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2024/04/09

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  • 169冊目『黒いダイヤモンド』ジュール・ヴェルヌ

    黒いダイヤモンド 作者:ジュール・ヴェルヌ 文遊社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 1877年に発表されたイギリス(スコットランド)の炭鉱(地下世界)を舞台にした小説。ヴェルヌの驚異の旅シリーズの一冊 原題は『Les Indes noires(黒いインド)』 邦訳の題名は、英訳版『Black Diamonds』から採った模様。 黒いインドの由来は、もともと石炭が豊富だった地域にイギリス人が『黒いインド』の名前を付けていたことから。 どんな本なの? 感想 どんな本なの? 廃坑となったアーバーフォイル炭鉱の炭鉱主であったジェームズ・スターの元に、かつて同炭鉱の炭鉱夫であった老人サイモン・フォー…

  • 168冊目『哲学入門』戸田山和久

    哲学入門 (ちくま新書) 作者:戸田山 和久 筑摩書房 Amazon 個人的評価★★★★☆ 人生の超越的な無意味さは、われわれの生から消すことはできない。ならばそれをわれわれの人生の構成要素としてアイロニーをもって受け入れて生きていこう 分析哲学(科学哲学?)者の戸田山和久先生による哲学入門 哲学入門というタイトルであるから、古代ギリシャの哲学者やソクラテスあたりに始まって有名な哲学者の思想を概説していく といった本では全くなく、僕らの想像するような哲学者(カントやデカルト、ハイデカーやら構造主義やら)の名前は殆ど出てこなくて出てくるとしたら最近の哲学者(ミリカンやデネット、ネーゲルとか)であ…

  • 167冊目『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』青柳碧人

    赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 作者:青柳碧人 双葉社 Amazon 個人的評価★★★☆☆(面白いには面白い) 購入のきっかけ どんな本なの? 購入のきっかけ 書店をふらついていた時に『赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。』という同シリーズの最新作の表紙をみて『なんだこれ!?w』と笑い、買おうか悩んだものの、シリーズものになってるようなのでどうせなら1作目から読もうと思い購入✨ 赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。 作者:青柳碧人 双葉社 Amazon 僕は知らなかったけれど、結構有名な作品でネットフリックスで映像化もされているらしい(橋本環奈主演。橋本環奈どこにでも出てくるな…

  • 166冊目『自省録(岩波文庫版)』マルクス・アウレーリウス

    マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫) 作者:神谷 美恵子 岩波書店 Amazon 個人的評価★★★★★ どんな本なの? 唯物論(物理的)世界観が印象的 未来のことで心を悩ますな。必要ならば君は今現在のことに用いているのと同じ理性をたずさえて未来のことに立ち向かうであろう (P118~ どんな本なの? タイトルを聞いたことある人多いのではないだろうか。 賢人皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの自省録岩波文庫版(神谷美恵子訳) (訳自体は1956年の訳だけれど結構読みやすい。古い岩波文庫だと文字の型も古いの多いけれど、増刷とかのときにみなおしてるのかな?) ストア派のマルクス・アウ…

  • 165冊目『量子力学の多世界解釈』和田純夫

    量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか (ブルーバックス) 作者:和田純夫 講談社 Amazon 個人的評価★★★★★ 科学の歴史を振り返ると、科学の理論には実在主義的見方と実証主義的見方の対立があった。実在主義とは、科学の理論とは何らかの実在のもののふるまいの規則性に関するものだという立場であり、多世界解釈の立場でもある。実証主義とは、科学とは人間が認識する情報の規則性を明らかにしようという立場である。(P254~ 量子力学のイメージというと、ミクロの世界では物質は確率的なふるまいをするというものではないかと思う。(僕はそう) これはコペンハーゲン解釈(ボルンの確率則と波の収縮…

  • 164冊目『思考の教室』戸田山和久

    思考の教室 作者:戸田山 和久 NHK出版 Amazon 分析哲学の哲学者戸田山和久先生が、一般向けに書いた思考方法についての教科書的な本 冒頭に書かれているけれど、対象層としては大学受験後入学前の高校生を主眼に置いて書いているとのこと。 だけれども、別に一般の社会人が読んでも(特にX:旧Twitter等で色々な言説が流れている昨今は)参考になる点が多々ある本。 主題を『じょうずに考える』ということはどういうことなのかということに置いて、思考方法や枠組み、思考のためのツール(紙へ書くことなども推奨している)を、多くの練習問題も解いていくことによって説明していくような感じ 『論理的思考』一辺倒が…

  • 163冊目『嘆きの亡霊は引退したい 12(ライトノベル)』槻影

    嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 12 (GCノベルズ) 作者:槻影,チーコ マイクロマガジン社 Amazon 小説家になろうでもWeb連載されている『嘆きの亡霊は引退したい』の書籍版第12巻 Webでちょいちょい読んだり、書籍も買ったり買わなかったりしていたけれど、今期アニメ化(10月1日~)されるとのことで最新刊購入した✨(なにか特別な特典とかがあるわけではないw) 今巻は、11巻に引き続き高度物理文明時代の遺産(都市要塞)コードを巡る話 勘違い系(ただし主人公はホントに無能)をある意味では極めたような内容なので、合う合わないはあると思うけれど、個人的にはと…

  • 162冊目『人生はゲームなのだろうか?<答えのなさそうな問題>に答える哲学』平尾昌宏

    人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学 (ちくまプリマー新書) 作者:平尾昌宏 筑摩書房 Amazon 個人的評価★★★★☆ タイトルに惹かれて購入✨ どんな本なの? 感想 どんな本なの? 『人生はゲームなのか?』といった事柄について関連してきそうな哲学者の説や思想を紹介していき、主題について考えていく本 というわけでは全くなく、『人生はゲームなのか?』という問題について、読者と一緒に考えていくという感じの本✨ つまり、問題解決について哲学的に考えるということを目的とした本というべきか。 ちくまプリマー新書から発行されているが、ちくまプリマー新書は若者向けに普遍的…

  • 161冊目『マルクス入門講義』仲正昌樹

    マルクス入門講義 作者:仲正昌樹 作品社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ 概要 概要 仲正昌樹先生の入門講義シリーズのマルクス版 実際に行われた全7回の連続講義をベースに書籍化したものなので、講義に参加した人からの質疑応答などもあって面白い 本書では、マルクスの経済学的側面というより哲学的側面に焦点をあてて、マルクスの著作を精読していくという形式をとっている。 使用されたテキストは、『ユダヤ人問題によせて』、『ヘーゲル法哲学批判序説』、『経済学・哲学草稿』、『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』、『資本論Ⅰ』。 それに補論で、ハンナ・アーレントのマルクス理解について述べられている(全体主…

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