「秋の声」バッタたち
昨日の秋分の日を過ぎて、今朝は雨も降って急に涼しくなり気温も25度以下となって、漸く秋の訪れを実感します。毎年今頃になると空の色や雲の変化に加え、木の葉が風に吹かれてそよぐ音、遠くから聴こえてくる虫しぐれの音など・・夏の間は猛暑・酷暑に翻弄されて耳を傾けるゆとりもなく、気付かなかったかすかな音も聴こえて来るようになります。涼気がしだいに増してくるにつれて、こうした自然の風物がささやきかける声も、耳にしみ入るように入ってくる。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる<古今和歌集藤原敏行>秋の澄み切った空気は音までも澄んで響いてくるような気がします。「秋の声」は、そんな秋の澄みわたる自然の気配を感じる言葉です。今日の画像は秋の散歩で出合った、バッタたちをアップします。ハネナガイナゴ。ツチイナゴの子...「秋の声」バッタたち
2024/09/23 09:19