あなたが抱いてくれないから私は今日も欠伸ばかりしているそんなに魅力がないのかなぁ…いっぱい子孫を残したいのにアケビ
吟遊詩人・作詩屋がお届けする渾身の四行詩をご賞味下さい。
愛と感動と思いやりを 知性と意志で描けばそこに 人間がいちばん自然でいられる 無理のない輝かしい姿がある
あなたが抱いてくれないから私は今日も欠伸ばかりしているそんなに魅力がないのかなぁ…いっぱい子孫を残したいのにアケビ
ひと月の暦を埋めるクロスワード日曜の縦の升目はすぐ埋まるのに平日の横の升目が埋まらないままそれでもバスルは仕上がっていくクロスワードパズル
人を助けて身につく足し算人を退かせて見失う引き算人に声を掛けて繋ぐ掛け算人と喜びを分け合う割り算人生の算数
星の精に転生した親父にあの日と同じ花を贈った望郷の念があるんだったら幸せを土産に帰ってこいよブルースター~父の日の贈り物~
ただ汚すなら我慢するけど私の端っこは叩かないでよゆで卵の割り方も知らない貴方の醜さに耐えられないカフェテーブル
ただうまい話を貪るキミは何でも鵜呑みにする味音痴もっと噛み砕いて味わえば味の違いはすぐわかるのに味音痴
いつも踵を踏んでいたから塩を踏むとは思わなかったドジを踏んでは空足を踏み三歩目を踏むのが怖かった新人時代
私は熟れても甘くならないから見た目はずっとお子さまだけど子孫だけは絶やしたくないから食べごろはちゃんと見極めてね苺
追っても追っても追いきれない割いても割いても割ききれない食っても食っても食いきれないいくら切っても待ってくれない時間
ホントはお茶の子なんだけどただのお茶汲みを装っている毎日お茶を濁されているから私は出涸らしを飲むしかない出涸らし
人生において失敗することは成長するために必要になことだからどんなことがあっても笑顔でいようって決めている◆追悼:八代亜紀◆『今日を楽しく』
不休なのが望ましいけど不急ならば休むとしよう腐朽させられないように不朽な自分を心掛けたい2024
自分が悪いわけでもなく相手が悪いわけでもない誰にもぶつけられなくてただ悔しくてたまらない「悔」
交会すれば後悔しないか狡獪ならば後悔しないか何度も更改を試みるけど叩解しては後悔している後悔
熱い視線と甘い囁きで口説かれるたび微笑む素振りをしている土曜日のparty私を誘ったことも忘れたアイツだけど来てくれたら許しちゃうんだろうなぁ◆松本伊代meets木村和◆土曜日のparty
遠野に蛍桜と音江桜の桜前線が北上する頃カナリア達が母の子守歌を熱唱して嘲笑うたとえトムが大都会では主人公だとしても誰も織姫とのキューピットにはなれないとダリア~品種遊び詩③~
温茶とアラモードのマンゴープリンで今日もセンチメンタルなティータイム舞曲を耳に浴衣姿にドレスアップしても恋の季節に国宝級の貴公子が現れないダリア~品種遊び詩②~
幸せな花嫁を装っているだけの影法師だから髪飾りのティアラもシュシュも捨てちゃったいつか君待坂で詩織という桜貝になりたくて今夜もマルガリータに恋金魚を浮かべているダリア
揚げひばりで陽気になれるのは介抱してくれた親指姫のお陰様いつも埋め合わせの存在だけど少し爪痕を残せればそれでいい飛燕草
たとえどんな時計の針でも止めてもいい針なんてない螺子を巻いて動かさなければ新しい自分は再生できない時計の針
私はただのメイドだから色目で見ないでくださいいくら遠くに逃げてきても恋の断捨離がしきれない紫君子蘭
私がどんな服を身に纏ってもあなたへの想いは変わらないまた西からの風に襲われたら私は東へ逃げて凪になりたい大蔓穂
ずっと舞妓のままでいたいのに大人はバレリーナにさせたがる「一生あなたを守りたい」とかそんな言葉は聞き飽きちゃった浜簪
道端で私の姿を見つけるたびに子供たちが駆け寄ってくるけど私はステラになれているのかないつもそんな感慨に耽っている繁縷
白い嘘をついたとして黒い嘘だと思われたらそれは真赤い嘘なのかそれとも青い嘘なのか嘘色
良きも悪しきも古い自分は古井に身を投じてしまおう新たな篩に掛けられたくて寒さで身震いしたくなくて2023
手塩にはかけられたけど甚六だとは思っていない躾けられた手札の中にはちゃんと光物の札がある総領の光一
相続人として後継者として甚六だなんて思っていない全てを支配できるからこそ光一という名の札になれる総領の甚六
色々な苦味を味わったからこそ「残花の美」と称えてもらった私のやるべきことはただひとつあなたの悲しみに寄り添うこと竜胆
いくら半肩を担いでもいつも神輿を担ぐだけなにかと験を担ぐけど褌担ぎには変わらない験担ぎ
いつか私をテイスティングしてあなたがアタックを仕掛けたら過去の女を忘れさせるくらい私の戻り香で酔わせてみたい葡萄
ゲーム、音楽、狸寝入り…そんなに優先したいこと?私は身体が不自由ですけど透明人間ではありませんよ優先席
梅雨の時季がやってくると鶏を真似るあなたが浮かぶまたベロアの帽子を被って私はエルサレムに帰りたい立葵
あの人いるじゃない?あの人ってアレだよね…あなたが言うあの人はいったい誰のことなの?あの人
眼鏡のレンズが汚れるたびにキレイに拭いているんだけどなかなか曇りが取れないんだ眼鏡を変えなきゃいけないね視野
余所行きなんて嫌いだから余所に見ては余所にする偶に余所見はしちゃうけど余所耳は聞き流している余所行き
目を留めなきゃ気が済まない追い求めなきゃ気が済まないケチをつけてもつけられてもずっと何かが胸に痞えているこだわり
熱くなる人がいると思えば冷めて白けている人もいる自動調節をするエアコンでも空気を読むのは難しいみたい温度差
ちょっと齧ったくらいで違いがわかるんだったらアンタは疾っくの疾うに専門家になっていたよねプロ気取り
あなたにとっては宇豆なのに空とか粕とか言われたくないもし私が生まれ変われるなら毒を煎じて飲ませてあげたい空木
私の棲家は7階建てなんだけど3階から眺める中禅寺湖が好き物思いに耽っているのではなくただ供養塔を拝んでいるのです九輪草
言いたいことがあるのに何も言い出せなかったり言いたいことがあるのに意のまま言えなかったりしぶり口
言い切る、言い切れることは。思い切る、思い切れるものは。使い切る、使えることばは。とことん無くし切る、無くせるものは。―長田弘『死者の贈り物』より抜粋―魂というものがあるなら
僕の幸せを願ってくれるなら流した血は舐め合わないでよ早春の陽を浴びていたいのに目を瞑るたびに胸がつかえる福寿草
冬は暖かく過ごせるように夏は涼しく過ごせるようにせめても寝具だけは整える唯の枕詞とならないように2022
私が空を飛んでいられるのはあなたが私の誇りだからですあなたに埃が纏わりつくならこの団扇で飛ばしてあげたいヤツデ
少しでも長く一緒にいたいから悪い虫から守る枝折になりますいつまでも若いと言われるには垂れる乳房を何とかしなくちゃ銀杏
寒さで凍えないようにいつも温めていたいからあなただけの炭になるそれが私からのお呪いナナカマド
恋多き女に見られるけど一途に夫を愛していますたとえ夫が腹を貸しても私は男を借りたりしない花梨
誰かさんと間違えられたくなくて「私だけを見て」って唱えている私だったらあなたの苦い思い出もグラッセに変えてあげられるのに栗
日頃から五感を研ぎ澄ませば超意識からの便りが届くのに全く受け取る気がなかったら自意識のポストには届かない超意識
私の名付け親の母鳥が産んだ卵の大きさにはならないけど全身に纏う羽毛は暖かいから生命力だけは誰にも負けないキウイ
私を抱こうとしたって無駄よフェザータッチもできないくせに奥様の目を盗むんだったら琵琶法師にでもなりなさい枇杷
清楚なんて思われているけど私だってエルビスの曲を聴く赤ワインを口にした時くらい毒吐き女でいさせてくださいホワイトレースフラワー
お嬢様育ちだからといって寄生虫が嫌いなわけじゃないホントは早く嫁ぎたいのに箪笥は今も部屋に眠ったまま桐
君の胃が差し込まないように僕は差し込む素を探している君にどんな繋ぎを差し込めば僕という陽が差し込むのかと差し込み
いくら腰を浮かしても務めは宙に浮いたままただ浮き彫りになるのは浮かぶ瀬がないってこと浮世の風
息を継いで吐く間もなく息を凝らす破目になった息を潜めて殺していれば余は息を吹き返せるのかため息
仕事をするのも遊ぶのも呑んだり食べたりすることもその人にとっては必要火急不要不急なんて存在しない不要不急
どんな抵触に遭ってもどんな定食を食しても培った才能を定植して未知の呈色を発したい2021
その服を着こなせていても着こなし方は一つじゃない一点モノを追い求めるなら様式なんか構ってられない―追悼:ピエール・カルダン―オートクチュール
積もった才を振るいたくてもただ時だけを積もらせていた何かに積もられたかのように益を積もらせてくれなかった積~コロナ禍の中で~
必死にアピールした自分が今では可笑しくて堪らない不向きだと分かっていたら初めから請けなかったのに秋の鹿は笛に寄る
「何とかする」を知らなければ「何ともなく」で切り回せない「何としても」と思わなければ「何とやら」で終わってしまう何となく
手が荒れてカッサカサ心が枯れてカッサカサ脳が軋んでカッサカサ今に踠いてカッサカサカサカサ
世話は焼いても焼かれるな世話がないならそれでいい世話に病んでも砕けるな世話がないなら意味がない余計なお世話
移り気だと知っていながらまた好意を抱いてしまった青い悪魔になりたいのにまだ堪忍袋の緒が切れない布袋葵
お節介なおばさんと思われるくらいならまだ大人になりたくない愛らしいままでいたい縷紅草
春の雪と思われたから秋風が立ってしまった氷を笑う夏の虫たちは冬の日陰を強いられる夏の虫
ニュールックの蝶々たちは私を着せ替えては薄ら笑ういつかちゃんと着熟せたら蝶々たちを追い払えるかなペンタス
あなたからデートに誘われると服選びに迷う時間も幸せになる誰にも邪魔をされたくないから周りの友だちには内緒にしたい梔子
たとえあなたが物乞いでも旅路の行く手は阻みません童心に帰れる女でいたいから明けの鐘を鳴らすでしょうクレマチス
わらべ歌を口遊みながらみんなと一緒に下校する助番みたいな制服だけど腰を抜かしてばかりいる手鞠花
ふりを付けても直してもふりのふりだと思われるふりに詰まってしまったらふりの客は見込めないのにふりのふり
思惑買いして高熱を出し纏め買いして咳き込んだ喧嘩買いする医師たちの一升買いも理解できずに買い物
アダム様とルドルフからそっと耳打ちされました大切な人を想う気持ちは貴女が伝えてくださいと勿忘草
医者の娘に生まれた私は2月に姉の前説を務めるホントは毒を吐きたいのにはにかむ癖が邪魔をする杏
私が紙幣で買える女だったらもっと強靭な心を持っていた本鳥の子を張り替えるたびに結香という名が厭わしくなる三椏
先行きの動向を探りながら志向を高く持ち続けながら伊勢や日向が生じないよう陰日向なく一向に働きたい2020
遊女の熟しを撥ねようと初正月の日に決めていた遊女の顔に墨を塗るまで羽根の禿を踊っていたいアベリア
揶揄の風に流されていたら大局には立てていなかったたとえ風向きが変わっても悠々と抗う鶏でいたかった―追悼・中曽根康弘―風見鶏
今日も一枝止まらず風に乗り恋する伊達者を探していますあなたのそそり立つ飾り羽で私の陰部を濡らせてください極楽鳥花
恨みがあったわけじゃない妬みがあったわけじゃないどんな傷も治せる妙薬でも兄貴が負った傷は癒せない弟切草
無上の喜びに呑まれると嘴の黄色さに気づかされるそんな迷える子羊たちを風味を効かせて眠らせたいサフラン
あなたを振り向かせたくて今日も短喇叭を吹いているあなたの口唇を毒で塞いで私の魅力に酔わせてみたいダチュラ
エキストラで使われなかったら女王と呼ばれる日は来なかった優美な貴婦人の役を演じ切ってキャトレイに恩を返したかったカトレア
あなたの帰りを待ちながらいつも忍び音に泣いていたもう帰らぬ人になったけどあなたの心で生きていたい杜鵑草
リオ・グランデのほとりで私はあなたに釣られました大酒飲みという浮標だからお腹を下さないか心配ですチロリアンランプ
小板橋で佇む君の姿を忘れた日はありません心の痛みが引くまでは橋袂で見守りたかった一枝の野ばら~石上露子「小板橋」返詩~
私がいくら獅子を舞ってもあなたの足が掬われるなら焦がれた身を解かすまではあなたに積もる雪でいたいエーデルワイス
背高さんに間違えられて花蜂さんに言い寄られる用心棒を雇っているのにただ傷口が広がるばかりアキノキリンソウ
甘い囁きに耳を傾けると体が勝手に捩れてしまうあなたの舌で遊ばれても魔性の女が演じきれない姫桐草
君と過ごした夏の日は今でも楽しい思い出ですだから改葬する日にはまた笑顔で逢いましょう日々草
「CaliforniaGurl」を聴きながらあなたと一緒にのんびりしたいのにバカラに取り憑かれたあなたにはただタバコの本数が増えるばかりペチュニア
一夜を共にしただけで肌寂しいわけじゃない西施の顰みに倣っても恋はきっと成就しない合歓の木
いくら名医と言われても疫病の矢は止められなかったへびつかい座になる前に父には泥を塗りたかった唐綿
あなたが騎士道を貫き通せばきっと冥闘士とも戦えるはず舞楽で番犬が眠るんだったら附子でも演じてみせましょう鳥兜
あなたからのボトルメールには私への想いが切々と綴られていた離れていても百重なす心は一緒私はそっと楮布を引き波に返した浜木綿
あなたの体が錆びないようにいつも陰ながら支えています身に纏うは斑模様か縁取りか葉柄のコーデに迷っています擬宝珠
白いダウンコートを脱ぐ私を哀れな目で見ないでくださいもっと愛らしいと思われたいもっとあなたの恩に報いたい夏椿
「ブログリーダー」を活用して、作詩屋さんをフォローしませんか?
あなたが抱いてくれないから私は今日も欠伸ばかりしているそんなに魅力がないのかなぁ…いっぱい子孫を残したいのにアケビ
ひと月の暦を埋めるクロスワード日曜の縦の升目はすぐ埋まるのに平日の横の升目が埋まらないままそれでもバスルは仕上がっていくクロスワードパズル
人を助けて身につく足し算人を退かせて見失う引き算人に声を掛けて繋ぐ掛け算人と喜びを分け合う割り算人生の算数
星の精に転生した親父にあの日と同じ花を贈った望郷の念があるんだったら幸せを土産に帰ってこいよブルースター~父の日の贈り物~
ただ汚すなら我慢するけど私の端っこは叩かないでよゆで卵の割り方も知らない貴方の醜さに耐えられないカフェテーブル
ただうまい話を貪るキミは何でも鵜呑みにする味音痴もっと噛み砕いて味わえば味の違いはすぐわかるのに味音痴
いつも踵を踏んでいたから塩を踏むとは思わなかったドジを踏んでは空足を踏み三歩目を踏むのが怖かった新人時代
私は熟れても甘くならないから見た目はずっとお子さまだけど子孫だけは絶やしたくないから食べごろはちゃんと見極めてね苺
追っても追っても追いきれない割いても割いても割ききれない食っても食っても食いきれないいくら切っても待ってくれない時間
ホントはお茶の子なんだけどただのお茶汲みを装っている毎日お茶を濁されているから私は出涸らしを飲むしかない出涸らし
人生において失敗することは成長するために必要になことだからどんなことがあっても笑顔でいようって決めている◆追悼:八代亜紀◆『今日を楽しく』
不休なのが望ましいけど不急ならば休むとしよう腐朽させられないように不朽な自分を心掛けたい2024
自分が悪いわけでもなく相手が悪いわけでもない誰にもぶつけられなくてただ悔しくてたまらない「悔」
交会すれば後悔しないか狡獪ならば後悔しないか何度も更改を試みるけど叩解しては後悔している後悔
熱い視線と甘い囁きで口説かれるたび微笑む素振りをしている土曜日のparty私を誘ったことも忘れたアイツだけど来てくれたら許しちゃうんだろうなぁ◆松本伊代meets木村和◆土曜日のparty
遠野に蛍桜と音江桜の桜前線が北上する頃カナリア達が母の子守歌を熱唱して嘲笑うたとえトムが大都会では主人公だとしても誰も織姫とのキューピットにはなれないとダリア~品種遊び詩③~
温茶とアラモードのマンゴープリンで今日もセンチメンタルなティータイム舞曲を耳に浴衣姿にドレスアップしても恋の季節に国宝級の貴公子が現れないダリア~品種遊び詩②~
幸せな花嫁を装っているだけの影法師だから髪飾りのティアラもシュシュも捨てちゃったいつか君待坂で詩織という桜貝になりたくて今夜もマルガリータに恋金魚を浮かべているダリア
揚げひばりで陽気になれるのは介抱してくれた親指姫のお陰様いつも埋め合わせの存在だけど少し爪痕を残せればそれでいい飛燕草
たとえどんな時計の針でも止めてもいい針なんてない螺子を巻いて動かさなければ新しい自分は再生できない時計の針
熱い視線と甘い囁きで口説かれるたび微笑む素振りをしている土曜日のparty私を誘ったことも忘れたアイツだけど来てくれたら許しちゃうんだろうなぁ◆松本伊代meets木村和◆土曜日のparty
遠野に蛍桜と音江桜の桜前線が北上する頃カナリア達が母の子守歌を熱唱して嘲笑うたとえトムが大都会では主人公だとしても誰も織姫とのキューピットにはなれないとダリア~品種遊び詩③~
温茶とアラモードのマンゴープリンで今日もセンチメンタルなティータイム舞曲を耳に浴衣姿にドレスアップしても恋の季節に国宝級の貴公子が現れないダリア~品種遊び詩②~
幸せな花嫁を装っているだけの影法師だから髪飾りのティアラもシュシュも捨てちゃったいつか君待坂で詩織という桜貝になりたくて今夜もマルガリータに恋金魚を浮かべているダリア
揚げひばりで陽気になれるのは介抱してくれた親指姫のお陰様いつも埋め合わせの存在だけど少し爪痕を残せればそれでいい飛燕草
たとえどんな時計の針でも止めてもいい針なんてない螺子を巻いて動かさなければ新しい自分は再生できない時計の針
私はただのメイドだから色目で見ないでくださいいくら遠くに逃げてきても恋の断捨離がしきれない紫君子蘭
私がどんな服を身に纏ってもあなたへの想いは変わらないまた西からの風に襲われたら私は東へ逃げて凪になりたい大蔓穂