1905年5月27日の日本海海戦から、ちょうど120年になりました。というわけで、東郷平八郎元帥に関連して、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1944年6月15日に発行された東郷元帥の7銭切手で“内閣印刷局製造”の銘版が入った耳紙がついています。東郷7銭の切手の銘版には、このほか、“印刷局製造”、“大日本帝國政府印刷局製造”があるので、それらについても下に画像を貼ってお...
1905年5月27日の日本海海戦から、ちょうど120年になりました。というわけで、東郷平八郎元帥に関連して、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1944年6月15日に発行された東郷元帥の7銭切手で“内閣印刷局製造”の銘版が入った耳紙がついています。東郷7銭の切手の銘版には、このほか、“印刷局製造”、“大日本帝國政府印刷局製造”があるので、それらについても下に画像を貼ってお...
5月17日からカタールのドーハで開催されていた世界卓球選手権ドーハ大会(個人)は、最終日のきのう(25日)、男子ダブルス決勝戦が行われ、戸上隼輔・篠塚大登組が台湾の高承睿・林昀儒組を3-2で下して金メダルを獲得しました。卓球男子ダブルスでの金メダルは、1961年北京大会の星野展弥・木村興治組以来64年ぶりの快挙です。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、19...
きのう(24日)午前11時05分頃、福島県南相馬市のJR常磐線の鹿島―日立木駅間の踏切で、伝統行事・相馬野馬追に参加した馬が騎馬武者の格好をした人を乗せて移動して踏切の前で止まったところ、側溝に足をとられ、人を落として線路内に入り、列車と衝突し、馬はその場で死にました。馬に乗っていた人や列車の乗客、乗員にけがはありませんでした。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) ...
ドイツ軍は、22日、リトアニア東部での部隊駐留を開始しました。ドイツが外国に常駐部隊を置くのは、第二次世界大戦後で初めてとなります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1941年7月16日、ドイツ占領下のリトアニアでソ連切手にヴィリニュスの地名を加刷して発行された暫定切手です。 詳細につきましては、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧...
きょう(23日)は“世界カメの日”です。というわけで、世界のカメ切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2009年7月27日にインドが発行した「ジャヤデーヴァと『ギータ・ゴーヴィンダ』」の切手のうち、乳海攪拌(ヒンドゥーにおける天地創造神話)に際して、ヴィシュヌが巨大なカメのクールマに化身し、海に入る場面が描かれた1枚です。 詳細については、こちらをクリ...
中国の王毅共産党政治局員兼外相とパキスタンのムハンマド・イスハーク・ダール外相、アフガニスタンを実効支配するタリバン暫定政権のアミール・ハーン・外相代行は、きのう(21日)、北京で非公式の3者会合を開き、中国の一帯一路構想の一環である“中パ経済回廊(CPEC)”をアフガニスタンまで拡大させることで合意しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2023年...
ノルウェー政府は、きのう(20日)、北極圏で軍事活動を活発化させるロシアの脅威に対抗するため、同国内の北極線(北極圏の限界線)の北側に位置するボードー(ボーデとも)に北大西洋条約機構(NATO)の航空作戦センターを設置すると発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2024年2月5日、ノルウェーが発行した“2024年欧州文化首都 ボードー”の切手シート...
きょう(20日)は、いまから150年前の1875年5月20日、度量衡の国際的な統一を目的とするメートル条約が締結されたことにちなむ“世界計量記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1959年6月5日に発行された“メートル法完全実施”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員...
きのう(日本時間18日09:26。現地時間17日20:26)、ニューヨークからアイスランドに向かって出発直後のメキシコ海軍の訓練帆船”クアウテモック号”がイースト川を航行中、3本のマストがブルックリン橋に諸突。乗員277人のうち2人が死亡し、4名の重傷者を含む25人が負傷しました。というわけで、亡くなった方に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方の一日も早いご快癒をお祈りしつつ、この切手を持ってきました。(画像はク...
ブラジル農務省は、16日、リオグランデ・ド・スル州(南大河州)モンテネグロの養鶏場で鳥インフルエンザが検出されたことを公表しました。ブラジルの商業用の養鶏場から鳥インフルエンザが検出されたのは初めてのことで、ブラジル政府は、同州で生産された鶏肉の世界各国への輸出を一時停止することを決定しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2014年6月3日に...
きのう(16日)未明、台湾の桃園国際空港(臺灣桃園國際機場)で台北行きのバスが壁に衝突し、乗員・乗客32人(うち22人が外国人で、日本人4人を含む)が負傷しましたが、いずれも軽傷で、すでに退院したとのことです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1978年12月31日に台湾で発行された“桃園国際空港落成”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして...
雑誌『キュリオマガジン』2025年5月号が発行されました。僕の連載「馬の文化史」では、今回は、ドイツ・ブラウンシュヴァイクの馬を取り上げた2回目。その記事の中で取り上げた切手の中からこの1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1928年11月15日にドイツが発行した慈善切手のうち、ブラウンシュヴァイク自由州の紋章を取り上げた25ペニヒ(+25ペニヒの寄付金つき)切手です。 ...
きょう(15日)は、1972年5月15日に沖縄が本土復帰を果たしたことにちなむ“沖縄本土復帰記念日”です。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2013年11月1日に発行された平成26(2014)年用の年賀切手で、沖縄の郷土玩具“チンチン馬”が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方に...
エクアドル国防省は、12日(現地時間)、今月9日に行われたペルーとの国境付近での違法採掘取り締まり中に、コロンビア革命軍(FARC)の分派、“FARC反体制派(FARC dissidents。カルロス・パティーニョ戦線とも)が少なくとも兵士11人を殺害したことを受けて、左翼ゲリラ組織を掃討するため、ペルーと国境を接するアマゾン地域に1500人の軍部隊を投入したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで...
南アフリカ共和国(以下、前身の南アフリカ連邦時代を含めて南アと略)で差別を受けたとして、米政府から難民認定を受けたアフリカーナー(アフリカ南部に居住する白人のうち、オランダ系移民を中心に、フランスのユグノー、ドイツ系プロテスタントなどが合流して形成された民族集団)59人を乗せた米国政府のチャーター機が、きのう(12日)、米ワシントン近郊のダレス国際空港に到着しました。というわけで、今日はこの切手です...
フィリピンで、きょう(12日)、上院の半数と下院および地方議会のすべての議席のほか、知事や市長など、すべての地方自治体のポストを改選する中間選挙の投票が行われます。というわけで、きょうはこの切手です。 これは、2015年12月18日、フィリピンが発行した“選挙管理委員会75周年”の記念切手で、投票済みであることを示す指のマーキングと、投票箱が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、...
きょう(11日)は母の日です。というわけで、母と子を題材とした切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1977年10月23日にインドが発行した“第15回国際小児科学会”の記念切手で、カジュラーホー(カジュラホとも)の母子像が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、...
切手から見る世界と歴史:第二次大戦はいつ始まり、いつ終わったか
潮流社の雑誌『カレント』2025年5月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、先日の第二次欧州大戦終結80年に合わせて、こんな切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2020年5月8日、“対独戦勝75周年”のタイミングでウクライナが発行した「我々は忘れない」の切手です。切手では、第二次世界大戦の期間が、1939年9月1日(ナチス・ドイツがポーランドに侵...
フランシスコ教皇の帰天を受け、7日から行われていた新教皇選出のコンクラーベの結果、第267代の新教皇に米国出身のロバート・プレヴォスト枢機卿が選出されました。教皇名は“レオ14世”です。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、前教皇フランシスコの帰天後の4月28日に発行された“使徒座空位切手”です。使徒座空位切手は新教皇の就任までが有効期間なので、...
きょう(8日)は、1945年5月8日(旧ソ連圏などでは現地時間の9日)にナチス・ドイツが連合国に降伏したことにちなむ“ヨーロッパ戦勝記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1945年7月18日、北イタリア戦線で戦っていたブラジル遠征軍(FEB)と米第5軍の凱旋を記念してブラジルが発行した記念切手のうち、勝利のVを背景に、両軍の徽章が描かれた1...
ドイツ連邦議会(下院)は、きのう(6日)、2月の総選挙で最大勢力となったキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の首相候補、フリードリヒ・メルツCDU党首を首相に選出。CDU/CSUと社会民主党による保革大連立の政権が発足しました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年11月9日、ベルリンで使用された“CDU/CSU”のメータースタンプです。 詳細につ...
ヨルダンの世界遺産、ペトラ遺跡で、4日、大雨による洪水が発生。観光客およそ1800人が避難したほか、現在までに、ベルギーからの観光客の親子2人が遺体で発見されています。というわけで、亡くなられた方々に哀悼の意を表しつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1933年2月1日、トランスヨルダンが14種セットで発行した景勝地切手のうち、ペトラ遺跡のエル・カズネ(エル...
きょう(5日)はこどもの日です。というわけで、子どもを描いた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2025年1月15日、ニュージーランドが発行した乙巳年用の年賀切手で、“ハケケ”と呼ばれるキクラゲに似たキノコを見つけて喜ぶ子供と、それを見守るヘビが描かれています。 詳細につきましては、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。...
きょう(4日)は“みどりの日”です。というわけで、森を舞台にした民話を取り上げた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年10月17日、インドが発行した“説話集『パンチャタントラ』”の切手のうち、「カラスとヘビ」を題材にした1点です。 詳細につきましては、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、...
きょう(3日)は憲法記念日です。というわけで、毎年恒例、世界の憲法関連切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1949年6月20日、アルゼンチンが発行した“憲法記念日”の記念切手で、自由の女神リベルテを中心に、左側に農業象徴としての麦の穂と工業の象徴としてのコンパス、歯車、金床が、右側に商業・通信の象徴としてのケリュケイオンと法の天秤、憲法典が描かれ...
1875年5月2日、東京市内18ヵ所と横浜市内1ヵ所の郵便局で郵便貯金の取り扱いが開始されてから、150年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1975年10月24日に発行された“郵便貯金創業100周年”の記念切手で、郵便貯金のマークが入った貯金箱と、硬貨が描かれています。なお、切手の発行日は“郵便貯金の日(郵便貯金創業の記念日)”の5月2日ではなく、郵便...
きょう(1日)は八十八夜です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1925年にモザンビーク会社領で発行された風景図案の普通切手のうち、モザンビークでの茶摘み風景を取り上げた10エスクード切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文...
1975年4月30日、ヴェトナム共和国(南ヴェトナム)の首都サイゴン(現ホーチミン)が陥落し、ヴェトナム戦争が終結してから、ちょうど半世紀となりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1976年4月1日、サイゴン陥落後の南ヴェトナムで樹立された“南ベトナム共和国臨時革命政府”が発行した“解放1周年”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、...
1912年4月15日、処女航海中に大西洋で沈没し、1500人以上が死亡した豪華客船タイタニック号の乗客が船中でに書いた書簡(封筒はなし)が、27日(現地時間)、英ヘンリー・オルドリッジ・アンド・サン社のオークションに出品され、タイタニック号で書かれた書簡の中では最高額の30万ポンド(約5700万円)で落札されました。というわけで、きょうはこの切手です。 これは、1999年3月19日、アイルランドが発行した“...
カナダ西部ヴァンクーヴァーで、現地時間の26日午後8時(日本時間27日正午)頃、市南部で開催されていた“ラプ=ラプ・フェスティバル(1521年4月27日、フィリピンのマクタン島で、地元の領主ラプ=ラプが世界一周中のスペイン艦隊と戦い、司令官のフェルディナンド・マゼランを討ち取ったことを記念する伝統行事)”の最中に車が群衆に突っ込み、地元警察によると、少なくとも9人が死亡しました。というわけで、亡くなられた方...
イラン南部、バンダレ・アッバース(バンダル・アッバースとも)のシャヒード・ラジャイ港で、きのう(26日)、大規模な爆発があり、この記事を書いている時点で5人が死亡、700人が負傷し、周辺の多数の建物に大きな被害が出ています。というわけで、亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈りしつつ、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1...
日本郵便の全国の郵便局で運転手への法定の点呼が適切に行われていなかった問題で、国土交通省は、きのう(25日)、貨物自動車運送事業法に基づいて郵便局への特別監査を始めました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2017年5月10日に発行されたグリーティング切手「スヌーピーとおくりもの」のうち、“スヌーピー郵便やさん”と題して、郵便車を運転するスヌーピーを描...
きょう(25日)は、いまから80年前の1945年4月25日、ムッソリーニのイタリア社会共和国(RSI)が崩壊したことにちなむ“(イタリアの)解放記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1945年4月の解放直後、北イタリアのサヴォーナで、レジスタンス組織の“イタリア国民解放委員会(CLN:Comitato di Liberazione Nazionale)がRSI時代の切手を接収し、“C....
デンマーク王国のフレデリック10世国王陛下が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)参加のため、きのう(23日)、来日されました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2024年5月26日、デンマークが発行したフレデリック10世即位の記念切手シートです。 詳細につきましては、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員...
きょう(23日)は、悪龍(ドラゴン)退治で知られるキリスト教の聖人、聖ゲオルギウス(セント・ジョージ)の祝日です。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1921年10月16日、自由都市ダンツィヒ(現ポーランド領グダニスク)で発行された“結核予防週間”の寄付金つき切手で、結核との戦いの象徴として、ドラゴンを打倒する聖ゲオルギウスが描かれています...
ローマ教皇フランシスコ聖下が、きのう(21日)、帰天されました。というわけで、謹んで哀悼の意を表しつつ、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2024年11月4日、ヴァティカンが発行した「2023年の教皇の外遊」の切手シートで、聖下を中央に、左側には訪問先のコンゴ民主共和国と南スーダンを思わせる母子を、右側にはモンゴルを思わせる男性が描かれています。 詳細について...
ご報告が遅くなりましたが、本のメルマガ928号が配信されました。僕の連載「沖縄切手モノ語り」は、今回はこんなモノをご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます。) これは、沖縄の本土復帰を翌年に控えた1971年7月10日、琉球郵政が発行した本土と同一規格の官製はがきです。従来のはがきよりも大型になっているため、大きさの違いが分かるように、2枚を重ねた画像も下に貼っておきます。 ...
きょう(20日)はイースター(復活祭)です。というわけで、世界のイースター切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1978年3月22日に南米のスリナムが発行したイースター切手で、イースターに際して引用されることの多い「そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。」(『ヨハネによる福音書』第3章14節)にちなんで、旗竿の先...
1775年4月19日、米国独立戦争最初の戦いとなったレキシントン・コンコードの戦いが起きてから、ちょうど250年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) 、 これは、1925年4月4日、米国が発行した“レキシントン・コンコードの戦い150年”の記念切手のうち、戦いの場面を描いたヘンリー・サンダムの絵画「自由の夜明け、レキシントン」を取り上げた2セント切手です。 詳...
1955年4月18日、インドネシアのバンドンに第三世界の首脳が集まり、“反植民地主義”を掲げたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)が開催されてから、ちょうど70年になりました。というわけで、バンドン会議関連の切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1965年5月19日、ヴェトナム民主共和国(北ヴェトナム)が発行した“アジア・アフリカ会議10周年”の記念切手です。...
インド洋の島国モルディヴは、15日、パレスチナとの“断固たる連帯”を示すため、イスラエル人の入国を禁止すると発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1983年11月29日、モルディヴが発行した“パレスチナ人民との連帯”と題する切手の1枚で、左側に難民キャプの女性が、右側にエルサレムのアクサー・モスクをバックに銃を掲げる民兵とVサインをする子供が描かれ...
ハンガリー国会は、14日、オルバーン(オルバンとも)・ヴィクトル首相率いるフィデス-KDNP連立与党によって提案された「ハンガリー基本法(憲法に相当)」改正案を賛成140票、反対21票での圧倒的多数で可決しました。今回の改正は、2011年の基本法公布以来15回目となるもので、子どもの道徳的・身体的・精神的発達の権利は、平和的な集会への参加を含め、生命権以外のあらゆる基本的権利に優先すると謳っており、その結果、18歳...
ラテンアメリカ文学界の巨匠で、ノーベル文学賞受賞者のマリオ・バルガス=リョサ氏(以下、敬称略)が、現地時間の13日、リマの自宅で亡くなりました。89歳。というわけで、謹んで哀悼の意を表しつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2011年6月8日、バルガス=リョサのノーベル文学賞受賞を記念してペルーが発行した記念切手で、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメ...
きょう(14日)は、東南アジア諸国では伝統的な暦での新年にあたります。というわけで、きょう新年を迎える国のうち、ピーマイ・ラオ(ラオス正月)に関連する切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1998年11月4日、ラオスが発行したパバーン仏の切手です。パバーン仏は、世界遺産都市、ルアンパバーンの地名の由来となった仏像で、普段はルアンパバーン王宮博物館敷地...
きょう(13日)から、大阪府大阪市此花区の夢洲で“2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます(10月13日まで)。というわけで、この切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、おととい(13日)発行された“2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)”の記念切手シートです。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本...
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)はパリで開かれている執行委員会の小委員会で10日(現地時間)、歴史的な文書類の保存を目的とする「世界の記憶」(世界記憶遺産)に、日本から申請していた「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(増上寺三大蔵)」を登録することを決めました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1964年10月12日に韓国が発行した「...
きょう(11日)から13日まで、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で、<世界切手まつり STAMP-SHOW2025>(スタンプショウ)が開催されます。今回の企画展示は、メインの「昭和100年」のほか、さきに発生し甚大な被害を及ぼした災害「大船渡大規模山林火災」と「ミャンマー大地震」を取り上げ、羽賀正雄さんの「山火事(森林火災)防止への取り組み」ならびに木戸裕介さんの「ビルマ農耕切手(抜粋)」の2作品を緊急特別展示し...
先の大戦の終結から80年を迎える中、きのう(9日)、日本軍と米比軍が激戦を繰り広げたフィリピン・バタアン半島のサマット山の霊廟で戦没者慰霊式典が開かれました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1942年5月18日、日本占領下のフィリピンで発行された“バタアン・コレヒドール陥落”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当...
カリブ海のドミニカ共和国の首都、サントドミンゴのナイトクラブ“ジェット・セット”で、8日、同国の著名なメレンゲ(ドミニカ発祥のラテン系ダンス音楽)の歌手、ルビー・ペレス氏のコンサート中に建物の屋根が崩落。この記事を書いている時点で、モンテ・クリスティ州知事のネルシー・クルス氏を含む44人の死亡とペレス氏を含む150人以上の負傷が確認されました。というわけで、亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、...
天皇皇后両陛下は、きのう(7日)、戦後80年にあたり、先の大戦の激戦地・硫黄島を初めて行幸啓され、戦没者を慰霊されました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1944年12月2日、島根県周吉郡(現・隠岐郡)から硫黄島守備隊の兵士宛に差し出された郵便物(部隊の所在地を隠すため、宛先は硫黄島を意味する“横須賀郵便局気付ウ二七”となっており、直接...
きょう(7日)は、1948年4月7日に世界保健機関(WHO)が設立されたことにちなむ“世界保健デー”です。というわけで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1951年4月8日にイスラエルのハイファからネタニヤ宛の書留便で、世界保健デーの記念標語印が押されています。世界保健デーは、本来、4月7日ですが、1951年4月7日は土曜日で、その日の日没まではユダヤ教の安息日...
インドのモディ首相は、きのう(5日)、訪問先のスリランカ・コロンボでディサーナーヤカ(ディサヤナカとも)大統領と会談し、より多くの共同軍事演習実施や両国防衛産業の連携といった防衛協力強化に関する初の覚書を交わしました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1988年7月7日、平和維持軍として内戦期のスリランカに派遣されたインド軍の野戦郵...
韓国の憲法裁判所は、きのう(4日)、国会が可決した尹錫悦大統領(以下、敬称略)の弾劾訴追を妥当との判断を下しました。これにより、尹錫悦は大統領を罷免されて即時失職。任期中の大統領の罷免は2017年の朴槿恵以来2度目のことです。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2022年5月10日、尹錫悦の大統領就任に合わせて発行された“第20代大統領就任”の記...
米国のトランプ大統領は、2日(現地時間)、貿易相手国に対し相互関税を課すと発表しました。全ての輸入品に一律10%の基本関税を課した上で、各国の関税や非関税障壁を考慮し、国・地域別に税率を上乗せするもので、国・地域別の関税率は日本が24%、欧州連合(EU)が20%、英国が10%、中国が発動済みの20%に加え、34%を上乗せするとなっていますが、南極に近いオーストラリア領の無人島、ハード島およびマクドナルド諸島に...
きょう(3日)は、かつての日本で国土緑化の記念日とされていた“(旧)愛林日”です。というわけで、森林保護に関する切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2021年3月21日にアルジェリアが発行した“山林火災防止”のキャンペーン切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の...
フィリピン軍トップのロメオ・ブラウナー参謀総長(大将)は、きのう(1日)、中国軍の艦艇25隻が台湾の四方をぐるりと取り囲む軍事演習を開始したことを受けて、軍に対して台湾侵攻が起きた場合の行動計画の開始を指示し、「台湾に何かあれば、必然的にわれわれは関与することになる」と述べ、中国がフィリピンの軍やその他の機関に浸透しようとしていると非難しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリック...
雑誌『キュリオマガジン』2025年4月号が発行されました。今月号から、2024年の辰年から始まった“十二支の文化史”シリーズの第3弾として、明年(2026年)の丙午年に向けて、「馬の文化史」と題する新連載を始めることになりました。どうかよろしくお付き合いください。というわけで、きょうはその記事の中で取り上げた切手の中からこの1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1852年1月1日...
甲子園のセンバツ高校野球は、きのう(30日)、決勝戦が行われ、横浜(神奈川)が智弁和歌山(和歌山)を11-4で破り、19年ぶり4度目の優勝を果たしました。というわけで、“横浜”関連のマテリアルの中から、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1873年8月22日、明治初期に横浜に置かれていた米国の郵便局から米ワシントン宛に差し出された郵便物で、1870年5月6日に発行され...
28日に発生したミャンマー大地震を受け、軍事政権トップのミンアウンフライン国軍総司令官は、まず、東南アジア諸国連合(ASEAN)とインドから支援の受け入れを始めると発表しました。これを受けて、インドが人道救援活動として“ブラフマー作戦”を開始し、29日までに、非常食や発電機、テント、毛布などの物資を積んだ3機の空軍C-130機がヤンゴンに到着しました。また、中国からは、生命探知機や緊急地震速報システムなどの物資...
きのう(28日)午後3時過ぎ、ミャンマー中部マンダレーの近郊でマグニチュード7.7の強い地震があり、5都市・町で建物が倒壊。ヤンゴンとマンダレーを結ぶ高速道路や鉄道の橋が崩壊し、この記事を書いている時点で、少なくとも144人の死亡と732人の負傷が確認されており、軍事政権は複数の地域で非常事態を宣言しました。また、タイの首都バンコクでは建設中のビルが倒壊し、少なくとも9人が死亡し、117人が行方不明者となって...
モルドヴァの治安当局は、25日夜、ガガウズ自治区のエフゲニア・アレクサンドロヴナ・グシュル首長を首都キシナウの空港で拘束しました。グシュル首長は親露派で、ロシアは首長の拘束を弾圧だと主張しており、首長も釈放に向けてロシアに協力を求める方針だそうです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2017年6月21日、モルドヴァが発行した“(国内少数民族としての)...
ノルウェー科学文学アカデミーは、きのう(26日)、“数学のノーベル賞”とも呼ばれるアーベル賞を、代数解析学および表現論、特にD-加群理論の発展と結晶基底の発見への根本的な貢献に対して、京都大数理解析研究所の柏原正樹特任教授に授与すると発表しました。同賞を日本人が受賞するのは今回が初めてです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1929年4月6日、アーベル...
マレーシアのアンワル首相は、きのう(25日)、今月23日にマレーシア空港公社のコンピュータシステムに対する深刻なサイバー攻撃があり、ハッカーが1000万ドル(約15億円)を要求したものの、マレーシア政府は「犯罪者や反逆者の要求に屈服すればこの国が安全になれない」として、これを拒否したことを明らかにしました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これ...
きのう(24日)午後2時ごろ、気象庁は東京のソメイヨシノの開花を発表しました。昨年より5日早く、平年並みの開花です。というわけで、桜に関する切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2016年7月29日に発行された浮世絵シリーズ第5集「諸国名所と江戸美人」のうち、喜多川雪麿の「娘道成寺」を取り上げた1枚です。浮世絵は、歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」のうち、...
今月19日から汚職容疑とテロ関連容疑で身柄を拘束されていたイスタンブル(イスタンブールとも)のエクレム・イマモール市長が、きのう(23日)付で正式に逮捕されました。これを受けて、内務省は市長としての職務停止処分を発表しましたが、19日以降、抗議デモが連日開かれており、混乱が拡大する可能性があります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2023年9月8日に...
1775年3月23日、パトリック・ヘンリーが、北米ヴァージニア植民地は英国の支配に異議を唱えるニューイングランド地方の抵抗運動に参加すべきことを訴えて、いわゆる「自由を与えよ、然らずんば死を(Give me liberty or give me death)!」演説を行ってから、ちょうど250年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1961年1月11日、「米国の信条」シリーズの...
国軍と準軍事組織“即応支援部隊(RSF)”の内戦が続いているスーダンで、きのう(21日)、国軍が首都ハルトゥームでRSFが最後まで保持していた共和国宮殿を奪還しました。というわけで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1908年2月27日、ハルトゥームから英国のフリントン・オ・シー宛の絵葉書で、絵面にはハルトゥームの総督宮殿(当時)が取り上げられています...
米国のトランプ大統領は、きのう(20日)、2024年の大統領選挙で掲げた公約通り、教育省の閉鎖に向けて、業務を大幅に縮小する大統領令に署名しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2000年5月2日、米国で発行された20世紀シリーズ第10集(1990年代)のうち、「改善される教育」と題した1枚です。切手裏面には「全米各地で、教育の質を改善させることは、教師、...
きょう(20日)は春分の日。日本ではお墓参りの日ですが、イランを中心にその文化的影響が及んでいる国や地域では、新年のお祭り・ノウルーズの日です。というわけで、こんなモノを持ってきてみました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年2月17日にイランが発行したノウルーズの用の切手(わが国の年賀切手に近い感覚でしょう)シートで、ノウルーズが祝われる国々の地図と、サブゼ(再生や喜び、自...
バルト3国のエストニアのミッハル首相は、きのう(18日)、「ロシアによるエストニアやNATO加盟国への侵略を不可能にすることが目的だ。戦争を防ぎたい」として、「来年(2026年)から防衛費をGDP比5%に引き上げる」と表明しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年1月26日、エストニアが発行した“エストニア防衛連盟100周年”の記念切手です。 詳細につい...
ルワンダ外務省は、きのう(17日)、隣国コンゴ(旧ザイール)での紛争を巡り、「(ベルギーが)ルワンダや周辺地域を不安定化させようとしている」と非難し、旧宗主国ベルギーとの外交関係を断絶したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1924年12月1日、現在のルワンダとブルンディの前身にあたるベルギー領ルアンダ・ウルンディで、隣接するベルギー領...
所得税の確定申告は今日(17日)までですが、皆さんは無事に済まされましたか?手回し良く2月中に済ませたという方も多いのでしょうが、僕は今年もまた〆切ギリギリの申告となりました。というわけで、毎年恒例“TAX”ネタの1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、第二次大戦末期の1945年3月24日、フランス・サン=ナゼールのピリアック=シュル=メールから差し出された書留市内便で、1943年10月23...
昨年11月のノヴィ・サド駅の崩落事故で15人が死亡して以来、政府への抗議行動が拡大していたセルビアの首都、ベオグラードで、きのう(15日)、当局発表で10万7000人が参加した大規模な反政府デモが行われました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2024年5月7日、セルビアが中国との友好関係をアピールするために発行した「遠方からの友」の切手のうち、セルビア(と...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2025年3月号が発行されました。僕の連載「切手歳時記」は、今回は3月15日が七十二候の“菜虫化蝶(なむしちょうとなる)”ということで、この1枚を選んでみました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1980年10月1日に発行された普通切手のうち、“菜の花とモンシロチョウ”の40円切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該...
フィリピン政府は、きのう(13日)、中国との南シナ海の領有権争い念頭に、フィリピンの領海や排他的経済水域などを明確に規定した海図を発行する方針を明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2022年4月25日、フィリピン隆起(ベンハム隆起。フィリピンの排他的経済水域内に位置し、天然資源を豊富に埋蔵しているとみられる海底の陸塊)における大陸棚延...
ウクライナ軍が越境攻撃を続けてきたロシア西部クルスク州をめぐり、きのう(12日)、ロシア軍が要衝スジャの中心部を奪還したと報じられました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2025年1月22日、ウクライナが発行した民族衣装シリーズの切手のうち、“歴史的にウクライナ人が居住していた地域の民族衣装”として、クルスクのウクライナ人の民族衣装を取り上げた1枚で...
フィリピン大統領府は、きのう(11日)、大統領在任中の“麻薬戦争”で密売人の超法規的な殺害を命じた行為が“人道に対する罪”に当たるとして国際刑事裁判所(ICC)が発した逮捕状に基づき、ロドリゴ・ロア・ドゥテルテ前大統領を逮捕したと発表しました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2016年8月1日、フィリピンが発行した“ドゥテルテ大統領就任記念...
デンマークの自治領グリーンランドで、きょう(11日)、立法府(一院制。31議席。任期4年)の総選挙が行われます。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2009年6月21日、グリーンランドの自治権拡大を記念して発行された“グリーンランドの自治”の切手で、グリーンランド出身の美術家、アカ・ヘーフの風景画が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックし...
潮流社の雑誌『カレント』2025年3月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、3月10日の東京大空襲80年に合わせて、米軍による日本本土への空襲の結果生まれた切手として、この1枚をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1945年4月の空襲で印刷局瀧野川工場が被災したため、民間の印刷工場で製造された“楯と桜”の3銭切手です。 詳細については、こちらをクリ...
英国に拠点を置くシリア人権監視団によると、今月6日、地中海沿岸のアラウィー派が多数派を占めるラタキア県およびタルトゥ―ス県で、暫定政権と、旧アサド政権支持のアラウィー派武装勢力の衝突が発生。8日には暫定政権の治安部隊が大規模展開し、英国に拠点を置くシリア人権監視団によると、アラウィ派の市民745人が殺害されたとのことです。というわけで、亡くなられた方々への哀悼の意を表しつつ、今日はこの切手です。 ...
デンマークの政府系郵便会社“ポストノルド・デンマーク”は、6日、郵便取扱量の激減を受け、デンマーク国内での郵便物の配達を今年12月30日に終了し、国内にある1500の郵便ポストも6月から順次撤去することを発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) 1851年4月1日に発行されたデンマーク最初の切手で、四隅には郵便馬車などの出発・到着を知らせるために使用されてい...
アフリカ南部の内陸国、レソトのレジョネ・ムポチョワネ外相は、5日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領が前日の上下院合同演説で海外支援などに浪費される予算を削減した内容に言及し、レソトについて“誰も聞いたことのないアフリカの国”と述べたことについて、「非常に侮辱的」と反発し、正式に抗議の書簡を送る意向を示しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) こ...
イタリア・ルネサンスの巨匠、ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(以下、ミケランジェロ)が1475年3月6日に生まれてから、ちょうど550年になりました。というわけで、ミケランジェロの作品を取り上げた切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1994年4月8日、ヴァチカンが発行した“システィーナ礼拝堂修復”の記念切手のうち、ミケランジェロが手掛け...
きょう(5日)は、冬眠していた生き物たちが徐々に目を覚ます時季とされる“啓蟄”です。というわけで、啓蟄に目覚める(=それまで冬眠している)動物を描いた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2016年11月14日、英国が発行した“冬眠する動物”の印字切手(Post & Go Stamp)うち、ヨーロッパヤマカガシを取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリック...
オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は、きのう(3日)、今年1月に辞任したナワフ・サラーム所長の後任に岩沢雄司裁判官が選出されたと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1951年3月19日に発行されたICJの公用切手で、ICJの入っているハーグの平和宮が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧く...
イスラエル国防省は、1日、「シリアのイスラム過激派のテロ政権がドルーズ派の人々を傷つけるなら、我々によって傷つけられるだろう」と警告し、国内のドルーズ派の人々に対して「シリアのドルーズ派の同胞に危害を及ばないようにあらゆる手段を講じる」との声明を発表し、国防軍がシリアのドルーズ派の居住地を防衛する準備に入るよう指示を受けたことを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリック...
トルコの反政府武装組織で、テロ活動も行ってきたクルド労働者党(PKK)が、きのう(1日)付の停戦を宣言しました。ただし、PKKは武装解除や組織解散などには踏み込んでおらず、彼らの“武力闘争”が本当に終結するかどうかは不透明です。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1907年、ロンドンのラファエル・タック&サン社が制作した「ロシアの生活」シリー...
きょう・あす(1・2日)の2日間、東京・目白の切手の博物館で第16回テーマティク研究会(旧テーマティク出品者の会。JTPC:Japan Thematic Philatelists Club)の切手展が開催されます。(冒頭の画像は展覧会のポスター。以下、画像はクリックで拡大されます) 今回は、4月13日からの関西万博開催にちなんで犬飼英明さんの作品「日本万博開催史」をメインの展示としており、犬飼さんの御尽力で、会場では初...
作日(27日)17:30頃、無事、ウルグアイからサンパウロ、ドバイを経由して帰国いたしました。今回の渡航中、現地では日本人の方にお会いすることはなかったのですが、世界切手展<URUGUAY 2025>への日本からのご出品者をはじめ、多くの方々にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、いろいろと実りの多い滞在となりました。その成果につきましては、追々、皆様にもご報告して参りますが、まずは、現地滞在中...
明日(28日)は、チベット暦2152年の新年に相当するロサルの日です。というわけで、チベットの年越しにちなんで、きょうはチベットの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1933年にチベットが発行した1タムカ切手です。ちなみに、伝統的なチベットのお正月では、窓に赤い紙を貼ったり、新年用の蒸しパンには赤い飾りをつけるのだそうです。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト...
早いもので、今月16日(以下、日付などは現地時間)以来のウルグアイ滞在も最終日となり、25日午後1時の飛行機でウルグアイを出国するため、現在、モンテビデオの空港でこの記事を書いています。というわけで、無事に帰国できるよう祈りつつ、こんなモノを持ってきました。 これは、1878年に発行されたウルグアイ最初の官製葉書で、左上にはケリュケイオン(蛇杖)を手にした船上のヘルメス/マーキュリーが描かれ...
ご報告が遅くなりましたが、本のメルマガ922号が配信されました。僕の連載「沖縄切手モノ語り」は、今回はこの切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます。) これは、1971年1月22日、米施政権下の沖縄で発行された偉人シリーズの宜湾長保の切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一...
きのう(23日)、ドイツ連邦議会選挙の投開票が行われ、公共放送ARDの出口調査によると、メルケル前首相が所属した最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党となる見通しで、同党は勝利宣言を発しました。また、移民規制の強化を訴える“ドイツのための選択肢(AfD)”も議席を伸ばして第2党に躍進する見通しで、政権交代が確実な情勢となっています。というわけで、ドイツの国会議事堂を描く切手の中から、...
ニュージーランド国防省は、きのう(22日)、タスマン海(オーストラリア南東部・タスマニア島・ニュージーランドに挟まれた太平洋南部の約230万平方キロ)の国際水域で、中国海軍の艦艇3隻が演習を行い、中国巡洋艦からは実弾も発射されたことを明らかにしました。中国艦は21日にも豪東部沖で演習を実施しており、民間航空機は危険を避けるため、2日連続で迂回飛行を余儀なくされています。というわけで、今日はこの切手です...
2月17日からウルグアイのプンタ・デル・エスタで開催中の世界切手展<URUGUAY 2025>は、すべての作品の審査が終了し、下記の通り、受賞結果が発表されました。受賞者の皆様、おめでとうございます。 以下、そのリストを掲載します。出品者名は日本語表記(敬称略)、作品名は英文でリスト記載のとおり、カッコ内は点数です。 ・槇原晃二 URUGUAY 1856-1884 V(81) ・山崎文雄 HAWAII 96(LG) ・福田真...
西アフリカのギニアビサウの治安当局は、19日、クーデターを成功させるために生贄を伴う”秘教的儀式”に参加していたとして、野党ギニア・カボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)のフラビオ・バチカ・フェレイラ議員を今月16日に逮捕していたことを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、ギニアビサウの独立以前、ポルトガル領ギニア時代の1968年に発行が計画...
エジプト観光・考古省は、18日、同国南部のルクソールで古代エジプト第18王朝(紀元前1550-同1295年ごろ)のファラオ(王)、トトメス2世の王墓を発掘したと発表した。古代エジプトの王墓が見つかったのは、1922年に英考古学者ハワード・カーターがツタンカーメン王の墓を発掘して以来、約100年ぶりのことです。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2021年4...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2025年2月号が発行されました。僕の連載「切手歳時記」は、今回は時季ネタということで、この1枚を選んでみました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2010年10月8日発行された国際文通週間の切手のうち、上村松園の「牡丹雪」を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会...
ウルグアイ独立宣言200年記念の世界切手展<URUGUAY 2025>が、現地時間の17日、プンタ・デル・エステのアチュガリー現代美術館(MACA)で始まりました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、今回の切手展の事前プロモーションとして、昨年(2024年)、ウルグアイが発行した官製絵葉書で、今回の切手展の会場となっているMACAの全景が取り上げられています...
私事ながら、2月17日から22日(現地時間)まで、ウルグアイのプンタ・デル・エステで開催される世界切手展<URUGUAY 2025>にコミッショナー兼審査員として参加するため、日本時間の14日夜、成田から出国しておりましたが、無事、現地時間の16日13:00頃にウルグアイに入国し、同20:00頃までに、必要な展示の作業も済ませることができました。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)...
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1905年5月27日の日本海海戦から、ちょうど120年になりました。というわけで、東郷平八郎元帥に関連して、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1944年6月15日に発行された東郷元帥の7銭切手で“内閣印刷局製造”の銘版が入った耳紙がついています。東郷7銭の切手の銘版には、このほか、“印刷局製造”、“大日本帝國政府印刷局製造”があるので、それらについても下に画像を貼ってお...
5月17日からカタールのドーハで開催されていた世界卓球選手権ドーハ大会(個人)は、最終日のきのう(25日)、男子ダブルス決勝戦が行われ、戸上隼輔・篠塚大登組が台湾の高承睿・林昀儒組を3-2で下して金メダルを獲得しました。卓球男子ダブルスでの金メダルは、1961年北京大会の星野展弥・木村興治組以来64年ぶりの快挙です。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、19...
きのう(24日)午前11時05分頃、福島県南相馬市のJR常磐線の鹿島―日立木駅間の踏切で、伝統行事・相馬野馬追に参加した馬が騎馬武者の格好をした人を乗せて移動して踏切の前で止まったところ、側溝に足をとられ、人を落として線路内に入り、列車と衝突し、馬はその場で死にました。馬に乗っていた人や列車の乗客、乗員にけがはありませんでした。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) ...
ドイツ軍は、22日、リトアニア東部での部隊駐留を開始しました。ドイツが外国に常駐部隊を置くのは、第二次世界大戦後で初めてとなります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1941年7月16日、ドイツ占領下のリトアニアでソ連切手にヴィリニュスの地名を加刷して発行された暫定切手です。 詳細につきましては、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧...
きょう(23日)は“世界カメの日”です。というわけで、世界のカメ切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2009年7月27日にインドが発行した「ジャヤデーヴァと『ギータ・ゴーヴィンダ』」の切手のうち、乳海攪拌(ヒンドゥーにおける天地創造神話)に際して、ヴィシュヌが巨大なカメのクールマに化身し、海に入る場面が描かれた1枚です。 詳細については、こちらをクリ...
中国の王毅共産党政治局員兼外相とパキスタンのムハンマド・イスハーク・ダール外相、アフガニスタンを実効支配するタリバン暫定政権のアミール・ハーン・外相代行は、きのう(21日)、北京で非公式の3者会合を開き、中国の一帯一路構想の一環である“中パ経済回廊(CPEC)”をアフガニスタンまで拡大させることで合意しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2023年...
ノルウェー政府は、きのう(20日)、北極圏で軍事活動を活発化させるロシアの脅威に対抗するため、同国内の北極線(北極圏の限界線)の北側に位置するボードー(ボーデとも)に北大西洋条約機構(NATO)の航空作戦センターを設置すると発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2024年2月5日、ノルウェーが発行した“2024年欧州文化首都 ボードー”の切手シート...
きょう(20日)は、いまから150年前の1875年5月20日、度量衡の国際的な統一を目的とするメートル条約が締結されたことにちなむ“世界計量記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1959年6月5日に発行された“メートル法完全実施”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員...
きのう(日本時間18日09:26。現地時間17日20:26)、ニューヨークからアイスランドに向かって出発直後のメキシコ海軍の訓練帆船”クアウテモック号”がイースト川を航行中、3本のマストがブルックリン橋に諸突。乗員277人のうち2人が死亡し、4名の重傷者を含む25人が負傷しました。というわけで、亡くなった方に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方の一日も早いご快癒をお祈りしつつ、この切手を持ってきました。(画像はク...
ブラジル農務省は、16日、リオグランデ・ド・スル州(南大河州)モンテネグロの養鶏場で鳥インフルエンザが検出されたことを公表しました。ブラジルの商業用の養鶏場から鳥インフルエンザが検出されたのは初めてのことで、ブラジル政府は、同州で生産された鶏肉の世界各国への輸出を一時停止することを決定しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2014年6月3日に...
きのう(16日)未明、台湾の桃園国際空港(臺灣桃園國際機場)で台北行きのバスが壁に衝突し、乗員・乗客32人(うち22人が外国人で、日本人4人を含む)が負傷しましたが、いずれも軽傷で、すでに退院したとのことです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1978年12月31日に台湾で発行された“桃園国際空港落成”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして...
雑誌『キュリオマガジン』2025年5月号が発行されました。僕の連載「馬の文化史」では、今回は、ドイツ・ブラウンシュヴァイクの馬を取り上げた2回目。その記事の中で取り上げた切手の中からこの1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1928年11月15日にドイツが発行した慈善切手のうち、ブラウンシュヴァイク自由州の紋章を取り上げた25ペニヒ(+25ペニヒの寄付金つき)切手です。 ...
きょう(15日)は、1972年5月15日に沖縄が本土復帰を果たしたことにちなむ“沖縄本土復帰記念日”です。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2013年11月1日に発行された平成26(2014)年用の年賀切手で、沖縄の郷土玩具“チンチン馬”が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方に...
エクアドル国防省は、12日(現地時間)、今月9日に行われたペルーとの国境付近での違法採掘取り締まり中に、コロンビア革命軍(FARC)の分派、“FARC反体制派(FARC dissidents。カルロス・パティーニョ戦線とも)が少なくとも兵士11人を殺害したことを受けて、左翼ゲリラ組織を掃討するため、ペルーと国境を接するアマゾン地域に1500人の軍部隊を投入したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで...
南アフリカ共和国(以下、前身の南アフリカ連邦時代を含めて南アと略)で差別を受けたとして、米政府から難民認定を受けたアフリカーナー(アフリカ南部に居住する白人のうち、オランダ系移民を中心に、フランスのユグノー、ドイツ系プロテスタントなどが合流して形成された民族集団)59人を乗せた米国政府のチャーター機が、きのう(12日)、米ワシントン近郊のダレス国際空港に到着しました。というわけで、今日はこの切手です...
フィリピンで、きょう(12日)、上院の半数と下院および地方議会のすべての議席のほか、知事や市長など、すべての地方自治体のポストを改選する中間選挙の投票が行われます。というわけで、きょうはこの切手です。 これは、2015年12月18日、フィリピンが発行した“選挙管理委員会75周年”の記念切手で、投票済みであることを示す指のマーキングと、投票箱が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、...
きょう(11日)は母の日です。というわけで、母と子を題材とした切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1977年10月23日にインドが発行した“第15回国際小児科学会”の記念切手で、カジュラーホー(カジュラホとも)の母子像が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、...
潮流社の雑誌『カレント』2025年5月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、先日の第二次欧州大戦終結80年に合わせて、こんな切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2020年5月8日、“対独戦勝75周年”のタイミングでウクライナが発行した「我々は忘れない」の切手です。切手では、第二次世界大戦の期間が、1939年9月1日(ナチス・ドイツがポーランドに侵...
フランシスコ教皇の帰天を受け、7日から行われていた新教皇選出のコンクラーベの結果、第267代の新教皇に米国出身のロバート・プレヴォスト枢機卿が選出されました。教皇名は“レオ14世”です。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、前教皇フランシスコの帰天後の4月28日に発行された“使徒座空位切手”です。使徒座空位切手は新教皇の就任までが有効期間なので、...
きょう(8日)は、1945年5月8日(旧ソ連圏などでは現地時間の9日)にナチス・ドイツが連合国に降伏したことにちなむ“ヨーロッパ戦勝記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1945年7月18日、北イタリア戦線で戦っていたブラジル遠征軍(FEB)と米第5軍の凱旋を記念してブラジルが発行した記念切手のうち、勝利のVを背景に、両軍の徽章が描かれた1...
今月24日にパプアニューギニア中部エンガ州で大規模な地滑りが発生。現地当局は、きのう(27日)、最新の被害状況として「2000人以上が生き埋めとなった」と明らかにしました。というわけで、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、可能な限りの生存者の救出と被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りしつつ、この切手をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1932年にオーストラリア...
バルト3国のリトアニアで、きのう(26日)、大統領選の決選投票が行われ、無所属で元エコノミストの現職ナウセーダ大統領が開票率約98%の時点で74.43%を得票し、対立候補のイングリダ・シモニテ首相に圧勝しました。ロシアの飛び地・カリーニングラードや親露国ベラルーシと国境を接するリトアニアは、2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻以降、一貫してウクライナ支援の立場を取っており、両候補とも対露強硬姿勢では一致...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第58巻第2号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1982年10月3日に発行された国際文通週間の切手のうち、サンカローク窯の魚文皿を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サ...
米国のバイデン大統領は、23日(現地時間)、国賓として訪米中のケニアのルト大統領と会談後、ケニアを日本や韓国、イスラエルなどと同様の“北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国”に指定する方針を表明しました。アフリカ大陸ではエジプトが同様の扱いになっていますが、サハラ以南では初めてです。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2008年10月17日...
20世紀を代表するジャズの作曲家、ピアニスト、オーケストラ・リーダーのデューク・エリントンが1974年5月24日に亡くなってから、ちょうど50年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1986年4月29日、米国が発行したデューク・エリントンの切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会...
きょう(23日)は“世界カメの日”です。というわけで、世界のカメ切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2010年12月28日にウクライナが発行した“スヴィヤティ・ホリ自然公園”の切手シートのうち、ヨーロッパヌマガメを描く切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記...
リンゴやナシ、モモなど幅広い果物に被害をもたらす果樹カメムシ類が大量発生し、きのう(21日)までに注意報を発令した自治体が例年を大きく上回る25府県に達したことが農林水産省の調べで明らかになりました。というわけで、カメムシの切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1986年7月30日に発行された昆虫シリーズ第1集のうち、“アカスジキンカメムシ”の切手(みほん字入り)...
アフガニスタン中部バーミヤーン(バーミヤン)で、今月17日、武装集団による銃撃でスペイン人観光客3人とアフガン人1人が死亡した事件で、過激派組織“イスラム国ホラーサーン州(ISK)”が犯行声明を出しました。というわけで、亡くなった方に哀悼の意を表しつつ、この切手をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、2003年10月10日にアフガニスタンが発行した“アフガニスタンの遺産”の切手のう...
イラン北西部の東アゼルバイジャン州で、きのう(19日)、エブラーヒーム・ライースィー(ライシとも)大統領の搭乗機を含む複数のヘリコプターのうち1機が不時着しました。救助隊が現場に急行しているものの、悪天候のために捜索が難航しており、この記事を書いている時点では、大統領の安否など詳細は不明です。というわけで、こんな切手を持ってきました。 これは、1958年4月24日にイランが発行した“テヘラン...
ウクライナで、きのう(18日)、改正動員法が発効しました。同法の施行に先立ち、ウクライナ国防省のラズトキン報道官は「18日以降、一部の人々が前線で戦い、残る人々が平穏に暮らしてきた過去は終わる。国全体で動員が必要だ」と述べており、今後、ウクライナ軍は巻き返しを図って大規模な動員に踏み切ることになります。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2022年12月...
アフリカの内陸国チャドで今月6日に行われた大統領選で、同国の憲法評議会は、16日、2021年に発足した軍事政権で暫定大統領を務めていたマハマト・デビが6割強の得票で勝利したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1930年、仏領時代のチャドで発行された1フランの不足料切手で、チャドの国名の由来となったチャド湖(“チャド”じたいが現地語で”湖”の意...
雑誌『キュリオマガジン』2024年5月号が発行されました。僕の連載「蛇の文化史」は、今回は、上エジプト(ナイル川上流)を象徴する“ネクベト(白いハゲワシ)”と、下エジプト(ナイル・デルタ地帯)を象徴する“ウラエウス(鎌首を持ち上げたアスプコブラ、蛇型記章)”の組み合わせについて話題にしましたが、その記事の中で取り上げた切手の中からこの1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これ...
南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで、13日から15日にかけて、地方選挙権拡大のための憲法改正に反対する勢力の暴動が発生し、警察や治安部隊との衝突で3人が死亡、警察官を含む数百人が負傷し、130人以上が逮捕されました。14日夜以降は夜間外出禁止令が出され、政庁所在地ヌメアでは、全ての集会を禁止。ニューカレドニア全域で公の場所での飲酒が禁止され、国際空港も少なくとも16日まで閉鎖されることになって...
きょう(15日)は、1972年5月15日に沖縄が本土復帰を果たしたことにちなむ“沖縄本土復帰記念日”です。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1950年1月21日、米施政権下の沖縄で発行された3円切手で、首里城・大龍柱の雌龍の頭部が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には...
4月19日から6月まで実施されているインド総選挙は、きのう(13日)、北部ジャンムー(ジャムとも)・カシミール州の中心都市シュリーナガル(スリナガルとも)で、投票が行われました。同州での国政選挙は、2019年に同州が自治権を剥奪され、連邦直轄地となって以来初のことです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2023年2月12日、インドが発行した“インド各地の婚...
アフガニスタンを実効支配するタリバン政権当局は、きのう(12日)、今月10日からの豪雨により北部のバグラーン(バグラン)州を中心に複数の村が洪水に見舞われ、315人が死亡し、1600人余が負傷したと発表しました。現地で支援活動にあたっている国連世界食糧計画(WFP)は被害がさらに拡大する恐れがあると警告しています。というわけで、亡くなった方に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方のご快癒と被災地の復旧・復興をお...
きょう(12日)は“母の日”です。というわけで、母と子を題材とした切手の中からこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1920年2月14日、“白山(チェコ語名ビーラー・ホラ)の戦い”でのバイエルンの勝利300年を記念して、ドイツ・バイエルン自由州で発行された1マルク切手で、ミュンヘン中心部のマリエン広場にあるマリア像(聖母子像)が描かれています。 詳細については、こちらをクリックして...
シュル・レアリスムの巨匠、サルバドール・ダリが1904年5月11日に誕生してから、ちょうど120年になりました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2004年5月11日、スペインが発行したダリ生誕100周年の記念切手で、1921年に制作された 「ラファエロ風の首をした自画像」が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト...
南太平洋の島国、ヴァヌアツの国営ヴァヌアツ航空(エア・ヴァヌアツ)が、きのう(9日)、経営難を理由に少なくとも12日まで国際線の運航を停止すると発表しました。すでに、ヴァヌアツ政府は同社の破綻処理の検討に入っています。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1997年4月2日、ヴァヌアツが発行した“ヴァヌアツ航空10周年”の記念切手のうち、首都ポートヴィラの...
ウクライナのゼレンスキー大統領は、7日、6月15-16日にスイス・ビュルゲンシュトックで開催が予定されている“平和サミット”について、カーボベルデ(カーボヴェルデ)がアフリカ諸国で初めて出席に同意したことを明らかにしました。というわけで、カーボベルデ切手の中から、この1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1982年に国連事務総長クルト・ヴァルトハイム(ワルトハイム)の提...