移転先が決定しました。福岡発コリアフリークなBlogⅡ(はてなブログ)今後とも、よろしくお願いします。移転先が決定
韓国や韓国語にまつわる雑学メモ。新聞記事の韓日翻訳練習なども公開。筆者は福岡県在住の韓国オタク。
KBSプサン放送(ラジオ)や韓国のインターネット・メディアなどを友に韓国フリークな毎日を送っています。「ヲタク」のレンズに映る現在進行形のコリアをいっしょに覗いてみませんか?
■우산「傘」〇----(2052)1997年に公開された短編アニメ映画。一切、台詞のない作品。戦場の街に取り残された画家が、少年時代の大雨の日の出来事を回想する。彼は、大雨がやんだ後、偶然、傘の中に取り残された小魚を見つけ、元の穏やかな姿に戻った小川に放ってやった。はたして、少年だった日の小さな出来事の回想が、絶望的な今を生きる画家に何らかの希望を抱かせることになったのだろうか?ブログ主には、解釈の難しい短編アニメだった。(終わり)台詞のない韓流アニメ
ビビンバおにぎりとヤンニョムチキン。これは、ブログ主のある日の朝食である。朝食抜きで訪問した先の営業開始時間前に、やっぱりお腹が空いて、近くのコンビニで韓国料理がらみの食品を2つ購入し、いただいた。予定外の衝動的行動だった。(終わり)朝食に韓国風チキン
またまたの長女ネタである。現在、福岡市に暮らす長女が、市内の某カレー専門店で目にした飾り物の中に、韓国の「짜장밥」(チャジャン飯)のレトルト食品があった、とのこと。この料理については、日本語で「チャジャンライス」と訳した方がいいのではないかと、ふと思った。(終わり)チャジャン飯という翻訳
■시네마틱노블2「シネマティックノベル2」〇〇---(2051)2023年に制作されたインディーズ系のオムニバス映画。3本の短編からなる作品。恋愛系2本、ファンタジー系1本の構成だった。△時間が何度も元に戻り、何度目かの面接で晴れて合格を手にした主人公(左手5人目)3本ともブログ主の趣向には合わない映画だったが、例によって韓国語の聞き取り学習と割り切り、最後まで鑑賞させてもらった。(終わり)韓国映画で採用面接
目下、出張で東京に滞在中の長女が、ある日の昼食をSNSの家族グループに掲載していた。彼女が入ったのは韓国料理店と言うよりは、普通に焼肉屋さんと呼んでもいいお店。なかなかオシャレな店だったようだ。野菜も多く、肝心のお肉も美味だったとのこと。(終わり)長女、東京で1人焼肉
出張で東京滞在中の長女が、東京の韓国風居酒屋「豚大門市場」について、新しい情報を提供してくれた。例によってSNSの家族グループに掲載された画像だ。今回の「豚大門市場」は、スマートな現代風。前回のレトロ風とは大違いだ。日本の首都でも、韓国風居酒屋が様々に趣向を凝らしながら、がんばっていることがわかる。(終わり)続・東京の豚大門市場
東京に出張中の長女が、家族SNSに載せてくれた写真から。東京のどこの街で見かけた店なのかはわからないが、店は、レトロ調の韓国居酒屋のようだ。「ネーミングの妙」と言えるのか。「豚大門市場」の看板には、思わず笑みがこぼれた。(終わり)東京の豚大門市場
■걸스카우트「ガールスカウト」〇〇〇--(2050)2008年に公開されたコメディ映画。無尽講(庶民の互助金融)で詐欺にあったお金を取りもどそうとする4人組の女性たちが繰り広げるドタバタアクションコメディ。最後は、ほのぼのとするハッピーエンド。△年齢差のあるワケあり4人組女性全く期待せずに見始めた映画だったが、見る者を物語の展開に引き込む力のある、けっこうおもしろい映画だった。△主演女優キム・ソナ(ウィキペディア)の熱演が光った特に、シングルマザーを演じた主演のキム・ソナがいい味を出していた。(終わり)女優キム・ソナに注目
■용서받지못한자「許されざる者」〇〇〇--(2049)2005年に公開された問題作。兵役生活にうまく適応できずに心を病み、休暇中の外出先で自死を選択した青年を、彼より早く除隊した中学時代の親友の視点から描いた作品。△休暇中、軍生活の先輩だった同級生を訪ねた青年は心を病んでいたブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開にはけっこう引き込まれてしまった。(終わり)兵役生活でノイローゼ
■약속「約束」〇〇〇--(2048)1998年に公開された純愛物語。義理と人情を重んじる裏組織の親分と女性医師との純愛の軌跡を描いた恋愛映画。なかなか見ごたえのある映画だった。この映画では、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)らしきものが、一度だけ画面を横切った。何の確証もないが、お皿に乗った食べ物がチャジャン麺に見えてしかたがなかったブログ主であった。ただし、よくよく静止画面を観察して見るに、チャジャンソースの上にお皿を重ねるだろうか、という大きな疑問は残る・・。(終わり)女性医師と親分の純愛
■댓글부대「コメント部隊」〇〇〇--(2047)2024年に公開された社会派の犯罪ドラマ。実話をもとに創作された作品だ。△「コメント部隊」の青年たち映画の題名にもなっている「コメント部隊」とは、ネット世界において、世論操作や特定の目的達成のために報酬を得てニュース記事やSNSなどにコメント(多くは虚偽やデマ)を書き込む闇の犯罪グループのこと。この映画では、グループに属する1人の青年が、犠牲者の1人でもある元新聞記者に、自らの経験や罪状を赤裸々に告白しながら、コメント部隊や彼らを利用する企業の犯罪性を社会に告発する形で展開していく。最後の最後に青年の証言の真実性を疑わせるような結末になったことは別として、なかなか見ごたえのある映画だった。△画面に映り込んだカップ麺らしきモノなお、この映画では、カップ麺のチャ...「コメント部隊」の暗躍
韓国に里帰りしていた妻が、お土産にチンチャンポンをくれた。ブログ主の好きなインスタント麺だ。当初、特にブログに公開するつもりなどなかったのだが、パッケージに印刷された「4개입」の韓国語が目に留まり、気持ちが変わった。「4개입(個入)」とは、「4個入り」という日本語から送り仮名の「り」を取り除き韓国語化した漢字語表現だ。その昔、韓国語化された日本語由来の漢字語に関する言語学的な研究論文を読んだ記憶がよみがえってくる。韓国語の漢字語には、日本式の送り仮名混じりの漢字語から送り仮名を取り除いた形の漢字語もあまた存在している。それにしても、韓国語と日本語の持つ、抜き差しならない関係が、こんなところにも当たり前のように露出しているとは・・。しばらく物思いにふけってしまったブログ主であった。(終わり)韓国チャンポンと日本語
今春、社会人になったばかりの末っ子がネットで購入してくれたバンダイ製ガチャのミニチュアが、ついにブログ主の元に届いた。即席チャジャン麺(チャパゲティ)の袋めんと皿に乗ったチャジャン麺がセットになったミニチュアだ。「神は細部に宿る」とも言う。バンダイ製ガチャの持つ、この深遠な世界観には、今さらながらに敬服させられる。あわせて、父親思いの末っ子の厚意にも、心からの感謝である。(終わり)バンダイとチャジャン麺
ゴールデンウィークに母親と2人で韓国を旅行し、一足先に福岡市に帰国していた長女が、この週末、ソウル土産を持って、同じ福岡県内の実家に帰ってきた。土産とは、紫芋チップ(자색고구마칩)4袋とカボチャチップ1袋。何でも、母親(プサン出身の在日韓国人)が、ソウルの商店街で購入したお菓子なのだとのこと。妻は、福岡の自宅で、キムチ以外にも、専用の電気干し機を使って、いつものように、せっせと干しサツマイモやビーフジャーキーなどを作っている。妻にそうした趣味(?)を授けてくれた母国の商店街で、こうした自家製のお菓子に、共感じみたものを感じたのかも知れない。(終わり)ソウルから届いた紫芋
■레드카펫「レッドカーペット」〇〇〇〇〇(2046)2014年に公開されたラブコメディー。エロ映画監督出身の青年が自らに向けられる社会的な偏見にあらがいながら、人間としてのプライドや優しさを忘れず、映画監督として成功を収め、恋も成就させていく、笑いあり、涙ありの物語。全く期待せずに見始めた映画だったが、冷えた心を温めてくれる、実にいい映画だった。△チャジャン麺を食べる監督(一番左の背中)この映画には、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が、1度だけ登場してくれた。主人公の監督が、エロ映画の撮影の合間に、俳優やスタッフたちといっしょに出前の中華を食べるシーンだった。たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。やはり、いい韓国映画にはチャジャン麺が欠かせない。(終わり)エロ映画監督の夢と恋
■속돌아온외다리「続帰ってきた1本足」〇〇---(2045)1974年に公開された異色のカフー・アクション。1930年代の上海を舞台に、日本人のヤクザに片足を切断された朝鮮人のカンフー使いが、中国料理店店主の若い女性らの助力を得ながら、鉄の義足を付けたカンフー使いとして見事に復活する。△「쇠다리(鉄足)」の男として復活した主人公そして、日本人ヤクザに復讐すると共に、恩人である中国人女性の父親の命を奪い金塊を奪った真犯人である朝鮮人ヤクザの男を成敗する。例によって、ブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開には、そこそこ引き込まれてしまった。(終わり)カンフー使いの足は鉄
△プサン港国際ターミナルにて(長女がSNS家族グループに載せた写真)ゴールデンウィークに母親と2人でソウルとプサンを旅行した長女。連休最終日の夜、母親(プサン出身の在日韓国人)をプサンに残し、1人、日韓国際フェリーのニューかめりあに乗り、福岡の博多港に向け出港した。翌朝、福岡に到着した、その足で勤務先の会社に出勤した長女。健康にだけは気をつけてほしいものである。(終わり)船の出港は夜10時半
ゴールデンウィークに母親と2人で韓国を旅行した長女。夏でもないのに、好物のかき氷を食べたようだ。これも「팥빙수」(グーグル画像)と呼んでいいのだろうか?(終わり)長女はかき氷好き
△テーブルの中央にはスンデも見えるゴールデンウィークを利用し、韓国を訪れた母娘の2人。母親の実家のあるプサンの名物、テジクッパを食べることも忘れなかったようだ。テジクッパとは、ゆで豚入りのクッパ。(終わり)プサン名物テジクッパ
△「クレヨンしんちゃん」が描かれた韓国のチョコ牛乳幼少のころから母親の実家のあるプサンに慣れ親しんで来た長女にとって、韓国のチョコ牛乳は、一種のソウルドリンクなのかもしれない。このゴールデンウィーク、母親と2人で訪れたプサンで、パッケージに「クレヨンしんちゃん」が描かれたチョコ牛乳を賞味したとのこと。また、「ポケモン」関連のイベントも目にしたとのことで、写真を撮って家族SNSに載せてくれた。韓国の日常風景の中に自然に溶け込んでいる「日本」には、やはり、特別な感慨を覚えるようである。(終わり)韓国で日本アニメ
ゴールデンウィークを利用した母娘の韓国旅行中、2人がプサンで食べたというナッコプセ。韓国語で言うナクチ(たこ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(エビ)の3種の具が入った鍋料理だ。(終わり)母娘のナッコプセ
ゴールデンウィークを利用し母親と2人で韓国を訪れた長女が、プサンのスーパーで目にしたという日本製の缶酎ハイ。韓国で日本のビールが人気なのはブログ主も見知っていたが、最近では、缶酎ハイの人気も広がっているようだ。(終わり)韓国でも「ほろよい」
ゴールデンウィークを利用し、母親と一緒に韓国を訪れた長女。最近、韓国でちょっとした人気を集めている新しいスイーツを賞味したとのこと。店は、チェーン店。タンフールー(ウィキ)とは、串団子にも似た中国のスイーツだ。また、店頭広告にある「甘くてもっちり、サゴがいっぱい」の「サゴ」とは、SAGOヤシのでんぷんから作られた、もちもちした粒上の食べ物。主に東南アジアで人気の、タピオカに似た食べ物なのだそうだ。グローバル化が進展する現代韓国の中にあって、街角のスイーツも、ずいぶんと国際化しているようだ。(終わり)韓国の最新スイーツ
ゴールデンウィークを利用し、母親と2人で韓国を旅している長女が、韓国上陸後最初に食べたのが、プサン中華街のチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)。妻はチャンポンを食べたようだ。家族のSNSに載せられた、こういう写真を見ていると、ブログ主の中で睡眠中の虫も騒ぎ出す。騒ぎ出した虫を落ち着かせるためにも、この夏、例によって例のごとく、ブログ主もプサンに行くことになるだろう。(終わり)長女だってチャジャン麺
ゴールデンウィークを利用し、妻(プサン出身)が長女といっしょに韓国に里帰りした。例によって2人は、日韓国際フェリー・カメリアラインに乗って、対馬海峡を渡って行った。今回は、博多港を出港してすぐ、船内のレストランで昼食を取ったとのこと。賞味したメニューは、母娘そろってキムチチゲ。長女が、家族SNSに写真を載せてくれた。(終わり)母娘のキムチチゲ
■돌아온외다리「帰って来た1本足」〇〇---(2044)1974年に公開されたカンフー・アクション。時代背景は1930年代。中国のハルビンで孤児になった朝鮮人の少年が、暗黒街の中国人ボスに拾われ義理の息子となる。少年は、ボスの元で修行に励み、足技に長じたカンフーの達人へと成長する。この映画の主人公だ。一方、関東軍と通じた日本のヤクザが中国人ボスの命を奪い、ハルビンの裏社会を牛耳ってしまう。敵討ちに乗り出す主人公ではあったが、一旦は失敗し、命の危機に陥ってしまう。しかし、朝鮮の独立運動家らの助力を得て、最後に日本のヤクザを打ち倒すという展開の物語だった。△韓国のブルース・リー?この映画は、当時、一世を風靡していたブルース・リー(ウィキペディア)映画の影響を受けた、韓国風カンフー映画と見ていいだろう。ブログ主...韓国のブルース・リー?
■서바이벌택틱스「サバイバルタクティクス」〇〇〇--(2043)2024年に公開されたインディーズ系のドラマ映画。1人の若い女性が、生前は疎遠になってしまっていた双子の姉の死の真相を、片足に義足を付けた元・保険会社調査員の男と2人で探っていく物語。△姉に想いを寄せていた青年を職場の立体駐車場に訪ねた主人公の2人結果的に、姉の死因にしろ、2人の主人公男女の未来にしろ、何一つ明確な答えを出さないまま、映画は終わってしまう。例によってブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開には、そこそこ引き込まれてしまった。(終わり)双子の妹と義足の男
■길위에김대중「路上に金大中」〇〇〇〇〇(2042)故金大中元大統領の生涯を紹介するドキュメンタリー作品の前半部。2024年に公開された。金大中氏は、多くの犠牲を伴いながら成し遂げられた韓国民主化の歴史を象徴するカリスマ的な政治家。△米国からの帰国後、光州事件犠牲者墓地を初めて訪れ、慟哭する金大中氏この作品は、1987年、韓国の民主化運動が大統領直接公選制を勝ち取るまでの、氏の困難な歩みを記録している。非常に勉強になる、見ごたえのあるドキュメンタリー映画だった。(終わり)慟哭した金大中
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移転先が決定しました。福岡発コリアフリークなBlogⅡ(はてなブログ)今後とも、よろしくお願いします。移転先が決定
突然のことながら、gooblog終了の報を受け、引っ越し先の準備を進めています。引っ越し先のブログが整い次第、こちらで報告したいと思います。ブログ主現在、引っ越し先を準備中
■괜찮아괜찮아괜찮아!「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」〇〇〇〇〇(2217)2025年に公開された青春ドラマ。ソウルの韓国舞踊団を舞台に、不遇な青春を生きる1人の女子高生が、持ち前の太陽のような心で、周りの閉ざされ凍り付いた心を溶かしていき、かかわる人、みなを幸せへと導いていく。主人公を演じた女優イ・レの演技が素晴らしく、見る者をぐいぐいと物語の中に引き込んでいく。△主演女優のイ・レ(参考:タウム)見る者に爽やかなカタルシスを感じさせてくれる、実にいい映画だった。ちなみに、ブログ主の場合、この映画を見て、イ・レのファンになってしまった。(終わり)青春の韓国舞踊を映画で
■오늘도,수고하셨습니다「今日もお疲れ様でした」〇〇〇--(2216)2025年に公開されたファンタジックな恋愛映画。製薬会社の別の部署で働く、違い過ぎる男女が主人公。女性は、大の鯛焼き好きで定時退勤をモットーとするクール女子。男性は、常に笑顔で何よりも会社の業務を最優先する営業部のエース。そんな2人が、ひょんなことで惹かれ合い始め、紆余曲折の後、2人とも会社をやめ、いっしょに鯛焼き屋を始める。△なぜか惹かれ合い始める2人ブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、物語の展開には、けっこう引き込まれてしまった。映画に限らず、男女の仲というのは、実に奇なり、とは、つくづく思うブログ主である。(終わり)脱サラして鯛焼き屋へ
■백수아파트「ニートアパート」〇〇〇--(2215)2025年に公開されたサスペンスコメディ。ワケありの無職女性が、あるアパートに人のいい警備員を装い潜り込んだ悪徳地上げ屋(撤去業者)の、手の込んだ住民追い出し工作を突き止め、命懸けで地上げ屋一味を退治する物語。△主演女優はキョン・スジン(参考:タウム)なかなか見ごたえのある社会派コメディだった。また、主人公女性を演じたキョン・スジンが、実にいい味を出していた。(終わり)地上げ問題と韓国映画
韓国式のワカメスープは、妻(プサン市草梁洞出身)の定番料理。しかし、今回のワカメスープは、めったに口にできない牡蠣入りの豪華版だ。牡蠣そのものも美味しいが、牡蠣のエキスが溶け込んだスープが、また美味しい。記念に撮影しておくことにした。(終わり)絶品ワカメスープ
△影島方面の眺望は高層マンション群に遮られ、よく見えない2025年春のプサン訪問では、東区図書館の屋上展望台から見えるプサンの景色を堪能した。影島方面に見る、眺望を奪う高層ビル群の「横暴」に傷心していたブログ主の心を、いきなりハイにしてくれる景色が北西方面に開けていた。東区凡一洞と釜山鎮区凡川洞が一望できるアングルだ。ホチョンマウルの傾斜型エレベーターもしっかり見えた。しかし、何よりもブログ主の気持ちをハイにしてくれたのは、肉眼にもはっきり見えた2本の階段。そして、凡一洞山林公園の屋上展望台。△3本のラインを一望のもとに2025年春の2度にわたるホチョンマウル訪問で、ブログ主の心に強い印象を残した4つのスポットを、一望のもとにできるなんて。ブログ主を飛びっきり幸せな気持ちにさせてくれた、実に贅沢な景色だっ...釜山の3本線に大感激
△写真中央部にホチョンマウル傾斜型エレベーターが見える2025年春のプサン訪問では、東区図書館の屋上展望台から見るプサンの姿に、様々に感銘を受けた。この写真を撮った意図は、写真左手の低層住宅街と右手の高層マンション群とのコントラストが、非常に印象的だったからだ。(終わり)釜山の「低」と「高」
2025年春のプサン訪問では、中華街の一角に建つ釜山華僑小学校を久しぶりにカメラに収めた。同小学校の正門には、伝統的な右横書き(参考:ウィキ)で校名が書いてある。一方、校舎には現代風に左横書きで校名が書かれている。プサン中華街の一角で、小さなことをおもしろがったブログ主であった。(終わり)釜山華僑小学校の正門
△東区草梁洞山腹道路にて2025年春のプサンでは、街中のワンちゃんの姿を取る機会が減った。街の様子の撮影には、できるだけニコン(フルサイズ)を使うようにした関係で、スマホのように気軽にワンちゃんと飼い主に近づけなくなったのだ。△西区東大新洞山腹道路にて次回のプサン訪問では、割り切って蛮勇を振るうか、あるいは、何らかの工夫が必要だろう。(終わり)プサンの愛犬文化
△ターミナルの正面にはロッテ財閥系超高層マンション2025年春のプサン訪問でも、プサン港近くのウォーターフロントに、まるで巨大な壁のように立ち並ぶ超高層マンションを、苦々しい思いで眺めた。国際ターミナルから、プサンの市街地(草梁洞や水晶洞)は、高層ビル群の壁に遮られ、ほぼ見えなくなってしまっているのだ。高層マンション群も、立派な街の一部とみなすこともできるだろうが、何とも無機的で味気ない。(終わり)見えなくなる釜山
2025年春のプサン市草梁洞。山腹道路から撮影してみた。マンネリの定点観測である。近年、増えた高層マンションに遮られ、もはや水晶洞や佐川洞の街並みは見えない。(終わり)25年春のプサン草梁洞
2025年春のプサン港では、思っていた以上に大きな「ビートルレス」の症状を実感した。ここで言うビートルとは、言うまでもなく2025年2月に正式に日韓航路(博多ープサン)から撤退した日韓高速船ビートル(参考:ウィキ)のこと。プサンとの往来に、ブログ主家族が長い間、お世話になってきたのが、この国際高速船だった。ブログ主個人のみならず家族にとっても、プサンに行く、とは即ち、ビートルに乗ることだった。2025年春のプサン港では、もうそこにはない、とわかっているビートルの姿を、何度、目蓋に思い浮かべたことか。ブログ主は、ビートル(旧型)の船体は驚くほど小さかったが、日韓交流への貢献は、相当、大きなものがあったと考えている。ビートルの消滅は、日韓交流面からも損失だろう。(終わり)ビートルロスな春
2025年春のプサン訪問では、西区東大新洞の街角の電信柱に、結婚斡旋の広告を見た。以前から、よく目にしてきた広告だ。△斡旋するのは「国内・北朝鮮・国際」の女性ただ、この広告がこれまで見てきた広告と違っているのは、斡旋する女性に「北朝鮮」が含まれていた点だ。一体、どう斡旋しようというのか?脱北まで含めて手配するのか?あるいは韓国内に暮らす脱北女性のことを指しているのだろうか?(終わり)北朝鮮女性を斡旋?
2025年春のプサン草梁洞山腹道路で目にした風景。斜面に立つビルとビルの狭い隙間で営まれている、極小展望菜園の様子だ。駆け出しの兼業農家であるブログ主は、しばらく歩を止め、この超ミニ菜園に見入った。NoGreenNoLife!プサンの一角で、小さな小さな菜園に大きな共感を感じたブログ主であった。(終わり)NoGreenNoLife!
△「星希」のデッキ喫煙エリア2025年春のプサン訪問では、日本船と韓国船、両方の関釜フェリーに乗って、対馬海峡を往来した。行きの韓国船「星希」では、船内1か所、デッキ数か所に指定された喫煙エリアがあった。ブログ主が「星希」のデッキに用意してある喫煙エリアで1人でタバコをふかしていると、1人の韓国人中年女性が、「アジョシ!」と、いきなりブログ主に喫煙を注意してきた。とっさのことに慌てたが、ブログ主だって伊達に30年以上も前にハングル検定1級を取っているわけではない。全くよどみのない落ち着いた口調の韓国語で、ここは喫煙エリアでちゃんと灰皿もあることを主張し、中年女性の抗議を見事に撃退した。ただ、中年女性としては、おそらく、同じ関釜フェリーの日本船「はまゆう」では船内1か所の喫煙室以外、デッキも含め船内全面禁煙...韓国人客の抗議を撃退
△韓国船でも使用済みのペーパーは便器に2025年春のプサン訪問では、関釜フェリーの行きの便で星希(韓国船)を利用した。そして、ちょっと驚かされたのが、トイレの使用方法が、日本と同じ方式に変わっていたことだ。なお、プサン港の国際ターミナルから一歩、街に踏み出せば、トイレの使用法に変化は見られない。(終わり)韓国船も日本式に
△高架歩道から下関港国際ターミナルを望む2025年春のプサン訪問でお世話になった下関港国際ターミナル(山口県)。△ターミナルから下関駅方面に向かう高架歩道ブログ主は、もっと下関駅側にあった前ターミナルの時代から、下関港のターミナルを使っている。もっとも、近年は主に博多港(福岡市)からプサンに渡ってはいるが。△ガラス窓に写るブログ主の全身ブログ主もずいぶん年を取ってしまったが、ターミナルのガラス窓に写る姿は、遠目には、まだまだ若々しい。(終わり)下関港ターミナルと私
△ターミナルの向こうには海峡ゆめタワー2025年春のプサン訪問では、久しぶりに関釜フェリー(参考:ウィキ)を利用した。△フェリーのデッキから見る下関駅前の商業施設、シーモール関釜フェリーは日韓1隻ずつの国際フェリーが、それぞれ夜に下関港とプサン港を出港し、乗客たちは、翌朝、目指す地に上陸することになる。△関門海峡の対岸は九州の北九州市飛行機が苦手な人はもちろん、のんびりと旅情を味わいたい人には、うってつけの日韓国際フェリーである。(終わり)関釜フェリーの出港は夜
△民主公園の頂上部に小さく見える忠魂塔(東区草梁洞)船でプサンを訪れるブログ主にとって、長らくプサン港のランドマークだったのが、中央公園(旧大庁公園)の忠魂塔。△今では高層ビル群の隙間からしか見えない(東区草梁洞)近年では、林立する高層マンション群の影に隠れ、見える場所が限られてきた。それでも、ランドマークはランドマーク。△マンション団地下の通り(西区西大新洞)2025年春のプサン訪問では、東区と西区を隔てる小高い山の尾根に立つこのランドマークを、東区側と西区側の両方向から目にする機会があった。△空まで遮らんとする超高層マンション群(西区西大新洞)特に、西区の西大新洞から意識的に忠魂塔を目にしたのは、今回が初めてだった。林立する超高層マンション群の隙間から目にした忠魂塔は、実に印象的だった。あの塔の向こう...釜山港のランドマーク
■봄날의곰을좋아하세요?「春の熊は好きですか?」〇〇---(2083)2003年に公開された恋愛ドラマ。個性派女優、ベ・ドゥナの主演作だ。△主演女優はペ・ドゥナこの映画では、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が、スーパーのレジの上に登場した。△レジの主人公が即席チャジャン麺らしきパックを手にしている袋麺のパックであることは間違いないと思われたが、いかんせん、商品名がはっきりと読み取れなかった。△レジ上のチャジャン麺商品名は4文字。最初の2文字は「짜장」(チャジャン)で間違いないが、後ろの2文字がよくわからない。ネット上で、いろいろと調査はしてみたが、解明することができなかった。今から20年以上も前の商品なので、あるいは、すでに生産が終了した商品なのかもしれない。たかがチャジャン麵、され...謎を残したチャジャン麺
日本では3連休の最終日。どういう用件があったのかは知らないが、博多港(福岡市)でコンテナ貿易の仕事をしている長女は、今日の朝から1泊2日の日程で韓国出張。今回は、まず飛行機でプサンに行き、会議の後、KTXでソウルに移動、宿泊。翌日、夕方まで打ち合わせをし、飛行機で福岡に帰国、とのこと。初日のプサンでは2食したようだ。1食目はビビンミルミョン(混ぜソーメン)と蒸しマンドゥ。2食目は、チャガルチ市場で刺身の会食。この席で出た「방아잎」なる野菜については、ブログ主も知らなかった。日本語で「カワミドリ」という名を持つシソ科の野菜(葉)だが、英語で言う「コリアンミント」の方が、日本語としても通じやすい気がする。刺身料理には、付け合わせでよく出て来る野菜なのだそうだ。いずれにしろ、長女には、体調管理に十分、気を配りな...長女、また韓国出張
3連休の中日、長男を除くブログ主家族4人は、福岡市郊外のスーパーを2店舗回った。と言っても、ブログ主自身は2店舗とも店内には入っていない。車での待ち時間は、愛犬の散歩や車内の清掃、ネット閲覧などに使った。△最近、福岡市界隈でよく見かけるようになった焼肉チェーン店4人でいっしょに入ったのは、昼食を取った焼肉店のみ。その名も「ヌルボン」。△サラダバーおそらく韓国語では「늘봄」(常春)。△サラダのドレッシングには「チョレギ」風味も以前から気になっていた焼肉店で、JR九州の子会社が福岡市を中心に展開している食べ放題系のチェーン店だ。とは言え、元来、食べ放題系のお肉が苦手なブログ主は、例によってこの日もまた、韓国料理をメインに料理を楽しんだ。サラダにかけたドレッシングも、当然のようにチョレギ風味。ビビンバと冷麺も本...JR九州系の焼肉店
■장농「箪笥」〇〇---(2082)2021年に公開されたインディーズ系のサスペンス・スリラー。主人公は、懇意の有力国会議員もいれば、意のままに動く検察官も持つ新進気鋭の若手実業家。その彼が、かつての金銭的支援者の娘で婚約者の女性に4億円のマンションを買い与え、別れようとする。愛する別の女性ができたのである。ところが、婚約者は納得しない・・。ついに男は、彼女と激しく言い争ったあげく、衝動的に彼女を手にかけてしまう。そして、男は密かに女性の死体を処理し、ビジネス仲間でもある親友の助言に従い、1人旅に出かけた彼女が行方不明になったことを装い始める。△彼女を消した後、料理を始める男しかし、その後、タンスの中にいる彼女の死体(幻影)が、男を苦しめ始めることになった。そして、男の心が壊れ始めていく・・。ブログ主の趣...行方不明になった婚約者
△カップ麺のフタには小さく「韓国ジャージャン麺風焼きそば」の文字が7月中旬、3連休を前に実家に帰ってきた末っ子から、チャパゲティ(韓国式即席チャジャン麺)カップ麺(日本輸出向け)のミニチュアをもらった。本来はガチャポン用のミニチュアだが、末っ子がブログ主のためにネットで購入してくれた。実際手にしてみると、思ったよりも小さく、作りもしっかりしていて、オタク心を喜ばせてくれた。末っ子には、つくづく感謝である。(終わる)韓国カップ麺のミニ
■원더랜드「ワンダーランド」〇〇〇〇-(2081)2024年に公開された近未来SFファンタジー。舞台は近未来の韓国。1人の女性科学者が、サイバー空間の中に現実世界そっくりの仮想空間である「ワンダーランド」を構築し、その中に、死者を精巧に再現した、人工知能を持つ仮想人間を作りだす。彼女が最初に作り出した仮想人間は、亡くなった彼女の両親だった。その後、彼女は、その技術を一般の遺族向けサービスとして提供する会社「ワンダーランド」を立ち上げた。映画は、母親や恋人の仮想人間と、現実を生きる少女や恋人との交流、そして別れを軸に、物語が展開していく。合理的な解釈の難しい場面もあるにはあったが、なかなか見ごたえのあるファンタジックな人間ドラマだった。なお、この近未来が舞台の映画にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式...近未来でもチャジャン麺
■그녀가죽었다「彼女が死んだ」〇〇〇--(2080)2024年に公開され、120万を超える観客を動員したミステリー映画。△主人公は不動産業を営む「公認仲介士」(日本の宅建士)の青年美形のサイコ女が仕掛けたワナにまんまと引っかかってしまった不動産業者の青年が、気骨のある女性刑事に助けられながら、ギリギリのところで生命の危機を脱し、サイコ女を逮捕へと導く。なかなか見ごたえのあるミステリー映画だった。(終わり)美形サイコ女の甘い罠
■타로「タロット」〇〇〇--(2079)2024年に公開されたミステリーホラー。幼い娘と2人で暮らすシングルマザー、浮気中の会社員、デリバリーの配達夫。不思議なタロットカードを拾ったこの3人の主人公が、次々と恐ろしい不幸に見舞われていくオムニバス風の物語。△サイコ女のえじきになった配達夫見る者を画面に引き込む力のある、見ごたえのあるホラー映画だった。(終わり)サイコ女に狙われた男
■대치동스캔들「大峙洞スキャンダル」〇〇〇〇-(2078)2024年に公開されたインディーズ系の青春ドラマ。大学を卒業して10年になる大学の同期で仲良しグループだった4人の男女の入り組んだ関係が、徐々に明らかになっていく展開の映画。例によってブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開にはけっこう引き込まれてしまった。なお、この映画にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が登場した。しかも、主人公らがチャジャン麺を食べた場所は、チャジャン麺発祥の地、インチョン(仁川)中華街。幼なじみであり大学の同期でもあった無二の「親友」(背信者でもあった)の死後、主人公女性が2人の男性を誘い、彼女の弔いのために出かけた旅行だった。このチャジャン麺に込められた複雑な事情については詳述しないが、こ...ややこしいチャジャン麺
■고장난가족「故障した家族」〇〇〇--(2077)2024年に公開されたインディーズ系の家族コメディ。同じ町内(洞内)に暮らす2軒の大家族の、同世代間のつき合いを中心に巻き起こる些細なドタバタ劇を描いている。ブログ主の趣向には全く合わない映画ではあったが、そこそこ笑えるコメディではあった。なお、この映画では、一方の家族の長男が、コンビニで垢すり用の手袋を購入するシーンで、背景の棚に置かれたチャパゲティ(即席チャジャン麺)が、チラッと登場した。△青囲みはバラ(上)とパック(下)のチャパゲティ<ブログ主の観察>いくらチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)にこだわっているとは言っても、画像として明確な証拠を提示できないレベルのチャパゲティまでこのブログに記録することに、正直、若干のためらいがあったことは事実である...韓流大家族コメディ
■다우렌의결혼「ダウレンの結婚」〇〇---(2076)2024年に公開された青春ドラマ。ドキュメンタリー映像作家志望の韓国人青年とカザフスタンでアーチェリーの選手をしている女性が出会い、友情をはぐくむ物語。△自然豊かなカザフスタン2人が出会った場所は、カザフスタン。△やらせの結婚式青年が、スタッフの1人として高麗人(朝鮮系市民)の結婚式を撮影するためカザフスタンを訪れる。しかし、手違いが生じ、やむなくやらせの結婚式を撮影することになった。そして、青年は高麗人新郎役を務めることになり、その時、カザフの新婦役を務めたのが彼女だった。△イスラム教でも、お祝いと祈りの最後は「アーメン」その後、彼の帰国後、しばらくしてアーチェリーの試合でプサンを訪れた彼女と彼がプサンの広安里ビーチで感激の再会。△やらせの新郎新婦2...キュートなカザフ人女優
■범죄도시4「犯罪都市4」〇〇〇〇〇(2075)2024年に公開され、1100万を超える観客を動員した痛快娯楽アクション。「犯罪都市」シリーズの第4作目だ。フィリピンを拠点にした闇のオンライン賭博を牛耳る、いかれた悪党に、我らの怪力マ・ソクト刑事が正義の鉄槌を下す物語。見る者に大きな爽快感を感じさせてくれる映画だった。ところで、この第4作目にもブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が登場し、ブログ主を喜ばせてくれた。関連シーンは全部で3つ。まずは、マ刑事の捜査班が、そろって出前のチャジャン麺を食べるシーン。韓国映画ではオーソドックスとも言える刑事たちのチャジャン麺シーンだったが、あくまで引き立て役としてのチャジャン麺には、その凡庸な設定こそが命なのだ。△出前の宣伝がいっぱいの箱ティッシュ次...箱ティッシュと夜食中華
■박강아름결혼하다「パクカン・アルム結婚する」〇〇〇〇-(2074)2021年に公開されたドキュメンタリー映画。若い韓国人夫婦2人のフランス留学とフランスでの出産、育児などの様子を、ドキュメンタリー映画作家を目指す妻が、自身のカメラで記録したドキュメンタリー作品だ。なかなか見ごたえのある作品だった。実は、フランスで撮影されたこの作品にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が登場したことには、正直、驚いた。△採算は度外視した交流目的の家庭レストラン夫婦の暮らすアパートで、夫が開店した家庭レストランの人気メニューの一つがチャジャン麺だったのだ。△料理人志望の夫が作るチャジャンソース韓国人の留学生や駐在員だけではなく、現地のフランス人もチャジャン麺を食べていた。△故郷の味に舌鼓を打つ在仏韓国...フランスでチャジャン麺
백지영-총맞은것처럼(ペク・チヨン「銃で撃たれたように」)週末の土曜。朝から故郷の田園地帯で農作業(ブログ主はなんちゃって兼業農家)。夜、自宅への帰宅途中、ラーメン屋さんで夕食の豚骨ラーメンを食べ、自宅近くのスーパーに寄ってちょっとした買い物。そのスーパーを出てすぐ、時刻にして8時10分過ぎ。カーラジオで聞いていたKBSから、突然、ペク・チヨンの歌が流れ始めた。久しぶりのペク・チヨンである。流れた曲は別れのバラードではあったが、ブログ主の耳と心は、彼女の歌に、1日の労苦をしっとりとねぎらってもらえたような気がした。こういう感覚は、もはや、昭和風の感覚に過ぎない話なのかもしれないが、車のカーラジオで韓国のラジオ放送が聞ける福岡(おそらく佐賀や山口も)に住んでいる韓国語学習者の特権を満喫させてもらった。(終わ...久しぶりの白智英
■복지식당「福祉食堂」〇〇〇--(2073)2022年に公開されたインディーズ系の社会派映画。交通事故で両足と左手に重い障害を負った主人公が、ずさんな検査により障害の程度を軽く判定(5級)されたために、各種の福祉サービスを受ける権利や障害者向けの就労の機会を奪われてしまう。苦境に陥った主人公と姉に、一見、信頼のおけそうな、自らも両足に障害を持つ支援者が接近してくる。主人公は、その男を信じ頼るが、その男の正体は障害者を食い物にする悪質なブローカーだった。結局、主人公は男にまんまと騙され、弁護士費用などを口実に、わずかな貯えまで奪われてしまう。△重度の障害を負いながら、軽度障害と判定されてしまった主人公窮地に追い込まれた主人公が、ギリギリのところで自分を奮い立たせ、障害の等級審査のやり直しを求める行政訴訟の場...障害を持つ詐欺師
■웨딩스캔들「ウェディングスキャンダル」〇〇〇〇-(2072)2012年に公開された異色のラブコメディー。偽装結婚をした韓国人の男と延辺出身の中国朝鮮族の女が、2年後に再会し、偽装が露見しないように工作し始めたことをきっかけに、真実の恋が芽生えていくコミカルな物語。2人をハッピーエンドに導く意外などんでん返し(詳述は控える)もあり、なかなか見ごたえのある映画だった。△主演女優はカク・チミン特に、主演女優のカク・チミンについては、速成とは思えない朝鮮族方言が実にキュートで、非常にいい味を出していた。(終わり)キュートな朝鮮族方言
■히든「Hidden」〇〇〇--(2071)2022年に公開された女性を主人公とするハードボイルドアクション。格闘術の名手でもある女性麻薬捜査官が、数々の危機を乗り越え、親友の仇(かたき)でもある麻薬密売組織のボスの正体を突き止め、逮捕する物語。△チャジャン麺とジョニー・ウォーカーこの映画では、主人公の協力者の男が、バーでスコッチウィスキー(ジョニー・ウォーカー)を飲みながらチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)を食べるシーンが登場し、ブログ主を大いに喜ばせてくれた。△スコッチを飲みながらチャジャン麺韓国映画に登場するチャジャン麺にこだわり続けているブログ主ではあるが、さすがに、チャジャン麺とスコッチウィスキーのツーショットは目にした記憶がない。△チャジャン麺を口に運ぶ男そういう意味では、実に貴重な映画を鑑...スコッチとチャジャン麺
■미술관옆동물원「美術館の隣の動物園」〇〇〇--(2070)1998年に公開されたラブコメディ。新しいアパートに引っ越した女性が、前の住人である元カノを訪ねて来た兵役休暇中の男性と出会い、ハチャメチャな紆余曲折の後、最後に結ばれてハッピーエンドを迎える物語。△主演女優はシム・ウナブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、主役を演じた女優シム・ウナの持つ、ほのぼのとした魅力には癒された。(終わり)シム・ウナは癒し系
■남남북녀「南男北女(直訳)」〇〇〇--(2069)2003年に公開されたファンタジックなラブコメディ。韓国の男子学生と北朝鮮の女子大生が中国での高句麗遺跡合同発掘事業で出会い、恋に落ちる。そして、ドタバタ劇を繰り広げた末、ついには北朝鮮の最高指導者の許可を得、結婚にこぎつけるという展開。△北朝鮮の女子大生を演じた主演女優はキム・サラン実にナンセンスな内容ながら、物語の展開にはそこそこ引き込まれてしまった。それにしても、この映画の正規の邦題である「ラブ・インポッシブル~恋の統一戦線~」とは、何とも秀逸な日本語訳ではないか。(終わり)恋の南北統一戦線とは?
■렛미아웃「レットミーアウト」〇〇〇〇〇(2068)2013年に公開された青春ドラマ。大学の映画学科に通う、ニヒルな批評家肌の青年が、実際の映画作りを通じて人として大きく成長していく物語。なかなか見ごたえのある青春映画だった。この映画ではブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が、台詞として1度だけ登場した。主人公のバイト先であるコンビニ店に、外国人客が来店したシーンだった。△韓国語を話す外国人客その時の会話は以下の通り。外国人客:자파게티없어요?店員:짜파게티요?外国人客:네.店員:다떨어졌는데..外国人客:알겠습니다.外国人客:ジャパゲティはないんですか?店員:チャパゲティ(即席ジャージャー麺)ですか?外国人客:はい。店員:今、切らしてますね..外国人客:わかりました。発音が少しおかしい...映画学科の青春群像