愛愛されないことはさみしいが苦しくはない愛せないことは苦しいし さみしい◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(愛)
誕生日1六歳になるんだよ!あと一週間なんだよ!―孫娘が電話口ではずんでいるそうか、誕生日ってゴムまりみたいにはずむんだ!2ぼくのはじめての記憶は五歳の夜チチとハハの別れ話を寝床できいた夜その後、誕生日は何度もきたけれど弾んだ記憶はないみたい3息子の誕生日におよめさんがいった―夫のお父さんになった日おめでとうございます!誕生日が二度きたようで胸がちょっとふくらんだ4大地震のその日に亡くなったひとがいる大地震のその日に生まれたひともいるどちらも愛(いと)おしいどちらもかみさまの手のひらにくるまれた命誕生日はよろこびで満たしたい日だにっぽんが激しく揺れた日に生まれたひとよきみはうつむかないで胸張って生きるだろう一杯愛され、いっぱい愛し命に感謝して生きていくだろう明日へ5ずっと前のこと近くに住んでいるぼくを母が訪...祈りうた(信仰くねくね誕生日)
微笑み2しあわせはマスクからこぼれる微笑みだからあなたの笑顔の呼び鈴をぼくは押そうわたしたちのまだ縮こまった胸それを明日への希望でふくらませないかせかいは明けていないからこそ灯がほしいわたしたちの微笑みの灯りが祈りうた(しあわせの歌微笑み2)
生産者さん、ありがとう!お客さんはシェフの私をほめてくれるが私の仕事は農作物や肉や魚があってこそのもの―私は生産者さんをほめます彼らのおかげで私は料理が作れるのですありがとう!祈りうた(信仰くねくね生産者さん、ありがとう!)
微笑みしあわせはあなたが微笑むときから始まるのかもしれぬあなたがあなた自身に微笑むそう、そこからわるいことも悪いひとも絶えないだろうけれどせなかにそっとあててくれる手のひらの温もりを持ってる人はきっといる★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(しあわせの歌微笑み)
跡へやの白い壁にムシの跡がのこっている黒っぽい跡、赤黒い跡わたしが襲う前には生きていた印広島の原爆資料館で見た灰黒色の跡石段に残った跡原爆が襲う前にはニンゲンが生きていた証★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね跡)
距離ーふうふ②1フ・ウフッだけでもないフウー・フだけでもないふうふ上から読んでも下から読んでもねフとフのあいだには神さまの伸ばした両腕2うれしいときはピッタリ隣つらいときならなおピッタリ隣フウーとかフン!とかウフフとか吐き合いながら最期まで一体型★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーふうふ②)
距離―病んだひとと①1介護の悔悟夜中大ばあちゃんを追い詰めた「来るわけないよ、夜の騎士(ナイト)なんて」説得しようとかえって頭の中を引っかき回した2そのとき大ばあちゃんは確信していたのだ夜になるときっと騎士(ナイト)が迎えに来てくれると無知な者たちは考えた―認知機能のサッカクは正さないといけない!家族が取り囲んでその夢を砕いてしまったもっともらしいことばで★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね距離ー病んだひとと①)
距離ーふうふ①1上から読んでも下から読んでもふうふウフフは新婚ふうふフウーは熟年ふうふ絹ごしどうふばかりじゃないよねふうふ2夫婦と書いてメオト夫婦茶碗をもらい夫婦箸をもらった一対も一組もようやくサマになってきた金婚式まで続けたいよ夫婦ゲンカと夫婦漫才★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーふうふ①)
誕生日31―毎日が誕生日だよ、すてきだねえ映画が届けてくれたことば毎日世界のどこかで産声があがり毎日世界のだれかが拍手で迎えられている2皮肉屋のこころはこんなことばも感じてしまう―毎日がお葬式だよ、かなしいねえ世界のどこかで息が止まり世界のだれかの胸がしめつけられる毎日3世界のどこかでたった一人でも不幸の衣に身をおおわれたひとそのひとには誕生日は苦い日だ―傷ついた誕生日だよ、さびしいねえ★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね誕生日3)
いじめのミのむし1いじめられた記憶ミジメな自分がとつぜん再生される痛身―そう、小さなとげなのに全身がイタミになるにくしみのシミはしつこいそう気づきながらなかなか手放せぬ過去それにじれったさも感じながら2裏身―そうだ、君のウラミはまだ正直な顔を見せていないだから自分で向き合えないツラミの顔昼の裏がわに隠れいじめたやつらへのサゲスミに逃げている3君がいじめた人のカナシミを忘れた?イジメられた者はイジメてもいい―そんな権利などないツラミのひとみの奥にたまったカナシミの涙ウラミのなやみ、ツラミのくるしみ君はいつまで続ける?★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくねいじめのミのむし)
祈りうた2―むかし働くひとびとはよく歌った田んぼでも山でも海辺でも歌いながらはげしい労働に耐えた歌いながら仲間を元気づけた歌いながら自分も勇気づけた歌はそのまま祈りとなった祈りは田んぼから田んぼへ山から山へ海辺から海辺へ糸電話を伝って響いていったせいいっぱい働くひとびとの何万年もの祈りとして身を削って働くひとびとの何億ものつつましい胸に★祈って求めることは何でも、すでに叶えられたと信じなさい(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね祈りうた2)
誕生日2新しいことを始めようと気負わなくていい昨日までのことをコツコツとつづけよう直そうと決めたことは今日から努力しよう祈りで始めよう祈りで終えようものごとを深刻にしてしまわない喜んでいるひとをねたまない愛することを学ぼうもっと神に心をうちあける時間をふやそう★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます祈りうた(信仰くねくね誕生日2)
誕生日たとえば朝妻と顔をあわせるのが照れくさい日たとえば一年の短さ長さを感じる日たとえば新しい下着を着けたくなる日たとえば自我の執着は棄てようと決意する日たとえば孫からのメールを何となく期待する日たとえば同期のともだちの笑顔が浮かんでくる日たとえば感謝の思いをふくらませたい日たとえば言葉に愛が宿ることを祈る日★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね誕生日)
祈りうた歌は祈りとなるけれど祈りが歌となるとは限らない歌は顔を上げさせるけれど祈りはうつむくこともある歌は心をひろげるけれど祈りは殻にこもることもある祈りを歌としたければまず顎を上げてほほえんで―神さまわたしに祈りのうたをください拳(こぶし)をほどき蒼空(そら)に向かってしずかに祈ること★祈って求めることは何でも、すでに叶えられたと信じなさい(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね祈りうた)
愚痴ってもいいんだよ1生きることにくるしむ路地に迷いこんではウロウロする子育ても、仕事も、病気も、近所づきあいも、嫁姑も、高い物価もみな出口が見えない―愚痴ってもいいんだよシンドイなって溜め息ついてもかまわないんだよ上のほうからそんな声が聞こえてくるような2自分恃(だの)みで切り抜けられるとは思っていない寝床から朝へ出るのが怖くもなる―愚痴ってもいいんだよ、泣いたって大声出したってかまわないんだよ―プライドで膨らんだ頭をおおきな掌がなでてくれるような★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愚痴ってもいいんだよ)
祈りうた(信仰くねくね 讃美歌「示し給え 歩むべきわが道を」)
信仰くねくね讃美歌「示し給え歩むべきわが道を」讃美歌の「神の時の流れの中で」(新聖歌333番)に「示し給え歩むべきわが道を」という歌詞がある。これは信仰に迷いが生じたときの思いでもあるが、信仰をもたないひとでも、人生に迷いが生じ、この先どうしていったらわからない、ということがあるだろう。仕事でも、家庭でも、友情でも、恋愛でも、近所づきあいでも、体のことでも、お金のことでも、くねくねすることは山ほどある。そんな心細くなったとき「歩むべき道を示してほしい」と切に思う。今ぶつかっている「躓(つまず)きの石」、この石の理由や原因が何かがわからない。自分が及ばない解釈のしかたがあるのだと思うから、それを教えてほしい。できるなら、どうしたらその石が取り除けるか、良いアドバイスももらいたい。―そう願う。もし信仰があれば...祈りうた(信仰くねくね讃美歌「示し給え歩むべきわが道を」)
さみしいときさみしいとき―さみしいとわたし自身にいえたらいいなすなおに、ごまかさずに孤独な自分を認められたらいいなさみしいとき―さみしいといえる相手がいたらいいなカッコわるいなと己をつっつく声がきこえてもボロボロの自分がだせたらいいなさみしいとき―もっとさみしい人がいるかもしれないそうおもうことができたらいいなひとりぼっちの心にそっと手をおくことができたらいいな★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくねさみしいとき)
愛Ⅷずっと埋まらないできた君のさみしさうれしいことはたくさんあったのに「愛」のかたちをした穴それがまだ空いたままだと君はいうその穴に「神」の姿を合わせたら良いのかもしれないーそう気づき始めたとも★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅷ)
聖句つれづれ神さまへのジャンプ神は信頼に値するかたです。(新約聖書「コリント人への手紙Ⅰ」一〇章)息子が小一くらいの頃の話である。私が帰宅すると、息子は玄関の上がり口で待ち構えていた。私は、カバンを置き、足を踏ん張り、両手を広げる。「さあ、来い!」そのかけ声で、息子は私めがけてジャンプする。サルが木の枝から別の枝に飛び移るような勢いである。軽いといっても小学生だ。私は、ちょっとよろける。よろけながらも両腕でキャッチする。そして息子を抱きしめる。息子は、身を空(くう)に放つとき、私がその全身を受け止めることを信じきっていた。そしてそのまま強く抱きしめてくれることも。「神は信頼に値するかたです。」―神さまも同じだなと思う。神さまは、私たち人間に、特に弱い人に、いつでも両手を広げて待っておられる。「さあ、おいで...祈りうた(聖句つれづれ名を呼ぶ①)
「母の日」二〇二四1鉢植えを買いに行ったらカーネーションが並んでいた五軒ともカーネーションがびっしり―翌日が「母の日」となる土曜日いつもの細巻きが買えない「恵方巻の日」を思いだした2息子夫婦からカーネーションが届いた自分も母親なのにと言いながら妻はさっそくテーブルに飾った来月はこんどは父の日かと赤やピンクをながめながら僕はちょっと気の毒にもなってくる3大好きだった母の死後深い感謝をカーネーションに託したひとりの娘の一本のカーネーションそれが千万人の娘・息子の千万本のカーネーションに増えた―戦火が消えぬぼろぼろの地球「母の日」二〇二四★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。ジャービス夫人という教会学校の教師がいました。ある日曜日に「皆さんの中で、お母さんの偉大...祈りうた(信仰くねくね「母の日」二〇二四)
愛Ⅶ1愛されている子どもは親の前でも顔を上げて泣く愛されていない子どもはどうするのだろう?己を愛している親は子どもの前でも声をだして泣く己を受け入れられない親はどうするのだろう?2子どもがはじめて親に怒鳴った日から親は子どもを叱らなくなった親と子のあいだに深い溝ができたから?いいや、その日子どもは愛されることから愛することへ舵(かじ)を切ったのだ全身を振り絞って★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅶ)
愛Ⅵ孫を嫌うことはできるだろう子どもを憎むことはできるだろう嫌われること憎まれることその覚悟をもって愛することができたら★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅵ)
スイマセン1カレー屋さんで水のおかわりをするとき―スイマセン!買い物をしてお釣りをもらうとき―スイマセン!宅配便の荷物を受け取るとき―スイマセン!神さまに「スイマセン!」って今日の自分をお詫びした?2アリガトウとゴメンナサイどちらもためらわずに言える?真心こめたアリガトウこころの底からのゴメンナサイ自分を好いていないひとへの―アリガトウ自分よりうんと年下のひとへの―ゴメンナサイ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。「すいません」は言えても「ごめんなさい」って、すぐに言えないわたしのつぶやきです。「ごめんなさい」は言えても「すいません」って、なかなか言えない人もいるかもしれませんね。祈りうた(信仰くねくねスイマセン)
信仰くねくね愚痴ってもいいよ1生きることに苦労する迷いながら路地をうろうろする子育ても、人間関係も、仕事も、病気も、みな悩みの種―愚痴ってもいいよ、シンドイってつぶやいてもかまわないよそんな声がきこえてくるどこか上の方から聞こえてくる2ひとに教える立場なので弱音は吐けないって?今朝寝床から出られなかった、ご飯も残したのに―愚痴ってもいいよ、投げ出したいって泣いてもかまわないんだよおおきな手が触れてくるプライドで膨らんだ頭をなでようとしてくれる★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね愚痴ってもいいよ)
星野富弘の「大きな手」に導かれて星野富弘の詩「大きな手」に導かれた。飛びたいのに大きな手におさえられてしまうんだって誰の手だい自分の手じゃないのかい(星野富弘「星野富弘全詩集Ⅱ空に」学研)ユーチューブで星野富弘さんのご葬儀の様子を見た(ユーチューブ「前橋教会星野富弘兄葬儀式」)。大きな教会の礼拝堂、その中の大きな祭壇。多くの参列者。厳かな式に映ったが、「トミヒロさん」とのお別れの場を、わたしは勝手に、もっとちいさな教会でのご葬儀と思っていた。ほんとうに勝手な思いであるが。*大事故にあい、いのちのすれすれのところを幾度も通りながら、そして生きることに葛藤しながら、神を見上げる信仰心を研(と)ぎ澄ましていったひと。車椅子の高さで見た世界は傷つき、汚れ、うめいていたかもしれない。けれど、よく見れば、気づきさえす...祈りうた(本に導かれて星野富弘「大きな手」)
星野富弘の「ただ一つ」に導かれて星野富弘の詩「ただ一つ」に導かれた。ただ一つのものからただ一つのものがなくなった時そこに美しい言葉が残った(星野富弘「星野富弘全詩集Ⅱ空に」学研)若いときに首を損傷したため、口で筆をくわえて絵と詩をかきつづけた詩人であり画人であるひとが、先日亡くなった。―星野富弘。そのひとの絵と詩に心が洗われ、慰められ、また勇気づけられたひとは少なくないだろう。イエス・キリストと出会い、その掌のうえで生き続けた。生きつづける間に、自分の魂をたくさんの傷ついた魂と重ねた。「トミヒロさん」、そう呼んだ。詩画をカレンダーにしたものを毎年買い、親しい方々にお贈りした。みんなよろこんでくださり、年が変わっても、詩画の部分を取りためておかれた(カレンダーとは別に、詩画はがきや詩画集などがたくさんある)...祈りうた(本に導かれて星野富弘「ただ一つ」)
聖句つれづれ悩んでもいい③まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇二十四節、新改訳聖書)あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(新約聖書「マタイの福音書」六章三十四節、新改訳聖書)1ゲジゲジもハエもたぶん悩まないだろう蝉はちょっと悩むかもしれないイノチハ短イナってニンゲンって悩めるいきものなんだよねすごくない?今日の悩みを肚一杯ためこんで袋小路へ入りこんでいくんだもの2十七歳のとき聖書を初めて手にした二十五歳のとき聖書を読むようになった三十二歳のときイエス・キリストを信じたその間いつまで悩みつづけるのかと、神は一度もいわれなか...祈りうた(聖句つれづれ悩んでもいい③)
聖句つれづれ悩んでもいい②まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇二十四節、新改訳聖書)あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(新約聖書「マタイの福音書」六章三十四節、新改訳聖書)1孫の朝一番のお仕事それは今日へ向かってベッドから駆けだすことあなたの朝一番のお決まりごとそれは今日の心配へスイッチを入れること2心配の種がないと不安になるなんだか自分がじぶんでないようで首筋が寒くなるけれどいざ胸がふさがってしまうと晴れた空が恋しくなるその空からヤレヤレというあったかい声がきこえてくるような3地上に生い茂る悩みの草草―貧しさ、病気、...祈りうた(聖句つれづれ悩んでもいい②)
聖句つれづれ悩んでもいい①まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇二十四節、新改訳聖書)あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(新約聖書「マタイの福音書」六章三十四節、新改訳聖書)1くよくよしたいんだからくよくよすればいいさそのうち何でこんなことでと気づくかもしれないでもずっとグズラグズラしてるかもしれない悩むってけっこうくたびれるから風邪、ひかないでね2あれはどうなる?これはどうしよう?と黒い種をほじくり出すちょっとした言葉で傷つくちいさなことで心が縮こまるだから悩む人は始終うつむいている「考える人」みたいにねでもヒトが壁の...祈りうた(聖句つれづれ悩んでもいい①)
ノット・アローン―四か月冷たい弁当がカレーの温かい給食に変わった四か月仮設を申し込んでも全然数が足りない四か月行政が窓口を小さくし報道が他にカメラを向けだした四か月帰りたくない人は一人だっていない!―声がふり絞られる四か月★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。ロシアによるウクライナへの侵略戦争は、時折のニュースになった。イスラエルのガザ地区への攻撃は、アメリカの大学での反対運動に視点が移りつつある。台湾での大地震は、その後ほとんど報道されない。そして、北陸の震災ーNHK以外に大きく取り上げる放送局はなくなりつつある。現地を訪れたボランティアの言葉が重く響いた。「震災当時も行ったが、そのときに目撃した光景と、今もほとんど変わっていなかった」祈りうた(つぶや句ノット・アローン―四か月)
W氏の道ーきびしい裁判を戦った君へかれはその日背筋をピンとのばした顔をあげて歩きだした険しい道をかれはついに歩きとおした―独りでもいいそうつぶやきながら道はすこし平らかになった★祈り求めるものはすべて得たと信じなさい。その通りになる。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくねW氏の道)
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愛愛されないことはさみしいが苦しくはない愛せないことは苦しいし さみしい◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(愛)
命 1いつもどおり来ない朝があるきのうの夜までいつもどおりだったのに 2ずっと続きがあると思っていたが身近なひとの笑顔が一人ふたりと思い出箱に遺されていくと期限つきの命なのだとおもわれてくる◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(命)
罪1バラのとげとげを見ていると―罪という文字がこころに刺さってくるようだ2きよいものにふれるとわたしの汚れがわかるうつくしいものそれへの憧れがいたくなるほど胸にせまる◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(罪)
こころの波昨日を悔やむのは後にしようちょっとだけ明日を憂えるのは先に延ばそうちょっとだけ過去も未来も手づかみにできないこころの波がさわぐけれどじぶんを追い詰めまい◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(こころの波)
一歩いのちが病の顔をして迫ってきたとき人生はこころを深みへと導いてくれた―ほんとうに大事なことそれは一つだけだよそう言いながら大事なことそこへ一歩踏み出す勇気それをいま心は待っている◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(一歩)
親と子と⑤百日を超えた入院カーテンの中のベッドが暮らしの場―病む者と病む者を案ずる者とはちがうなまるでメールの最後にボソッと書かれた息子のいたみ◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(親と子と⑤)
痩せ我慢②瘦せ我慢って結局我を自慢すること不安にも苦しみにもほんとうは耐えられないのにゲソゲソにやせた姿をひとには見せないそしてひそかにガンバッテイル自分を我慢強いとうぬぼれている◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(痩せ我慢②)
痩せ我慢痩せ我慢と言うけれどほんとうに痩せると我慢も細るようだ歩くのもテレビを見るのも愚痴をきいたり言ったりするのもくたびれる昨日なんて食事中に眠ってしまったよ◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(痩せ我慢)
踏み出す勇気いのちが病の顔をして迫ってきたとき人生はこころを深みへと導いてくれた―ほんとうに大事なことは一つだよそう言いながら大事なことへ一歩踏み出す勇気それをいま心は待っている◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(踏み出す勇気)
言葉はしゃいで高笑いしているような言葉ひしゃげてねじくれているみたいな言葉ココロをまぜっかえす言葉ことばを平然と上書きしていく言葉必要なときなのに口から出ようとしない言葉ひとを人とおもわない言葉嘘と自覚しながら慰める言葉―みんな愛から遠い言葉◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(言葉)
信じるとき信じるときわたしの胸は空っぽになる昨日まで詰め込んでいた自分がスカンと無くなってしまうそして空っぽになった胸を神さまが満タンにしてくださる◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(信じるとき)
祈ることは願いは神の力を引き寄せようとすること祈りは神の懐(ふところ)へ身を投げ出すこと◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(祈ることは)
愛臆病者は抱きしめない◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(愛)
寄り添うって②長くは続かない幸福そんな思いがひそんでいてもいまあなたといっしょに味わうさいごは別々になるそれはわかっているでもいまあなたと一緒に祈る◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(寄り添うって②)
寄り添うって病んでいるあなたとの隙間それは埋まらないと知っているでも一緒にドキドキするつらさを乗り越えるのはあなたそう承知しているでも一緒にもがくもがきたい◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(寄り添うって)
わたしが今日いのちの最後をむかえるとしても ―誕生日にわたしが今日いのちの最後をむかえるとしてもあなたが救ってくださったあの日は幻ではないわたしが今日いのちの最後をむかえるとしてもあなたの御言葉を芯とする人生でよかったわたしが今日いのちの最後をむかえるとしても祈ることのできるこの暮らしはしあわせだわたしが明日も生きていられるならあなたがそばにおられるから心なだらかねがいちいさなわたしよちいさな仕事をひっそりとしよう―一人のちいさな心に種をまく匂いやかな種をまくそんな仕事を一生かけてひとつだけしよう◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(わたしが今日いのちの最後をむかえるとしても、ねがい)
「争」と「静」と争いのない世界それはどんなに静かでおだやかだろう!争いをしかける理由は山ほどあるだが争いをスッパリと断つ理由それをみつける勇気知恵愛それらはどこにある?あなたの国とわたしの国その争いあなたたちのグループとわたしたちのグループその争いあなたとわたしその争い争いが絶えた世界ほほえみに満ちた世界静かな祈りがくるむ世界それはそれはまだどんなに遠い世界だろう!◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(「争」と「静」と)
雨1そういえば傘をささずに歩き続けたこともあったっけ2豪雨―雨合羽のうえから撃たれるような3眺めているだけで安らぐそんな日もある◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(雨)
わたしがしたことに間違いありません―わたしがしたことに間違いありませんテロップが流れ声が語る罪を犯しました、心から反省していますそんな声がしおらしくそれにつづいて顔写真が映るいかにも悪いことをしそうだという顔―わたしがしたことに間違いありませんそんな言い方しそうもない顔詐欺師ひき逃げ犯泥棒殺人者みんな同じ言い方をするのかしら正座して、背筋を伸ばしてていねいに―わたしがしたことに間違いありません◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(わたしがしたことに間違いありません)
誰でもよかった誰でもよかったと犯人がいう自分のうっ憤を晴らせるなら自分の欲望が満たせるなら自分が刑務所に入れるなら自分が死刑にされるなら―誰でもよかったきみの命も大事なんだがひとの命も大事なんだとそんなことも分からぬ者が―ダレデモヨカッタなにを傲然(ごうぜん)と言い放っているんだ!◆言葉に愛を宿したい。◆いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた・いのちうた(誰でもよかった)
悩んでもいいんだまことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇)あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(新約聖書「マタイの福音書」六章)1あれはどうなる?これはどうなる?と黒い種をほじくり出す失敗したらどうしよう!と始める前から血を荒らすだから悩む人あなたは始終うつむいている見ることを許された世界は下だけだと思っているかのように2孫の朝一番のお仕事それは今日へ向かってベッドから駆けだすことあなたの朝一番のお決まり事それは今日の心配へスイッチ・オンすること鶏のコケコッコーみたいに3寝床に不安のもやがかかる今日こそ爽やかに始めさせて!心...祈りうた(聖句つれづれ悩んでもいいんだ)
わるくち②私は言った。私は自分の道に気をつけよう。私が舌で罪を犯さないために。私の口に口輪をはめておこう。(旧約聖書「詩篇」三九篇)1憎まれ口も減らず口も陽のあたるところで開く口ときに大声で悪口と陰口はじめついたところで開く口きまってひそひそと2批判とわるくちはどうちがう?建て上げるより壊したい欲が潜んでいるかもしれぬウラミや妬みの苦い汁が溶け込んでいるかもしれぬちがいの見分け方は言葉に愛が宿っているか、かな3―あのひとがわるくちを言うのを聞いたことがありません特に親しかったわけでもない人の言葉親しくないから聞いたことがなかったのかもしれないでも彼はその人に清々しい印象を残して旅立ったのだ●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(聖句つれづれわるくち②)
わるくち私は言った。私は自分の道に気をつけよう。私が舌で罪を犯さないために。私の口に口輪をはめておこう。(旧約聖書「詩篇」三九篇)1わるくちって気持ちがいいいつでもどこでも大きな口を開けたがっているきょうもなんどもあけてしまったなわるくちという口2犬も猫もわるくちを言わないにくしみ、さげすみ―そのシミをもつニンゲンだけくやしさ一杯だからいやらしさに気づけないわるくちが自分らしさなんて!3わるくちには重さがない空中にフッと飛ばされるだが心に沈むと澄んだ湖を泥沼に変えてしまう言った口にも聞いた耳にもくろずんだ藻がからみつく4ひとを悪く言うとき蛇のような眼をしている―妻からそういわれた自分だってたくさん失敗しているのに赦(ゆる)せないのね―妻からそう言われた5ひと言のわるくちの前に千のわるい思いがあるくやしさ、...祈りうた(聖句つれづれわるくち)
跡1へやの白い壁にムシの跡がのこっている黒っぽい跡、赤黒い跡わたしが襲う前のイノチの印広島の原爆資料館で見た灰黒色の跡石段に残った跡原爆が襲う前のニンゲンのイノチの証2エノラ・ゲイ広島に原爆を落とした爆撃機の名前機長の母親の名前爆撃機が帰還したとき機長は母親に知らせたか―ママ、あなたの名前で街を跡形もなく破壊してきました祈りうた(つぶや句跡)
出直せばいい自分より高いところに手を伸ばしたので届かなかった自信をなくしちゃったとつぶやいた背伸びはできなくてもかがむことならできるでしょうそこからまた出直せば―とだれかが背中をさすってくれた●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(つぶや句出直せばいい)
良い加減②1おせっかい「相手に良かれ」と思いこむ―これがクセモノ「オレだったらこうする、ワタシならこうしてほしい」が口癖目先のことに入れ込む、全体は見えないというより見ないうまく行かないとなぜか勝手に腹をたてる2善魔「思いやりは必ず通じる」と信じている―これがクセモノいつのまにか押しつけになっているのに気づかないいや、気づけない自分のペースで進めたがり迷惑がられてションボリ善人ってけっこう手に負えませぬ祈りうた(信仰くねくね良い加減②)
良い加減1重箱の隅ひとさまの重箱は隅に目が行きがちなのでついついつつきたくなってしまうでもいい加減は良い加減―そうおっしゃるひとたちが多そうで2思いやり思いやりもときどき重い槍になって大事なひと傷つけてしまうそんなことがあるんだなあ●いつも、ご訪問ありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね良い加減)
うわべ1女性の校長障がいのある生徒に差別的発言をしたそれは女性の校長である!とんでもない差別と指弾したいニュースだが―それは校長とは言わなかった2誰が言うかだよ入社したての頃―要するに何を言うかではなく誰が言うか、だよ上司からそう言って提案書を突き返された数年後あゝ、同じセリフを後輩に吐いてしまった!3星の王子さま立派な服に着替えたら学説が認められた―という『星の王子さま』のお話ジャンパーで入室したら塾生に嗤われた過去と重なるうわべだけで測るのはニンゲンだけだなあ●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(信仰くねくねうわべ)
ちいさな幸不幸1靴下を履く片足立ちで靴下を履く昨日はよろけた―ガックリ今日はよろけなかった―ヤッタネ爺さんのちいさなしあわせ2切れ切れの夢夜中のトイレの回数が減ったら夢がもっと長く見られるのに!起きるたんびに切れ切れの夢になるので朝毛布がぐちゃぐちゃになっている●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこちいさな幸不幸)
まだまだ九十歳1九十歳は十九歳テレビで出会ったおばあちゃん―九十を早口でくり返すと十九になるのよ!おお、生きてることを満喫しているひと次の世界へのパスポート写真はきっと笑顔だ2九十二歳の新聞記者いのちの続くかぎり地域へ入り良いところを見つけてこの地域新聞で伝えたい人の悪口は書かない人をけっして傷つけないわたしは筆が鈍ったらインタイする!●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこまだまだ九十歳)
良くなりたいかその後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。この回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。 さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。(新約聖書「ヨハネの...祈りうた(聖句つれづれ良くなりたいか)
「抗」と「杭」と詩人・峠三吉の詩集「原爆詩集」に「序」という作品がある。広島市の平和公園に小さな石碑があり、そこにも刻まれている。序峠三吉ちちをかえせははをかえせとしよりをかえせこどもをかえせわたしをかえせわたしにつながるにんげんをかえせにんげんのにんげんのよのあるかぎりくずれぬへいわをへいわをかえせ「抗」と「杭」と崩されてしまうかもしれないいま杭(くい)をうたないと奪われてしまうかもしれないいま流れに抗(あらが)わないとあの時代のようにあの国のようにあの民族のようにあのひとたちのように―なにが?赤ちゃんが大声で泣ける自由が病気のひとが安心して養生できる平和が孤独な老人や障がいのあるひとが語り合える愛が若者たちが笑いあいながらうたえる希望が●ご訪問ありがとうございます。祈りうた(本に導かれて峠三吉「原爆詩集」)
介護の悔悟1母介護の悔悟―もうくたびれた、限界だ病室の外でうずくまった中では母が苦しみでうめいていた告知されてあれあれという間に手術となって転院先でもあれあれという間に悪化して待ったなしの子育て遠い職場もっと遠い病院―妻もわたしも倒れそうそんな弱気におそわれて2妻介護の悔悟―怖い病気だったらどうしよう妻が弱音を吐くだいじょうぶ、かならず良い結果が出るから私は声を強く出す内心ビクビクのわたしのくせに病気の知識はそれほどなくていいという妻医師に質問できるくらいは知りたいというわたしストレスのキャッチボールは球がそれてばかり神はみんなご存知―そんな安心の雲にのりたい★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね介護の悔悟)
悩んでもいいんだまことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇二十四節、新改訳聖書)あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(新約聖書「マタイの福音書」六章三十四節、新改訳聖書)1くよくよしたいんだからくよくよすればいいさそのうち何でこんなことで?と自分に呆れるかもしれないでもずっとグズラグズラしてるかもしれない悩むってけっこうくたびれるから風邪、ひかないでね2あれはどうなる?これはどうしよう?と黒い種をほじくり出すちょっとした言葉で傷つくちいさなしくじりで委縮するだから悩む人は始終うつむいている、「考える人」みたいにだがヒトが壁の如...祈りうた(聖書つれづれ悩んでもいいんだ)
包丁1やめてくださいと包丁が懇願する鉄砲や刀と同じにしないでくださいわたしをわたしらしく使ってくださいわたしは決してヒトゴロシの道具などではありません2包丁は命じる―玉ねぎやにんじんを切りなさい包丁は命じる―鶏肉やマグロを切りなさい包丁は命じる―りんごの皮をむきなさいヒトを刺しなさい―そんなこと包丁は命じない●ご訪問ありがとうございます。包丁を用いた殺傷事件が続いています。胸がいたみます。祈りうた(信仰くねくね包丁)
いじめのミのむし21腹に巣くったムシが君の口からでて噛みつきたがっているヨワムシがもっと弱い虫をねらっているのだおっきく強い虫に歯向かうそんなキバはもってないので2捨て身になれたら自由になれるかもしれないニクシミもサゲスミもサカウラミも脱皮できるかもしれない―そんなノゾミをいだけないかなミノムシカミのでっかい手のひらにのってさ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくねいじめのミのむし2)
誕生日1六歳になるんだよ!あと一週間なんだよ!―孫娘が電話口ではずんでいるそうか、誕生日ってゴムまりみたいにはずむんだ!2ぼくのはじめての記憶は五歳の夜チチとハハの別れ話を寝床できいた夜その後、誕生日は何度もきたけれど弾んだ記憶はないみたい3息子の誕生日におよめさんがいった―夫のお父さんになった日おめでとうございます!誕生日が二度きたようで胸がちょっとふくらんだ4大地震のその日に亡くなったひとがいる大地震のその日に生まれたひともいるどちらも愛(いと)おしいどちらもかみさまの手のひらにくるまれた命誕生日はよろこびで満たしたい日だにっぽんが激しく揺れた日に生まれたひとよきみはうつむかないで胸張って生きるだろう一杯愛され、いっぱい愛し命に感謝して生きていくだろう明日へ5ずっと前のこと近くに住んでいるぼくを母が訪...祈りうた(信仰くねくね誕生日)
微笑み2しあわせはマスクからこぼれる微笑みだからあなたの笑顔の呼び鈴をぼくは押そうわたしたちのまだ縮こまった胸それを明日への希望でふくらませないかせかいは明けていないからこそ灯がほしいわたしたちの微笑みの灯りが祈りうた(しあわせの歌微笑み2)
生産者さん、ありがとう!お客さんはシェフの私をほめてくれるが私の仕事は農作物や肉や魚があってこそのもの―私は生産者さんをほめます彼らのおかげで私は料理が作れるのですありがとう!祈りうた(信仰くねくね生産者さん、ありがとう!)
微笑みしあわせはあなたが微笑むときから始まるのかもしれぬあなたがあなた自身に微笑むそう、そこからわるいことも悪いひとも絶えないだろうけれどせなかにそっとあててくれる手のひらの温もりを持ってる人はきっといる★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(しあわせの歌微笑み)