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組曲「孝行之巻」で大蛇の犠牲になろうとして行く時の歌もあれば人生無常。命短くはかなき世の中をなげいた歌もある。時の間の嵐吹きゆんてや思まぬませ垣はすらな我花散らち時の間の嵐:突然吹く嵐→思いがけない急な不幸。ませ垣はすらな:ませ垣は作らない→事が起こらない手段を作る。我花散らち:大事な花を散らしてしまった→大事な人を失ってしまった。突然に嵐が吹くとは思わず、ませ垣を作らなかったので大事な花を散らしてしまった。大事な人の死を悼んだ歌であり、事が起こってから悔やむことを歌にして
打豆は、車棒を水車のように回しながら打って、さやから豆を出すという意味。打豆節は、豆を飼っている馬に食べさせて飾り立てて遊びに行く楽しさや、季節の光景などの詩がある。発祥は久米島。全6首。真謝の浦波の今日とれてをもの馬に鞍おそて我無蔵つれら真謝の浦波:久米島の真謝の北にある同名の浦の波とれてをもの:凪。静かな状態。我無蔵:自分の恋人真謝の浦は今日は風も無く波もおだやか、馬に鞍を置いて彼女を乗せて連れて行こう。打豆と真豆わ馬小にかい食はち遊庭のかずにしだち出ぢら打豆:大豆
こんにちはー。表記ですが、こちらになります。本日、の!つまり、与謝野晶子さんの『みだれ髪』の琉歌バージョン。ずっと前ですが俵万智さんがチョコレート語訳の『...
池当(いけんたう)は永良部島にある地名で、本歌の発祥地。春から夏にかけての歌詞が多い。読み方は、イキントウ、イチントーなど。場所は、池の周辺にあるところ、沖永良部島の和泊町出花集落付近。春や野も山も百合の花盛り行きすゆる袖の匂のしほらしや春は野も山も百合の花盛りで、行きすがらに出会う人の袖も百合の花の匂いが移っているようでゆかしい香りがする。組曲「手水の縁」の主人公が瀬長山から帰る途中で、美人の女性に会う前触れの曲。