◇2333 『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』 >遠藤誉/ビジネス社このようなモノの見方もあるのかと、多面的な視点の重要性を認識した本。遠藤誉さんの本は数冊読んでおり、深い人脈と堪能な中国語を駆使して得た情報から発信される洞察が面白いと感じていた。本
◇2333 『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』 >遠藤誉/ビジネス社このようなモノの見方もあるのかと、多面的な視点の重要性を認識した本。遠藤誉さんの本は数冊読んでおり、深い人脈と堪能な中国語を駆使して得た情報から発信される洞察が面白いと感じていた。本
とある教材を読んでいて悪いリーダーの20ヶ条というものがあることを知った。検索してみるとマーシャル・ゴールドスミスという方が提唱しているものらしい。『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』という本で書かれているものらしいが未読。うまく纏まっている記
◇2332 『アイネクライネナハトムジーク』 >伊坂幸太郎/幻冬舎文庫筆者が意図していることなのだろうが、物語が断片化しすぎていて今ひとつ入り込めなかった。筆者曰く、恋愛小説だそうだ。複数の人物が登場する連作短編小説のような構成。それぞれの章で主人公が入
今年はNHKの大河ドラマを見続けている。この数年はあまり面白いと思えずに途中で挫折していたのだが、平安時代というのは、ほとんど予備知識もないせいか新鮮で非常に面白い。さて今回の本題はクローズアップ現代。これまであまり見たことのなかった番組なのだが、大河ドラ
◇2331 『歌われなかった海賊へ』 >逢坂冬馬/早川書房前作がとても良かったので、どうしても比較してしまう。悪くはなかったけど。。。『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬さんの書き下ろし。第二次世界大戦でドイツが降伏する直前のシーンを描いた作品。ナチ体制に
先日出張先で仕事をしていた際の話。突然、メールが目の前から消えていくではないか。気がつくと、十数件残っていた受信ボックスのメールが、空になってしまっている。おかしいと思い、他のフォルダを開いてみると、最初は存在したメールが目の前でどんどん消えていく。。
◇2330 『不死身の特攻兵-軍神はなぜ上官に反抗したか』 >鴻上尚史/講談社現代新書なんとも遣る瀬無いが、歴史に一石を投じた一冊。本書は尊敬する先輩から紹介いただいた本。会社では上司からいろいろと反対意見を言われることも多いが、それらの意見が全て正しい
GLOBISの知見録を視聴。日立の河村氏をこういったセミナーでお見かけするのは初めて。内部のご苦労を聞くことができる貴重な映像だった。以下、記録のためのメモを残しておきたい。■JesperKoll氏・日本企業は判断が遅い。シンガポールやドイツなら2週間で結論が出る
◇2329 『海賊と呼ばれた男』 >百田尚樹/講談社文庫仕事とは何かを考えさせられる本だった。本書の存在は以前から知っており、いつか読みたいと思っていたもの。たまたま友人との会話で話題にのぼり、これを機にと思ってAudibleで聞いてみた。ちなみにAudibleの聴き
最近、考えさせられる重めの内容のドラマが多かったので、少しコメディタッチの軽いものをと思い見てみたもの。主役は『サイコだけど大丈夫』でも主演を務めたキム・スヒョン氏。今回は400年前に地球にやってきた宇宙人という役柄。韓国ドラマは、タイムスリップしたり、幽
◎2328 『老子』 >蜂屋邦夫訳/岩波文庫今まで読んだ中国古典の中では、一番好きかもしれない。これまで読んだと言っても「四書」と呼ばれる『論語』『大学』『中庸』『孟子』と『貞観政要』くらいだが、長すぎず、警句のようでいてちょっと考えさせられる内容。繰り
朝鮮王朝モノは、食わず嫌いのところがあって、今まで見たことがなかったのだが、本作はタイムスリップもので、シチュエーションコメディのような面白さがあると聞いて見てみた作品。前評判通り、気軽に楽しむことができた(といっても、途中は権力闘争でドロドロするシーン
◇2327 『スタートアップ投資のセオリー-米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか』 >中村幸一郎/ダイヤモンド社仕事でスタートアップの方と関係が出てくるかもしれず、慌てて勉強。まずは要点と思われる箇所を要約して抜粋。・VC(ベンチャー・キャ
先日、タイパは悪か?というブログを投稿し、古典の読み方についても記載した。限りある時間を割いて、ゆっくりと古典に向き合うのは素晴らしいこと。とはいえ、一方で難解な書籍に向き合うのはしんどいことでもある。そんな際に役立つのが解説書や入門書だ。以前は、古典
◇2326 『孟子』 >宇野精一訳/講談社学術文庫奥が深い。『孟子』は尊敬する慎泰俊さんの愛読書の1つ。ご自分のブログでも何度か引用したものを紹介されている。いくつかの篇に別れており、孟子に対する問いに対して孟子が答えるという形の文章が多い。紀元前300年前
会社の同僚に勧められて、途中からNetflixで見始めたドラマ。いきなりミュージカル調になるのには驚いたが、難しい話を軽い調子で扱うための工夫であろうか。パワハラ・セクハラは日常茶飯事(というか、そういった意識や言葉もなかった時代)の昭和と、行きすぎたコンプラ
◇2325 『私たちの世代は』 >瀬尾まいこ/文藝春秋さすが瀬尾さん。相変わらず暖かな読後感。本書もAudibleで楽しんだのだが、ちょっとしんどかった。筆者が意図的に行っているのだが、複数の登場人物(しかも、苗字と名前を意図的に使い分けている)と複数の時系列が
前回の年末年始に帰国して以来、久しぶりの日本。米国に駐在してから、一時帰国を除いた日本出張は初めてである。日本がさほど大きく変わっていた訳ではないが、自分なりに感じた変化を記録しておきたい。・Paypayやタクシーアプリが普及していた。私が日本にいた頃にもあ
◇2324 『どんがら-トヨタエンジニアの反骨』 >清武英利/講談社途中まではとても面白かったのだが、最後の最後で興醒め。。。清武さんの本はやはり面白い。ノンフィクションでありながら、小説のような臨場感。ついつい登場人物に感情移入させられてしまう。
個人用のパソコンをMacに切り替えて約半年。会社ではWindowsのパソコンを使っているので、キーボードに関しては使い分けが必要。会社もMacであればこちらの操作方法に慣れた方がよいのだろうが、使用頻度は圧倒的に会社PCの方が多い。そうするとMacのキーボードを少しでもW
◇2211 『ジョークで英語多読!(Vol.4)』 >松尾光治/Transtream LLC今回のテーマは、結婚、エスニック、医者、弁護士。エスニックは特定の国の人をステレオタイプに揶揄するもの。最初のジョークはポーランド人に関するものだが、ポーランド人は頭が悪いというステレ
◇2210 『ジョークで英語多読!(Vol.3)』 >松尾光治/Transtream LLC今回もJokeを5つ紹介。家族、男女関係、お年寄り、宗教の4つがテーマだったのだが、家族や男女関係は下ネタ的なものが多く、宗教はタブーな場合もあるため、今回はお年寄り関係のジョークに偏って
成毛眞さんが薦めていらっしゃったので見てみたもの。10話一気見必至とのことだったが、私にとってはそこまでではなく、毎日1話ずつを見て行った。3月末から4月の上旬は、年度末決算の関係でドタバタしがち。それでも、ここ数年はスムースだったのが、今年はいろいろと
◇2209 『スペードの3』 >朝井リョウ/講談社文庫本書も前作に似たコンセプトを感じた。ある角度から見ると強そうに見える人物が、別の角度からみると悩みや葛藤を抱えている。最初は少しとっつきにくかった。ある舞台女優とそのファンクラブの人たちという、ちょっ
◇2208 『もういちど生まれる』 >朝井リョウ/幻冬舎文庫そういえば自分は連作小説が好きだったんだと、思い出させてくれた作品。とある大学を舞台に、学生たちが青春を演じる連作短編小説。それぞれが独立した物語でありつつ、登場人物がいろいろとリンクしていく様
◇2207 『星やどりの声』 >朝井リョウ/角川文庫深みがありながらも、ほっこりとさせられる作品。『何者』の再読と『桐島、部活やめるってよ』が面白かったので、久しぶりに作家の固め読みをしてみようかと思っている。仕事を進める上でも、これまではロジック(論理
異文化研修に参加したので、ポイントをまとめておきたい。・世界的にはジョブ型雇用が主流であり、日本のメンバーシップ型雇用はグローバル的には特殊。まずは、この認識を持つことが大切。・フィードバックには、ポジティブ・フィードバックと、ネガティブ・フィードバ
4月は新年度がはじまるタイミング。このブログはカレンダーイヤーベースで書いているので、1年の計などは1月からはじめているのだが、3月末まではなんだか忙しくって、まったく着手できていなかった。4月の新年度をきっかけに、もう一度取り組もうという決意表明。具
以前にも書いたがアメリカの卵は値段が高い。1パック12個入りで4~9ドル。9ドルだと1個100円近くであり、日本の高級卵と変わらない。。。さて、今回はアメリカで配布されているフリーマガジンに卵に関する記事があったので、備忘のために記録しておきたい。■鶏の飼育
◇2206 『ジョークで英語多読!(Vol.2)』 >松尾光治/Transtream LLC今回も楽しみながら英語を学習。ジョークで英語多読の第2弾である。冒頭に多読のポイントが述べられている。少し前までは(1)辞書はひかない、(2)わからないところはとばす、(3)つまらな
◇2205 『桐島、部活やめるってよ』 >朝井リョウ/日経文庫高校を舞台にしながらも、人間の内面を深くえぐった作品。映画は見ていたのだが、原作の方は未読だったもの。『何者』を再読して、読みたくなった。最初ははるか昔の高校生の頃の話だと、なかなか感情移入で
再読はしないだろうと思っていたのに、映画を見たら原作も見返したくなってしまった。やはり2時間という枠の中に原作の要素をすべて詰め込むのは難しく、小説の方がより濃く深い世界を描いているように感じた。筆者の朝井さんは、とにかく心理描写がすごい。自分でなん
◇2204 『残念なビジネス英語-ひとこと変えれば、あなたの仕事はうまくいく』 >岡田兵吾/アルク日本人が使いがちな「文法的には正しいけどビジネスシーンでは失礼な英語」をピックアップしている。私にも思い当たる節あり。本書は筆者の岡田さんから献本いただいた
『イニシエーション・ラブ』を見た後、U-Nextのレコメンデーションで発見。実はこの映画はWOWOWで放映されているのを見た記憶があるのだが、その時には感想を書かなかった。主役の拓人を佐藤健さん、瑞月を有村架純さんが演じている。その他に山田孝之さんが出演していたの
小説が面白かったので、これをどうやって映像化したのか気になりU-NEXTで視聴。原作でも感じたのだが、この作品は80年代が舞台。私自身の少しだけ上の世代といってよかろうか。挿入歌も懐かしいし、携帯電話のない時代、鳴らない電話をドキドキしながら待つという感覚も、
◇2203 『セカンド・ラブ』 >乾くるみ/文春文庫うーん、これはいただけない。。。残念ながら期待を大きく下回る出来栄え。『イニシエーション・ラブ』が面白かったので期待していたのだが。最初にトリックありきで物語が構成されているように感じる。ヒロインの動
○2202 『イニシエーション・ラブ』 >乾くるみ/文春文庫すっかり騙されてしまった。違和感は感じていたのに見抜けなかった。。。積読本が10冊(紙の本6冊+電子書籍4冊)まで減ったのだが、そこからなかなか進まない。これまでなかなか食指が動かなかったもの、つ
先日の出張ではUberでの移動が片道1時間。車の中でメールチェックをすると酔ってしまうので、これまではもっぱら音楽を聴いたり睡眠を取ったりしていたのだが、飛行機から降りた直後だと、すでに仮眠を取ってしまっていて眠くないことも。そんな中で、今回試してみたのがK
◇2201 『mRNAワクチンの衝撃-コロナ制圧と医療の未来』 >ジョー・ミラー/早川書房自分が打っているワクチンのことくらい知っておかなければと思い購入。正直、ワクチンの仕組みを完全に理解したとは言えないが、ビオンテック社の真摯な努力と数々の偶然の上に迅速な
最近は最低でも月1回の国内出張が入ってくる。赴任当初はコロナでまったく出張が出来なかったので、意識的に現場に足を運ぶようにしているのだ。さすがにこのくらいの頻度になると、出張も当たり前のルーティンのようになってくる。2泊3日程度の出張が多く、荷物などは