高岡英夫著「究極の身体」に対する印象の変化
前回のブログにも書いた通り、以前読んだ時に、この本には太極拳の動きを理解するヒントがたくさんあると感じていました。 今回も途中まではそれを期待して読み進めていたのですが、何か違和感を感じ始めました。 読み進めながら、太極拳を上手くなるためにはこうしたら良い、といったことをブログで紹介できるような内容を探していました。自分としては参考になることでも、他の人に説明をしようとするとなかなか難しい感じがしてきました。 著者が説明をしている「究極の身体」は身体がリラックスしていることが前提となっています。そのため、身体をリラックスできていない人に中身を共有しても、なかなか実感をしてもらい、役に立ててもらうことができないように感じました。 股関節に関する説明で、「股関節なら。。。フォームやポジションによって一番体重がかかる一点が、物理学的に決まっている。一番効率よく立つためにはその一点をきちんと身体が知っていて、そこに体重がかかるように筋肉をコントロールしなければならない。」と書かれています。 最近、套路の最中に片足をあげるとき、腰をどの角度にしたら股関節に一番体重がかけられて安定するかを探りなが
2022/09/21 08:33