<仏教のキモ>私とは何かと探求する世界でも地球でも一切衆生でもなく、本来は私が中心課題。自ら認識できることから思索を始めるのが仏教。私は心と体に分かれる。身体は今生の借り物。心は輪廻する。生まれたときから皆違う、環境も顔も体も心も好き嫌いも。平等ではない。それは私とは業の蓄積だから。みんな前世があり、だから違う人生。でも、だからこそ一人一人生きる意味があり価値がある。尊い命を授かる意味がある。なぜ輪廻するのか。すべてのものに原因あり結果するから。因と縁と果の連鎖の中に生きている。悟らないかぎり無知が残る。だから死ぬ瞬間の心に生きたいという執着があるので来世に心が向かう。今生でも無知だから外から入る刺激に反応して欲や怒りを生じ、苦しみ悩み迷う。それは他者のせいではない。みんな苦しみを作り出しているのは自分自...<仏教のキモ>