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自転車で行こう https://blog.goo.ne.jp/jitensha-de-iko/

繋ぎ合わせて日本一周旅行、ツーリング、レース、サイクリング。メタボと家族と自分のため走ってます。

マル
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住所
伊丹市
出身
伊丹市
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2006/11/17

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  • 新たな旅の始まり

    この数年で、様々な理由により、大分痩せました。それも知らぬ間に。こう書くと自慢と成功談のようですが、逆です。まず、自転車やトレーニングの結果ではないので、筋肉が落ちた。それも含めて、ウエアがすべてサイズダウンしてしまった。上はまだ余裕があり、物によってサイズが違うのでいくつか使えそうなのだが、パンツに限ってはパールイズミのLサイズで通してきていた。それが新たな旅の始まり

  • JAZZを聞きに東京へ

    平成7(1995)年1月、晴れた空の下を東京に向かって走っている。前年2月、休みが取れたので、名古屋から東へ走ることにした。まずは、輪行で名古屋入り。すでに日は落ちている。自転車を組み立て、ユースホステルまで走り、そのまま投宿。翌朝目を覚ますと、なんと!一面の雪!!まれにみる大雪で、名古屋市内は全域積雪した。これでは走り出せない。テレビの地元放送を見ていると、東の方は大丈夫そうだ。とりあえず、輪行して浜松まで行き、名古屋へ戻るルートをとることにした。自転車をばらし、輪行袋に詰め、浜松駅へ。舘山寺を見に、浜名湖周辺を走りに行く。走り出す前に、「せっかく浜松へ来たのだから」と、駅構内のうなぎ屋で鰻重を食べた。しかし、浜松は関東式で、関西人の私には、あっさりしすぎて「美味くないやん」と思った。浜名湖を離れ、名古屋に向...JAZZを聞きに東京へ

  • JAZZを聞きに東京へ12

    続けて大西米寛さんの「A&F」に向かう。ここも雑居ビルのような階段をのぼる。暗い店内。愛想のない店員。期待通りの「ジャズ喫茶」。常連ならリクエストの一つもするところだけど、こちらは「ジャズ初心者でジャズ喫茶デビュー」。押し黙って、何ていう曲だか判らない、たぶん名盤を聞いていた。続いてCDを買いに、「ディスクユニオン」へ。関西では手に入らないレア版を探しにゆく。寺島さん溺愛のジョニ・ジェイムス他3枚を買う。店を出ると、日も良いくらいに暮れていた。これから野口伊織さんの店に行くのだが、こちらはお酒の店。内装も明るく、おしゃれ。客層も女性やカップルが多い。店員の愛想も良い。カウンターに座り、これまでの経緯を話すと、「普段はリクエストとか受けないんですが」と言いながら、先ほど買ったCDを掛けてくれた。店を出るときは、マ...JAZZを聞きに東京へ12

  • JAZZを聞きに東京へ11

    まずは、寺島靖国さんの「メグ」に向かう。実は、ここを含めて数件回るのだが、どうやって見つけたのか記憶がない。各店のオーナーの共著を読んで、この旅行を思い立ったので、単行本に住所が載っていたのかもしれない。それでも、色々と所在地を聞いたはずだが、苦労した記憶もない。きっと有名店だったか、前の店の店員さんが教えてくれたのだろう。狭い階段を上り、「MEG」の扉を開ける。暗~い店内。聞こえるのは、アコースティック楽器の音だけ。受付を済ませコーヒーを頼み座席に座る。やがて飲み物が運ばれてくる。店員は、ここまで余分な愛想を一切しない。一人モダンジャズを聴く。まさに(本で描かれたとおりの)ジャズ喫茶!と思った。JAZZを聞きに東京へ11

  • JAZZを聞きに東京へ10

    編集長は、すごく丁寧な案内をしてくださった。細かい地名はピントこなかった(ここらは関西人が他圏の方に案内するときも、同じかな~)が、編集長が書いてくれた地図と説明で、何とか行けそうな気がした。その後、編集長自ら見送りに来ていただいて、社屋前で写真を撮って貰った。地図を頼りに、こんな旅行では、めったにない延々と続く都会の道を走ると、小説ではよく殺人事件の現場になる吉祥寺の公園をすぎて、駅前に出た。今夜泊まる駅前のシティホテルにチェックインし、自転車を預かってもらう。「いよいよJAZZ喫茶の聖地に向かうのだ」と、緊張する。JAZZを聞きに東京へ10

  • JAZZを聞きに東京へ9

    ビルの階段をのぼり、社の扉を開け、受付に行くと、女子社員(編集者?)の方が、怪訝な顔で出てきてくれた。ジャージパンツにマウンテンパーカーを羽織った30代の男。どこをどう見ても、会社の雰囲気ではない。急に気後れしつつも「関西から自転車できました。吉祥寺に行きたいので、道を教えてくださいませんか」と告げると、「お待ちください」と言い、彼女は奥に引っ込んだ。しばらくして、ツイードのジャケットを着た中年の男性が出てきた。スッと名刺を出され拝見すると、「ギョエッ!編集長さんやん!」。ビビリまくりながら「あの三ジャズ喫茶に行きたいんです」というような話(このあたり何を言ったかはっきり覚えていない)をすると、A4の紙に、説明しながら地図を書いてくれた。JAZZを聞きに東京へ9

  • JAZZを聞きに東京へ8

    偶然にも東京タワーに出会えたのだし、「せっかくだから上ってみよう」と思ってタワーに入った。「どうやって上るのかなあ?」と思案していると、土産物屋のおばさんが「1500円もするし、大したこと無いから、やめとき!」と、かなり強力にアドバイスしてくれた。私としては、初めての東京タワーだし、どれくらい大したこと無いか見たい気もしたが、そこまで言われると逆らうこともできず、「ありがとう~」と言って、外に出た。すると目に入ったのが、愛読している「スウィングジャーナル」の看板!!普段なら絶対こんな事はしないのだが、自転車旅行では少し人が変わる私。これから向かう吉祥寺への道が聞きたくて、スウィングジャーナル社の扉を開けた。JAZZを聞きに東京へ8

  • JAZZを聞きに東京へ7

    湘南の景色を堪能した後、なぜか鶴岡八幡宮はパスして、稲村ヶ崎で山手へ向かった。住宅街の狭い道を走り、丘を越えると横浜にについた。桜木町のYHにチェックインを済ませ町に出た。「オフコース」の「秋の気配」に出てくる「港が見下ろせる小高い公園」がある。せっかくだから、中華街へ向かった。思えば、「中華街」、長崎に自転車で行ってチラ見した時が最初、横浜が今回、地元の神戸には、ず~っと後に家族と行ったのが初めてだった。入口で「崎陽軒」の焼売が売られていたが、これは横浜だけみたいだ。閑話休題。始めての中華街での食事。一人なので、どんな店に入ったら良いのか解らず、ぶらぶらする。結局ファストフード店みたいな所へ入る。「麻婆豆腐」みたいな豆腐料理を期待して「杏仁豆腐」を頼んだ。もちろん、正しくデザートの「杏仁豆腐」が提供された。満...JAZZを聞きに東京へ7

  • JAZZを聞きに東京へ6

    街に入ると、程なく小田原城公園にでた。小田原は戦国時代に素浪人だった英雄「北条早雲」が一代で乗っ取り築いた国。この城も綺麗に復元されていた。ゆっくりと休憩して景色を楽しんだ。さて、次は湘南。1980年頃に学生時代を生きた私にとって、特別な場所。ワイルドワンズ、サザン、ブレッド&バター、BOATHOUSE。茅ヶ崎を超え、東に行くにつれ、だんだんと「そんな空気」が濃くなっていく。湘南は、正月というのに「海の家」があり、サーフショップが開店中で、サーファーが海で跳ねていた。湘南海岸を過ぎると、左手に江ノ島電鉄の線路があらわれた。しばらくすると、電車に抜かれた。「俺たちの旅」等のドラマとかで見ていた「江ノ電」だ。「うわ~江ノ電や~」とひそかに盛り上がっていた。JAZZを聞きに東京へ6

  • JAZZを聞きに東京へ5

    午後5時前、まだ明るいうちに芦ノ湖に着くことができた。さて、宿探しだ。目の前に観光案内所があったので、「よし!」と思い行ってみると、休業。「正月やもんな~」「どうしょうかな~」すると、坂の上手で旅館の法被を着て掃除をしている「番頭さん」って雰囲気の男性が目に入った。いかにも、高そうな老舗旅館という感じだが、背に腹は代えられず「泊まれますか?」と尋ねると「うちは、お一人様はお泊めしてませんが、知り合いの民宿、聞いてあげようか?」と、言ってくれた。実はこれ、とてもラッキーなことだったようで、数年後ある年配の自転車乗りと飲んだとき、同じような場面で、けんもほろろな対応され野宿したという話を聞いたことがあります。閑話休題。さすが「番頭さん」の地元の顔が利いたのか、民宿から了解を得、坂の上の宿に向かった。夕食は他の泊まり...JAZZを聞きに東京へ5

  • JAZZを聞きに東京へ4

    地元の生活道路を抜け、1号線に出て東進する。視界が広がると、富士山が目に入る。三保の松原で見た時より、デカい。長距離トラックが脇を通り過ぎて行く。さすが1号線だなあ。ちょうど昼に、三島に着く。四つの国道が交差し、新幹線の駅もある都会だ。ここで、しっかりと昼食をとる。さあ、いよいよ、箱根への約20㎞の登坂スタートだ。と、気負って出発したものの、しんどかった記憶がない。左手に「でん!」と構える、生の富士山に見とれながら、「自転車で来て良かった~」と思いつつ登っていた。JAZZを聞きに東京へ4

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