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2009/08/09

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  • 「文系」「理系」の過去と未来を知るための深い視座―『文系と理系はなぜ分かれたのか』

    ☆『文系と理系はなぜ分かれたのか』(隠岐さや香・著、星海社新書、2018年)☆いまから半世紀以上も前、田舎の県立高校普通科に在籍していた。けっして進学校と呼ばれるような高校ではなかったが、大学進学を希望している生徒は、2年から3年に進級する際「文系」か「理系」かの選択を迫られた。ずいぶんむかしのことなので「文系」と「理系」で何がちがっていたのか、よく覚えていない。けれども、「文系」は数学が「数学ⅡB」(当時の科目名で)止まりなのに対して「理系」は「数学Ⅲ」まで課されていたのは覚えている。いまの高校でも基本的に「文系」「理系」のコース分けがおこなわれているのだろうか。数年前までは非正規ながら一応「教える仕事」に携わってきたが、いま現在の動向についてはまったく疎くなってしまった。しかし、さまざまなメディアが伝...「文系」「理系」の過去と未来を知るための深い視座―『文系と理系はなぜ分かれたのか』

  • 多様性の世界へと開かれていく中高生たちの夏―『この夏の星を見る』

    ☆『この夏の星を見る』(辻村深月・著、角川書店、2023年)☆2020年の春のことを思い返してみた。ずいぶん前のような気もするし、ついこのあいだのような感覚もある。新型コロナウィルスが日本でも広がりはじめたこととはまったく無関係に、この年の3月で職から離れた。それ以来、コロナ禍とも呼ばれる波が繰り返されるのと相まって、買い物や散歩に出る以外、ほとんど家にこもって日々を過ごしてきた。時間に密度というものがあるとすれば、この3年間はとても薄い密度の時間を過ごしてきたような感覚になる。あるいは、時間の密度が変化することなく、のっぺりとした時が過ぎ去っていくのを見ていただけのような気もする。仕事もなく、人と会うこともなくなると、時間の経過も平板になってくるものだ。最初の緊急事態宣言が発出されたとき、ほとんどすべて...多様性の世界へと開かれていく中高生たちの夏―『この夏の星を見る』

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