやん(歌詞付)(6,874回)5.南部俵積み唄(5,904回)6.花童~肥後のタンタン節~(5,447回)7.こわらべ~江津湖音頭~(4,607回)8.ひえつき節(4,454回)9.花童~絵日傘/...2024年1~3月動画視聴ベスト10

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