1994年4月27日、 南アフリカ共和国(以下、南ア)で初めてとなる全人種参加の総選挙が行われ、ネルソン・マンデラ率いるアフリカ民族会議が第一党となり、マンデラが次期大統領に選出されてからちょうど30年になりました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1994年5月10日、南アが発行した“マンデラ大統領就任”の記念切手のうち、同年4月27日の総選挙に合わせて制...
国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)は、きのう(29日)、12月末で任期が切れる中国出身の趙厚麟・事務総局長の後任として、米国出身のドリーン・ボグダンマーティン氏を選出しました。任期は来年1月1日からの4年間で、ITUのトップに女性は就任するのは1865年の創設以来初のことです。というわけで、今日はこの切手です、(画像はクリックで拡大されます) これは、1954年10月13日に発行さ...
イランはきのう(28日)、イラク北部のクルド人自治区のクルド人武装勢力がイラン国内の騒乱を扇動しているとして、同自治区内のスレイマニヤ郊外などをミサイルと無人機で攻撃。自治政府側によると、9人が死亡、32人が負傷しました。というわけで、犠牲者の方のご冥福と負傷者の方の一日も早い御快癒をお祈りしつつ、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、イラクのクルド人自治区が2018...
ロシア連邦保安局は、26日、違法な情報活動をしていたとして在ウラジオストク日本総領事館の領事をスパイ活動の疑いで拘束し、“ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)”に指定し、国外退去を通告したと発表しました。というわけで、在ウラジオストクの日本人社会に関するマテリアルとして、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1911年2月5日(ロシア側の消印のユリウ...
7月8日、兇弾に斃れた安倍晋三元首相の国葬儀(内閣府設置法に基づく国の儀式)が、きょう(27日)、東京・九段の日本武道館で行われます。というわけで、元総理のご冥福をお祈りしつつ、きょうはこの切手をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、2019年8月20日に発行された現行の弔事用切手です。第2次安倍政権の時代には、2014年、2017年、2019年の3回、弔事用切手が発行されていますが、...
プロ野球のセントラル・リーグは、東京ヤクルトスワローズが昨年に続き、2年連続で優勝しました。というわけで、燕を描いた切手の中からこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2011年6月11日にウクライナが発行した“ウクライナの農家”の切手シートのうち、軒下に巣をつくった燕が描かれています。ちなみに、シートの全体像はこんな感じです。 詳細については、こちらをクリックし...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、『キュリオマガジン』2022年9月号が発行されました。僕の連載「沖縄切手物語」は、今回は“(沖縄の)切手趣味週間”の3回目。その中からこの1枚をご紹介します。 これは、1968年4月18日に発行された切手趣味週間の切手で、田名宗經作の雲竜彫印籠が取り上げられています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。なお、内藤総研...
ウクライナ東部ドンバス地方と南部ヘルソン、ザポリージャ(ザポロジエとも)両州の親露派武装勢力支配地域で、きのう(23日)、”ロシアへの編入”の賛否を問う住民投票が始まりました。これらの地域は、ロシアによる完全な統制下にあり、賛成票が多数を占めるのは確実です。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2020年1月22日にウクライナが発行した“(第2...
きょう(23日)は秋分の日。秋のお中日でお墓参りの日ですが、祝日法では“祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ”日とされています。というわけで、お墓関連の切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2002年11月15日にウクライナが発行した”タラス・シェフチェンコの絵画”の切手のうち、「アスコルドの墓」を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリック...
デンマーク王室は、きのう(21日)、マルグレーテ2世女王陛下が、英国のエリザベス2世の国葬に参列後、新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表しました。症状は軽微とのことですが、女王陛下は82歳のご高齢ですのでちょっと心配です。というわけで、女王陛下の御快癒をお祈りしつつ、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1973年4月16日、デンマーク領のグリーンラン...
きょう(21日)から秋の全国交通安全運動が始まります。というわけで、交通安全関連の切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2012年8月28日に、ジンバブエが発行した”交通安全キャンペーン”の切手のうち、飲酒・スピード運転の危険性を訴えた1枚です。荷台に乗せた男たちと一緒に運転手も酒を飲みながら運転していると思しきトラック(男たちの背後、運転席から伸びた手に酒瓶が...
カザフスタンできのう(19日)、2019年にヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領にちなんで”ヌルスルタン”と改称された首都の名称を、旧称のアスタナに変更する大統領令(17日署名)が公示され、即日発効しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年6月25日にカザフスタンが発行した“首都アスタナ20年”の記念切手で、アスタナの大統領宮殿が描かれています。 詳細...
英国の君主を歴代最長の70年にわたって務め、今月8日に崩御されたエリザベス2世の国葬が、きょう(19日)、ロンドンのウェストミンスター寺院で営まれます。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、今年(2022年)2月4日、英国が発行した女王在位70年(プラチナ・ジュビリー)の記念切手帖(の表紙)で、出発前の飛行機に乗り込む際に手を振る女王の写真が...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2022年9月号が発行されました。今回の僕の連載「切手歳時記」は、あす・19日に没後120周年を迎える正岡子規の忌日、”糸瓜忌”にちなんで、この切手を取り上げています。(画像はクリックで拡大されます) これは、1951年9月19日、子規の50年祭(没後49周年)にあわせて発行された文化人切手の”正岡子規”です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイ...
アンゴラの初代大統領で詩人のアントニオ・アゴスティニョ・ネトが1922年9月17日に生まれてから、ちょうど100年になりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1980年9月17日にアンゴラが発行した“国民的英雄の日”の記念切手で、独立戦争時代のネトの肖像が取り上げられています。アンゴラでは、ネトの没後1年にあたる1980年、彼の誕生日である9月17日を“国民的英...
スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は、きのう(15日)、凶悪犯罪の取り締まりや移民対策、光熱費高騰対策などが争点となっていた11日の議会選(一院制、定数349)での敗北を受け、議会議長に辞表を提出。社会民主労働党を中心とした中道左派政権は崩壊し、2006-14年の穏健党政権以来、8年ぶりに保守系政権が誕生する見込みです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) ...
中露の主導する“上海協力機構”の首脳会議が、きょう・あす(15・16日)、ウズベキスタンの古都、サマルカンドで開催されます。というわけで、サマルカンドに関する切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2008年2月14日、ウズベキスタンが発行した“バーブル(ムガル帝国の創始者)生誕525年”の記念切手のうち、『バーブル・ナーマ』(バーブルの自伝)に所収の細密画...
カリブ海の英連邦加盟国アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相が、英国のエリザベス2世の崩御を受け、同国の元首としてチャールズ3世を承認したうえで、3年以内に立憲君主制を廃止して共和制に移行するかどうかを問う国民投票を実施する方針を明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1862年、現在のアンティグア・バーブーダの前身にあたる...
ご報告が遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第56巻第4号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1981年2月6日に発行された国際手工芸展覧会<CONEX 81>の記念切手のうち、伝統的な竹細工を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該...
ウクライナのゼレンスキー大統領は、きのう(11日)、ウクライナ軍が東部ハルキウ(ロシア語名:ハリコフ)州でロシア軍の補給路となっていた要衝のイジュームを奪還したと宣言しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年8月23日、ウクライナが発行した”ウクライナの美と偉大さ”シリーズのうち、イジュームにある”ポロヴェッツ(キプチャクとも)女性の石像郡”...
きのう(10日)、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で行われた王位継承評議会の会合で、英国の新国王、チャールズ3世の即位が正式に宣言されました。というわけで、チャールズ3世関連の切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1950年10月2日、ニュージーランドが発行した健康切手で、エリザベス王女(後のエリザベス2世)と彼女が前年に生んだチャールズ王子(現チャールズ3世...
きょうは旧暦8月15日の中秋節、いわゆる十五夜です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年9月14日に発行されたグリーティング切手「ぽすくま&くまモン」のうち、”秋もいっしょ”と題された62円切手で、ススキと月見団子をはさんで十五夜のお月見をするぼすくまとくまモンが描かれています。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当...
英王室は、きのう(9日)、エリザベス女王の担当の医師らが女王の健康状態を懸念したため、女王が滞在中のバルモラル城で医師の管理下に入ったと発表しました。というわけで、”God save the Queen(神よ、女王を守り給え)”との気持ちを込めて、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、ことし(2022年)2月6日、英王室属領のマン島で発行された”女王即位70年”の記念切手のうち、2020...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、『本のメルマガ』第832号が配信されました。僕の連載、「沖縄切手モノ語り」は、今回はこんなモノをご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます。) これは、1964年9月、東京五輪の聖火の沖縄到着を記念して発行された沖縄切手の初日カバーです。当初、聖火の沖縄到着は9月6日の予定でしたが、台風の影響で翌7日となったため、郵頼に対応して事前に6日の印が押されてい...
1822年9月7日にポルトガル王太子だったドン・ペドロがブラジルの独立宣言とされる“イピランガの叫び”を発してから、ちょうど200年になりました。というわけで、ブラジル切手の中から、拙著『本当は恐ろしい!こわい切手』でご紹介したこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1974年2月28日にブラジルが発行した民話シリーズの1枚で、ズンビが描かれています。ズンビは黒人奴隷抵抗...
南米のチリでは、2019年10月、地下鉄料金値上げを発端として、年金改革や教育改革、エリート層に有利な経済制度の改革を求める大規模デモや暴動が激化。当時のピニェラ大統領は、ピノチェト時代から受け継がれた1980年憲法の改正の是非を問う国民投票を実施し、圧倒的多数で憲法改正が決まっていましたが、4日(現地時間)、急進左派色の強い新憲法草案の是非を問う国民投票が行われ、開票率99.74%時点で反対が62%近くとなり...
今日(5日)は、石炭の良さを見直そうという趣旨の“石炭の日”または“クリーン・コール・デイ(Clean Coal Day)”です。というわけで、石炭関連の切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2019年7月5日、ウクライナが発行した”ウクライナの美と偉大さ”シリーズのうち、親露派分離主義勢力“ドネツク人民共和国”の支配下に置かれているマキーイウカ(マキイフカとも。...
インドネシア政府は、きのう(3日)、国営石油会社プルタミナが販売する補助金対象のガソリンと軽油をそれぞれ約30%値上げすると発表。その1時間後に値上げを実施しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1974年12月10日、インドネシアが発行した“プルタミナ17周年”の切手のうち、石油コンビナートに停泊するタンカーと上空を飛ぶ飛行機を描いた1枚です。 詳...
きのう(2日)、インド初の国産空母“(2代目)ヴィクラント”が就役し、コーチ(コーチン)の造船所で記念式典が行われました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1986年2月26日にインドが発行した“(初代)空母ヴィクラント就役25周年”の記念切手です。初代のヴィクラントは1997年1月31日に退役。その後、後継艦の建造が計画されたものの予算不足で頓挫していたとこ...
ポーランドの与党
きょう(1日)は“防災の日”です。というわけで、防災関連の切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2005年1月11日に発行された“国連防災世界会議”の記念切手で、安政江戸地震(1855年11月11日)の直後から、民間に大量に出回った錦絵版画“鯰絵”の「難儀鳥」をもとに、被害にあった職人の道具で構成された架空の鳥“難儀鳥”が地震を起こすとされていたナマズを捕まえてい...
「ブログリーダー」を活用して、内藤陽介さんをフォローしませんか?
1994年4月27日、 南アフリカ共和国(以下、南ア)で初めてとなる全人種参加の総選挙が行われ、ネルソン・マンデラ率いるアフリカ民族会議が第一党となり、マンデラが次期大統領に選出されてからちょうど30年になりました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1994年5月10日、南アが発行した“マンデラ大統領就任”の記念切手のうち、同年4月27日の総選挙に合わせて制...
きょう(26日)から28日まで、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で、令和6年能登半島地震復興支援切手展(世界切手まつりスタンプショウと併催。イベントHPはこちら)が開催されます。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、今回の復興支援切手展の会場内で販売するために実行委員会が制作したフレーム切手で、能登半島の地図を背景に、のとキリシマツ...
潮流社の雑誌『カレント』の2024年4月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、1974年4月25日にポルトガルで発生したカーネーション革命から50周年ということで、1枚をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2008年10月16日にポルトガルが発行した橋の切手のうち、リスボンの4月25日橋を取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研...
ドイツ連邦検察庁は、きのう(23日)、ドイツの右派政党“ドイツのための選択肢(AfD)”に所属するマクシミリアン・クラー欧州議会議員のスタッフ(中国出身でドイツ国籍の男)を、中国のためにスパイ活動に従事していた容疑で拘束したと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1956年12月10日、東ドイツが発行した“人権の日(世界人権デー)”の記念切手のうち...
きょう(23日)は、龍退治で知られるキリスト教の聖人、聖ゲオルギウス(セント・ジョージ)の祝日です。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1970年12月17日、チェコスロヴァキアが発行した“スロヴァキアのイコン”の切手のうち、聖ゲオルギウスの龍退治のイコンを取り上げた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿...
きょう(22日)は“アースデイ”です。というわけで、地球を描く切手の中から、この1枚をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1876年にフランスで発行された“世界を結び付け、支配する商業の神と平和の女神”を描いた25サンチーム切手(普通切手、原画作者にちなんで“サージュ・タイプ”と呼ばれています)で、一般に、地球と地図を描いた切手としては、世界で最初の1枚とされています。 詳細につい...
以前からご案内しておりましたが、5月1日付で発売予定の拙著『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』(日本郵趣出版)の現物ができあがってきましたので、著者として一言、刊行のご挨拶を申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます) “一番切手”という言葉は、もともとはカタログの番号が1番の切手という意味で、その国で発行された最初の切手を指す言葉でしたが、そこから転じて...
イスラエルは、きのう(19日)、イランが13日から14日にかけてゴラン高原等に向けて大規模攻撃を行ったことへの反撃として、中部イスファハーン(イスファハン、エスファハーンとも)州の空軍基地を無人機3機で攻撃しました。イラン側はこれを防空システムで迎撃しており、IAEAもイラン国内の核施設に被害は出ていないと発表しました。というわけで、今日はイスファハーンに関連して、この切手です。(画像はクリックで拡大され...
私事ですが、今月16日からルーマニアの首都、ブカレストで開催中の世界切手展<EFIRO 2024>は、きのう(18日)、審査結果が発表され、おかげさまで、僕の作品“Postal History of Auschwitz 1939-1946”(今回は僕自身は現地へは行かず、作品の搬入・搬出はコミッショナーの斎藤環さんにお願いしました)が、金賞を受賞しました。というわけで、今回の出品作品の中から、こんなモノをご紹介します。(画像はクリックで拡大されま...
東京大学の村松真理子教授らのチームは、きのう(17日)、イタリア南部、ベズビオ山北麓のソンマベズビアーナにある遺跡から、初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる建物の遺構が見つかったと発表しました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1937年9月23日にイタリアが発行した“皇帝アウグストゥス生誕2000年”の記念切手のうち、5リラ(+1リラの寄付金つき...
デンマークの首都コペンハーゲンのランドマークとなっている旧証券取引所で、16日午前7時ごろ(現地時間)、火災が発生。建物の大部分と屋根が焼け、約55メートルの尖塔が倒壊しました。建物は改修工事中で、火災の原因は不明。これまでのところ、負傷者は確認されていません。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1955年4月21日にデンマークが発行した“デンマーク王国1...
アフリカ北東部のスーダンで、2023年4月15日、正規軍と準軍事組織“即応支援部隊(RSF)”の戦闘が始まってから1年となる昨日(15日)、パリでEU、フランス、ドイツの共催により、約60カ国の代表や国連関係者が出席して“国際人道会議”が開催され、860万人規模の避難民らの援助に向け、計約20億ユーロ(約3300億円)の拠出が表明されました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) ...
4月1日にシリア・ダマスカスのイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復として、13日夜(現地時間、日本時間14日)、イラン革命防衛隊はイスラエルに向けて複数の無人機を発射したほか、ゴラン高原(イスラエルが実効支配しているが、国連とほとんどの国連加盟国はシリア領と認定)等へミサイルを発射しました。その大半はイスラエルや友好国が迎撃しましたが、いくつかのミサイルは国内に着弾し、南部の町では少女1人が負傷、...
ミャンマーの伝統的な新年をお祝いする春の正月祭り“TOKYO ダジャン祭り”が、きょう(14日)、東京・江東区の都立木場公園で開催されます。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2019年4月5日、ミャンマーが発行した“季節の花と年中行事”の切手のうち、セイロンテツボクとビルマカリン(オオミカリンとも)の花と、ミャンマーの伝統的な新年を祝う“ダジャンの水かけ祭り”...
雑誌『キュリオマガジン』2024年4月号が発行されました。おかげさまで、本年(2024年)元日付で上梓した拙著『龍とドラゴンの文化史』が思いのほか好調で、読者の方々から“十二支の文化史”として、シリーズ化してほしいとのご要望を多数いただきました。そこで、その仕込みも兼ねて、明年(2025年)の乙巳年に向けて、少し早いですが、今月号から、「蛇の文化史」と題する新連載を始めることになりました。どうかよろしくお付き...
きょう(12日)は、天保13年4月12日(1842年5月21日)、伊豆韮山代官・江川英龍が日本で最初のパンとされる軍用携帯食糧の乾パンが初めて焼かれたことにちなむ“パンの記念日”です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1923年6月、ソ連(ソヴィエト社会主義共和国連邦)構成国となったウクライナで発行された飢餓救済募金切手のうち、飢えた人々にパンを手渡す...
訪米中の岸田文雄首相は、きのう(10日)、ホワイトハウスで開かれた歓迎式典で、米国に250本の桜を追加寄贈することを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2012年3月24日、米国が発行した“(ワシントンの)桜100周年”の記念切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には...
きょう(10日)、韓国で総選挙の投開票が行われます。というわけで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年5月10日に韓国が発行した“民主選挙70年”の記念切手のうち、投票所に向かう人々を描いた1枚です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、本日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)...
アフリカ南東部のモザンビークで、流行中のコレラから逃れようとする約130人を乗せた小型漁船が、北部のルンガから約30キロ離れたモザンビーク島を目指している途中で高波を受けて沈没し、少なくとも96人が亡くなりました。というわけで、謹んで哀悼の意を表しつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1972年5月25日、ポルトガル領時代のモザンビークで発行された“『ウズ・ルジ...
きょう(8日)はお釈迦様の誕生を祝う“花まつり”の日です。というわけで、お釈迦様を取り上げた切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2020年9月26日に中国が発行した”莫高窟”の切手シートで、第45窟の塑像群が取り上げられています。塑像群の中央は釈迦如来像で、その両脇に弟子の阿難と迦葉、さらにその外側に菩薩が2体、もっとも外側には天王が2体、配されてい...
1948年4月27日、衆議院不当財産取引委員会で復興金融公庫の融資をめぐる昭和電工の政官界への贈賄工作が暴露され、いわゆる昭電事件が発覚してから、ちょうど75年になりました。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、昭電事件の主役となった昭和電工の広告入り機械印(が押された葉書の印面部分)です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研...
チャリティーソング“ウィ・アー・ザ・ワールド”をリリースした“USA for Africa”の提唱者で、個人としても“バナナ・ボート”などのヒット曲で知られる歌手のハリー・べラフォンテさんが、昨日(25日)、ニューヨーク・マンハッタンの自宅で亡くなりました。96歳。というわけで、謹んでご冥福をお祈りしつつ、“バナナ・ボート”にちなんで、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1952年...
今月15日に正規軍と準軍事組織“即応支援部隊(RSF)”の戦闘が始まったスーダンで、きのう(24日)から、日本や欧州、アジア、アラブ諸国の各国政府による自国民の退避に向けた動きが本格化し、きょう(25日)未明、在留邦人41人とその配偶者や子どもの4人(スーダン人、米国人、カナダ人を含む)が自衛隊機でジブチに到着しました。というわけで、今日はこの切手です、(画像はクリックで拡大されます) これは、1...
米カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドで、22日夜(現地時間。日本時間23日)、週末のショーの最中に口から火を吐く大きなドラゴンが炎上するアクシデントが発生しました。消防の発表によると、けが人はなかったそうです。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2018年8月9日、米国が発行した“空想上の生物”の切手のうち、“火を吐く緑のドラゴン”を描いた1枚で...
防衛省は戦闘が激化しているスーダンから、日本人らの退避に備えるために出発したC130輸送機を含めた計3機が、本日(23日)未明、自衛隊の活動拠点があるジブチに到着したことを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、仏領ソマリコースト時代の1956年2月20日に発行された航空切手で、現地の女性とジブチ港の地図、そこに降り立つ飛行機が描かれています...
今月15日、ウクライナ産の穀物・農産物の一部禁輸措置に踏み切ったハンガリーは、20日、新たにウクライナ産の蜂蜜や一部の肉製品の輸入を6月30日まで禁止したことを発表し、ウクライナ産穀物の中欧諸国通過を助けるようEUに“積極的”な支援を要請しました。というわけで、今日はこんなものを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年5月22日、ウクライナが自国の主要産業の一つである“...
ご報告がすっかり遅くなりましたが、公益財団法人・日本タイ協会発行の『タイ国情報』第57巻第1号ができあがりました。というわけで、僕の連載「泰国郵便学」で取り上げた切手の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1981年8月26日、タイの楽聖とも称されるルアン・プラディット・パイロ(本名ソーン・シラパバンレーン)の生誕100年に際してタイが発行した記念切手です。 ...
今月15日以降、スーダンで国軍と準軍事組織“迅速支援部隊(RSF)”の戦闘が発生したことを受けて、ドイツ連邦軍は在留ドイツ人を退避させるために輸送機を派遣する計画でしたが、戦闘の激化により、きのう(19日)、燃料補給の経由地であるギリシャから引き返さざるを得なくなりました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1970年6月23日に東ドイツが発行した“ベルリン・...
ポルトガルで、きのう(18日)から、肉や魚、野菜、果物、パン、コメなどの主要食料品40品目超について、日本の消費税に相当する付加価値税(VAT)の税率を0%にする特例が10月までの時限措置として導入されました。というわけで、今日はポルトガルの食料品に関する切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2016年10月31日にポルトガルが発行した“ポルトガルの缶詰”の切手のうち、イ...
ウクライナ産穀物の流入により自国産の価格が下落していることを受け、今月15日、ポーランドとハンガリーが自国の農家を保護するためウクライナ産穀物や農産物の輸入禁止を発表し、スロヴァキアも17日、同様の発表に踏み切りました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2022年9月16日にスロヴァキアが発行した“ウクライナとの連帯”の切手で、ウクライナからの亡命女性が...
スーダンで、15日、首都ハルトゥームを含む各地で国軍と準軍事組織“迅速支援部隊(RSF)”の戦闘が発生。RSF側がハルツームの大統領府や国際空港を制圧し、地元医師団体によると、16日の時点で、民間人ら61人が死亡、670人以上が負傷したそうです。というわけで、スーダンといえば、やはりこの切手でしょうか。(画像はクリックで拡大されます) これは、スーダンの“キャメル・ポスト”切手のうち、“SG”のモノグラム...
きのう(15日)午前11時半頃、和歌山市の雑賀崎漁港で、選挙の応援演説をしようとしていた岸田文雄首相に対して爆弾が投げ込まれました。岸田首相はすぐに避難して無事で、犯人の男は近くにいた漁師や警察官に取り押さえられました。というわけで、事件に対する怒りを込めて、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2004年10月21日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナを構成するスルプスカ共和国...
公益財団法人・通信文化協会の雑誌『通信文化』2023年4月号が発行されました。僕の連載「切手歳時記」は、今回は七十二候の虹始見(4月15日)にちなんで、この1枚を取り上げています。(画像はクリックで拡大されます) これは、1978年5月20日に発行された国土緑化運動の切手で、同年の全国植樹祭にちなんで、足摺岬の手前に広がる杉林に虹がかかった風景が描かれています。 詳細については、こちらをクリック...
きょう(14日)は、インドシナ諸国では伝統的な暦での新年にあたります。というわけで、きょう新年を迎える国のうち、ピーマイ・ラオ(ラオス正月)関連の切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2001年4月13日にラオスが発行した“ルアンパバーン(ルアン・プラバーンとも)の新年”の切手のうち、“プーニュとニャーニュ”の夫婦神と“シンカップ(獅子)”のパレードを取り...
アフリカ南部、マラウイのラツルス・チャクウェラ大統領は、きのう(12日)、人口1989万人の同国で、サイクロン“フレディ”による死者が1000人を超え、被災者は少なくとも200万人に上り、50万人以上が家を失うなどして避難を余儀なくされている現状を明らかにしました。というわけで、亡くなられた方のご冥福と被災者の方の1日も早い生活再建をお祈りしつつ、この切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) ...
中国の広い範囲で発生した大規模な黄砂が、今日(12日)から明日(13日)にかけて、西日本から北日本の広い範囲に飛来し、地域によっては視程が5キロ未満になり、交通へ影響が出るおそれがあるそうです。十分にご注意ください。というわけで、今日はこんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1983年9月15日、台湾が発行した“蒙蔵(モンゴルとチベット)風光”の切手のうち、モンゴル...
フランスの マクロン大統領が、9日発表の声明で、欧州は台湾を巡る対立を激化させることに関心がなく、米中両政府から独立した“第3の極”になるべきだと述べたことについて、欧米各国から中国に配慮し過ぎた発言だとして批判が噴出しています。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、2014年3月28日にフランスが発行した“中国との国交樹立50年”の記念切手で、南京の秦淮河...
1998年4月10日に北アイルランド紛争の和平合意となる“ベルファスト合意”が結ばれてから、ちょうど25年になりました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1971年9月、シン・フェイン党系の“アイルランド共和国郵趣事務所(Irish Republican Philatelic Office、IRPO)”が制作したプロパガンダラベルで、英国の北アイルランド地方切手にシン・フェイン党へ...
きょう(9日)はイースター(復活祭)です。今年はウサギ年でもありますので、イースター・バニーの切手の中から、この1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、2007年3月22日に香港が発行した児童切手のうちの1ドル40セント切手です。2007年の香港の児童切手は6種セットで発行され、いずれもイースターバニーを使ったクイズが題材になっていますが、今回ご紹介の切手は、2匹のイース...
潮流社の雑誌『カレント』の2023年4月号が発行されました。僕の連載「切手から見る世界と歴史」は、今回は、1973年4月8日に画家のパブロ・ピカソがなくなってから、今日(8日)でちょうど50年になることにちなんで、こんな切手をご紹介しました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1950年8月1日、中国が発行した「世界平和を守れ(保衛世界和平)」の切手のうち、東北部(満洲)で使用するための東北幣...