海猫

昔に書いた作品ですが、ふときまぐれで再掲載したくなったので、ちょこっとだけ加筆訂正をして掲載させていただきます。 海猫 鈍色の海の波間に海猫の群れ 飢えの悲し…

素直に

只今入院中。メタファーを使わないで直球で書きました。何だか照れくさいです🐻失敗する挫折するやりたいことをやるのだからその覚悟は当然きらいな人と付き合う義務感だ…

雨の輪舞曲

舞い降りてきた雨粒たちが輪舞曲を踊りはじめるいつしか僕も輪の中に踊って 踊って 踊って 踊る街路樹が ビルが 信号機が 鳥たちがみんな みんな艶めきだって 踊…

雨の輪舞曲

雨の日曜日

雨はいやだ僕は言った雨が好き君がつぶやいた窓を開く賑やかで憂鬱な原色の街が銀の糸に包まれてモノクロに 今はずっと前を見てた 僕は立ち止まりもせずに今のままでし…

傘

けっこう長いこと詩を書いてませんでした。只今入院中です。今回も死にかけたのできっと、いのち、とか重いのを書くのかと思ってたら、なんだかふわふわしたものになっち…

エッセイ集「ほっとクリスマス」

もうすぐクリスマス。前に電子書籍「ほっとクリスマス」というエッセイ集を出版しました。ほっこり出来るかもです。無料でご覧いただけるようにようにしてますので、よか…

ほっとクリスマス

もうすぐクリスマス。前に電子書籍「ほっとクリスマス」というエッセイ集を出版しました。ほっこり出来るかもです。無料でご覧いただけるようにようにしてますので、よか…

夜の湖

眠れない深くて昏い海の底のようなベッドに泥のように横たわり死んでもいいかもなんて思いながら時計の音だけを聞いている 胸の奥に棲んでいる黒い塊たちが今夜も疼きは…

わたしの涙

わたしの泥のような涙が鏡のような水面にポトリ ポトリ ポトリと落ちる 小さな水の輪がひとつふたつみっつよっつ ゆぉーん ゆぉーん ゆぉーんと広がって 水の踊り…

朝顔

雲ひとつない8月の朝 今日も二人で育てた 朝顔が元気に咲いている 青色のジョロで水をあげると 嬉しそうに赤紫色の花たちが 空に向かって踊りはじめる 朝、咲くか…

父さんの笑顔

毒々しい紫色の苔の花幼かったわたしは綺麗だと想った 素直に綺麗だと想った それを片両手で摘んで父さんに見せたぼんやりだけど覚えてる父さんは笑顔でわたしを迎えて…

川土手に小さな花が咲いてる

12月にがんの告知を受けて、1月、3月と2回手術入院などをしました。普段はノー天気な僕もさすがにいろいろ考えました。「肝臓がん・ステージ2」。先生が優秀で発見…

桜がはじける

 ぱちんと張り裂けそうな満開の桜綺麗文句なしに綺麗誰が見ても綺麗 愛おしいこの綺麗な花が全部散っていくのを知っているから過去も未来もない あるのは今だけ 今こ…

父とチューリップ

夢を見たチューリップが咲き誇る畑で迷子になって大泣きをしながら彷徨っていたさみしくて不安でどうしていいかわからなくて大泣きしながら彷徨ったそして父さんが私を見…

闇の色

闇闇気が狂うほどの闇絶望漆黒行き止まり沼沼沼蛭フナ藻からむからみつく闇闇気が狂うほどの闇 沈む沈む沈んでいく深く深い闇の底に時間が消えた呼吸も出来ない蜘蛛の糸…

カミングアウト

このブログで告白するのはためらいがありましたがカミングアウトします。この記事を読まれた数人の方に届ければ良いという想いです。10数年うつ病で苦しんできました。…

WBC

WBCに感動しています。プロの方がかける想い。すごいと感じました。優勝して欲しいですね。ただ破れても、ナイストライかと。

桜咲く

桜の咲く季節になりました。思い出すのは最愛の人です。1年ぶりに逢った時、前髪をあげていたことにときめきました。もうそんなことを感じる年齢でもないですが、改めて…

檸檬

ずっと握っていた檸檬 投げよう投げるんだ遠くへ遠くへ その放物線の先にきっと考えも出来なかったことが待っている 投げる投げる投げるんだ 今の悪い想いを不安夢愛…