「この国で生きていくための技能」~ちょっと憂鬱な正月に考えたこと①
能登半島地震と羽田空港地上衝突事故から1年、 わが家でも家族がそろわない少し憂鬱な正月、 考えてみたらこの国の民は、 生れたときから、生き方に厳しい制限がかかっていた。という話。(写真:フォトAC) 【少し憂鬱な正月】 昨年の正月は長女の家族4人と長男夫婦、96歳だった私の母と私たち夫婦、計9名の賑やかな始まりだったのが、今年は子どもたちがそれぞれの配偶者の家で過ごす順回りなので、母と私たちだけ、たった三人の静かな元旦となりました。 しかも母は昨年の6月末から入所している老人ホームの生活にすっかり慣れ、車椅子を使って無理をしない生活を送っているため、足腰がずいぶん弱って寝室と居間との行き来も大…
2025/01/08 04:27