160冊目『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキンスまで』三田一郎
科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで (ブルーバックス) 作者:三田一郎 講談社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 物理学者兼牧師の三田一郎先生によるコペルニクス以降の物理学の発展の歴史の概説と、発展のカギとなった主要人物たちの神に対する考え方等を織り交ぜて展開していく本。 最初の方は、キリスト教(カトリック)についての簡単な説明と、キリスト教の発展の歴史(に加えて、古代の科学に対する認識)など。 ローマ帝国についての叙述は、塩野七生女史の『ローマ人の物語』を愛読(?)している僕としては肯んじえない点も多い(笑 読後の感想としては、『信仰と科学は両立しうる』ということな…
2024/09/30 09:00