今年の24作品目 この本は4月にベスパで「土かべ文庫」へ行った際に購入した古本ですが、他の本を先に読んでいたのでなかなか順番が回って来なかったな(^^; 柚月さんの作品は5年ほど前に『慈雨』を読んでいて「他の作品も読んでみようかな」と言っていながら、やっとこれが2作品目となった。 それはともかく本作品ですが、二人の刑事が山形県天童市で行われている若手棋士よる対局の会場にやってくるところから始まり、叩き上げのベテラン刑事が「いい面構えだ。人ひとり殺してもなんでもねぇって面ァしてやがる」って言うから、棋士に殺人容疑があるんだな。ってのは分かった。 その事件は約四か月前に埼玉県の山中で身元不明の白骨…