『碧巌録』より 第四則 徳山挟複子 / 徳山至潙山(その3)

『碧巌録』より 第四則 徳山挟複子 / 徳山至潙山(その3)

龍潭和尚は、徳山が仏の化身である老婆によって提起された「過去心・現在心・未来心」の公案を、徳山自身が体得できるよう、徳山の機微に合わせて接してやったのである。この徳山の説話は、禅における「わかる=悟る」の契機とその体験を垣間見させてくれる。

2024/04/25 13:26