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たべものラジオのエッセイ https://tabemonoradio.com/category/essei-taro/

少し変わった経歴の料理人兄弟がたべものの知られざる世界をちょっと変わった視点から学んでいく食のエンタメラジオ番組(ポッドキャスト)のスピンオフエッセイ。

たべものラジオ
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2023/06/08

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  • 時間の長さと持続可能性。 2024年2月28日

    地球環境と表現すると、いささかスケールが大きすぎて物怖じしてしまいそうだけれど、人類と食との関係を勉強していると、環境の変化に目を向けざるを得ない。氷河期が終わって暖かくなったとか、太陽活動が弱まったとか、どこかで大噴火がおきたとか。その他

  • エンタメと食とオフ会。 2024年2月27日

    たべものラジオのオフ会兼フグ食べ比べ会から、ふじのくに地球環境史ミュージアム企画展ツアー。2日間に渡るイベントも盛況のうちに幕を閉じた。主催では有るものの、ぼくらが頑張ったと言うより、参加者の皆さんの盛り上がりに助けられた感がある。久しぶり

  • 「知ってる・出来る・やる・続ける」の格差。 2024年2月25日

    「ええ、売名行為ですよ。みなさんもおやりになったら良い」 杉良太郎さんのセリフなのだけれど、これはしびれるなぁ。ぼくは知らなかったのだけれど、杉良太郎さんはずっとボランティア活動をし続けてきたらしい。もうずっと。だから、世間一般のイメージす

  • 「おしぼり」が日本独自である、そのわけ。 2024年2月24日

    仕事帰りに居酒屋で一杯。差し出されたおしぼりで顔を拭いたら気持ちいいだろうな。ということは、たぶんみんな知っている。けれども、そんなことは出来ない。マナー違反だと知られているからなのか、それとも周囲の女性に冷ややかな視線を送られるのに耐えら

  • 「相手の立場に立って考える」を読み解く。 2024年2月23日

    相手の立場に立って考えよう。こんなセリフを、初めて聞いたのはいつ頃だっただろうか。もう遠い記憶の中で、小学校の先生に言われたことがあるような気がするのだけれど、それも現実だったのかわからないほどぼんやりしている。 飲食店もそうだし、いろんな

  • 新規加入で起きるはずの文化融合。 2024年2月22日

    既存の組織に合流するとき、ざっくり2つのパターンが現れる。それまでの組織文化に染まるパターン。もうひとつは、新たな文化が生まれるパターンだ。 企業も家庭も地域団体も、多少なりとも組織ならではの文化を持っている。その文化の中には、一般社会とは

  • 食料獲得にかかる労働時間の短縮化現象。 2024年2月21日

    食料の獲得は、人類の永遠の課題だ。人間に限らず動物全般にとって重要なことだろう。ぼくらが遺伝子の乗り物だとしても、自我を持った主体だろうと、食料がなければ生命を維持することも出来ないし、子孫へつなぐことも出来ない。 食料は、どうにかして獲得

  • 適材適所の功罪。 2024年2月20日

    適材適所。なんだか素敵な響きだ。人間誰しも得意なこともあれば苦手なこともある。だから、お互いに得意なことを活かしてチームを作れば良いという考え方は、けっこう好きだ。 以前、イベントを企画したときには、友人が企画書やテキストの作成を色々とやっ

  • それって長いの?短いの? 2024年2月19日

    菩提寺からの「お知らせ」で、徒弟(息子)が修行から戻ってきたと記されていた。うちは曹洞宗なので、僧侶の修行寺といえば総持寺か永平寺。3年半の永平寺での修行だったそうだ。 この3年半が長いのか短いのか、さっぱりわからない。という話になった。門

  • 食のパーソナライゼーションの源流 2024年2月18日

    食のパーソナライゼーション。何度かこのエッセイでも取り上げたのだけれど、そう言えばなぜこれが注目されるようになったのだろう。この点についてはあまり考えたことがなかった。 元々、個人にあわせたカスタマイズだとか、体に合わせた医療や食というのは

  • 「弘法筆を選ばず」が生み出すイノベーション 2024年2月17日

    弘法は筆を選ばず。というが、そうとばかりも言えないんじゃないかと思っていた。確かに、達人ならばどんな道具でも人並み以上に扱える。随分と前のことだけれど、超有名ドラマーが友人のライブに飛び入り参加したことがあった。太鼓の位置や椅子の高さなどを

  • 今更だけど、バレンタインデーとチョコレートの話。 2024年2月16日

    バレンタインデーが静かに通り過ぎていった。妻や娘から手作りのチョコレートをもらって、それが世の中の一大イベントの一貫であるということを忘れいていた。うまく表現ができないのだけれど、それは家族のイベントで、家族がほっこりと喜びあえるものだとい

  • 田舎の星空と暮らしの豊かさ。 2024年2月15日

    なんとなく今日は空が暗いなあ。職場と自宅の距離はほんとうに僅かなのだけれど、消灯した夜の屋外の暗さに気がつくことが有る。天気が悪いときは、案外明るく感じる。街の灯りが反射しているからだろう。田舎とは言え、少しくらいは街に明かりがあるのだ。都

  • 科博 和食展 未公開音源

    2023年11月19日(日)和食展のツアー?とたべ農ざくオフ会を行った当日の音源です。 編集等しておりません。ご注意ください。 ※ 会話が多数含まれるため、聴きやすくする為に、右耳にマイク1、左耳にマイク2が割り振られています。 第0部 和

  • 科博 和食展 未公開音源

    2023年11月19日(日)和食展のツアー?とたべ農ざくオフ会を行った当日の音源です。 編集等しておりません。ご注意ください。 ※ 会話が多数含まれるため、聴きやすくする為に、右耳にマイク1、左耳にマイク2が割り振られています。 第0部 和

  • 「正しさ」という呪縛とクリエーション。 2024年2月12日

    「利休好み」という言葉がある。茶事に関する所作や、茶器、花に料理。実際に千利休が好んだとされる趣向だったり、いかにも利休が好みそうな風情というものだったりする。なんだか、とても興味深い。 ともすると、利休好みこそが正解のように思えてしまうか

  • 個人的な食の原点。味噌汁愛を語る。 2024年2月8日

    たべものラジオの最初のシリーズは味噌汁だった。味噌ではなくて味噌汁。ある意味トリッキーなスタート。順当に進めるならば、味噌や出汁についての話が先に来る方がわかりやすいかもしれない。にも関わらず、味噌汁が最初だったのには理由がある。理由という

  • 生活文化や技術は、その地の気候や地形が作り出した。 2024年2月5日

    地球上の多くの人が気にかけているだろう、地球温暖化。数字で見なくたって、個人的な記憶の中でもはっきりわかる。小学生の頃の記憶や、20代の頃の記憶を思い返してみると、やっぱり今の方が暖かい気がするのだ。夏はより暑く、寒い日はもっと寒く。という

  • 音声メディアだから見える景色。 2024年2月4日

    この頃、音声メディアって良いものだなぁって、改めて感じている。 中学生の頃には、自室で宿題をしたり受験勉強をするときにはローカルラジオ局を聞いていた。お気に入りの深夜番組を聞きたいのに起きていられないようなときには、カセットテープをデッキに

  • 民「俗」自決。「良いね」の共有が集団を作る。 2024年2月3日

    継承と変遷。というのが歴史的に見た文化風習の捉え方なのだそうだ。たしか民俗学の本でそのようなことを読んだ気がする。文化や風習の中には、少しずつ変わっていくものがあるのは、食べ物の来歴を見ても分かる通り。時々、社会や環境が変化したことによって

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