こんにちは。セミリタイア生活を送っているきみです。 世間では「資産1,000万円を超えたら世界が変わる」なんて言われることもありますが、実際のところどうなのでしょうか？ まず、1,000万円もの資産を貯められたあなたは、本当にすごいと思います。 多くの方が生涯でそこまで貯められないなか、ここまできたあなたの頑張りには心から拍手を送りたいですし、是非誇りに思ってください。 この調子で資産形成の旅を続けていきましょう！ この大台に乗った今、1,000万円でセミリタイアできるのか、独身ならどうなのか、また年齢によって必要な額はどう変わるのか。 私自身の経験を交えながら、ざっくばらんにお話ししていきま…

こんにちは。きみです。 今日は、その名前からは想像もつかない、驚くべき知恵と戦略を持つ鳥について書いてみたいと思います。 誤解を招く名前の由来 「アホウドリ」という名前を聞くと、あまり賢くない鳥を想像してしまいますよね。実は、この名前は大きな誤解に基づいています。 アホウドリという名前は、この鳥が無人島を繁殖地としていたため、人間を見ても逃げない習性から「愚鈍なもの」として名付けられました。 「バカドリ」「トウクロウ」といった異名も、同じ理由からつけられたものです。 面白いことに、英語ではAlbatross（アルバトロス）と呼ばれ、その印象は大きく異なります。 ゴルフではパー5のホールを2打で…

FIRE（Financial Independence, Retire Early：経済的自立、早期リタイア）への関心が高まっています。しかし、完全な引退が幸せな選択かどうかは、人それぞれですよね。 多くの人がFIREのデメリットとして「社会との繋がりの喪失」や「目的意識の低下」を指摘しています。 実際、経済的な自由を得ても、充実した人生を送るためには適度な社会との関わりや、自分の価値を感じられる活動が重要かもしれません。 もし自分が22歳で社会人1年生なら、35歳での「完全引退」ではなく、週2-3日程度の労働を続けながらの「セミリタイア」を目指すと思います。 この働き方であれば： - 社会と…

こんにちは。きみです。 最近、これまでの人生を振り返って見ると、自分が大きく成長できたと実感する瞬間は、いつも「居心地の良い場所」から一歩踏み出したときだったような気がします。 本能と逆らう不安を抱えながら 安定した環境で過ごすことは、誰にとっても心地よいものです。実は、これには深い理由があります。人間は本能的に変化を嫌う生き物なのです。 これは進化の過程で獲得した重要な生存戦略です。原始時代を考えてみれば分かりやすいですよね。見知らぬ土地に無防備に踏み込めば、猛獣の餌食になるかもしれません。 種の保存という最重要課題を解決するには、リスクの高い行動は避けるように本能がブレーキをかける仕組みが…

こんにちは、きみです。 先日、エヌビディアのCEOであるジェンスン・フアン氏の興味深いインタビュー記事を読みました。 「これからの10年はAIの応用科学が主役になる」「最初にやるべきはAIを学ぶことだ」という彼の言葉に、深く考えさせられました。 AIブームの中で考えること フアン氏は「AIとのやりとりを学ぶことは、優れた質問をする力を身につけるのと同じ」と語っています。 しかし、私は自身の経験から、この「AI学習」の位置づけについて、少し異なる視点を持っています。 私の時代は「コンピューターを使いこなせるか」が基礎スキルでした。決して、これだけで給与が上がるわけではありません。むしろ仕事をする…

こんにちは。きみです。 今日は、普段から意識している「パレートの法則」について、その歴史的背景と実際の活用例を交えながら書いてみたいと思います。 パレートの法則はどのように発見されたのか パレートの法則は「全体の8割の結果は2割の原因から生まれる」という考え方です。この法則は、1897年にイタリアの経済学者・社会学者のヴィルフレード・パレートによって発見されました。 面白いことに、パレートはまず自分の庭で育てていた豆の観察からこのパターンに気づいたと言われています。豆の株を観察していると、全体の収穫量の80%が、株の中の20%の枝から得られることに気づいたのです。 たとえば10本の枝があったと…

みなさん、こんにちは。キミです。 今日は、なぜ東京での生活を離れ、伊豆で暮らすことを選んだのか、その経緯について書いてみたいと思います。 実は私、社会人になってから10回以上も引っ越しをしています。住んでみたい街があれば、そこに引っ越すことに躊躇しない性格なんです。 引越しは確かに面倒ですが、それ以上に新しい経験ができるワクワク感の方が強いんですよね。 コロナ禍前は、東京のど真ん中、四谷・市谷エリアのタワーマンション28階に住んでいました。2LDKで家賃は30万円以上。 自分のオフィスまでタクシーで15分、電車でも25分という便利な立地で、仕事をする上では申し分のない環境でした。息子の大学キャ…

こんにちは。きみです。 セミリタイアして伊豆に移住してから、新しく始めたゴルフにすっかりハマってしまいました。今日は、ゴルフを始めて良かったと思うことについて、みなさんと共有したいと思います。 実は、会社員時代はゴルフをほとんどやっていませんでした。打ちっ放しに数回行った程度で、バーチャルゴルフを体験した程度です。 幹部職を長く務めていた関係で、取引先からも社員からもゴルフへの誘いは数多くありましたが、あえて距離を置いていました。 その理由は単純で、都内に住んでいた当時は、週末にゴルフに行くとなると、千葉や埼玉などまでの往復で数時間。1日を完全に潰してしまうことになります。 「どうせやるなら上…

こんにちは。きみです。 昨日、高校時代の友人が私の伊豆の家に泊まりに来てくれました。 夜遅くまで語り合いながら、私が選択したセミリタイア後の生活と、第一線で働き続ける友人たちの生活を比較して、いろいろと考えさせられました。 異なる時間の流れ方 私の友人たちは、東京のオフィスで毎日慌ただしく過ごしています。彼らの話を聞いていると、私が以前、会社を率いていた頃の生活を思い出します。 時間があっという間に過ぎ去り、常に次の目標に追われている感覚。確かにあの頃は、高揚感や充実感がありました。 一方、セミリタイア後の私の生活は全く異なります。 伊豆の自然の中で、海や山の景色を眺めながら、鳥のさえずりに耳…

こんにちは。きみです。 オランダ人のある経営者から印象的な言葉を教えてもらいました。 「心臓が激しく鼓動する時、人は成長しているんだよ」 この言葉を聞いて、自分の経験を振り返ってみると、確かにその通りだと感じました。 人生の大きな転機、特に新しいことへの挑戦を決意した時には、いつも心臓が大きく高鳴っていたように思います。 コーネル大学の研究によると、人生の終わりに最も後悔するのは、失敗したことではなく、挑戦しなかったことなのだそうです。 「やっておけば良かった」という後悔が、最も心に残り続けるというわけです。 約30年ほど前の話ですが、私自身、500人ほどいた同級生の中で、アメリカ留学に踏み切…

こんにちは。きみです。 自分が18歳から22歳までの4年間、アメリカの大学に留学していた経験から、日本文明の独自性について考えてきたことを共有したいと思います。 外から見た日本の姿 留学前の私は、日本の同調圧力や保守的な文化に窮屈さを感じていました。どちらかというと、ダイナミックに変革を続けるアメリカ社会に強く憧れていたものです。 しかし、アメリカで4年間暮らし、日本を外から眺めることができるようになって、逆に日本の素晴らしさに気づかされました。 ほとんどの人が礼儀正しい どこに行っても驚くほど清潔（公共トイレでさえ！） 美味しい食事が当たり前 路上生活者が極めて少ない 数千年の歴史を持ちなが…

こんにちは。きみです。 東京での仕事を離れて伊豆に移住してから、約2年半が経ちました。 自然に囲まれた暮らしを始めて以来、少しずつですが生活のリズムが変わり、特に朝の時間が想像以上に充実したものになってきています。 朝6時前に起きると、この季節はまだ辺りが暗いのですが、6時半から7時頃になると太平洋の水平線上が少しずつ赤く染まり始めます。 昨日撮った写真をご覧ください。 空気が澄んでいる冬の朝焼けは本当に幻想的で、家から見える水平線がゆっくりと色づいていく様子を見ていると、伊豆に移住してきて本当に良かったなと感じます。 今日はそんな朝時間の過ごし方について少し書いてみようと思います。 都会vs…

こんにちは。きみです。 前回は個人事業主向けの節税方法として、青色申告や福利厚生費、車両費用、共済制度の活用についてお話ししました。 今回は、その続編として、さらに実践的な節税方法をご紹介します。 1. 確定申告での還付を最大化する戦略 確定申告は面倒な作業と思われがちですが、実は大きなチャンスです。特に、多くの方が知らないのが「更生の請求」という制度です。 これは、確定申告後に「あれ？これって経費にできたんじゃないか」と気づいた場合でも、申告期限から5年以内なら払い過ぎた税金を取り戻せる制度なんです。 私の経験では、確定申告に慣れてくると、以下のような気づきがよく出てきました： - 本来、事…

こんにちは。きみです。 今日は個人事業主や自営業者の方に向けて、実践的な節税方法についてお話しします。 サラリーマンの場合、源泉徴収で税金が天引きされ、年末調整で若干の還付を受けるくらいしか節税の余地がありません。 一方、個人事業主や自営業者の場合は状況が大きく異なります。 なぜなら、事業で得た売上から、できるだけ多くの経費を差し引いて、課税対象となる利益を抑えることができるからです。 つまり、合法的に経費を最大化することが、節税の要となるわけです。 今回は、私の経験も交えながら、すぐに実践できる具体的な節税方法をご紹介します。 1. 個人事業主なら絶対に活用したい！青色申告のメリット 「複式…

こんにちは。きみです。 今日は、サラリーマンの方向けに、なんとなく聞いたことあるけど、ちゃんとは理解できていない可能性の高い節税術をご紹介しますので、参考にしてみてください。 1. 賢い残業時間の使い方 サラリーマンの皆さんは、残業代が増えれば手取りも増えると考えがちです。しかし、これは必ずしも正しくありません。 むしろ、4-6月の残業を戦略的に抑えることで、年間の手取りを大きく増やすことができるのです。 なぜ4-6月が重要なのでしょうか。それは、この期間の給与実績をもとに、その年の標準報酬月額が決定されるからです。 標準報酬月額は社会保険料を計算する基準となる重要な数値で、一度決まると1年間…

こんにちは。きみです。 今日は、投資における最も重要な要素の一つである「感情管理」について、私の経験を交えながらお話ししたいと思います。 実は私も、これまでの投資経験の中で、感情的になって失敗したことが何度もあります。 特に印象に残っているのが、約7年前に始めた不動産投資での出来事です。最初の物件を購入する際、「このままだと良い物件を他の人に取られてしまう」という焦りから、十分な調査もせずに契約してしまいそうになりました。 幸い、当時お世話になっていた不動産投資の先輩から「その焦りが、最大の落とし穴になる」とアドバイスをもらい、冷静に物件を見直すことができました。 このように、投資における感情…

こんにちは。きみです。 今日は、これから資産形成を始める方、または資産形成中の方に向けて、私の経験から学んだ「成功の確率を高める情報収集術」についてお話ししたいと思います。 一次情報の威力 インターネットの発達により、投資に関する情報へのアクセスは格段に容易になりました。 むしろ現代では、情報を探すことよりも、その情報を適切に取捨選択し、使いこなすことの方が重要な時代になっています。 Google検索一つで、誰でも膨大な情報を瞬時に手に入れることができます。 でも、その中から本当に価値のある情報を見分け、自分の状況に合わせて活用できなければ、情報の海で溺れてしまうだけです。 今日は、その情報の…

こんにちは、きみです。 先日、静岡県で初めての収益不動産を購入したことをお伝えしましたが、今日は相続税対策という観点から、資産継承について自分の考えをお伝えしたいと思います。 自分の場合、35歳の時に大きな病気を経験し、それまでの貯金をほぼ使い果たしてしまった経験があります。 このとき痛感したのは、人生は自分が計画した通りには進まないということです。 どんなに周到に人生設計をしていても、明日、予期せぬ事態が起こるかもしれません。 だからこそ、相続対策を含めた資産継承の準備は、できるうちに早めに始めることが大切だと考えています。 特に相続税対策は、一朝一夕にはできません。不動産投資にしても生前贈…

こんにちは。きみです。 今日は2025年の元旦ということで、新年の抱負を書いてみたいと思います。 セミリタイア生活も3年目に入り、自分なりのリズムが確立できてきました。 伊豆での生活も心地よく、この数年で新しいことにチャレンジする余裕も出てきました。 そんな中で、今年は以下のような目標を立ててみました。 1. 健康管理の徹底 以前このブログでも書きましたが、20代の頃の経験から、健康管理の重要性は身に染みて理解しています。 これまで早起きの習慣化など、少しずつ成果は出ていますが、今年はより具体的な数値目標を立てて取り組みます。 - 9時間ベッドで過ごし、確実に8時間睡眠を確保- 朝6時前の起床…

こんにちは。きみです。 大晦日ですね。今年も残すところあとわずか。皆さんは今年の投資をどのように振り返っていますか？ 私も昨日、今年一年のトレード記録を眺めていました。 毎月の収益率を見ながら、ふと気づいたことがあります。 月々の数字を平均して「今年はすごく良かった」と思っていても、実際の資産残高を見ると、意外とそこまででもない...。 これって、私だけじゃないんじゃないかと。 今日は、投資の成績を振り返る際の「平均」について、ちょっと面白い話をしてみたいと思います。 ある投資家の気づき 先日、知人から興味深い相談を受けました。 彼は株式投資を始めて2年目のトレーダーで、毎月の収益率を算術平均…