野生のボーナスステージに坩堝を見た
秩序というのはいとも簡単に乱れるものである。 どれほど平和に暮らしていたとしても、ほんの少しいつもと違う要素を加えられただけで争いが起きてしまう。昨日もそんな光景を目にした。 妻と出かけた帰り道、いつも通り川沿いを歩いていた。この川にはカルガモが棲息しており、水辺に箱座りしたり川にぷかぷか浮いていたりする。なんとも平和な存在である。日々癒しを与えてくれる愛くるしい存在だ。 昨日もカルガモがいることを確認し、しばし眺めるかと妻と足を止めたがどうにもいつもと様子が異なっていた。少なくないカルガモたちが右往左往していたのだ。 よくよく見ると誰かが餌を撒いたようで我先にと餌に群がっていた。そしてその中…
2022/10/31 19:00