34回 / 365日(平均0.7回/週)
ブログ村参加:2019/02/10
新機能の「ブログリーダー」を活用して、Lambdaさんの読者になりませんか?
1件〜30件
新春の「工作初め」ということで、 ニュートン式ファインダー に超小型のドットサイトを取り付けてみたというギミックのプチネタの紹介です(工作自体も プチ工作 です)。個人的には総金属製で質感やデザイン的にも悪くないんじゃないかと思っている次第です。 もともと、NEWTONY君には...
超広角アイピースは、1985年のNagler以降様々なものが市場に出てきました。それぞれ特色がありそうなので興味は湧くのですが、 中倍率についてはNagler type6 13mmの出来が良くて 不満もなく、高倍率については4mm前後のアイピースが惑星用に増えすぎてしまって、なか...
新年、あけましておめでとうございます。 昨年は世界中の生活が一変するような激動の年となりましたが、天文スケールで見ればベテルギウスの超新星爆発が起こったわけでも、大隕石が落下したわけでも、大規模太陽フレアで電子機器が全滅したわけでもなく、地球は平和です。 この令和三年も引き続き...
早くも2020年が暮れようとしております。当ブログのこの1年は 昨年に引き続き反省ばかり ですが、匍匐前進しつつ今年楽しめた天文現象や取り組みを振り返ってみたいと思います。 私個人は昨年と比較して本業が忙しくなってしまい、特に夏以降は趣味に割ける時間が激減してしまって記事更新...
「MAGELLAN 21mm 100° 」で考える超広角観望と像面湾曲
国際光器のアイピースレンタルの利用で、同社オリジナルの見掛け視界100°アイピース「MAGELLAN 21mm」を試す機会に恵まれました。AFOV(見掛視界)100°のアイピースとしてはTeleVueのEthosが有名なわけですが、これをめざしたアイピースとして賞月観星のXWA...
先日、低空のシリウスBが良く見える日にでくわして、思わず撮影を試みてみました。シリウスの伴星は、これまでにもアイピース比較に用いたりしておりましたが、今シーズンは主鏡マスクの効果で昨年よりもだいぶ余裕になって、20cm鏡で2連勝中です。見え方もだいぶハッキリしましたので、今回は初...
ニュートン反射にはニュートン式のファインダーがベストマッチ、というわけで、5cm反射望遠鏡「NEWTONYくん」をファインダーに仕立ててみた、というプチネタです。 ファインダーシューにガイド鏡脚を取り付けるという安直なもので、 工作要素ゼロ ですが、大変使い勝手の良いものになり...
いくつか評価が遅れていた高倍率アイピースを、接近しつつある火星をはじめとしてこの夏に良く見えた惑星たちの姿で確かめてみました。過去に行った 銀巻き鏡筒筒内気流対策 に加えて連休中に施した 主鏡のツメ撤去 も効いたのか、昨年よりも良い惑星像を得ているように思えます。 今回テストし...
パーツ類の収納・運搬の解決に 女子力 を発揮してみようという試みです。Lambda自身が本当に女子なのかどうかについては一部で 物議 を醸したことはあり、女子だと認めてはもらえなかったようですが、たまには女子力を発揮したってバチは当たらないはずです。なお、私自身の性別については ...
いつの間にやら集結していた「ラムスデン系」アイピース達の比較インプレッションです。 自前で入手したものが10本、自作が1本、シベットさんからお借りしたものが2本の合計13本が対象です。 ハッキリ言って この比較記事に興味のある猛者はそうそういない と思いますが、だからこそ「記憶...
惑星観望シーズン到来、ということで昨年から蒐集してしまっていた 高倍率アイピース を、改めて比較してみました。この2020年の梅雨は7月一杯まで続くほどの長さで晴れ間も無かった分、梅雨明け後の晴天で惑星観望を楽しんでおります。 比較するアイピースは、Carl Zeiss...
ご迷惑をおかけしておりました連絡フォームですが、bloggerサービスの連絡フォーム機能の復旧の見込みが立たないため、連絡方法を変更することといたしました。 Lambda宛てに個別の連絡をおとりになる場合には、 トップページ右側の「連絡先」 をクリックいただけますようお願いい...
大変申し訳ありません。 こちらの プレゼント企画 では「トップページのメッセージ機能」でのご連絡も受け付けるようにしておりましたが、 ブログサービスのメッセージ送信機能が動作しなくなっていた ようです。 現在もなお復旧方法が分かっておらず、鋭意調査中です。 当ブログが利用している...
グリグリと動かすAZ-GTiの操作感を求めて製作した、"ヌンチャクアダプター"の製作記(ハード編)です。 プレゼント企画 は「最大2台」としましたが、手慣れてくると1台目よりはずいぶん手早く製作出来ましたので、もう少し台数多めで出せるかもしれません。引き続き応募をお待ちしておりま...
AZ-GTi を更にフリーダムにする「AZ-GTi ヌンチャクアダプター」を開発中です。当ブログの「 ゆるーい天文趣味への飽くなき追及 」により「人類にとってはくだらなくても、私にとっては大事な怠惰への一歩」をきざみつつあります。材料費も2000円しない程度とまずまずのエコノミー...
部分日食を気軽に観望するために、昼間のAZ-GTiセッティングを考えてみました。 昼間は星を使ったアライメントなんてできませんから、基本的に ノースターアライメント でやるしかありません。 今回は、「 衛星式方位指示盤 」を用いてノースターアライメントをちょっとだけ精度良く行う...
天文雑誌の記事は劣化していなかったが成熟がもたらす変化はあった、という 前回の天文ガイド誌の古今比較 に加え、今回は西側のサンプルとして Sky&Telescope誌 を取り上げつつ、東西比較を行ってみました。 現在(2020.5)のSky&Telescope(以下S&T)...
近頃の天文雑誌は読むところが無い …、などという感想を持ったときに、ふと思い出したのです。30年くらい前に読んだ天文ガイドの「読者サロン」欄に、 当時の誰かが同じ感想を書いていた ことを。 私自身が初めて買った天文雑誌はこの天文ガイド誌で、小学2年の頃から随分お世話になりま...
反射望遠鏡の「主鏡押さえのツメ」を隠すのは定番チューンのようです。主鏡のツメは、星像に 余計な光条 を生じさせたり月・惑星像の コントラスト低下 を招いたりする原因にもなりますから今年の火星接近の前には対策したいと思っていましたが、なんとなく先送りしておりました。 先送り...
ドブソニアン望遠鏡の父、ジョン・ロウリー・ドブソン(John Lowry Dobson; 1915-2014)は北京生まれのヒンズー教僧侶で、52歳のときに僧侶から転身して希代の自作派天文家となりました。 John Lowry Dobson Photo: Wik...
安物鏡筒の標準クレイフォード式フォーカサーはなかなか剛性も高くてお気に入りなのですが、「 ピント合わせをしてもクランプするとズレてしまう 」クランプネジがどうにもいただけませんでした。 新しいクランプネジ (見た目には分かりません) 今回はこのクランプネジの対策で...
春は系外銀河が良く見える季節として良く知られています。ちょうど、夜空に天の川が見えない「自分たちが住む銀河系の薄い方向」が見えているからです。はるか遠くにある春の銀河を眺めていると、自分たちの天の川銀河との相似性に思いを馳せたりして、なかなか楽しいものがあります。 冬の夜空...
反射望遠鏡の弱点の一つは「筒内気流」だとされていて、これが惑星観察などで像質を悪化させる元凶となっています。 しかし、 なぜ反射式望遠鏡でばかり問題になるのでしょうか? 反射望遠鏡での筒内気流のけっこうな部分は「鏡筒の放射冷却」によるもので、 筒内気流対策が銀色シート巻...
AZ-GTi経緯台は私のお気に入り機材ですが、自動導入がビシッと決まる時とズレ気味の時があって、けっこうムラっ気があるようです。自動導入精度がイマイチな時にはアライメントをやり直すわけですが、そうなるとどうしても ツボを見つけ出したくなるのが人情 というものです。 AZ-G...
[シリウスB 見比べ] HR2.4、TOE3.3、Radian4、XO5 / 2.5、CZJ 4-O
高倍率アイピースは 光軸中心の惑星像での見比べ をやってきましたが、あれからいくつか増えてしまったアイピースもあり、これらも試してみなければと思っていました。 見比べの対象は、惑星シーズンではないこの時期としては(2020.2)、 重星 、それも 難物と言われるシリウスB で...
デジタル化の波は極軸合わせにも革命をもたらしていたようです。世の中にはカメラと組み合わせた極軸合わせのための製品も登場していて、極軸合わせも職人芸の世界からは脱しつつあります。 一方で、エコノミー派の当ブログとしては、なるべくお金をかけずに高精度な極軸合わせを行う方法として...
AZ-GTi は スマホのWiFi接続先をAZ-GTiに変えなきゃいけない というところが、ちょっと面倒です。デフォルトでは スマホの接続先を AZ-GTi にして操作する わけですが、スマホ側の接続設定を毎回やり直すのが 面倒くさい なあとは思っておりました(環境によってはイン...
かなり気合の入った 望遠鏡自作派 のクライド・ウィリアム・トンボ― (Clyde William Tombaugh, 1906-1997)は冥王星を発見したことで有名なイケメン天文家でした。 「冥王星は、ローウェル天文台の青年助手トンボ―が発見しました」などと紹介されることが多...
さすがに1年もニュートン反射を使い続けると、鏡のヨゴレが気になるところです。どうしても主鏡には埃が積もってしまいますし、外気に曝されていると油分も付着してきてしまうようです。 主鏡にだいぶホコリが… このところ20cm反射望遠鏡でシリウスの伴星などを観察していまし...
広視界だのフラットだのといった謳い文句が席巻している中低倍率アイピースではありますが、今回は いにしえより伝わるクラシカル・アイピース を覗き比べてみました。オールドファッションとはいえ、今眺めてみると 意外な良さも 見えてきます。 付属品のアイピースをつけて覗いてみるのも...