少し変わった経歴の料理人兄弟がたべものの知られざる世界をちょっと変わった視点から学んでいく食のエンタメラジオ番組(ポッドキャスト)のスピンオフエッセイ。
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最近、音楽を楽しむ時間がずいぶんと少なくなった。以前なら、車や電車の移動中には好きな音楽を流していたし、時々CDを買ったりダウンロードしたりもしていたものだ。 電車に乗ることはほとんどないし、あったとしても読書か書き物をしている。調理場にい
少し前のことだけれど、ボーっとSNSを眺めて時間を浪費していたところ、格言めいた投稿を見かけた。よくわからないけれど、時々格言っぽい投稿を見かける。これって、なにかの流行なのかしら。あんまり発信をしないし、たまに覗く程度の弱者にはよくわから
当店では電話でご予約を承ることが多い。メールでも構わないのだけれど、相互の情報を埋めながらやり取りをするには、電話のほうが短時間で済む。平たく言えば、互いに聞いておきたい情報を確認するなら、電話のほうが早いよねっていう話。 「予約したいです
世間は春休み。あちこちで子供連れの家族を見かける季節だ。ショッピングモールも、近所のスーパーマーケットも、アミューズメント施設も、いたるところで子供の声がする。長期休みでなくても土日ならば代わり映えのない光景なのかもしれないけれど、平日休み
接待というと、あまり良いイメージを持たない人が多いのかもしれない。談合や官官接待などという言葉がメディアを賑わせていた時代があって、接待イコール賄賂というイメージが付いてしまったのだろうか。それとも、とにかく面倒なことで、仕事の話は昼間の間
常々思っているのだけれど、日本料理の特徴のひとつに、なんでも自己流で再解釈してしまうというのがある。自然信仰があって、自然を尊び調和を目指すという世界観が根付いているから、他の世界観を持った地域からもたらされた知見も食材も食材も料理も、みん
勇者が冒険に出るとき、はじめは1人だけどたいてい仲間ができる。旅に出る前に仲間を募ることもあるし、旅の途中で仲間が増えていくこともある。なんとなく、同じ目的を持っているからとか、楽しそうだから、気に入ったからなどといった理由で一緒にいるよう
地球環境と表現すると、いささかスケールが大きすぎて物怖じしてしまいそうだけれど、人類と食との関係を勉強していると、環境の変化に目を向けざるを得ない。氷河期が終わって暖かくなったとか、太陽活動が弱まったとか、どこかで大噴火がおきたとか。その他
たべものラジオのオフ会兼フグ食べ比べ会から、ふじのくに地球環境史ミュージアム企画展ツアー。2日間に渡るイベントも盛況のうちに幕を閉じた。主催では有るものの、ぼくらが頑張ったと言うより、参加者の皆さんの盛り上がりに助けられた感がある。久しぶり
「ええ、売名行為ですよ。みなさんもおやりになったら良い」 杉良太郎さんのセリフなのだけれど、これはしびれるなぁ。ぼくは知らなかったのだけれど、杉良太郎さんはずっとボランティア活動をし続けてきたらしい。もうずっと。だから、世間一般のイメージす
仕事帰りに居酒屋で一杯。差し出されたおしぼりで顔を拭いたら気持ちいいだろうな。ということは、たぶんみんな知っている。けれども、そんなことは出来ない。マナー違反だと知られているからなのか、それとも周囲の女性に冷ややかな視線を送られるのに耐えら
相手の立場に立って考えよう。こんなセリフを、初めて聞いたのはいつ頃だっただろうか。もう遠い記憶の中で、小学校の先生に言われたことがあるような気がするのだけれど、それも現実だったのかわからないほどぼんやりしている。 飲食店もそうだし、いろんな
既存の組織に合流するとき、ざっくり2つのパターンが現れる。それまでの組織文化に染まるパターン。もうひとつは、新たな文化が生まれるパターンだ。 企業も家庭も地域団体も、多少なりとも組織ならではの文化を持っている。その文化の中には、一般社会とは
食料の獲得は、人類の永遠の課題だ。人間に限らず動物全般にとって重要なことだろう。ぼくらが遺伝子の乗り物だとしても、自我を持った主体だろうと、食料がなければ生命を維持することも出来ないし、子孫へつなぐことも出来ない。 食料は、どうにかして獲得
適材適所。なんだか素敵な響きだ。人間誰しも得意なこともあれば苦手なこともある。だから、お互いに得意なことを活かしてチームを作れば良いという考え方は、けっこう好きだ。 以前、イベントを企画したときには、友人が企画書やテキストの作成を色々とやっ
菩提寺からの「お知らせ」で、徒弟(息子)が修行から戻ってきたと記されていた。うちは曹洞宗なので、僧侶の修行寺といえば総持寺か永平寺。3年半の永平寺での修行だったそうだ。 この3年半が長いのか短いのか、さっぱりわからない。という話になった。門
食のパーソナライゼーション。何度かこのエッセイでも取り上げたのだけれど、そう言えばなぜこれが注目されるようになったのだろう。この点についてはあまり考えたことがなかった。 元々、個人にあわせたカスタマイズだとか、体に合わせた医療や食というのは
弘法は筆を選ばず。というが、そうとばかりも言えないんじゃないかと思っていた。確かに、達人ならばどんな道具でも人並み以上に扱える。随分と前のことだけれど、超有名ドラマーが友人のライブに飛び入り参加したことがあった。太鼓の位置や椅子の高さなどを
バレンタインデーが静かに通り過ぎていった。妻や娘から手作りのチョコレートをもらって、それが世の中の一大イベントの一貫であるということを忘れいていた。うまく表現ができないのだけれど、それは家族のイベントで、家族がほっこりと喜びあえるものだとい
なんとなく今日は空が暗いなあ。職場と自宅の距離はほんとうに僅かなのだけれど、消灯した夜の屋外の暗さに気がつくことが有る。天気が悪いときは、案外明るく感じる。街の灯りが反射しているからだろう。田舎とは言え、少しくらいは街に明かりがあるのだ。都