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クニの部屋 −北武蔵の風土記− https://blog.goo.ne.jp/kuni-furutone118/

北武蔵を中心とした歴史を紹介。地方のあまり知られていない城や古墳などを発掘します。

高鳥邦仁
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埼玉県
出身
埼玉県
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2006/06/13

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  • 時代の速さとともにつまらなさも加速する? ―金木書店の閉店に想ふ―

    2023年の春、浦和にあった古書店・金木書店が閉店した。寂しいの一言に尽きる。浦和へ行く楽しみが1つ減った。金木書店で『新編埼玉県史資料編6』を購入したその足で大学へ行ったのは懐かしい思い出。分厚いその本はバッグの8割のスペースを削り、重量も相当なものだった。でも、手に入ったことが嬉しくて、よせばいいのに電車の中で立ち読んで、周りの乗客に迷惑がられた。他県の資料集や『武蔵国郡村誌』を歯抜けで買ったのも金木書店で、あるとき幼い息子をつれて行くと、電車の本をプレゼントしてくれたのを覚えている。古書店は年を追うごとに数を減らしているのではないだろうか。僕が学生の頃は、町ごとに1店舗の割合で存在していた気がする(町の規模によるが)。埼玉県羽生市にも、1979年生まれの僕は3軒の古本店舗があったのを知っている。駅前...時代の速さとともにつまらなさも加速する?―金木書店の閉店に想ふ―

  • その水路には魔物が棲んでいる? ―加須市にて―

    水路に入ってはいけない。そう訴える看板がある。埼玉県加須市で見付けた看板。インパクトがある。足が止まり、目が釘付けになった。水路には、この世ならざる者が棲んでいる。だから入ってはいけない。近付いてもいけない。目があったら最後。引きずり込まれてしまう……。この夏も、痛ましい水の事故が全国各地で相次いだ。特に子どもに関する事故のニュースはもうなくなってほしい。夏が終わっても、水の事故が少しでも減りますように(合掌)。ゲーム「魔界村」に出てきそうな……水路にはこの魔物が棲んでいる?この世の人ならざる者が足を引っ張ろうとしている。これでは水路に近付けない。他方、「ボケて」に使われそうな……一応歴史的なことに触れておくと、この看板と出会った地域は、「堤」という小字が確認される。堤の大部分は消え去ったが、ほんの一部だ...その水路には魔物が棲んでいる?―加須市にて―

  • 埼玉に“たたりめ堂”が現れた? ―さいたま文学館―

    埼玉県桶川市の“さいたま文学館”で、「番外編たたりめ堂」が開催されている。「銭天堂」の悪役でおなじみの“よどみ”の店である。首都圏初の番外編らしい(令和5年9月24日までの開催)。たたりめ堂では、代金として支払うのは“悪意”。そこに入り込んだ客は自らの“悪意”を払って駄菓子を買う。はっきり言って好みである。なぜなら、悪意はとても人間くさいから。欲望、妬み、恨み、執着と、駄菓子をとおしてその人の人間性があらわれる。最初は悪意しかなかったが、途中で芽生えた善意と葛藤があればなお良し。その心の有り様を描くのが「文学」だと思う。個人的には、たたりめ堂の“眠れませんべい”にインパクトを覚えた。こんなのがあったら買ってみたいかもしれない。はて、支払わなければならぬ悪意とはなんだろう。自分も人間。悪意がないとは言えぬ。...埼玉に“たたりめ堂”が現れた?―さいたま文学館―

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