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関東大震災に際して発生した朝鮮半島出身者に対する虐殺事件については、少なくとも二つのファクトチェックが必要です。第一のファクトチェックは、言わずもがな、同事件の被害者数です。韓国や在日韓国・朝鮮系の人々は凡そ6000人と主張する一方で、日本国側、特に右翼系の人々は、当時の警察の調査や裁判記録等に基づいて233人としているからです。数字が桁違いですので、ファクトチェック、即ち、事実調査を実施しませんと、真相は明らかとはなりません。そして、第二のファクトチェックは、同事件が起きた原因に関するものです。一般的な説明では、震災の混乱の最中に朝鮮半島出身の人々が暴動、略奪、暴行、放火、あるいは、テロなどを行なったとする‘デマ’を日本人が信じたため、無実の人々が虐殺されたとされています。しかしながら、この情報が事実無...関東大震災朝鮮人虐殺問題に必要となる第3のファクトチェック