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2005/05/22

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  • 【再読】 『聖の青春』

    泣いた。いつか再読したいと思い、PDF化したデータをKindleに保管しておいたのだが、通常のKindle本に慣れてしまうと、PDF版を読むのが億劫になってしまう。改めてKindle版を買い直そうかと思っていたところAudigle版が出ているのを発見。それでも、悲しい結末を知っている

  • 2475 『組織の不条理』

    ◇2475 『組織の不条理-なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか』 >菊澤研宗/ダイヤモンド社「限定合理的」という言葉が耳に新しく、記憶に残った。同僚が薦めてくれたのをきっかけに手に取ってみた本。旧日本陸軍の不条理を、新制度派経済学というアプローチで

  • 【映画】 『ボーン・スプレマシー』

    前作よりは面白くなってきた。記憶を失った主人公・ボーンが、過去との繋がりのある現場に赴くことでフラッシュバックのように少しずつ記憶を取り戻していく。そんなボーンのことを消してしまいたいCIA幹部たち。裏にある陰謀は、むしろ単純かもしれない。秘密を知られた

  • 2474 『最高のコーチは、教えない。』

    ◇2474 『最高のコーチは、教えない。』 >吉井理人/ディスカヴァー携書コーチングの特性をわかりやすく解説している。日本のプロ野球で活躍し、アメリカの大リーグも経験された吉井さん。日米のコーチングの違いなどを目の当たりにし、最初は乗り気でなかったコーチ

  • 【映画】 『ザ・バンクー堕ちた巨像』

    今回も2日間に分けて視聴。どうも集中力が落ちている。米独英合作の大作。最初は物語の世界観に入り込めず、苦労した。果たして銀行がここまでやるだろうかと現実味を感じなかったこともその一因かもしれない。感想を書くに当たって、作品の背景などを調べて見たところ、

  • 2473 『透明な迷宮』

    ◇2473 『透明な迷宮』 >平野啓一郎/新潮文庫相変わらず不思議な世界観。本書は平野さんの短編集。平野さんは長編向きではないだろうかと思っていたが、短編も(多少の濃淡はあるが)面白かった。特に面白かったのは『冒頭~消えた蜜蜂』と『火色の琥珀』だった。

  • 【映画】 『ボーン・アイデンティティ』

    うーん、面白いとは言えないが、つまらなくもない。マット・デイモン主演のアクション映画。CIAの工作員として鍛えられ密命を帯びて船に乗り込むが、そこで任務に失敗し銃で撃たれて海に放り出される。たまたま漁船に助けられたが、記憶を失っていた主人公。自分は誰なのか

  • 2472 『キクタン英会話(発展編)』

    ◇2472 『キクタン英会話(発展編)ー聞いてマネしてすらすら話せる』 >一杉武史/アルク短い方が難しい。ネットで文例の一部を見かけて、ちょっと面白そうだと思いKindleで購入。普段の仕事ではあまり使わないが、ドラマなどを見ていれば多用されそうなフレーズたち

  • 1000日連続読書記録

    アメリカに駐在してからは、紙の本を買いづらくなり、読書はもっぱらKindleで楽しんでいる。最初は抵抗感があり、紙の本の方がよいと思っていたのだが、使い始めてみると意外に便利。過去にも書いたかもしれないが、Kindleの利点は下記の通り。・文字の大きさを拡大・縮小

  • 2471 『猫を棄てる・父親について語るとき』

    ◇2471 『猫を棄てる・父親について語るとき』 >村上春樹/文春文庫父親に対する思いと回想録。村上さんの人間らしい一面が垣間見える。タイトルだけ見ると、「猫を棄てる」という少々刺激的な言葉の方が目立ってしまい、どんな内容かとドキドキしながら読み始めた。

  • 【映画】 『ミュンヘン』

    池上彰さんの著書で紹介されていたもの。実話を元にした映画とのことで、週末に視聴した。1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件と、その後のイスラエル諜報特務庁(モサド)による黒い九月に対する報復作戦を描いたもの。ミュンヘンオリンピック事件に関する映画だと

  • 2470 『企業変革力』

    ◇2470 『企業変革力』 >ジョン・P・コッター/日経BP社企業変革の古典的教科書。昨年、企業変革に関するケーススタディ形式の講義を受講した。そこで取り上げられていたのだコッター氏の変革のための8段階のステップである。ケーススタディを経て得た知識というのは

  • 『ターニングポイント:9・11と対テロ戦争』

    Netflixのドキュメンタリー作品。アメリカのテロとの戦いを描いたかなりの力作だ。約1時間のドキュメンタリーが5話。1話目の9.11事件が幕開けだ。2001年といえば、もう20年以上も前の話。リアルに経験していない若者が社会人になっているのかと思うと時間の流れの早さを

  • 2469 『かたちだけの愛』

    ◇2469 『かたちだけの愛』 >平野啓一郎/中公文庫よくもまぁこのような不思議な物語を生み出せるものだと感心。平野さんの分人主義シリーズ3作目。前作ほど分人を意識させるものではなかった。女優の叶世久美子(Audibleで聞いたので、こんな字を書くのだとブログを

  • コーチ・エィ・ファウンダー:伊藤守氏講演会

    海外にいて恵まれていると感じるのは、著名な方の講演を生で聴くことができること。コロナ禍ではオンラインセミナーが主流となり、コロナ後も定着していて便利に使っている。時差さえ気にしなければ日本で開催されるオンラインセミナーへの参加も可能だ。しかしながら、やは

  • 2468 『少年と犬』

    ◇2468 『少年と犬』 >馳星周/文春文庫犬好きにはたまらないハードボイルド・ミステリー。最近、犬が登場する小説についつい手を出してしまっている。『犬がいた季節』『犬を盗む』そして本書『少年と犬』。テイストは全く異なるのだが、本書と『犬がいた季節』には

  • 私の履歴書・ヘンリー・クラビス

    日経新聞[2024.10.01~10.31]私の履歴書・ヘンリー・クラビスKKR共同創業者兼会長。日本でも多くの企業再編に関与しており著名な存在。KKRとは、1976年にジェリー・コールバーグ、ヘンリー・クラビス、ジョージ・ロバーツの3人で立ち上げた買収ファンドの草分けである。

  • 2467 『マイクロスパイ・アンサンブル』

    ◇2467 『マイクロスパイ・アンサンブル』 >伊坂幸太郎/幻冬舎とても奇妙な世界観なのだが、それを読ませてしまうところが伊坂幸太郎なのだろう。むしろ、本書が伊坂さん以外の作家の本であれば、途中で投げ出していたかもしれない。それほど最初は世界観に馴染めず

  • トランプ政権

    日本でもアメリカ大統領選は大々的に報道されていたようだ。スウィング・ステート(左右に揺れる州)と呼ばれる激戦州7州で勝った方が選挙を制する勝者総取り方式。内訳は以下の通り。ペンシルベニア 19、ミシガン 15、ウィスコンシン 10、ノースカロライナ 16、ジョージア

  • 2466 『犬を盗む』

    ◇2466 『犬を盗む』 >佐藤青南/実業之日本社犬をテーマにしたミステリーというのも珍しいと思い手にしてみた。とある殺人事件の現場から消えた(盗まれた)犬。なぜ犯人は金品を盗むと同時に犬を連れ去ったのか。伏線がきちんと貼られていて、オーソドックスなミス

  • 【再読】 『教養としての「地政学」入門』

    【再読】 『教養としての「地政学」入門』9月に読了した出口治明さん著の『教養としての「地政学」入門』。特にマッキンダーの主張は大変示唆に富むものだと思ったのだが、今ひとつ咀嚼し切れておらず、あまり記憶に残っていない。読んだばかりではあるが、ずっとモヤモ

  • 2465 『これは経費で落ちません!(5)』

    ◇2465 『これは経費で落ちません!(5)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫森若さんシリーズのスピンアウト編。本シリーズは定期的にAudibleにアップされるようで、これまで4冊目までを読了し終えていた。気軽に楽しめるので新しいシリーズがアッ

  • メキシコ(番外編)

    そういえば、メキシコ出張の帰りに、ちょっとしたトラブル(というより、自分で引き起こしたミス)に遭遇した。メキシコから無事シカゴに帰りつき、イミグレーションを抜けて少し息をつく。メキシコシティは安全とは言われているものの、やはりアメリカ国内の出張に比べる

  • メキシコ(Basilica of Our Lady of Guadalupe)

    出張の最終日、打ち合わせ後に少しだけ時間ができたので近くの教会を見学。キリスト教国であるヨーロッパの国々が進出した結果とはいえ、北米大陸の全く異なる文化に、キリスト教という同じ宗教が根付いていることに、改めて歴史の不思議さと深さを感じた。大聖堂は最近建

  • メキシコ(死者の日・前夜祭)

    メキシコでは11月1日と2日が「死者の日」というお祭りの日。死者の日はメキシコの伝統文化、風習である。死者を偲びそして感謝し、生きる喜びを分かち合うことを目的としている、とのこと。日本でいうお盆のようなものだ。この日には死者のメイクをし、亡くなった方々の魂

  • メキシコ(ダウンタウン)

    メキシコへ出張。到着が日曜の昼過ぎだったので、休日を活用してダウンタウンへ観光に連れていっていただいた。旅行記というのは自分で準備してこそ、いろいろ書きたいことが出てくるもの。他の方にアレンジしていただいた観光は、なぜか感想が書きづらい。よって、ブログ

  • 2464 『犬がいた季節』

    ○2464 『犬がいた季節』 >伊吹有喜/双葉文庫癒しの小説。ほっこりさせられるととともに、ジーンときた。三重県のとある高校に迷い込んだ白い犬。コーシローと名づけられたその犬を取り巻く、高校生たちの青春群像。連作小説の構成で、昭和の終わりから令和までを一

  • Youtube先生(ゴルフレッスン)

    アメリカにいる間に、少しでもゴルフが上手くなれればと思いつつ、そもそも苦手意識が強いので、ついつい言い訳を作ってはサボりがち。久しぶりに同僚たちとラウンドしたところ、最近始めたばかりの後輩がとても上手になっていた。うまくなった秘訣を聞いたところ、Youtube動

  • 2463 『わたしのいないテーブルで』

    ◇2463 『わたしのいないテーブルで-デフ・ヴォイス4』 >丸山正樹/東京創元社障がい者の方への向き合い方を深く考えさせられる一冊。筆者は長編の方が向いているのではなかろうか。本シリーズは1作目と本作(4作目)が長編、2・3作目は連作短編集である。本作

  • 5000記事

    ブログを始めて約20年。よくもまぁ続いたものである。記事数は、いつの間にか5000件に達していた。本日時点で書評が2462件、覚書が2538件。合計5000件である。(要項は過去の記事をまとめただけのものなので除外)。一度、すべてのブログ記事を読み返してみたいと思ってい

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