きょう(26日)から28日まで、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で、令和6年能登半島地震復興支援切手展(世界切手まつりスタンプショウと併催。イベントHPはこちら)が開催されます。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、今回の復興支援切手展の会場内で販売するために実行委員会が制作したフレーム切手で、能登半島の地図を背景に、のとキリシマツ...
プロ野球の日本シリーズは、オリックス・バファローズがヤクルト・スワローズを4勝2敗1分で下して日本一となりました。オリックス球団としては阪急時代を含めて1996年以来26年ぶりの5度目、近鉄時代を含めて”バファローズ”としては初の日本一です。というわけで、バファロー(水牛)を描いた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1975年6月18日、台湾が発行した...
ご報告が遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第5号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1981年2月28日にタイが発行した国際障碍者年の記念切手のうち、車いすで働く障碍者を描いた5バーツ切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研...
以前からご案内しておりました拙著『現代日中関係史 第1部 1945-1972』(日本郵趣出版 奥付上の刊行日は2022年11月20日)の現物ができあがりましたので、一言、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます) 日本郵趣出版は、この度、文章を主体に歴史を郵趣的視点から読み解く新レーベル「郵便×歴史シリーズ」をスタートさせました。その第一弾の企画として、日中国交”正常化”50...
きょう(28日)は、いまから50年前の1972年10月28日に中国から贈られたジャイアントパンダのカンカンとランランが上野動物園に到着したことにちなむ”パンダの日”です。というわけで、ストレートにこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1963年8月5日に中国が発行したジャイアントパンダの切手です。 現在、野生のジャイアントパンダは、中国の甘粛省、四川省、陝西省などに棲息し...
イラン南部、シーラーズのモスク・霊廟として知られるシャー・チェラーグ廟で、きのう(26日)、武装した3人組の男による銃撃事件が発生し、少なくとも15人が死亡、40人が負傷しました。国営イラン通信によると、犯人グループはスンナ派過激派の”タクフィリ”のテロリストで、警察は2人を逮捕し、残り1人の行方を追っているそうです。というわけで、亡くなられた方のご冥福と負傷者の方の一日も早い御快癒をお祈りしつつ、この...
ロシア軍の苦戦が伝えられるウクライナ南部へルソン州で、ドニプロ川(ロシア語名:ドニエプル川)西岸から撤退する露軍や親露派勢力による文化財や住民の資産などの略奪が相次ぐなか、ヘルソン州立海軍士官学校前のフョードル・ウシャコフ提督像も持ち去られ、台座だけが残されていることが明らかになりました。露側は「ウクライナ軍による破壊を避けるために〝避難〟させた」と主張しており、略奪の事実を認めています。という...
英国のリズ・トラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選は、きのう(24日)、立候補の届け出が締め切られ、リシ・スナク元財務相が無投票で当選しました。スナク元財務相は、きょう(25日)、インド系としては初めて英国の首相に就任します。また、42歳での首相就任は、2010年に43歳7か月で首相に就いたデビッド・キャメロン氏の記録を塗り替え、直近約200年で英史上最年少です。というわけで、きょうはこんな切手を持って...
きょう(24日)は、1945年10月24日に国際連合(以下、国連)憲章が発効して国連が正式に成立したことにちなむ“国連デー”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1970年9月19日、台湾の国民政府が発行した“国連25周年”の記念切手で、国連旗と中華民国国旗の下に、和平・進歩・正義の文言が入っています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイ...
きのう(22日)行われた中国共産党大会の閉幕式で、次の最高指導部の候補となる中央委員の選出を終え、メディアが入場を許された直後、党規約の改正の決議を控え、習近平総書記(国家主席)の左隣に座っていた胡錦濤(胡錦涛)前総書記が、突然、習近平のSPとみられる人物らに両脇を抱えられて会場から排除されました。党大会での長老幹部の(本人の意に沿わない)途中退席は極めて異例で、憶測を呼んでいます。というわけで、胡...
9月25日のイタリア総選挙で上下両院で約26%の票を得て第1党に躍進した“イタリアの同胞(Fratelli d'Italia:FdI)のジョルジャ・メローニ党首は、きのう(21日)、セルジョ・マッタレッラ大統領の首相候補指名を受諾。きょうにも、同国初の女性首相として閣僚と宣誓式に臨み、右派連合による連立政権が発足します。というわけで、“イタリアの同胞”の文言が入ったマテリアルが何かないかと思って探してみたら、こんなモノがあ...
ご報告が遅くなりましたが、大手製菓メーカー(株)ロッテのウェブマガジン『Shall we Lotte(シャル ウィ ロッテ)』での僕の連載、「お菓子の切手」の新しい記事がアップされました。今回は、こんな切手を取り上げています。(画像はクリックで拡大されます) これは、2021年10月29日に韓国で発行された50ウォンの普通切手で、朝鮮の伝統菓子としての油菓が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリ...
きょう(20日)は、“とう(10)はつ(20)”の語呂合せで“頭髪の日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2006年8月18日にウクライナが発行した“ウクライナ・コサック”の切手のうち、イリヤ・レーピンの絵画『スルタンへ手紙を書くザポロージャ・コサック』のモデルとして知られるウクライナ・コサックの頭領、イヴァン・シルコを取り上げた1枚で、彼らの伝統的...
タジキスタンとの国境紛争が頻発しているキルギス(クルグズ)のジャパロフ大統領は、17日、ロシアのプーチン大統領に対して紛争解決のための介入を要請しました。というわけで、両国の国境地帯を取り上げた切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1997年7月16日にタジキスタンが発行した“タジキスタンの7000メートル超の山”の切手のうち、キルギスとの国境に位置する”レーニン峰...
ウクライナが自国への攻撃を計画していると主張し、「防衛と国境警備のため」としてロシアとの合同部隊の結成を発表していたベラルーシの国防省は、きのう(17日)、ロシアから最大9000人の兵と戦車約170両を受け入れることを発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2019年4月9日、ベラルーシが発行した“解放75周年”の記念切手のうち、ソ連赤軍の入城を歓迎...
1972年10月17日、韓国の朴正煕大統領が非常戒厳令を布告し、いわゆる“十月維新”を発動してから、ちょうど50年になりました。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、十月維新発動後まもない1972年11月2日に北朝鮮が発行した“南朝鮮人民の闘争”の切手のうち、「祖国の自主的統一」と題された1枚で、米国の軍人とサングラス姿の朴正煕(1961年の“516革命”時のイメ...
原則5年に1度の中国共産党全国代表大会(以下、党大会。今回は第20回)が、きょう(16日)から開幕します。というわけで、中国共産党大会に関する切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1956年11月10日に発行された“中国共産党第八次全国代表大会(第8回党大会)”の記念切手です。中国共産党大会は1921年に第1回大会(設立会議)が開催されて以来、1928年の第6回大会までは1...
ウクライナで自国の独立と領土を守る兵士らを讃えるための祝日“ウクライナ防衛者の日”にあたる昨日(14日)、首都キーウ中心部の聖ソフィア大聖堂前の広場で、ロシアの侵攻による戦死者の遺影が飾られ、追悼行事が催されました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2015年10月12日にウクライナが発行した“ウクライナ防衛者の日”の切手で、生神女マリヤ(聖母マリア)のオ...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2022年9月号が発行されました。今回の僕の連載「切手歳時記」は、1872年10月14日の新橋=横浜間の鉄道開業から150年という節目の年でもありますし、“鉄道の日”にちなんで、この切手を取り上げています。(画像はクリックで拡大されます) これは、いまから50年前の1972年10月14日に発行された“鉄道100年”の記念切手のうち、三代広重の「汐留ヨリ横濱迄鐡道開業御乗初...
ウクライナのゼレンスキー大統領は、11日、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で加盟国に対して寄せたビデオメッセージで、「われわれの共通の歴史、文化、遺産を破壊することに対し、世界が目を背けないという明確なシグナルを送る必要がある」と強調した上で、「そのための一つの方法はオデーサ(オデッサ)歴史地区の保存だ」として、ロシアの攻撃の標的となっている南部の港湾都市、オデーサの歴史地区について世界...
1897年10月12日に、朝鮮王朝(李氏朝鮮)が大韓帝国と国号を改めてから、ちょうど125年になりました。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1900年1月15日に大韓帝国が発行した2銭切手です。朝鮮から大韓への国号の変更後、当初は朝鮮王朝時代の切手に”大韓”と加刷した切手が使われていましたが、1900年1月以降、李花紋章と“大韓帝國郵票”表示の入った正刷切手...
今月8日のクリミア大橋爆発(ロシア側の認識ではウクラナによる”テロ”)の報復として、きのう(10日)、ロシアがウクライナ全土に対して同時多発的に80発以上のミサイルを撃ち込み、首都キーウの中心部シェフチェンキウスキー地区(シェフチェンコ地区とも)だけで民間人8人が死亡、24人が負傷。8つの州で電力など重要なインフラ設備が被害を受けたほか、少なくとも110人以上の死傷者が出ました。というわけで、亡くなった方の...
きょう(10日)は“スポーツの日”です。1911年に辛亥革命が発生したことにちなむ中華民国の開国記念日“双十節”でもありますので、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1964年10月10日、東京五輪(1964年)の開会式にあわせて台湾が発行した同大会の記念切手で、吊り輪の選手が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください...
ロシアが一方的に“併合”を宣言し、実効支配を続けているクリミア半島とロシアを結ぶ“クリミア大橋”で、きのう(8日)、通行中のトラックが突然爆発。併設された鉄道で、貨物列車が運搬中の7つの燃料タンクに爆発の炎が燃え移って大規模な爆発となり、橋の道路の一部が崩落し、現在閉鎖中になっています。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年11月6日...
ノーベル平和賞にウクライナとロシアの人権団体、ベラルーシの人権活動家
今年のノーベル平和賞は、ウクライナ人権団体“市民自由センター”、ロシアの人権団体“メモリアル”、ベラルーシの人権活動家で人権団体“ビャスナ”代表のアレシ・ビャリャーツキ氏の2団体・1個人が受賞しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年5月2日にベラルーシが発行した美術切手で、アレクセイ・サヴラソフ(切手上のベラルーシ語の表記だとサウラサウ)...
米国のバーナード・シルバーとノーマン・ジョセフ・ウッドランドが1952年10月7日にバーコードの特許を取得してから、ちょうど70年になりました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1996年6月10日から神奈川県内の18局で実験的に販売されたバーコード付きシートの普通切手のうちの80円切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、『本のメルマガ』第835号が配信されました。僕の連載、「沖縄切手モノ語り」は、今回はこの切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます。) これは、1965年7月1日に発行された”金武発電所竣工”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一...
ロシアのウクライナ侵攻で今年(2022年)3月から閉鎖されていたキーウ・ペチェールスキー地区の日本大使館が、きょう(5日)、約7ヵ月ぶりに再開されます。というわけで、ペチェールスキー地区にちなんで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年5月25日、ペチェールスキー地区の名前の由来となったキーウのペチェールシク大修道院(ラヴラ)の建立950年を記念してウク...
防衛省は、きょう(4日)午前7時25分過ぎ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表。ミサイルがわが国の上空を通過することから、”Jアラート(全国瞬時警報システム)”が北海道・青森県・伊豆諸島・小笠原諸島に発せられました。ミサイルは、7時29分頃、北海道・青森県の上空を経て太平洋へ通過し、落下しました。北朝鮮によるミサイル発射により、国民保護に関する情報としてJアラートが発せられたのは...
プロ野球のパシフィック・リーグは、きのう(2日)、オリックス・バファローズが昨年に続き、2年連続で優勝しました。というわけで、バファロー(水牛)を描いた切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1958年10月1日に台湾が発行した”中国農村復興連合委員会10周年”の記念切手で、水牛を使った農耕風景が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイ...
ユネスコの世界文化遺産に登録されている宗像大社(福岡県宗像市)で、沖ノ島の沖津宮と大島の中津宮のご神体を本土の辺津宮に迎える”みあれ祭り”が、きのう(1日)、行われました。本来は毎年の秋季大祭の幕開けとなる行事ですが、新型コロナ禍により、今回は3年ぶりの開催となりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年7月11日に発行された世界遺産シリーズ...
ロシアのプーチン大統領は、きのう(30日)、ウクライナ東部のドネツィク(ロシア語名:ドネツク)州およびルハーンシク(同:ルガンスク)州と南部のヘルソン州およびザポリージャ(同:ザポロージエ)州の計4州について、親露派分離主義勢力ないしはロシア軍の占領下で25-27日に実施した”住民投票”の結果、併合賛成派が多数を占めたとして、ロシアへの併合を宣言しました。これに伴い、親露派分離主義政権による“ドネツク人民...
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きょう(26日)から28日まで、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で、令和6年能登半島地震復興支援切手展(世界切手まつりスタンプショウと併催。イベントHPはこちら)が開催されます。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、今回の復興支援切手展の会場内で販売するために実行委員会が制作したフレーム切手で、能登半島の地図を背景に、のとキリシマツ...
潮流社の雑誌『カレント』の2024年4月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、1974年4月25日にポルトガルで発生したカーネーション革命から50周年ということで、1枚をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2008年10月16日にポルトガルが発行した橋の切手のうち、リスボンの4月25日橋を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研...
ドイツ連邦検察庁は、きのう(23日)、ドイツの右派政党“ドイツのための選択肢(AfD)”に所属するマクシミリアン・クラー欧州議会議員のスタッフ(中国出身でドイツ国籍の男)を、中国のためにスパイ活動に従事していた容疑で拘束したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1956年12月10日、東ドイツが発行した“人権の日(世界人権デー)”の記念切手のうち...
きょう(23日)は、龍退治で知られるキリスト教の聖人、聖ゲオルギウス(セント・ジョージ)の祝日です。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1970年12月17日、チェコスロヴァキアが発行した“スロヴァキアのイコン”の切手のうち、聖ゲオルギウスの龍退治のイコンを取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿...
きょう(22日)は“アースデイ”です。というわけで、地球を描く切手の中から、この1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1876年にフランスで発行された“世界を結び付け、支配する商業の神と平和の女神”を描いた25サンチーム切手(普通切手、原画作者にちなんで“サージュ・タイプ”と呼ばれています)で、一般に、地球と地図を描いた切手としては、世界で最初の1枚とされています。 詳細につい...
以前からご案内しておりましたが、5月1日付で発売予定の拙著『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』(日本郵趣出版)の現物ができあがってきましたので、著者として一言、刊行のご挨拶を申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます) “一番切手”という言葉は、もともとはカタログの番号が1番の切手という意味で、その国で発行された最初の切手を指す言葉でしたが、そこから転じて...
イスラエルは、きのう(19日)、イランが13日から14日にかけてゴラン高原等に向けて大規模攻撃を行ったことへの反撃として、中部イスファハーン(イスファハン、エスファハーンとも)州の空軍基地を無人機3機で攻撃しました。イラン側はこれを防空システムで迎撃しており、IAEAもイラン国内の核施設に被害は出ていないと発表しました。というわけで、今日はイスファハーンに関連して、この切手です。(画像はクリックで拡大され...
私事ですが、今月16日からルーマニアの首都、ブカレストで開催中の世界切手展<EFIRO 2024>は、きのう(18日)、審査結果が発表され、おかげさまで、僕の作品“Postal History of Auschwitz 1939-1946”(今回は僕自身は現地へは行かず、作品の搬入・搬出はコミッショナーの斎藤環さんにお願いしました)が、金賞を受賞しました。というわけで、今回の出品作品の中から、こんなモノをご紹介します。(画像はクリックで拡大されま...
東京大学の村松真理子教授らのチームは、きのう(17日)、イタリア南部、ベズビオ山北麓のソンマベズビアーナにある遺跡から、初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる建物の遺構が見つかったと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1937年9月23日にイタリアが発行した“皇帝アウグストゥス生誕2000年”の記念切手のうち、5リラ(+1リラの寄付金つき...
デンマークの首都コペンハーゲンのランドマークとなっている旧証券取引所で、16日午前7時ごろ(現地時間)、火災が発生。建物の大部分と屋根が焼け、約55メートルの尖塔が倒壊しました。建物は改修工事中で、火災の原因は不明。これまでのところ、負傷者は確認されていません。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1955年4月21日にデンマークが発行した“デンマーク王国1...
アフリカ北東部のスーダンで、2023年4月15日、正規軍と準軍事組織“即応支援部隊(RSF)”の戦闘が始まってから1年となる昨日(15日)、パリでEU、フランス、ドイツの共催により、約60カ国の代表や国連関係者が出席して“国際人道会議”が開催され、860万人規模の避難民らの援助に向け、計約20億ユーロ(約3300億円)の拠出が表明されました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) ...
4月1日にシリア・ダマスカスのイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復として、13日夜(現地時間、日本時間14日)、イラン革命防衛隊はイスラエルに向けて複数の無人機を発射したほか、ゴラン高原(イスラエルが実効支配しているが、国連とほとんどの国連加盟国はシリア領と認定)等へミサイルを発射しました。その大半はイスラエルや友好国が迎撃しましたが、いくつかのミサイルは国内に着弾し、南部の町では少女1人が負傷、...
ミャンマーの伝統的な新年をお祝いする春の正月祭り“TOKYO ダジャン祭り”が、きょう(14日)、東京・江東区の都立木場公園で開催されます。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2019年4月5日、ミャンマーが発行した“季節の花と年中行事”の切手のうち、セイロンテツボクとビルマカリン(オオミカリンとも)の花と、ミャンマーの伝統的な新年を祝う“ダジャンの水かけ祭り”...
雑誌『キュリオマガジン』2024年4月号が発行されました。おかげさまで、本年(2024年)元日付で上梓した拙著『龍とドラゴンの文化史』が思いのほか好調で、読者の方々から“十二支の文化史”として、シリーズ化してほしいとのご要望を多数いただきました。そこで、その仕込みも兼ねて、明年(2025年)の乙巳年に向けて、少し早いですが、今月号から、「蛇の文化史」と題する新連載を始めることになりました。どうかよろしくお付き...
きょう(12日)は、天保13年4月12日(1842年5月21日)、伊豆韮山代官・江川英龍が日本で最初のパンとされる軍用携帯食糧の乾パンが初めて焼かれたことにちなむ“パンの記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1923年6月、ソ連(ソヴィエト社会主義共和国連邦)構成国となったウクライナで発行された飢餓救済募金切手のうち、飢えた人々にパンを手渡す...
訪米中の岸田文雄首相は、きのう(10日)、ホワイトハウスで開かれた歓迎式典で、米国に250本の桜を追加寄贈することを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2012年3月24日、米国が発行した“(ワシントンの)桜100周年”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には...
きょう(10日)、韓国で総選挙の投開票が行われます。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年5月10日に韓国が発行した“民主選挙70年”の記念切手のうち、投票所に向かう人々を描いた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)...
アフリカ南東部のモザンビークで、流行中のコレラから逃れようとする約130人を乗せた小型漁船が、北部のルンガから約30キロ離れたモザンビーク島を目指している途中で高波を受けて沈没し、少なくとも96人が亡くなりました。というわけで、謹んで哀悼の意を表しつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1972年5月25日、ポルトガル領時代のモザンビークで発行された“『ウズ・ルジ...
きょう(8日)はお釈迦様の誕生を祝う“花まつり”の日です。というわけで、お釈迦様を取り上げた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2020年9月26日に中国が発行した”莫高窟”の切手シートで、第45窟の塑像群が取り上げられています。塑像群の中央は釈迦如来像で、その両脇に弟子の阿難と迦葉、さらにその外側に菩薩が2体、もっとも外側には天王が2体、配されてい...
メキシコ外務省は、5日(現地時間)、エクアドルとの断交を発表しました。エクアドルの首都、キトのメキシコ大使館には、昨年12月から、汚職容疑などで逮捕状が出ていたエクアドルのホルヘ・グラス元副大統領がメキシコへの亡命を申請して滞在していましたが、同日、エクアドル警察が大使館に突入して元副大統領を拘束したことが理由です。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) ...
1948年4月27日、衆議院不当財産取引委員会で復興金融公庫の融資をめぐる昭和電工の政官界への贈賄工作が暴露され、いわゆる昭電事件が発覚してから、ちょうど75年になりました。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、昭電事件の主役となった昭和電工の広告入り機械印(が押された葉書の印面部分)です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研...
チャリティーソング“ウィ・アー・ザ・ワールド”をリリースした“USA for Africa”の提唱者で、個人としても“バナナ・ボート”などのヒット曲で知られる歌手のハリー・べラフォンテさんが、昨日(25日)、ニューヨーク・マンハッタンの自宅で亡くなりました。96歳。というわけで、謹んでご冥福をお祈りしつつ、“バナナ・ボート”にちなんで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1952年...
今月15日に正規軍と準軍事組織“即応支援部隊(RSF)”の戦闘が始まったスーダンで、きのう(24日)から、日本や欧州、アジア、アラブ諸国の各国政府による自国民の退避に向けた動きが本格化し、きょう(25日)未明、在留邦人41人とその配偶者や子どもの4人(スーダン人、米国人、カナダ人を含む)が自衛隊機でジブチに到着しました。というわけで、今日はこの切手です、(画像はクリックで拡大されます) これは、1...
米カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドで、22日夜(現地時間。日本時間23日)、週末のショーの最中に口から火を吐く大きなドラゴンが炎上するアクシデントが発生しました。消防の発表によると、けが人はなかったそうです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年8月9日、米国が発行した“空想上の生物”の切手のうち、“火を吐く緑のドラゴン”を描いた1枚で...
防衛省は戦闘が激化しているスーダンから、日本人らの退避に備えるために出発したC130輸送機を含めた計3機が、本日(23日)未明、自衛隊の活動拠点があるジブチに到着したことを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、仏領ソマリコースト時代の1956年2月20日に発行された航空切手で、現地の女性とジブチ港の地図、そこに降り立つ飛行機が描かれています...
今月15日、ウクライナ産の穀物・農産物の一部禁輸措置に踏み切ったハンガリーは、20日、新たにウクライナ産の蜂蜜や一部の肉製品の輸入を6月30日まで禁止したことを発表し、ウクライナ産穀物の中欧諸国通過を助けるようEUに“積極的”な支援を要請しました。というわけで、今日はこんなものを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年5月22日、ウクライナが自国の主要産業の一つである“...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第1号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1981年8月26日、タイの楽聖とも称されるルアン・プラディット・パイロ(本名ソーン・シラパバンレーン)の生誕100年に際してタイが発行した記念切手です。 ...
今月15日以降、スーダンで国軍と準軍事組織“迅速支援部隊(RSF)”の戦闘が発生したことを受けて、ドイツ連邦軍は在留ドイツ人を退避させるために輸送機を派遣する計画でしたが、戦闘の激化により、きのう(19日)、燃料補給の経由地であるギリシャから引き返さざるを得なくなりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1970年6月23日に東ドイツが発行した“ベルリン・...
ポルトガルで、きのう(18日)から、肉や魚、野菜、果物、パン、コメなどの主要食料品40品目超について、日本の消費税に相当する付加価値税(VAT)の税率を0%にする特例が10月までの時限措置として導入されました。というわけで、今日はポルトガルの食料品に関する切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2016年10月31日にポルトガルが発行した“ポルトガルの缶詰”の切手のうち、イ...
ウクライナ産穀物の流入により自国産の価格が下落していることを受け、今月15日、ポーランドとハンガリーが自国の農家を保護するためウクライナ産穀物や農産物の輸入禁止を発表し、スロヴァキアも17日、同様の発表に踏み切りました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2022年9月16日にスロヴァキアが発行した“ウクライナとの連帯”の切手で、ウクライナからの亡命女性が...
スーダンで、15日、首都ハルトゥームを含む各地で国軍と準軍事組織“迅速支援部隊(RSF)”の戦闘が発生。RSF側がハルツームの大統領府や国際空港を制圧し、地元医師団体によると、16日の時点で、民間人ら61人が死亡、670人以上が負傷したそうです。というわけで、スーダンといえば、やはりこの切手でしょうか。(画像はクリックで拡大されます) これは、スーダンの“キャメル・ポスト”切手のうち、“SG”のモノグラム...
きのう(15日)午前11時半頃、和歌山市の雑賀崎漁港で、選挙の応援演説をしようとしていた岸田文雄首相に対して爆弾が投げ込まれました。岸田首相はすぐに避難して無事で、犯人の男は近くにいた漁師や警察官に取り押さえられました。というわけで、事件に対する怒りを込めて、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2004年10月21日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナを構成するスルプスカ共和国...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2023年4月号が発行されました。僕の連載「切手歳時記」は、今回は七十二候の虹始見(4月15日)にちなんで、この1枚を取り上げています。(画像はクリックで拡大されます) これは、1978年5月20日に発行された国土緑化運動の切手で、同年の全国植樹祭にちなんで、足摺岬の手前に広がる杉林に虹がかかった風景が描かれています。 詳細については、こちらをクリック...
きょう(14日)は、インドシナ諸国では伝統的な暦での新年にあたります。というわけで、きょう新年を迎える国のうち、ピーマイ・ラオ(ラオス正月)関連の切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年4月13日にラオスが発行した“ルアンパバーン(ルアン・プラバーンとも)の新年”の切手のうち、“プーニュとニャーニュ”の夫婦神と“シンカップ(獅子)”のパレードを取り...
アフリカ南部、マラウイのラツルス・チャクウェラ大統領は、きのう(12日)、人口1989万人の同国で、サイクロン“フレディ”による死者が1000人を超え、被災者は少なくとも200万人に上り、50万人以上が家を失うなどして避難を余儀なくされている現状を明らかにしました。というわけで、亡くなられた方のご冥福と被災者の方の1日も早い生活再建をお祈りしつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) ...
中国の広い範囲で発生した大規模な黄砂が、今日(12日)から明日(13日)にかけて、西日本から北日本の広い範囲に飛来し、地域によっては視程が5キロ未満になり、交通へ影響が出るおそれがあるそうです。十分にご注意ください。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1983年9月15日、台湾が発行した“蒙蔵(モンゴルとチベット)風光”の切手のうち、モンゴル...
フランスの マクロン大統領が、9日発表の声明で、欧州は台湾を巡る対立を激化させることに関心がなく、米中両政府から独立した“第3の極”になるべきだと述べたことについて、欧米各国から中国に配慮し過ぎた発言だとして批判が噴出しています。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2014年3月28日にフランスが発行した“中国との国交樹立50年”の記念切手で、南京の秦淮河...
1998年4月10日に北アイルランド紛争の和平合意となる“ベルファスト合意”が結ばれてから、ちょうど25年になりました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1971年9月、シン・フェイン党系の“アイルランド共和国郵趣事務所(Irish Republican Philatelic Office、IRPO)”が制作したプロパガンダラベルで、英国の北アイルランド地方切手にシン・フェイン党へ...
きょう(9日)はイースター(復活祭)です。今年はウサギ年でもありますので、イースター・バニーの切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2007年3月22日に香港が発行した児童切手のうちの1ドル40セント切手です。2007年の香港の児童切手は6種セットで発行され、いずれもイースターバニーを使ったクイズが題材になっていますが、今回ご紹介の切手は、2匹のイース...
潮流社の雑誌『カレント』の2023年4月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、1973年4月8日に画家のパブロ・ピカソがなくなってから、今日(8日)でちょうど50年になることにちなんで、こんな切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1950年8月1日、中国が発行した「世界平和を守れ(保衛世界和平)」の切手のうち、東北部(満洲)で使用するための東北幣...