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2023/09/05

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  • 重星観測の楽しみ

    アマチュア天文の楽しみ方のうち、写真撮影ではなく望遠鏡に接眼レンズを付けて直接のぞき込むものを「眼視」あるいは「visual astronomy」と呼ぶようです。 眼視観測は一見、天体望遠鏡の使い方の中でもっとも一般的なように思われますが、実は月と惑星以外の天体をきちんと観測する...

  • 2023.12.13 戦場ヶ原遠征

    水曜日の夕方、平日でしたが無理矢理スケジュールを空けて戦場ヶ原(三本松駐車場)に遠征しました。 到着〜19時ころ 流石は人気観光地、細い道は一切なく、よく整備された道ばかりを走ってたどりつけました。スタッドレスを履いて行きましたが、積雪も無く安心して走れました。 18時過ぎの到着...

  • くじら座、ミラ周辺のスケッチ(8x42双眼鏡)

    この時期の日没後、木星以外にベランダから見える面白い対象がないなあ、と悩みながらSkySafariを眺めていると、くじら座のミラが目に入りました。ミラは脈動型変光星で、子供の頃からよく名前を聞く星の一つです。 詳しく調べてみると今は極小期のようでしたが、敢えて双眼鏡を向けてみまし...

  • プレセペ星団のスケッチ(父子合作)

    コンディションが良さそうだったので、空の開けた人気の無い駐車場に「近」征しました。 今回は白紙に黒いサインペンとシャーペンで描き、スキャン後に色反転、左右反転、北を上に回転しました。1.5°の視界に明るい星々がちょうど収まり、壮観でした。 スキャン直後の用紙。長男に見せたら空を色...

  • Skymax127に2インチアイピースを使う

    入荷待ちで待たされる間に良さそうな中古品を見つけたのでポチッと、Skywatcher製 Skymax127を入手しました。光学系の詳しいレビューはさておき、流石にMaksy60から口径2倍、明るく良く見えます。 さて、入手前から目論んでいたのは、月・惑星向けの長焦点/狭視野なこの...

  • AZ-GTi赤道儀化(2/2)ファームウェア更新、カウンターウエイト

    AZ-GTiを赤道儀化するためには、まずファームウェアを左持ち/経緯台専用のバージョンから右持ち/経緯台・赤道儀兼用のものに更新する必要があります。 ファームウェアアップデートに関しては、サードパーティのUSBケーブルを入手し、 リアルスターリー さんを参考に難なく実行出来ました...

  • AZ-GTi赤道儀化(1/2)ターンブラケットによる極軸雲台作り

    AZ-GTiの方位軸を天の北極に向けるには、通常、極軸微動雲台と呼ばれるものを使いますが、ここでは割り切って微動を捨てた極軸 粗動 雲台を用意してみます。英語ならばどちらも equatorial wedge で、直訳すると「赤道儀用の傾いた台」ですね。極軸の微調整は三脚の脚部で調...

  • ポータブル赤道儀 極軸合わせの精度と200ルール

    前置き 固定撮影での星景写真には「500ルール」というものがあります。これは、500をフルサイズ換算の焦点距離(mm)で割った露光時間(秒)までであれば星が流れないというものです。例えば、フルサイズカメラで25mmのレンズを使った場合は20秒までの露光が、100mmのレンズを使っ...

  • 赤道儀化AZ-GTiファーストライト

    AZ-GTiを赤道儀化(ファームアップデート、極軸雲台(equatorial wedge)追加、ウエイト追加)してみたので、近所の駐車場からカメラレンズで試し撮りしました。 プレアデス(右上)とヒアデス(左下) Sigma 56mm F1.4 DC DN at F2, a6400...

  • マウナケアの25cmより千葉の6cmで見えるもの(回顧録)

    10年以上昔、天文専攻の学部生だった私は国立天文台主催の「すばる望遠鏡 観測研究体験企画」で現地・ハワイに行ってすばる望遠鏡で観測するというチャンスを得ました。交通費・宿泊費も負担してもらい無料で参加できる、なんとも贅沢な企画です(学生向け、選考アリ)。少なくとも2018年までは...

  • 虹の入江スケッチ

    「海」の滑らかさと、「陸地」部分の荒々しさのコントラストが好きです。細かい構造を捉えて絵にするのは難しいですね。  

  • Maksy60によるM45のスケッチ

    Maksy60と付属の20mmアイピースでM45(すばる/プレアデス星団)をスケッチしました。 明るい星が全て視野にちょうど収まりますので、月・惑星の次にMaksy60で狙う対象としてちょうど良いと思います。都市部、それも朝方の薄明中でしたが40ほどの星がはっきり捉えられました。...

  • 【四コマ】バーティノフマスク/ピントが合う原理

    バーティノフマスクが回折を利用しているのは知っていましたが、それがどうしてピント合わせに使えるのか、ようやく腑に落ちたので四コマにまとめてみました。 分かってみると大したことは無いのですが、これをゼロから実現するのは大きな発想です。像の大きさよりも2つに分かれた像の相対位置の方が...

  • Maksy60にて光軸調整の練習

    次の鏡筒もマクストフカセグレンのままサイズアップ 予定ということで、今のMaksy60で光軸調整の練習を試みました。マクストフカセグレンは光軸調整不要という意見と、そうでもないという意見と両方があるようです。 Maksy60は主鏡が軽いため、3組の押し引きネジでは無く3本のネジの...

  • Maksy60によるM42/M43のスケッチ

    天体をより深く観察する助けになると思い、自宅ベランダから天体スケッチを行ってみました。実は以前に、双眼鏡を三脚に据えてM6/M7のスケッチをしてみたことがあったのですが、それはそれは酷い出来でした。いくつか反省点を改善して、二作目のM42/M43にトライしました。 スケッチ用の小...

  • Skymax127を注文しました

    8月の記事 に、Maksy60の次の鏡筒を考えている話を書きましたが、その続きです。タイトル通り、SkyWatcher Skymax127を注文しました。納期は1月だそうなので気長に待ちますが、土星シーズンは終わってしまいますね。 AZ-GTiに載せられる鏡筒ということで、5イン...

  • 2023.10.13 Maksy60で見るM42

    私は元々朝型なので、夜に用事の無いときは8時過ぎに子供たちと一緒に寝て、4時頃に起きることが多いです。秋も深まり徐々に日の出が遅くなってきたので、朝起きてから無理なく星が見えるのは良いですね。 そして、未明には冬の星座が見える時期になってきました。オリオン大星雲を見てみます。季節...

  • 恒星は青か黄色しかないという気づき

    球状星団や星野写真の処理の中で、「彩度の違いはあれど、星の色は青と黄色(オレンジ)しかない」ことを再発見しました。つまり、緑やマゼンタの星がないという話です。HR図などを見れば明らかですね。 それもそのはず、恒星からの光はほぼ黒体放射です。いくつかの吸収線や内部構造による多少の違...

  • 月の秤動アニメーション

    Maksy60+α6400直焦点。撮影設定はバラバラ。 ぶっちゃけ、露出も揃っていない画像4枚をパワーポイントで位置合わせしただけの、NASAの作品(https://www.youtube.com/watch?v=3f_21N3wcX8)の劣化コピーなのですが、月の秤動を初めて実...

  • 2023.9.9 夏の星座

    Tamron 17-70mm F2.8@17mm F4, α6400, 固定撮影15秒×7枚スタック, ISO8000  

  • デジタルなソフトフィルター考(星座、星景、散開星団の写真)

    はじめに 星座など、星を主体とした写真にボリュームが欲しい時には、ソフトフィルターがしばしば使われます。ソフトフィルターを使うことの御利益は、①明るい星ほど大きく写すこと、②星の色味を引き出すこと、の2点が主なものだと思います。 この2点を上手く実現してくれる、星景写真によく使わ...

  • Sony αのRAWを強調したときに見られる同心円状の多角形

    Sony α6400とTamron 17-70 F2.8で白い壁を撮影。70mm, F2.8, ISO100, SS1/250。Darktableで露出補正+5EV、彩度補正 天体/星景写真の処理では、昼間の写真では行わないような極度の強調処理を行うことがあります。RAW画像に対...

  • 2023.9.15未明 木星

     Maksy60, 2x Barlow, a6400, SS=1/30, ISO=1600,  2000フレーム中1000フレームをスタック, wavelet強調他処理 AZ-GTi入手後としては初めて惑星を撮ってみました。追尾と微動があると圧倒的に楽ですね。恒星像の広がりと比べ...

  • AZ-GTiファーストインプレッション(初心者目線)

    8月末に念願のAZ-GTiを入手し、微動のないビデオ雲台から卒業できました。AZ-GTiのレビューは既に沢山書かれていますが、あえて望遠鏡歴3か月の初心者目線からもレビューしてみます。 カメラ三脚(Leofoto LS-364C)に載せました。 初回体験談 届いてすぐに、室内で接...

  • 2023.9.9 南房総へ遠征

    Jpeg1枚撮りでこの天の川 土曜夜に、妻に子供たちを任せて南房総まで片道2時間、日帰り遠征しました。台風一過で雲一つなく空気も澄んでおり想像以上のコンディションでした。 南房総はボートル4程度とされていますが、天の川は肉眼で詳細がよく分かり、M22も肉眼で見えましたので、ボート...

  • 双眼鏡 賞月観星 プリンスED 8x42

    下の子が二語文を喋り始め、子守が楽になり始めた2023年5月、急に天体望遠鏡が欲しいなと思い立ったのですが、ネット上には「天体望遠鏡が欲しければまず双眼鏡を買え」というアドバイスが書かれていました。天体望遠鏡は大きくて重く、高価かつ直感的で無く、目標の天体を導入するのにスキルが要...

  • 次に欲しい鏡筒と架台

    一本目の望遠鏡は、リサーチを兼ねて、安くてかさばらないMaksy60を買いました。 正確には、3万円のふるさと納税の返礼品でしたので、実質負担1万円くらいで入手しました。今はこれをカメラ三脚+ビデオ雲台の上に載せています。目論見通り、Maksyを使う中で欲しい機能が分かってきたの...

  • 2023.8.23 土星

    Maksy60, Neewer 2x barlow, Sony a6400. SS=1/50, ISO=4000 Lynkeosで1322フレーム中877フレームをスタック、wavelet強調処理など。 微動も追尾もないビデオ雲台から逃げる土星と、プラスチック製の接眼部からカメラ...

  • 2023.8.22 未明の木星

    子供たちと一緒に20時過ぎに寝た後、夜中にトイレに起きたついでに木星を撮影しました。午前2時過ぎの木星です。 Maksy60 + α6400(固定撮影) 動画(4K24FPS, SS1/250, ISO2500, デジタルズーム4x)から1400フレーム中700フレームをLynk...

  • 自己紹介

    はじめまして、せんしちです。数ヶ月前に双眼鏡1台から細々と始めた天体観測について、ブログに残してみます。 千葉県(東葛)在住、2児の父です。天文系の大学を出たものの、就職を機に10年くらい天文から遠ざかっていました。大学時代までも特に天体観測が趣味だった訳ではなく、図鑑や雑誌、教...

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