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  • 無保険なら1.5倍です

    「仮放免中のクルド人、インフルエンザの診療費24万円「無保険なら1.5倍」ルールは人権上の問題なし?」という記事を拝見しました。 仮放免中のクルド人少女(15歳)が発熱・意識消失で救急搬送、インフルエンザの診断で一泊入院したようです。 仮放免者は難民申請が不認定もしくは在留期間を超えてオーバーステイなどで在留資格を喪失した人々です。 基本的には、入管施設への収容対象ですが、個々の事案により入管施設外での生活も可能です。 しかしながら、就労ができないため、健康保険への加入ができません。 本来は保険が適応され、自己負担額が減るはずですが、無保険であったため、医療費が全額自己負担、さらに1.5倍にな…

  • ダニに噛まれたらどうする?対策を解説

    5月に入りかなり暖かくなりましたね。 天気が良い日には、山登りやハイキングを楽しむ方々が増えたのではないでしょうか。 そんな季節になると、救急外来には「ダニに噛まれた」と患者さんが来るようになります。 今回は、「ダニ咬傷」について解説していきたいと思います。 とりあえず、困ったらこの記事を読んでいただければ大丈夫です。 「Razai MS, Doerholt K, Galiza E, Oakeshott P. Tick bite. BMJ. 2020 Aug 13;370:m3029」を元に参照文献を孫引きして調べております。 ダニ 主に野外に生息し、哺乳類(ヒトを含む)や鳥類、爬虫類から血を…

  • 酒さ治療の方法と注意点

    女性が知っていて、男性が知らない単語の一つに「酒さ」があります。 かく言う私も妻に教えてもらうまでは、医療従事者にも関わらず知りませんでした。 調べてみると、推奨される治療法がなく、皮膚科の友人に聞いても、人によって言うことが異なります。 今回は、そんな「酒さ」について詳しく調べてみました。 以降は、「van Zuuren EJ, Arents BWM, et al. Rosacea: New Concepts in Classification and Treatment. Am J Clin Dermatol. 2021 Jul;22(4):457-465」「Buddenkotte J, …

  • ヒルドイド、自己負担増額の責任は誰のもの?

    ヒルドイドの自己負担額増のニュースが話題になっています。 今回は、そんな先発薬「ヒルドイド(ヘパリン類似物質製剤)」に関するお話です。 ヒルドイドの自己負担額の引き上げについて ジェネリック医薬品(後発薬)がある特許切れの先発薬について、2024年10月から自己負担額が引き上がります。 先発薬には渦中の保湿剤「ヒルドイド」の他に、インフルエンザ治療薬「タミフル」、胃腸薬「ガスター」、抗アレルギー薬「アレグラ」など1095品目が含まれます。 ヒルドイドだけではありません。 元々、この自己負担額増は「後発薬の使用促進」を名目に行われています。 「後発品の使用促進」は「医療費の削減」に繋がります。 …

  • 変形性足関節症の症状と治療法

    連休も最終日を迎えて、やっと記事作成に手をつけることが出来ています。 連休中の救急外来はめちゃくちゃ忙しいので、図らずも変わった患者さんと出会えることができました。 今回は、超高齢化社会で増加しつつある、変形性足関節症についてのお話です。 日常生活で足関節の違和感をお持ちの方、よく捻挫をされる方は、最後まで読んでみて下さいね。 変形性足関節症は、足関節の変形や炎症を特徴とする疾患で、関節軟骨の劣化が原因とされています。 年齢とともに進行する可能性がある疾患で、足関節が長年にわたって負担を受けることで発症します。 明らかな先行病変がない「一次性」、関節周囲の外傷や関節炎を誘発する全身性疾患に続発…

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