JAZZを聞きに東京へ5
午後5時前、まだ明るいうちに芦ノ湖に着くことができた。さて、宿探しだ。目の前に観光案内所があったので、「よし!」と思い行ってみると、休業。「正月やもんな~」「どうしょうかな~」すると、坂の上手で旅館の法被を着て掃除をしている「番頭さん」って雰囲気の男性が目に入った。いかにも、高そうな老舗旅館という感じだが、背に腹は代えられず「泊まれますか?」と尋ねると「うちは、お一人様はお泊めしてませんが、知り合いの民宿、聞いてあげようか?」と、言ってくれた。実はこれ、とてもラッキーなことだったようで、数年後ある年配の自転車乗りと飲んだとき、同じような場面で、けんもほろろな対応され野宿したという話を聞いたことがあります。閑話休題。さすが「番頭さん」の地元の顔が利いたのか、民宿から了解を得、坂の上の宿に向かった。夕食は他の泊まり...JAZZを聞きに東京へ5
2016/05/29 20:14